4月7日東京・後楽園ホール大会で行われるDDT EXTREME選手権試合~開運!!痛みを呼ぶサバイバル凶器(おみ)くじ大決戦、<王者>勝俣瞬馬vsHi69<挑戦者>の一戦。そこで王者と挑戦者の両者と深い繋がりのある大石真翔に緊急インタビューを実施。この一戦を占ってもらった。
――DDTファンの方の中にはHi69選手に馴染みが薄い方や大石選手との関係性を知らない方も多いと思います。まず大石選手とHi69選手の関係性を教えてください。
大石 KAIENTAI DOJO(以下K-DOJO)の一期生がHi69さんで、二期生が私。僕がプエルトリコに渡る4~5カ月くらい前にプエルトリコに渡ったのがHi69さんやヤス・ウラノなどの一期生の皆さん。僕がプエルトリコに行った時にはもう2人は現地でデビューしてたんで、キャリア的には1年ちょいくらいは先輩になりますね。
――Hi69選手はK-DOJO一期生のエースだったわけですか?
大石 そうですね、一番最初にK-DOJOのエースとして目されていた選手です。K-DOJOの旗揚げ戦(2002年4月20日、東京・ディファ有明)で当時は珍しかった入場で踊る、というのをやっていた男です。
――K-DOJO時代、リング上での接点はあったんですか?
大石 ほぼ無いですね。Hi69はエース、僕はまだデビューしたてのペーペー。全然雲の上というか、今のDDTでいう須見と上野みたいな(笑)
――リング外での交流などはあったんですか?
大石 十数人が住める一軒家みたいな寮があったので、部屋は違いますけど一緒に住んでました。背格好が似てたので、比べられたりはしてたような気がしますね。TAKAさん(TAKAみちのく)からは「お前もHi69みたいに」と言われたりしてました。よく練習をサボるいい先輩でした(笑)
――Hi69選手の試合スタイルというのは今と昔を比べてもあまり変わってないですか?
大石 昔ほど飛ばなくなったけど、変わってないですね。昔はもっと飛んでたっていう感じ。この前イルシオンにHi69さんの攻略法を聞かれたんですけど、特にないんですよね。変わった技をやるわけでもなく。見た目とは裏腹にスタンダードなプロレスをするんですけど、人とちょっと変わってるんですよ。エルボーの打ち方とか、ボディスラムの投げ方とか、フォールの乗り方とか、ロープの振り方とか。人よりちょっと違うことをやってるんで、(対戦相手は)それでリズムが狂ったりするんじゃないかなと見ていて思いました。
――Hi69選手はK-DOJOを退団後様々な団体で活躍し、今はプロレスリング・ノアで闘っているわけですが、そういった活躍は気になったりしていましたか?
大石 ずっと見てましたね。歳は下ですけど、一番気になるK-DOJOのお兄ちゃん。いつも何やってるんだろ、どんなことしてるんだろ、って一番気になるお兄ちゃんではありましたね。
――となると今回EXTREME王座への挑戦表明というのはかなり驚きがあったんじゃないですか?
大石 驚きだし、嬉しいし。Hi69さんに会えるだけでニヤニヤしちゃうんですよ、嬉しくなっちゃって(笑)
――Hi69選手はもちろん、かつてNωAで一緒だった勝俣選手のことも大石選手はよく知っていると思うのですが、その2人が対戦するとなるとどちらに分があると考えますか?
大石 そりゃ普通にやったらHi69がバッチシ勝つんでしょうね。でも、勝俣が考えたルール、勝俣の土俵、DDTというホームで勝俣がどう対処するか、ですかね。さっきも言ったように(Hi69は)スタンダードなんですけど、クセ者なんで。勝俣のクセ者度が上回れるかどうか。多分系統でいったら(勝俣とHi69は)同じなんですよ。僕はHi69さんのことを散々真似してたんで。僕とHi69さんが似ていて同じ系統とするならば、僕と勝俣も同じ系統、となると同じ系統ということになってくると思うんですよね。遠い親戚みたいな。多分嚙み合うは嚙み合うんじゃないですかね。噛みあった末にどっちに転ぶか、7:3でHi69さんだと思ってますけど。
――3月30日横浜ラジアントホール大会で行われた調印式では「紳士な大人のプロレスを見せる」と言い、試合後には「最強におてんばなプロレスをしてベルトを獲る」ということを言っていました。
大石 いや~、たまにHi69さんはこういうのがあるんですよ。キャッチ―な言葉や仕草やムーブだったり。昨今の膝(蹴り)ブームの一番最初はHi69さんのトランスレイブじゃないかと僕は思っていて。そういう(ブームを生み出す)のがたまにあるんですよ。「おてんばプロレス」も今年来るんじゃないかと思ってるんです。言葉で表現すると物事に昇華されやすくなると思うんですよ。なのでHi69さんが自分のプロレスを「おてんばプロレス」って活字化することによって、新しいものが生まれちゃうんじゃないかっていうのはありますね。Hi69さんの「おてんばプロレス」に期待はしてます。
――横浜大会の前哨戦を見る限り、現状はHi69選手の手のひらの上なのではという印象になりました。
大石 そうですね。あの時には隣にヤス・ウラノがいた、っていうのは大きいと思うんですけど。後楽園でHi69さんと勝俣が並んで立ってるのは感慨深いものがありますよね(しみじみ)。
――「開運!!痛みを呼ぶサバイバル凶器(おみ)くじ大決戦」という形式で試合は行われます。いわゆるハードコアマッチとなるわけですが、Hi69選手はハードコアマッチも数多く経験されているわけですよね?
大石 めちゃくちゃやってるんじゃないですか? 後楽園でバルコニーダイブをやったりもしてますからね。単純なハードコアだったらHi69さんの方に分はあると思いますよ。でも勝俣が考えるハードコアがどんなものなのか、というところですね。
――もしHi69選手がEXTREME王者になった場合、大石選手が挑戦、というのもありえますか?
大石 え~、いいんですか?(笑)挑戦したいですね。真っ向プロレスで。Hi69さんとシングルなんて多分昔、21年前とかにあるかないかですからね。どこかのアンダーカードで組まれたことがあるかないか。今やりたいです、お願いします!
――となると大石さんとしては、勝敗予想はHi69選手で、応援するのも……
大石 Hi69さんですね! ベルト持ったらDDTに上がらないとおかしいですから。対戦したり組んだりする可能性もあるかもしれない。いや~、これはHi69さん一択ですね! 瞬馬は瞬馬で頑張ってくれると思うんで(アッサリ)。僕の希望というか願望を込めてHi69さんを応援したいと思います(笑)



