18日、都内某所にてDDTプロレスが昨日の両国国技館大会の一夜明け会見をおこなった。青木真也との「お互いのプライドがルール」ルールでのDDT EXTREME級選手権試合を制し、王者返り咲きを果たしたHARASHIMAが登壇してコメント。
HARASHIMA もともとEXTRMEのベルトは僕が青木さんに取られていたベルトなので、昨日両国という舞台で取り返せたことが一番嬉しかったです。すごく曖昧なルールを青木さんが提示してきたことも嬉しくて。プロレスの面白さである曖昧さを最初あれだけ拒絶している感じだった青木さんがルールでそういうことを言ってきて。試合の中でも普段格闘技の試合では出さないような技を青木さんから仕掛けてきたりとか何度もあって。それにも何度も驚かされたし、プロレスの楽しさを感じることができました。お互いのプライド、僕が今まで闘ってきたプロレス、青木さんが闘ってきた格闘技、プロレスというものでそういうものをぶつけあえたんじゃないかなと思います。楽しかったです!
――昨日は最終的にHARASHIMA選手のプロレスのペースに持ち込めたが分岐点になった攻防は?
HARASHIMA グラウンドに引き込まれちゃうと厳しかったので最後は体重差があるので強引に叩きつけて自分の必殺技を当てるというか。そこの流れにいけたのが勝因だと思います。青木さんもプロレスを楽しんだのかなと。歩み寄った中で生まれたのではないかなと思います。
――クローズドガードからのジャイアントスイングだったり、がぶってのパイルドライバーなど、あえてプロレスらしい技でやりたい感じはありましたか?
HARASHIMA あれはパスできなかったので。結果的によかったですね。苦し紛れというか。僕、初めて試合でジャイアントスイングやりました。咄嗟ですね。足が効く選手なのでパスできなくて。足を掴んだときには止まってたので持ってたらいけるなと。クロスガードしてくれたので、これはよりいけるかなと思って回したらできました。回したあと僕も目が回って倒れましたけど。
その後、3・21後楽園大会でHARASHIMAの持つDDT EXTREME級王座に挑戦が決定したマッスル坂井が登場し、それぞれタイトル戦に向けてコメントを出した。
坂井 以前はもう少しスムーズにEXTREME級のベルトにも挑戦できたんですが、キャリアを重ねるにあたって実力も実績も伴わないという判断をされるようになっている今のプロレス界の状況に僕は遺憾な気持ちを持っています。ということもありますが昨日は青木選手とHARASHIMA選手のタイトルマッチをAbemaTVの解説席で見まして、どちらが勝利しても試合後に挑戦を表明しようともともと思っていましたし、マッスルもあったのでそこまで考えてなかったんですけど、あの試合を見ていたら自分も参加したくなってきた。この試合に勝った人に挑戦するんだという気持ちが芽生えてきて試合後に挑戦を表明させてもらいました。実際、今林さんは僕に挑戦する権利も資格もないと思っているかもしれないですけど、僕にとって青木真也という選手はいちプロレスラー、いち格闘家、それ以上に同じ早稲田大学の後輩として四角いジャングルで生きている一人の男として僕はリスペクトしていますし、彼が一番大事な時期にリスクのある場面に、リングに上がってくれて、それで全・早稲田の学生・OBたちのプレッシャーとか応援を受けてる中、それでも負けてしまう。両国という大事な場面で負けてしまう姿を見て本当に悔しかったんですよ。同じ早稲田のあれとして。
今林 え、そうだったの? 青木選手、早稲田なの?
坂井 あなたも!
今林 俺も早稲田だよ。
坂井 だったら悔しいと思わないですか? 同じ早稲田の後輩が! あんなリング上で恥をさらされて、やってやり返さないと思うでしょ!
今林 それはオマエの気持ちもわかる。言って欲しかったねえ、早稲田だったら。だったらもうちょっと色付けてねえ。
HARASHIMA 僕も青木さんが早稲田なのは知ってたけど、2人とも卒業してないじゃん。なのにそうやって先輩ヅラってどうなの?
坂井 …………。
今林 …………え~、ルールなんですけど、本来はEXTREME級はチャンピオンが決めることができるんですけど、HARASHIMAさんは獲ったばかりですし、考えてらっしゃらないですよね。
HARASHIMA まあ僕のやってきた得意なルールでやってもいいかなと思ってますよ。目隠し乳隠しデスマッチだよ。
坂井 僕、普段から目も乳も隠れた状態でやってるんですけど。
HARASHIMA あ、ササダンゴ! いやいや、逆に全身タイツを着て目と乳だけ出して闘う…。
坂井(遮って)HARASHIMA選手、大一番の後なんで疲れている!
今林 坂井はないかな。いつも考えているような面白おかしいやつ。
坂井 自分もビッグマッチを終えた直後だし。基本はチャンピオンがルールを考えるわけですから、僕が考えたら僕が有利なルールになるのでそれは避けないと。
ここで今林APが考え抜き、HARASHIMA、坂井も意見する形で以下の事項が決定。
・ルールをTwitterで募集する。
・ハッシュタグ「#エクストリームのルール考えました」をつけて140字以内で投稿する。
・3月10日(日)までが応募期間。
・2人に候補を選んでもらい、最終的にHARASHIMAが決定する。
・そのルールミーティングの模様をDDT UNIVERSEで配信する。
・3月11日(月)22:00からの生放送が決定。
・採用者にはHARASHIMA、坂井からプレゼントあり。
以下、質疑応答へ。
――坂井選手は以前、KO-D無差別でササダンゴの形でHARASHIMA選手に挑戦したことがあるが、印象は?
坂井 普段言うことはないですけど、僕がDDTの映像班として、マッスル坂井になる前に練習生として入った時に、なかなか練習する場所も環境も時間もなく、試合前のリングでしか練習できない時代で練習が身につかない中で、デビューしていたHARASHIMAさんが帝京大学のプロレス研究会の練習に誘ってくれて、そこでドロップキックの打ち方や受け身、レスリングを教えてくださったので。練習生・坂井良宏としての初リングの相手もHERO!…HARASHIMAさんだったので、先生のような存在。一度も越えたことがないんです。なのでこういうタイミングでどさくさに紛れて勝てたら思い残すことはないなと思います。特別な存在です。
――坂井選手はマッスルを成功させた勢いでくると思うが。
HARASHIMA 今が一番危ないと思いますよ。
坂井 すっげえ心がこもってない! 事務的なコメント!
HARASHIMA 僕もマッスルを参加させてもらって。
坂井 一番リスクのあるところに出てもらったので。怒られるところに。
HARASHIMA 大丈夫。今一番勢いに乗って、最強のちょうちぇんちゃ…。
坂井 思ってもないから全然言葉も出てこないし、噛んでるし!
HARASHIMA プロレスって勢いや波が大事なんですよ。それを持っている選手だと思います。最強の挑戦者です! 最強の挑戦者です!
――ファンの皆さんから募集するとは言え、お互いの有利・不利がわかっている状況でのルールミーティングは…。
坂井 大事ですよね。そこでのイニシアチブの取り合いかもしれない。間違ってもHARASHIMAさんにその場でお酒飲ませたらダメだと思う。
――飲んでくる可能性は?
坂井 飲んできたらダメでしょう! 中止ですよ!
HARASHIMA でも飲みながらやったほうが絶対いい意見が反映されるよ。
坂井 絶対ダメですって!
HARASHIMA 飲みニケーションが大事だし。
坂井 お酒飲んだHARASHIMAさんが一番怖いからなあ…。僕らがやりそうなルールは大歓迎ですし、僕らが「こんなことをやったら面白いんじゃないか」という僕らの中にない、そういう意味でエクストリームなルールでやりたいというか。
HARASHIMA 僕らじゃ気づかないというか。
坂井 タイトルだけでもいいですし、思いついたものでもハッシュタグをつけてどんどん投稿して欲しい。
HARASHIMA 僕は基本的にどんなルールでもやる男なので。
――マッスルでHARASHIMA選手が登場した部分が賛否両論あるんですが、今回に関して炎上覚悟みたいなのは?
坂井 基本的に我々はプロレスラーなので、闘う場所がどこであれ真剣に闘うというのがプロレスラーとしてやるべきこと。
HARASHIMA マッスルに関して言えば場所はどこであれ、相手がいれば闘う。DDTはリングがなくても試合をやってきた団体なので。ただ試合をしただけです。
坂井 それはたくさんの人の目に触れて、それに対するコメントがそうだったというだけで。
HARASHIMA 非日常を見ることだったと思うので。
坂井 路上プロレスとあまり変わらないんじゃないかなと。それをたくさんの人に見てもらっただけで。
HARASHIMA そもそも路上プロレスは多くの人の目に触れるためにやってますから。
――相手がそこにいたから仕方がない。
坂井 そうです。
HARASHIMA 相手がどこにいても、どんなルールでも闘ってきたのが僕たちなので。



