週刊プロレスのDDT番、奈良知之記者に11月18日後楽園大会で行われる「D王 GRAND PRIX 2022」最終公式戦の各試合の見どころを徹底解説してもらった。
②Aブロック公式リーグ戦
ジョーイ・ジャネラ vs RSP
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デリケートな心理も絡む新規外国人決戦
D王GPに参戦した外国人選手同士の一騎打ちが実現。ジョーイ・ジャネラはDDTとGCW、日米のEXTREME王者として出陣しており、とくに11・12大阪における“カリスマ”佐々木大輔との闘いはレフェリーのブラインドを突きまくりイス乱舞、反則三昧といった本領発揮の大荒れマッチとなった。一方、デスマッチを闘わないRSP(リッキー・シェイン・ペイジ)は日本のファンには未知数だったろうが、いずれの公式戦もハイクオリティー。巨体からは想像できぬスワントーンボムで度肝を抜き、佐々木戦ではフロッグスプラッシュで圧殺。遠藤哲哉との闘いも敗れたとはいえ、好勝負となった。
大阪の試合後、RSPは最終公式戦で当たるジャネラに「俺たちはけっこう歴史がある。オマエはまだ早いぞ、ジョーイ」との言葉を残した。たしかに、両者は昨年の3月6日(現地時間)、GCWでも一騎打ちを闘っている。RSPが保持していたGCW世界王座を懸けての一戦となったが、その時はRSPが勝利。キャリアも約1年、RSPのほうが“先輩”となるものの、クレイジーを武器にここ最近のジャネラは結果も伴い、めざましい飛躍を遂げている。DDTでの実績はジャネラが上となるが、そうした両者の複雑な心理もどう闘いに絡んでくるかが見もの。
双方、優勝決定戦に進むためには勝利が絶対条件。なおかつ、吉村直巳が遠藤に勝ち、佐々木と上野勇希の試合がドローになることで、勝者はカリスマと6点で並び、初めて進出の可能性が生まれる。条件的には厳しいが、ここはひとつ、星取りとはまた別のインパクトも期待したい。“これぞアメリカン・インディー”という破天荒な闘いが見られるだろう。



