21日、東京・神宮前のシャトーアメーバにある藤田晋社長の社長室にて12・30後楽園大会のD王 GRAND PRIX 2019優勝決定戦◎潮﨑豪vs竹下幸之介、1・3後楽園大会のKO-D無差別級選手権試合◎<王者>佐々木大輔vs吉村直巳<挑戦者>の記者会見がおこなわれた。まずはD王 GRAND PRIX 2019優勝決定戦に向けて潮崎、竹下が意気込みを述べた。
潮崎 今回、D王 GRAND PRIX 2019に出た甲斐があったと。自分が思っていた以上にいい刺激を受けましたし、D王 GRAND PRIXに出させていただいて間違いじゃないかったですね。優勝決定戦で竹下選手とやりますけど、自分がここまで進んできたのは当然だと思ってますし、それを決勝も当然のように竹下選手を倒して、D王 GRAND PRIX 2019の優勝者は潮﨑豪という名を刻みたいと思います。
竹下 まず大前提としてD王GPの価値をあげていきたい、僕、竹下幸之介の優勝者として名を刻みたいというのはあります。ただ、竹下幸之介vs潮﨑豪、このシングルマッチをD王 GRAND PRIXの優勝を決めるだけの闘いでは見てほしくないというのが正直な気持ちです。もちろんDDTvsNOAHという見方もできると思いますけど、それでさえも縛られたくない。竹下幸之介vs潮﨑豪、このカードは間違いなく日本、世界のプロレス界、トップクラスの闘いだと思ってます。世界に届けられるカードだと思ってますし、団体は違えど日本のプロレスの大切な部分が詰まっていると思います。なので、僕は外敵を迎え撃つ立場になりましたけど、DDTのために闘うんじゃない。僕は僕のために30日のシングルマッチ、闘います。自分が何者なのかは自分で決めたいと思います。
――潮﨑選手、どのあたりで刺激を受けたと感じましたか。
潮﨑 初戦の樋口選手からそうですけど、自分の思っていた以上にギリギリの闘いが続いたんで。でも結果としては当然の結果だと思います。一つチャンピオンに落とした試合がありましたけど、自分の持ってる技術、気持ちの中では対応できたのかと。自分の中ではほかの選手の試合を目に入れないようにしてた、その時のリング上で会った時の感覚で試合をやらせていただきましたけど、自分にとっては普通に試合できたんじゃないかなと。気持ちを思いを入れることもなかったですし、その中で優勝決定戦で竹下選手が、どれぐらいの気持ちがあるか。仕切られた中でやっている人間は俺の中で気持ちは感じないので、俺に対してどれだけの気持ちを見せてくれるか。このD王 GRAND PRIX 2019、厳しい闘いを越えて優勝決定戦に臨みますけど、そこで竹下幸之介個人の気持ちをぶつけてもらいたいと思います。
――優勝すれば2月の両国国技館大会のKO-D無差別級王座への挑戦が見えてきますが。
竹下 前回のD王 GRAND PRIXの時はチャンピオンとして参戦していたわけですけど、その時なかったモチベーションがありましたね。ビッグマッチを4大会連続で2年間、メインイベントを自分が張ってきたわけですけど、前回の両国大会はメインイベントが違う選手に譲ってしまった。その時はそこまで深く考えてなかったんですけど、自分がメインイベントにいないことへの嫉妬とか、両国大会を終えた時に感じて。なのでこのD王 GRAND PRIXを獲れば次の両国のメインイベントが確定できる安心感とか。そういうモチベーションがD王 GRAND PRIXがスタートするときにあったんですけど、Aブロック公式戦を僕は全部見ていて、潮﨑選手が優勝決定戦まで、12・30後楽園のメインイベントまで来るだろうと。圧倒的だったので来るだろうという予想のもと、潮﨑選手とシングルマッチをしたいというモチベーションに途中から変わっていて。なので両国大会のメインイベントというのも頭の片隅にはもちろんあるんですけど、今の正直な気持ちとしては12・30、来週の後楽園のメインイベントのほうが今は特別なものがありますね。
潮﨑 正直、今、竹下選手が言ってる通り、自分もこの先を見据えてないですし。D王 GRAND PRIX 2019を闘うだけなので。自分の培ってきたプロレスというものをDDTさんのリング上で見せて。闘いというものを見せたいと思います。
――竹下選手、潮﨑選手という日本のマット界を代表する選手がDDTに来て、リーグ戦を勝ち上がってきましたが、印象は?
竹下 彰人選手のセコンドについてリング下から間近で見れたんですけど、ある意味、プロレスラーだからわかる凄みだったり強さ、巧さ、それを自分の体が感じ取ってしまった。これは闘いたいなと。純度100%の気持ちです。やっぱり強い者を見て、闘いたいという欲や負けたくない欲、勝ちたいという欲が出ないとレスラーでもない、一人の男としてそういう気持ちを持てたことが正直少し嬉しい。いろんな選手と対戦させていただきましたけど、まだまだすごい選手がいっぱいいるんだなと。正直、12月30日がワクワクしている自分が何よりも怖いです。
――闘いや強さのこだわりは?
竹下 僕がずっと言い続けてたのは、あえて言いますけどDDTはナメられがちなので、強さというキーワードにおいては。だから僕はDDTのことを愛してるんで。せめて僕一人でもいいので、DDTがナメられない、DDTの強さの象徴でありたいっていう気持ちでベルトも1年間守りましたし、このD王 GRAND PRIXもそういう気持ちで臨んでるので。特にこの試合だからというわけではなく、その点においてはデビューしてからずーっと信念を一度もブラしたことはないです。
潮﨑 今回、このD王 GRAND PRIXに出させてもらって、リーグ戦を闘ってきて、誰一人負けたいと思った選手はいないと思います。やりあってて負けたくない、倒してやろうという気持ちは全選手からうかがえたので。それがリング上で闘う人間の素直な感情だと思うんでね。竹下選手にはそれをリング上で今持っている以上にその気持ちを出させて、さらに上回って、俺がぶっちぎりで勝ちたいと思います。
続いて1・3後楽園大会のKO-D無差別級戦について。吉村と結託した男色ディーノも登壇してコメント。ディーノは吉村と結託した経緯を改めて説明。先日の両国大会で佐々木に全裸にさせられた挙句、記憶もなくし、取り戻したと思ったら各方面から白い目で見られ、怒られる目になったのは佐々木のせいだと主張するディーノ。佐々木に屈辱を味わわせたいが、この体では無理とのことで、海外遠征から帰国したばかりの吉村と結託。「キャリア2年にしてとてつもないポテンシャルを持っている。私の持つ根っこ、男魂を伝承するのはこの吉村しかいない! 男魂の一子相伝者である吉村直巳様が佐々木大輔を地獄へと叩きこんでくれる」と吠えるディーノに吉村は「男魂がどうのこうのしらんけど、今のDDTはバイブスが悪い。海外でDDTに触れてなかったけどチェックはしてた。バイブスが悪いのはチャンピオンである佐々木のせい。原因は佐々木にある」と決めつけ、今や海外で「ササキ」と言えば、地味でださくてロン毛で借金まみれのアル中のことを指すと説明する。「俺が1月3日、一発で獲ってDDTのバイブスを上げたるから」とコメント。すると佐々木は目に涙をため「あんまり批判とか慣れてないので…」。以下、質疑応答。
――バイブスが悪いと言われましたが。
佐々木 バイブスは悪いと思います。ウルセーなこの野郎!
――DDTをどう変えたい?
吉村 俺がチャンピオンになったらバイブスがよくなるし、DDTは変わるから。
ディーノ キャリア2年の吉村様が一発でベルト獲ったら風景が変わるし、バイブス上がるに決まってる。
――バイブスって何ですか?
ディーノ バイブスはバイブスで伝わらないと。
吉村 今の質問のせいでこのバイブスが変になった。
――会見のバイブスがよくなくなった。
ディーノ あまり余計なこと言わないで! バイブスって感じるものだから。あ~あ、バイブス下がった。どうしてくれるんですか!
――吉村選手はキャンディス・レラエ選手の噂を聞いたということですが。
吉村 キャンディスにフラれた佐々木という人が今DDTでチャンピオンやってるらしい。佐々木がチャンピオンの団体なんてフニャ●ンだと。キャンディスも5千円の花束を佐々木からもらって「どないしたらええねん」と困っている。佐々木は良かれと思って渡したらしいけど、キャンディスの気持ちを考えてあげないとかわいそうやな。DDTがフニャ●ン団体って呼ばれててホンマ悔しかった。
――佐々木選手、今の話を聞いて。
佐々木 オマエ、女性に花とか買ったことあるのかよ!
吉村 ないけど。
佐々木 ないのに生意気言ってんじゃねえよ! たった3ヵ月、アメリカいっただけで偉そうにしやがって! どうせオマエは毎日ストリップいって、ストリップ嬢に恋してプロレスなんかやってねえんだろ! そもそも俺はアメリカが嫌いなんだよ! アメリカの野郎! 俺の電話はファーウェイじゃねえぞ! ファーウェイなら捕まってんだろ! アメリカ、この野郎! バラの本数で意味が違うんだぞ!
吉村 何が?
佐々木 覚えてねえよ! 調べてたくさん買ったんだよ。
――女性に花を買ったことがあるかどうかでプロレスの実力は変わる?
佐々木 当たり前だろ! 男としての実力がリングに出るだろ! 花買ったことあんのか?
――誕生日とかに。
佐々木 カッコいいな。オマエ(今林久弥AP)、買ったことあんのかよ。
今林 買ったことはないですね。地方とか花束贈呈の花が余るので、それをもらって奥さんにあげたりはしたことありますね。
ディーノ ダセエな!
佐々木 ちゃんと記念日とかに買えよ!
ディーノ 吉村さんは花を買ったことはないが、花を贈って女性にフラれたことはないですけどね~~。
佐々木 ……ちょっと思い出しちゃった。テメエ、キャンディスの話するんじゃねえぞ! キャンディスさんだろ! テメエ気安くキャンディスって呼ぶんじゃねえよ! 花もらって困る人がいるか? オマエの嫁は困るかもしれねえな!
今林 喜んでいたよ!
――精神状態が心配ですが。
佐々木 俺の精神なんていつも不安定だよ。
――キャンディス選手に何かメッセージがあれば。
佐々木 アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー。
ディーノ だっせ!(笑)
すると佐々木が突っかかっていくが社長室のテーブルを乗っかってしまったことで破壊。そのまま落下し、吉村に踏みつけられ、ディーノにバカにされて、佐々木にとっては散々な記者会見となってしまった。



