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【Ultimate Party 2025 直前企画】DDT EXTREME&KO-D6人タッグ王者・To-y、撮り下ろしスナップ&インタビュー「挑戦者はみんなすごいチャンピオンだったかもしれないけど、令和のEXTREMEチャンピオン・To-yをぶつけたい!」

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  • 11月3日東京・両国国技館大会で4度目のDDT EXTREME王座防衛戦を受けるTo-y。To-yのイメージにちなんだパチンコ店内を舞台にして、これまでの防衛戦の振り返りや両国大会に向けた意気込みなどを撮り下ろしスナップとともにお届けします。


    ーー最近のTo-y選手は、ギャンブラーや怪奇派(?)の印象が強いですが、パチンコ店での撮影はいかがでしたか?
    To-y 自腹で賭けて(撮影後も)やり続けたかったです。コインゲームみたいな感覚なんですけど、それでもコイン入れてボーナスが出た時はちょっとあのヒリつき感はありました。スロットもやりますけど、普段はパチンコの方がやることは多いですね。パチンコは『Re:ゼロから始める異世界生活』の台を『今夜もドル箱』っていう番組に出演させてもらった時に打ちました。あとは『新世紀エヴァンゲリオン』くらいです。他はそんなにやったことないです。スロットはボートレースの『スマスロモンキーターンV』とかやってみたり。知ってるアニメの台をやることが多いですね。撮影場所としてテンション上がりましたね。自分しかいない状況が新鮮でした。しかも、スロット1台の音量がデカすぎて。今までお店中にデカい音が響いてたから耳がバグってましたけど、1台であの音量が出た瞬間、朝から一気に目が覚めましたね。喋る声も全然聞こえなくて。1台であんなに叫ぶくらい声出さないと聞こえないんだと思って叫んでました。
    ーー最近のTo-yさんのギャンブル事情はいかがですか?
    To-y 最近はスロットを打つようになりました。今まではずっとボートレースとか、ジャグラーとかは打ったりはしてたんですけど、『スマスロモンキーターンV』とかアニメ系のスロットを打つようになったのは本当に最近です。スロットを知ってはいたけど、あんまりやらずにジャグラーの方やってました。でもちょっと軍資金の方が足りなくなってきてますね。今までギリギリ足りてきてたんですけど、ギリギリでもなくなってきましたね。前は勝ってたんですけど、ボートレースで勝って稼いでたんで。最近のスロットの勝率でも、大体スロットで負けて、ジャグラーで取り返すっていうのをやってるんで、まぁプラスマイナス……マイナスくらいです。
    ーー今のTo-y選手のファイトスタイルは、誰かお手本にしている方などはいますか?
    To-y お手本は全然ないかな。別に自分ではそんな怪奇派とかそういうことをやりたいとか思ってやってるわけじゃないです。あの『無敵赤ちゃん』っていう赤ちゃんがいて。TikTokとかで流れてきたショート動画で、赤ちゃんが転ぶシーンがあるんです。転んだら大体赤ちゃんって泣くじゃないですか。泣くかと思ったらこうやってゆっくり笑いながら起き上がって歩いてくるっていう動画を見て、その瞬間面白さと恐怖感があって、自分も転んだぐらいとか、やられたぐらいじゃ立ち上がらないとダメだなって。自ら頭を揺らして、痛みを忘れてるみたいな。どんな強いものを食らっても、あの赤ちゃん思い出して、負けずに首振りながら立ち上がるという。なので唯一お手本にしてるのは『無敵赤ちゃん』。赤ちゃんはやっぱり見本になるんですよね。想像しないことをしてくれるんで。普通に成長しちゃったらみんな普通に染まっちゃう。赤ちゃんは何も知らない状態から行くから、予期せぬ行動をするんです。赤ちゃんからインプットしてます。最近赤ちゃんのショート動画ばっかり見てますね。『ダリラリララリラリラリ』っていうのとか。ショート動画で赤ちゃんを研究してます。
    ーーTo-y選手の変化に対して、ファンの方や、他の選手から何か反応はありましたか?
    To-y 急に上野さんに「怪奇派」とか「狂ってんな」みたいなのを言われるようになって「あ、そんな狂ってたんだ」みたいな。気づいたらそういう風に呼ばれてたんですよ。赤ちゃんの真似をしていたら。上野さんには「これ面白くないですか?」と動画を見せたかもしれないです。その時に「狂ってんな」って言われ始めたかもしれないです。やっぱりあのショート動画にドラマを感じたんで。
  • ーー昨年の両国大会でのKO-Dタッグ王座戴冠後、惜しくも2度目の防衛戦でアストロノーツに獲られてしまい、その大会後にMAO選手のThe37KAMIINAの離脱がありました。その時、MAO選手がTo-y選手に対して「唯一の気がかりだったものがなくなった」と言ってましたが、そのあたりから多くの人がTo-y選手に変化を感じてたと思います。当時のTo-y選手自身も両国までの期間、両国以降、変化を感じていましたか?
    To-y 1回目、上野さんとKO-Dタッグ王座決定戦に出た時も、MAOさんと一緒に挑戦した時も、勝俣さんが欠場してて、勝俣さんの想いを背負って1回目は闘って。でもそれが終わってから「ちょっと違ったな」って。2回目挑戦する時にそれを思って。勝俣さんのために頑張ろうとしてたけど、最初の挑戦の前哨戦とかも苦しい時が多くて、ついていけない部分もあったし、まだ自分が弱いっていう部分もあって、勝俣さんのために頑張ってるつもりがいつの間にかちょっとだけ勝俣さんのせいにしちゃってる自分もいたような気がして。それってダメだなって。それで、2回目の挑戦の時はもうそういうのはなしにしようと思って、このチャンスは自分のためにあるものだから、自分のために頑張ろうって。それで自分のために頑張った結果、勝俣さんも早く復帰したいとか、早く戻っていきたいって思ってくれたらいいなっていう気持ちに変わってから、自分のためにやる、自分が楽しむ、まずそこからだなっていう気持ちの変化が一番大きかったです。それでMAOさんと組んで闘って、MAOさんのすごい部分もいっぱい試合終わりに教えてもらったり、アドバイスくれたりして、そこから一気に変わってきました。だからMAOさんが「(The37KAMIINAを)辞める」って言った時も「ずっと気がかりだった」って言ってくれて「お前はもう大丈夫」って言われた時は、The37KAMIINA抜けるのは寂しかったけど、それよりも嬉しかったです。
  • ーー常に進化が止まらないTo-y選手ですが、現在は初のシングルタイトルとなったDDT EXTREME王座を保持していますが、スーパー・ササダンゴ・マシン選手からベルトを奪してから、三度に渡るこれまでの防衛戦を振り返っていかがでしたか?
    To-y ササダンゴさんとのタイトルマッチも急にSNSで発表されて「えー!?」って思ったんですよ。ササダンゴさんが『DDTプロレス×新日本プロレス 一面対抗戦~スーパー・ササダンゴ・マシンvs矢野通~』っていうすごいことをした後に、挑戦するんだっていうプレッシャーを感じそうにはなったけど、考えるのをやめました。自然とEXTREMEに辿り着いたんだなと思って、ササダンゴさんには今までのやってきた自分をぶつけようという気持ちでルールも考えて全部ぶつけました。そしたら思った勝ち方ではなかったですけど、気づいたら勝ってた、みたいな感じで。でもすごいことをやってきたササダンゴさんに勝ったっていう自信がめっちゃついた、獲った瞬間は。
    ーーそして7月15日新宿大会での初防衛戦、相手となったのが佐藤光留選手でした。
    To-y EXTREMEってどれくらいのことをしなくちゃいけない。すごいことをしなくちゃいけないとか色々考えたけど、やっぱりEXTREMEを獲って、光留さんとの防衛戦が決まった時に思ったのは、このベルトを使って自分のやりたいものとプロレスを繋げようと思って、一番最初は『24時間プロレス』のルールにしました。最終的に「24時間にしよう」って言ったのは光留さんなんですけど、24時間プロレスやるってことよりも、僕はギャンブルがしたかったんで。お小遣い1万円でギャンブルをしたかったんで、そのギャンブルとプロレスを兼ね備えたルールにして闘いたかったんで。好きなことで闘って、ギャンブルでは負けたけど、試合には勝ったんで良かったです。でも本当にかつてない経験をしました。しかもその日に家の鍵をなくして家に入れなくなったっていう。24時間プロレスの前日に家に帰ろうとしたら鍵がなくて、実質僕1人で36時間外にずっといた状態でした。24時間プロレス用に買ったものも、家から持って来れず。ただひたすら最初はショックのまま、出だしは悪かった。でもそういう時に勝俣さんがずっと一緒にいてくれて、撮影してくれたりして。やっぱり人の助けは僕は必要だなと思いました。助けられないと生きていけないなって思いました。あの時の36時間で人生を味わいました。
    ーー二度目の防衛戦は8月30日ひがしんアリーナ大会、同世代にあたる高鹿佑也選手が挑戦者となりました。
    To-y 高鹿さんとの防衛戦は、高鹿さんにあまりない一面を見たかったんですよ。高鹿さんって SNSやらないじゃないですか。だからこそやらせたくて。それを絶対ルールに入れようと思ってて、試合はああいうルール(自分のライフは自分で稼げ!!プロレス人生ギリギリデスマッチ!)にして、あと、YouTuberごっこをしたかったんで自分で撮影して、編集して、投稿するっていう。僕は動画の編集アプリに1万円課金しましたもん。それも自分のやりたいこととしてあって、ルールに入れました。24時間プロレスの時はチケット即売会をやって、お客さんに軍資金をいただいて、それでキャンブルをやって、お客さんもたくさん来ていただいて。サイン書いたり、写真撮ったりして、お客さんみんな楽しかったって言って。やっぱりお客さんを巻き込むことって、僕も楽しいし、お客さんも楽しいんだなと思って。高鹿さんとのルールもSNSを使ったファンの人を巻き込むルールにしました。そしたらお客さんもいろんなアカウントで見たりして、リポストもいっぱいしてくれたり。あとファンの人が言ってたのは、掲示板みたいなグループがあって、そこで高鹿さんのグループと僕のグループがあってそこで「みんなで見ましょう」と一致団結してくれてたらしくて。それくらい盛り上がってくれたんだなと思って、それはめっちゃ嬉しかったですね。でも高鹿さんも面白いですよね。動画も高鹿さんらしいっていうか。これが見たかったっていうのをちゃんと高鹿さんもやってくれた。これで高鹿さんが全くSNSもやらなかったら、多分こんな盛り上がらなかったけど、高鹿さんも頑張って苦手なSNSをやってくれたからこそお客さんも楽しめて、僕も楽しめて闘えたなって思いましたね。
    ーー三度目の防衛戦が9月14日札幌大会、イルシオン選手との『迷惑配信者を止めろ!!ユニキャスデスマッチ!』ですね。
    To-y イルシオンとの防衛戦は、イルシオンがユニバースキャスを使って煽ってきたからめっちゃムカついて、あぁいう闘い方にしようかなって。同じ思いをさせてやろうと思ったけど、お客さんが携帯見ながら試合を見るっていう、結果的に新しい闘い方が生まれたなって。イルシオンもなんだかんだ迷惑は迷惑だったんですけど、配信して盛り上げてくれてたのかなって思います。めっちゃムカついたけど、コスチューム奪われたり、裸を晒されたり……。サイン会のやつもめっちゃ注意喚起みたいになって、めっちゃXでバズってたし。EXTREME持ってルール考えて試合するだけだと、結局DDTを知っている人にしか見られないし、やっぱり SNSとか、今だからこそ出来るものを使うことによって、いろんな人に見られたりして盛り上がるんだなっていうのはめっちゃ経験になりました。
  • ーーそして両国大会で行われるEXTREME戦ですが、DDTの中でもEXTREMEな4選手を迎えての5WAYマッチになりました。通常の5WAYだと負けずにベルトを獲られる可能性もありますが、その辺が不利にならないルールはイメージ出来ていますか?
    To-y 不利にならないルール……。それをずっと迷ってるんですけど、やっぱり歴代のチャンピオン達なんで。そのチャンピオンたちがやってきたものに合わせて闘いたい気持ちもありつつ、今僕がやってきた令和のEXTREMEをぶつけてやりたい気持ちと、今迷っている状況ですね。どっちにしようかみたいな。でも全員お兄さんのような、おじさんのような人達なんで、そこをうまく使えたらなっていうのは思ってます。あの人たちは平気で力を合わせて若い人を潰してきそうな感じもあるんで、めっちゃ不利な気はします。でもやっぱり今までやってきた僕のプロレスをぶつけるしかないなっていう。赤ちゃんを思い出して、赤ちゃんをお手本にして闘ってきたこの経験を4人にぶつけたいなって。
    ーーTo-y選手の呼びかけに対し、Xで名乗りを上げたのが彰人選手でした。
    To-y 最初に彰人さんが挑戦表明してきてくれた時は嬉しかったですね。EXTREME王者といえば、やっぱり彰人さんのイメージが一番強い。僕が挑戦者募集の投稿してから結構時間経ってて「これ誰も来ないかもしれない……」っていう焦りがあって、そこで彰人さんが来てくれたっていうことは、ちょっとでもEXTREME王座を持っている僕に興味を持ってくれたのかなと思って嬉しかったです。
    ーー続いて前王者のササダンゴ選手からの挑戦表明がありました。
    To-y ササダンゴさんはInstagramで言い訳を言ってたイメージしか……。でも今ササダンゴさんめっちゃトレーニングもしてて、Instagramを見る限りめちゃくちゃ絶好調な感じでしたね。僕と新潟で闘った時は絶不調だったらしいんで。今回はその絶好調なササダンゴさんを僕が潰したいです。それで完全に僕がチャンピオンということを証明したいです。
    ーーさらにその後、平田一喜選手からも挑戦表明が来ました。
    To-y 平田さんはTikTokで挑戦表明してくれて。なんかアルフォート食べてたイメージしかないですね……。でも平田さんもEXTREMEのチャンピオンだった時期、やってることが壮大すぎて、完全に平田ワールドだったと思います。TikTokで適当な感じに挑戦表明されたっすけど、逆にちょっと恐怖感はありましたね。すごいことをしてきた平田さんが挑戦表明してくれて。恐怖をちょっと感じたけど、やっぱり楽しみが増えた。人数が増えるごとに、楽しみがいっぱい増えて嬉しいなって。
    ーー最後にアントーニオ本多選手が対面で名乗りを上げてきました。
    To-y 本多さんの俳句は感動したっす。挑戦表明してくれた瞬間は、本多さんにとってのSNSはこれなんだと思って。本多さんの言ってることだけを聞いたら、意味があんまわかんないですけど、本多さんの表情、声、喋り方の雰囲気というかなんかオーラというか、そういうのを感じると、本多さんの言葉には気持ちがあるっていうか、感動するんですよね。俳句は字余りだったけど。
  • ーー10月19日後楽園大会では、KO-D6人タッグ王座も初防衛されましたが、To-yさんにとってどんな一戦でしたか?
    To-y 鈴木さんとは前哨戦でマッチアップしてみて、恐怖そのものでした。上野さんも言ってたんですけど、あれ以上の怖い人はいないなって。人の限界の怖さが鈴木さんなんだなって。それを武知さんがたくさん体感していた。それでも武知さんは立ち上がったってことは、本当にプロレスラーとしてすごいなって思いました。武知さんが立ち上がったからこそ、僕らも頑張れたし、助けたいと思ったし、僕もたくさん助けられたし。僕らの KO-D6人タッグのベルトはそれでできてるなっていう。結構見守るシーンもありましたけど、見守っててもなんか本当に「もうヤバい……」ってなったら本気で助けに行こうとは思ってても、武知さんはくじけず闘ってたんで。そこはプロレスラーとして本当にすごいなと思いました。そんな人を近くで見て、僕の隣にはDDT最強の上野さんがいて。その中で一緒に試合できてることによって、徐々に自分も最強に近づいていってるんだなっていうのは実感したし、これからももっとあのベルトを防衛して、3人でもっと楽しいことをしていきたい。あと勝俣さんのスーパーセコンドがあるから、その時もめっちゃ助けになったし。タッチして帰ってきた時も声をかけてくれたり、試合中もたくさん声をかけてくれて、助けてくれて。やっぱチームっていいなって改めて思いました。早く勝俣さん復帰して一緒に闘いたいなって。やっぱ勝俣さんは「頑張れ」「相手見ろ!」っていう声が的確なんです。本当にちょうど自分がくじけそうな時に助けてくれる。それはもう、試合中もプライベートも。だから勝俣さんって存在はめちゃくちゃ大きい。チームとしても、僕自身としても。
    ーー最後にファンの方にひとことお願いします。
    To-y 両国に向けてやっぱりEXTREMEで僕がまだ満たされてないんで、お客さんも満たしきれてないんで、世界中の人々をこのEXTREMEで満たすまではチャンピオンでいなきゃいけないと。まずは両国で。確かにすごいかつてのチャンピオン達かもしれないですけど、令和のEXTREMEチャンピオン・To-yをぶつけたいと思います。全員両国にカモーン!

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