5月1日、東京・千代田区の神田明神文化交流館でシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」に向けた記者会見が開かれ、この日付で同団体に入団したKANONが優勝を宣言した。
同トーナメントには16選手が参加し、5・6後楽園で1回戦、5・10新宿で2回戦、5・25後楽園で準決勝&決勝を行う。準決勝の組み合わせは2回戦終了後に決する。
1回戦でKANONと当たる勝俣瞬馬は「2年ぶりのKING OF DDT。トーナメントは1回戦が大事。この1回戦を突破したら、優勝です。俺には仲間がたくさんいます。みんなと一緒に1回戦突破して優勝します。みんなで優勝します」とコメント。
勝俣と対戦するKANONは「みんなというのがよく分からないですけど……。3回目の出場になるんですけど、今回は僕にとって、すごく意味が大きいと思います。入団一発目というのもありますし……。僕とタッグを組んでくれたMAOちゃんが5月、『BEST OF THE SUPER Jr.』で他団体で頑張ってくるということで。MAOちゃんの隣に立って、ふさわしい男になる。今このときがベストなタイミングだと思います。必ず優勝します!」とキッパリ。
DDT入団1カ月にして、ビッグチャンスを手にした高校2年生の佐藤大地は1回戦で納谷幸男と激突する。立ち上がった佐藤は「このDDTで目標があります。高校2年生の間にKO-D無差別級のベルトを獲ること。そのベルトへの一番の近道が優勝だと思います。だから絶対に優勝します」と力を込めた。
受けて立つ納谷は「今年は勝負の年だと年初めから思って、ここまでやってきました。ただ、この半年間、何も残せてない。本当に今年が勝負だと思うんで、絶対優勝して、必ずKO-D無差別級のベルトに挑戦して、チャンピオンになりたい」と初制覇を期した。
そして、納谷は佐藤に対し、「高校2年生のうちにKO-D無差別級チャンピオンになる? DDTのヘビー級の顔になる? オイ、俺がいるんだよ」と闘争心をたぎらせた。