6日、都内某所にて、3・21後楽園ホール大会に向けた記者会見がおこなわれた。会見冒頭、今林久弥APの紹介で登場したのは振付師のラッキィ池田さん扮する振付仮面。本人は「ラッキィ池田の友だち」を自称する振付仮面は、後楽園のリングで「プロレス体操」を披露するという。
「愛と勇気を踊りにかえて、君を救いにやってきた! 振付仮面、見参!」と派手に登場した振付仮面は、プロレス体操について説明。「みなさんはプロレスと他の格闘技の違いをご存知でしょうか。そう、プロレスには場外乱闘がある! 場外乱闘ではお客さんにいきなり危害が加わる、これは危険です。振付仮面が考案したプロレス体操で、体を充分にほぐしてからの観戦を望みます。それが振付仮面の使命です! ほぐさないと危険ですよ!」。ということで、その場でプロレス体操を披露。今林APも一緒に「相手の手を取って力くらべ!」、「ヘッドバンギングからの…頭突き攻撃!」とプロレスの動きを取り入れた体操を見せていく。
が、そこに登場したのが平田一喜。「おい不審者! 誰の許可とってプロレスのリングで踊ろうとしてんだこの野郎!」と食ってかかる平田に、振付仮面は「平田じゃないか! DDTでダンスといえば平田! 記者会見を邪魔しに来たのならお門違いだ。平田、お前は踊った後に負けるじゃないか。君はダンスを振付仮面に譲ってプロレスに専念しろ」。しかし平田は「負けて踊りもできないんじゃ、何も残らないだろ!」と納得できず。
もみ合いになったところで割って入ったのは、ラッキィ池田さんの大ファンだという大石真翔。「俺は振付仮面さんのプロレス体操を楽しみに後楽園に行こうと思ってるんだ!」と大石。「そんなことやらせないから!」と平田。「お客さんの安全をなんだと思ってるんだ!」と振付仮面。大石曰く「本当に偶然なんですけど」、3.21後楽園では大石と平田が6人タッグで対戦することになっていた。ということで平田一喜&大鷲透&赤井沙希vs大石真翔&アントーニオ本多&朱崇花with振付仮面というメッチメイクがあらためて決定。大石チームが勝った場合、プロレス体操が披露されるという試合に。平田は「もの分かりはいいほうです」と納得。しかし「負けたら踊らせない。神聖なリングで汚れた踊りなんて」という言葉には相手陣営からのクレームも。振付仮面は「必ずや勝利を収めて、プロレス体操を披露しましょう。そしてプロレスファンの皆さんの身の安全を広めていきましょう!」と、大石と勝利を誓った。ここから、あらためて平田も同席して記者陣との質疑応答。
――プロレス体操というのはファンのためにおこなう?
振付仮面 そうですね。昨年、大仁田厚さんのデスマッチに参加させていただいて「これはお客さんが危険だ」と。いろんなものが飛びますし、そこで突然、体を動かして逃げるわけです。そうすると足をくじいたり、反射神経も必要です。いつ何時、どんなことが起きるかわからない。純烈も5人が4人になっちゃったり。
今林 なんでいま純烈の話なんですか!(笑)。
振付仮面 いろんなことがありますので、それを想定しながら会場に足を運ばなきゃいけない。
大石 何があるかわかりませんからね。
――DDTにはどんなイメージが?
振付仮面 本当にどこでもプロレス、だれでもプロレス、なんでもプロレス。昔のフジテレビと一緒ですね。「楽しくなければプロレスじゃない」。あらゆる場所でプロレスをおこなうということで、カオスそのものの団体だと思ってます。ということで、クドいようですけどいろんな準備が必要かなと。
――ご自分も試合、乱闘に巻き込まれる可能性があります。
振付仮面 いいこと聞きましたね。当然、その準備もしなきゃいけない。いつ何時、何が起こるかわからない。いいですかみなさん、あの美輪明宏さんは言いました。「死というものは、年老いてから近づくものではない。すでに身の回りにあるんだ」と。
大石 ……で? で?
振付仮面 で、当然、いろんな準備をしなきゃいけないんだと。僕はね、平田選手に真面目にアドバイスしたい。平田! お前の踊りは観客を興奮させ、喜ばせる。しかし敵を興奮させ、そのことでパワーアップさせてしまう。だから負けるんだ。
平田 それ竹下も解説で言ってた……。
振付仮面 テンションが上がって、アドレナリンが上がって、相手に力を与えちゃってるんだ。
平田 諸刃の剣ってとこですかね……。それ、あるわー。
今林 敵ですけどアドバイスしちゃって大丈夫ですか。
振付仮面 いや、これを踏まえていろいろ考えますんで。
大石 コイツにはこれ(ダンス)しかないんで大丈夫です。
平田 何言ってんだ! 何かあるよ! 探すよ!
大石 何年やってんだ同じこと。
振付仮面 まあ平田選手も含めて、プロレス界が改革される年になりますんで。平成から世の中変わって、それと一緒に歩んでいきましょう。
平田 ただ、変えるのはプロレス体操じゃない。この平田のTOKYO GO! まだまだ行くから。
振付仮面 それも含めてリングで決着つけようじゃないか!
大石 そういうこっちゃ。
ここで会見はいいまとめとなったが、3人とも質問をほしがるため、記者から「平田選手、いま“この平田のTOKYO GO!”とおっしゃいましたが?」と質問。「はい。他に何かあります?」と平田が断言して会見は打ち切りに。



