11月12日東京・両国国技館大会でのKO-D無差別級王座に挑戦する上野勇希にインタビューを実施。歌舞伎町をテーマにした撮り下ろしフォトとともにお届けします。
ーー9月24日後楽園でKO-D無差別級王座挑戦を表明しました。クリス選手だったからこそ挑戦表明でしたか?
上野 クリスが7月の両国でチャンピオンになって、クリスがDDTでやりたいことと、自分ならやれると思っていること、きっと誰よりも僕はそれを知ってたから、クリスがチャンピオンになって嬉しかった。でもあの日の僕はTAKESHITAに負けて、クリスがチャンピオンになっても、自分には権利がないなんて勝手に思って挑戦者に名乗り出ることも出来ずに。入江さんというDDTを出て世界に自分の力をで突き進んでいるすごい選手が一番最初の挑戦者に出たっていうのは、それだけクリスというチャンピオンが魅力的だということだと思う。KO-D無差別というのは、DDTの歴史が一番詰まっていて、俺がDDTで一番なんだって思っている人間が狙うべきなのに、勝手に逃げ道自分で作って、それが僕は両国の時点で申し訳なくて名乗り出られなかった。DDTを背負いたいという気持ちと、クリス・ブルックスっていうチャンピオンに勝ちたいっていう気持ちが出た結果、後楽園で挑戦させてくれって言いに行ったし、クリスが『Ultimate Partyでお前と試合がしたい』って言ってくれたのは凄く報われた気持ち。ここでぶっ倒さきゃアカンな、って思いました。
ーークリス選手からの『一番やりたかったのは上野勇希なんだよ』という言葉はどう感じましたか?
上野 そう思ってくれてたんだっていう嬉しさもあるけどクリスがどう思っていようが僕は決めてました。僕の中にある、クリスの中にある”KING OF DDT無差別”というところで、お互いがやっとぶつけ合える。クリスの気持ちを僕は全部ぶつけてもらえると思うし、僕もクリスになら自分の気持ちを全部ぶつけられると思います。
ーー11月12日両国国技館大会の中でご自身以外のカードで気になるカードはありますか?
上野 気になる試合はないです。それは他の試合が盛り上がったらどうとかそんなのじゃなくて、むしろ他の対戦カードがDDTの人間対DDTの人間ていう純粋なカードっていうのは少ない大会。だからこそ、僕たちがメインイベントでそれをぶつけ合うっていうことが大事で。僕たちの試合でこれからDDTがどうなるか見せようっていうのが伝わればいいと思っていて。だから僕はクリス以外にはもう興味ないですね。
ーー従来通りであればクリス選手とのKO-D無差別級戦がメインになる見込みですが、TAKESHITA選手は『ジェリコ対TAKESHITA戦の後にやるのがプレッシャーに感じるのであれば、当日でも試合順は変えてもいい』言っていました。
上野 (プレッシャーに)思うわけないですよね。だって、僕たちはKO-D無差別のベルトを争うわけで。それ以外の試合の後にやるのがプレッシャーだと思うわけないじゃないですか。僕たちは凄い試合をするとか、ヤバいことをするとかっていうんじゃなくて、僕たちの思っている僕たちの全てをぶつけ合うということが大事なので。他の試合の後だからとか、他のことがどうなんてことは何も気にならないです。タケ自身がそう思うことがあったというだけで、僕とは試合に対する向き合い方が単純に違う。僕は他の試合と比べて良い試合がしたいんじゃなくて、自分たちの全てをぶつけ合うっていう、ということをしたい。
ーー最近クリス選手はサウナではなく銭湯にハマってるらしいですね。
上野 いやいや(笑)銭湯にハマってるとしても、サウナにも入ってる可能性ありますからね。だから大石・クリスは銭湯カミーナですよ。クリスが日本に来て銭湯に入って幸せを感じているんですよ、凄くないですか? お風呂に入って水風呂に入って温冷交代浴の良さも知って、露天風呂に浸かって空を見て星を見ている時に、日本の銭湯で『今俺はこんな綺麗な星空を見ている。なんて幸せなんだ』って思うんですって。めっちゃ素敵すぎないですか? やっぱアイツすごいカッコいいんですよ(笑)



