今年は楢葉町サマーフェスティバルにて公開委任式を実施! 楢葉町カ~モ~~ン!!移住大使(非公認)として就任するはずが……
2025年7月26日、福島県楢葉町で開催された「楢葉町サマーフェスティバル」にて、今年で3年目を迎えた「DDTプロレスリング×楢葉町移住促進PRプロジェクト」の一環として「楢葉町移住大使公開委任式」が開催された。
イベントには楢葉町長の松本幸英氏、DDTプロレスから“楢葉町カ~モ~~ン!!移住大使(非公認)”ことTo-y選手、そして上野勇希選手が登場。和やかなトークセッションから始まった式は、まさかの乱入劇へ…。
司会進行を務めるタスク小野リングアナウンサーより、プロジェクトの簡単なご説明を頂きました。
「DDTプロレスリングは3年前より、楢葉町の移住促進事業の一環として「DDTプロレスリング楢葉町移住促進PRプロジェクト」を共に推進してまいりました。
本プロジェクトは何度でも立ち上がる“プロレス”の姿と東日本大震災後、全町避難という苦難を乗り越え、2015年の避難指示解除以降も、ひたむきに前を向き着実に復興への歩みを進めてきた“楢葉町”の姿に強い親和性を感じたことがきっかけです。」と話した。
■松本幸英楢葉町長、To-y選手・上野選手よりご挨拶
・松本幸英楢葉町長よりご挨拶
「みなさんこんにちは。183cm、96kg松本幸英です。DDTプロレスの方が楢葉町に来て、いろんな活動を通して、楢葉町を全国に発信していただいております。移住定住の人たちを増やしていただき、心から感謝を申し上げます。私より少し小さいですが(笑)。町をあげて今後も応援していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」
プロレス風の登場からジョークを交えつつ、激励の言葉と共に感謝の意を表した。
DDTプロレスリング選手からも一言ずつ。
To-y選手は「今年も僕は楢葉町を盛り上げるために、上野さんやDDTプロレスと共に、プロレスと楢葉町の良さをミックスさせて伝えていけるように頑張ります!よろしくお願いします」と意気込んだ。
続いて、上野勇希選手からも一言。
「DDTプロレスと楢葉町のタッグが3年目になりまして、最高の楢葉町をまた今年も盛り上げますので、よろしくお願いいたします。」と挨拶を頂く。
■楢葉町移住大使公開委任式トークセッション
松本幸英楢葉町長とTo-y選手・上野選手の3人で楢葉町の魅力を語り合うトークセッションに移る。
まずはTo-y選手と上野選手が所属するサウナ大好きユニット「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」にちなみ、サウナトークから。
会場近くの「天神岬温泉しおかぜ荘」のサウナを体験したTo-y選手と上野選手の感想を聞いてみる。
To-y選手「本当にすごくて!もちろんサウナと水風呂全部良いけど、広大な海が見える景色を味わいながら整う。整いの掛け算でした!」
「町長もよく行ってますよね?いつも僕が天神岬のサウナ行くと、だいたい町長が仕事終わりなのか…ちょっとさぼってるのか…わからないですけど(笑)」と、まさかの疑惑に町長が「仕事終わりに行ってる」とツッコミが入る場面も。毎回To-y選手がしおかぜ荘のサウナに行くと、町長に遭遇するためサウナ友達になっていると話した。
上野選手「本当に気持ちがいい。最高の場所でございます!」と絶賛。
続いてのトークテーマは、これまで何度も楢葉町に訪れて施設訪問や町民との触れ合い、路上プロレスの実施など様々な活動を行ってきた中で、特に印象に残っていることを聞いてみた。
To-y選手「僕がおじいちゃんやおばあちゃんの集会所にお邪魔して、何も知らない僕に対しても毎回ご飯を用意してくださったり、スカットボール等のゲームを一緒に遊んだりしました。僕は自然の良さ等楢葉町の魅力はいっぱいあるが、一番の魅力は町民の皆様の優しさや温かさを感じました。」と力強く語ると会場から拍手が。
上野選手「天神岬でバーベキューをみんなでしたり、美味しいものを食べた思い出もあるが、昨年と一昨年とDDTプロレスが楢葉町で大会をやらせてもらったときに、本当にすごいたくさんの楢葉町の皆さんがいらっしゃってくれて、To-yの活動が伝わっていることも嬉しいし、それを受け取ってくださっている町民の皆様がいるということを感じられたことがすごく嬉しくて、頼もしい。僕たちももっと力になれることがあればなりたいし、一緒に広がって楽しくなればいいなと思っています。」と活動を振り返った。
それぞれ楢葉町の想いを語ったうえで、改めて松本幸英楢葉町長に今後のTo-y選手と上野選手の二人にどのような楢葉町のPRを期待しているのか聞いてみた。
松本幸英楢葉町長「先ほども申し上げた通り全国飛び回っている中で、先ほど二人がお話ししてくれたような楢葉町の良さをどんどん発信していければ。」と語ったところで、町長が話しを戻して再びサウナトークへ。
「天神岬サウナの件ですが、遅くても今年の秋までには自動ロウリュが入ります」というスクープにTo-y選手が「噂に聞いてた!」と反応。
「浜通りにロウリュサウナはあるが、自動ロウリュは天神岬だけ」とさらにレア情報が!
「これは皆さん知ってるんですか?」とTo-y選手が尋ねると、町長は「少しだけ」と答えた。
「僕も自動ロウリュができたら、是非行ってみたいです」とTo-y選手は胸を躍らせながら話した。
サウナが大好きな3人だからこそ、サウナの話しで盛り上がったところで委任状授与式に移ります。
■楢葉町移住大使争奪緊急路上プロレス
委任状授与の最中に、今年も怒り心頭の様子で乱入してきた石田選手、正田選手、ヨシヒコ選手とゆず太郎。
石田有輝、正田壮史、ヨシヒコwithゆず太郎vsTo-y、上野勇希という4対2の圧倒的不利なマッチアップにどのように立ち向かうのか。
借金返済が滞っているTo-y選手とそれに巻き込まれた上野選手に、移住大使(非公認)は任せられないとして、楢葉町サマーフェスティバル内エニウェアフォール形式「楢葉町移住大使争奪緊急路上プロレス」のゴングが鳴った。
序盤、上野選手と正田選手のロックアップから始まり、関節技の攻防。To-y選手と石田選手の激しいショルダータックルから日本大学相撲部出身の石田選手の相撲殺法に翻弄されながらもドロップキックが決まり、試合はステージ外へと移動。
すると上野選手がカラーコーンバーを凶器として使用。町の備品を早速壊し、楢葉町移住大使がさらに遠のく。
客席から天神岬スポーツ公園へと移動。子どもたちが遊んでいた公園の遊具が一気に異色の戦場へ。子どもたちが遊具を譲ってくれたり、微笑ましい場面もあった。
再度、楢葉町サマーフェスティバル客席に試合場所が移動。車両付近で試合はさらに激化する。
椅子やラダーなどの凶器が次から次へと登場。石田選手・正田選手も猛攻に起死回生のコジマワンダーランドが炸裂するも返される。
To-y選手と上野選手の合体技「青空のMADMAX・オン・ザ・テーブル」が石田選手に決まり、方エビ固めで3カウントを奪取。
28分52秒の激闘の末、楢葉町移住大使の座を防衛することに成功した。
■再度委任状授与式へ!
試合後、改めてステージに戻り、委任状授与式を再開。
To-y選手は「これで僕が移住大使でいいんですか?」と町長に尋ねるとOKのサイン。そして乱闘の発端でもあるゆず太郎に聞くとOKとのこと。
無事に松本幸英楢葉町長から委任状が読み上げられ、改めて「楢葉町カ~モ~~ン!!移住大使(非公認)」に就任したTo-y選手だったが…町長から「先ほど、試合中に壊したカラーコーンバーを12,000円追加で弁償で」とさらに借金が膨らんだTo-y選手だった。
■イベント情報解禁
“楢葉町カ~モ~~ン!!移住大使(非公認)”に任命されたTo-y選手による楢葉町に滞在している様子をDDT公式YouTubeで発信中。
そして、2025年10月4日(土)さらに楢葉町のPRを広く周知させるために、路上プロレスの開催が台東区浅草で決定!
詳細はDDT公式X(エックス)にて発表いたします。
その他各種イベントも実施予定なので、ご期待ください!
【お問い合わせ先】
合同会社オートラベス 磯辺 Email:ov1isobe.yumi@gmail.com
一般社団法人ならはみらい 山口 TEL:0240-23-6271/Email:m_yamaguchi@narahamirai.com
※本事業は楢葉町から委託を受けて上記2社で実施しています。
※記事提供:合同会社オートラベス