8日、東京・神田明神にて2・17両国国技館大会の直前会見がおこなわれ、大会に出場する一部選手が出席し、意気込みを述べた。
○メインイベント~RAGE presents KO-D無差別級選手権試合
<王者>佐々木大輔 vs 竹下幸之介<挑戦者=D王 GRAND PRIX 2019優勝者>
※勝者には賞金200万円が贈呈されます。
会見に先立ち、竹下の入場曲がこの大会から新調されること、この試合の冠スポンサーとして国内最大級esportsイベント「RAGE」が付くこと、あわせて勝者に賞金200万円が贈呈されることが今林APからアナウンスされた。
竹下 両国のメインイベントは何度も経験しているので特別感は正直ないです。つねにどの大会であれベストな試合を見せる点では変わりないので。対佐々木大輔という部分では何度もシングルマッチをしていますし、そこに対する特別感はないんですけど、竹下幸之介vs佐々木大輔という一つのカードをパッケージとして見たときにやっぱり僕はそこで特別な思いが生まれてくるのかなと思います。2012年12月までさかのぼると、マヤの人類滅亡説を当時、高校2年生だった私も信じてまして。僕の中では人間がゾンビ化するんじゃないかと本気で信じているときがありまして、スコップを3本ほどホームセンターで買いにいって備えていた時代があったんですけど、それを当時の佐々木大輔選手にお話ししたところ「気が合うね」と言っていただいて。佐々木選手もマヤ文明の人類滅亡説を信じている一人で、佐々木選手はクレジットカードを限度額いっぱいまで使い、滅亡に向けて後悔しないでおこうとしていたみたいなんですけど、そこでひじょうに気が合ったもんですから、今実際“カリスマ”って呼ばれてますけど、それも僕が呼び始めたのもあって。それが今知っている人がいるのかいないのかわからないですけど、敵対することが多いですけど、佐々木大輔をカリスマとして、この世で最もリスペクトしているのは僕なんじゃないかと思っています。思い立ってTwitterのほうをさかのぼってみてみますと、当時高校生だった私に数々の先輩方、(ヤス・)ウラノ先輩やアントーニオ本多先輩が正しい大人になるためにいろんなアドバイスをくれているんですけど、僕は佐々木選手の言葉を信仰していまして「竹下には立派な大人になってほしくない。そのためにはオマエは破滅をするべきだ」というのを2012年の時点で言っていただいてます。それに対して僕は「佐々木さんの言うことをすべて信用します」とツイートしています。佐々木選手は「今日もいいこと言ったな、私」と言ってるんですけど、そんなこともあり、ある意味僕はリスペクトしています。ただ、2012年に滅亡しなかった今となっては僕の尊敬する佐々木選手も本当の意味で滅亡してしまいます。チャンピオンなのに滅亡してしまいます。だから僕はザ・フューチャーとして佐々木選手の未来を作りたいと思います。それはこの試合に勝って、もう一度本当に目を覚まさせたいと思います。そして竹下幸之介と佐々木大輔のストーリーを、これからも続けられるようにその使命を最後に果たしてザ・フューチャー編・完結とさせていただきたいと思っております。
佐々木 長い! まず試合に関して竹下と何度もやって。何度もメインイベントもやってるし、両国だからと言って関係ない。ベルトが懸かっているとかも関係ない。とにかく竹下をチャンピオンにさせてはいけないというのが一番強くあって。あとは今竹下が話した、俺のことを尊敬しているとか俺を止めなきゃいけないとか、とにかくいろいろ言ってたけど話が長い。逆に竹下のしゃべりを止めなきゃいけない。竹下がトップに立ったらまたベラベラ好き勝手しゃべるから、それを止めなきゃいけない。昔の俺に戻ることなんかないし、昔の話をすれば、マヤの話の時に、コイツはゾンビがどうとか言ってたけど、俺はマジで納得いかなかったから。ゾンビなんかいるわけないし。人類が滅亡するときは昔、地球から出ていった古代の地球人が今の宇宙に住んでいて、それが地球を取り戻しにくる。そのへんで意見があわないところがある。竹下、今いくつだっけ?
竹下 23歳ですね。
佐々木 あの17、18歳のときの竹下とはもう違う生き物として。もしかしたらコイツも宇宙人かもしれないし、人類の中でも宇宙人は潜んでいるから。コイツもそうかもしれないし。そう思うと両国でコイツに負けることはありえない。コイツに負けるときというのは自分が引退するときなんじゃないかと思っています。
――竹下選手、ここでカリスマを止めなければ、カリスマ自身が滅亡に向かってしまう?
竹下 止めるということではなくて、目を覚まさせるということですね。今、引退を示唆するようなコメントもありましたけど、プロレスラーとしては素晴らしいですから、長くプロレスをしてもらってプロレス界に貢献してもらいたい。それは使命だと思っています。
――洗脳されている?
竹下 洗脳ではないです。ただ、道を踏み外したと。まだ戻れるんだよと10個下の私が正しい道に世直ししたいと思います。
――佐々木選手は今の発言を受けて。
佐々木 まあ目は覚めているし今日は12時半に起きたし。目は覚めてる。
――道も踏み外してない?
佐々木 何をもって道を踏み外すことになるんですか?
――人の道を外れてしまった?
佐々木 私は人の道を踏み外していますか?
――竹下選手を騙したりとか。
佐々木 あれは人の道を踏み外していますか?
――踏み外してると取られてもしょうがない。
佐々木 しょうがない。じゃあ踏み外しています。
――負けたら引退?
佐々木 まあそういうことになるんですかねえ、成長も止まってきている中。これ以上、成長することもないし。
――そういう覚悟で臨むということではない?
佐々木 そういう覚悟というよりは負けることはありえない。負けてこのベルトを手放すようなことがあれば、そろそろ自分の人生を考えなければいけないから。膨れ上がった借金と向き合わなければいけない時が来るのかなと。
――勝てば200万円手に入りますからね。
佐々木 賞金は去年結構稼いだけど、現金は借金の返済に使わないから。
今林 充ててないんですか。
佐々木 充ててないよ。もったいないじゃん。
今林 今回200万円ゲットしても、それで借金は返済しない?
佐々木 現金を返済に使ったらもったいない。でも負けたらそういうことを考えないといけないから。大学とか入って勉強して就職活動してということになるんじゃないですかね。
――竹下選手は今のお金の使い方を聞いて。
竹下 僕のお金の使い方とは真逆ですね。僕は200万円入ったら全額貯金しますから。
佐々木 だからつまんないんだよ。
竹下 これは人それぞれということで。いろんな裏切りも今回の前哨戦の数々でありました。カッとなってしまう自分もいましたけど、両国メインは自分の感情だけで試合をして勝ちにつながるわけがないと重々承知しておりますので、ここから約1週間気持ちのほうも整えて冷静に両国の日まで向かいたいと思っておる次第です。
佐々木 だからつまんないって言ってんだろ。
竹下 なんも聞こえません。
佐々木 またゾンビが来るかもしんねえぞ。
竹下 聞こえません。
佐々木 俺の話に耳を傾けろ。バカにしてんだろ。聞いてんのか?
竹下 ……。
佐々木 聞いてないのか?
竹下 聞いてません。
佐々木 聞けよ、俺の話を。
竹下 聞こえません、何も。
佐々木 そうやってまた俺のことをバカにして見下してんだろ。俺のほうが上から見るぞ!(テーブルの上に乗り出す) 俺のほうが上から見下ろしてるぞ!(竹下はそんな佐々木を一瞥して退出)……こういうところですよ。アイツにこのベルトを獲らせてDDTのトップに立たせてはいけない。それはDDTに暗黒時代を訪れることを意味する。そう私は思います。以上です。
終了後、DDTの一部選手が本殿で大会の成功の祈祷を受けた。さらに絵馬も奉納し、大会成功を祈願した。



