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【インタビュー】3月22日旗揚げ29周年記念後楽園大会でDDT所属第一戦となる稲畑誠己「まずはD GENERATIONSの1番に。ゆくゆくはDDTに来た以上、テッペンを目指す」

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  • JTOにてサンダー誠己のリングネームで活躍し、2026年1月に同団体を卒業、2月22日にDDTへの入団が発表された稲畑誠己。3月22日東京・後楽園ホール大会での入団第一戦を前に、新たなリングとしてDDTを選んだ理由や今の心境を聞いた。
  • ――元々学生時代は野球をされていて、甲子園にも行ったことがあるそうですね。
    稲畑 野球を始めたのが小学校1年生の夏で、そこから高校3年までやっていました。ベンチメンバーではあったんですけど、高校2年の時には甲子園に出場しました。
    ――ポジションとしては?
    稲畑 外野で、センターを守ってました。
    ――野球一色の学生時代だったかと思うんですが、プロレスとの接点は?
    稲畑 初めて見たのが小学校2年生の秋頃だったと思います。家でテレビを見たのがきっかけでした。地元の大阪にプロレスが来た時に家族で見に行って、ハマった感じでした。
    ――最初に見た団体というのは?
    稲畑 DRAGONGATEさんですね。
    ――いつ頃からプロレスラーになろうという気持ちに?
    稲畑 初めてプロレス会場に行った日に「プロレスラーになろう」と思いました。
    ――野球に打ち込みつつ、将来はプロレスラーを目指していた。
    稲畑 やれるところまで野球をやり切って、しっかりケジメをつけてから、プロレスラーになろうっていうのは思っていました。
    ――JTOに入門するきっかけは何だったんですか?
    稲畑 兄(現:プロレスリング・ノア、稲畑勝巳)が先に入団して選手として活躍していて。その姿を見ていたので、同じところに入って兄を超えたい、という気持ちでした。
    ――プロレスラーになりたいのは弟である誠己選手の方が先で、入門は勝巳選手の方が先だったと聞きました。
    稲畑 お互い「プロレスラーになりたい」という話をしていなかったんですけど、僕の方が早く言っていたのかなと思います。
    ――JTOではお兄さんとのタイトルマッチなどもありましたが、お兄さんとの対戦というのはどうでしたか?
    稲畑 そこまで「兄だから」という気持ちではなく、一選手として対角に立っていたので、遠慮なくぶつかり合えたかなと思います。特別な感情は試合中にはあまりなかったですね。
    ――デビューして1年で第11代KING of JTOのチャンピオンになったわけですが、その1年間というのはどういう1年間でしたか?
    稲畑 1年未満の選手の中では色々挑戦をさせてもらえたのかな、と思います。団体内だけでなく、他団体の選手とも多く対戦したので。いい経験をさせてもらったなと思います。
    ――チャンピオンとして団体を背負う立場になった時はどうでしたか?
    稲畑 チャンピオンになったタイミングで兄がJTO退団を発表したので、今までいた大きな存在が抜ける、なんとしても僕が埋めないといけないと思いました。男子と女子がいる団体で、女子ばかりが注目を浴びていたんですけど、その中でも男子のプロレスも面白いんだぞ、っていうのを僕が先頭に立って見せていかないとな、という思いがありました。
    ――2026年1月にJTO卒業を発表。そこにはどういう思いがありましたか?
    稲畑 2025年の年内最終戦の時に、対戦相手の選手に勝っていたものが何も無く、あっけなくベルトを落としてしまって。自分が懸けるものが無くなったので、次は進退っていう言葉を使いました。(2026年初戦で)進退を懸けてベルトに挑んだんですけど、それでもやはり敵わなくて。JTOで1年半やって来たんですけど、それだけでは自分のこの先の成長はないなって思ったので、卒業という形になりました。
    ――そして2月のDDT後楽園大会で入団を発表されたわけですが、様々な団体の中でDDTを選んだ決め手はなんでしたか?
    稲畑 色々な団体を見させてもらっているなかで、DDTを見た時に、若い選手が多く活気がある団体という印象でした。ベテランから若手まで幅広い選手層の中で、自分がここに入ったら、自分をどれだけ活かせられるかなって思ったので。まずは若い選手、同世代の中で1番になろう、と思っています。
    ――DDTの団体としての印象は他にどんなものがありましたか?
    稲畑 エンターテインメントな場面もあり、男と男の闘いもあり、見ていて色んな意味で「面白い」「楽しい」っていう印象が強かったです。
  • ――入団発表後セコンドとして試合を見守ったりしていますが、中に入っての印象の違いはありましたか?
    稲畑 みなさん、優しくて、暖かくて。練習も一緒にやらせてもらってるんですけど、自分が出来てない部分を細かく指導していただいたり、充実した日々を過ごしています。
    ――DDT内で特に誰か意識する選手はいますか?
    稲畑 自分と体格が近い選手、正田(壮史)選手だったり、佐藤大地選手に興味がありますね。あとはDGCを優勝した須見(和馬)選手。僕より体格が小さいんですけど、その分動きが速いので。自分にない強みを持っているなと思います。
    ――JTOからDDTへ入団、となるとKANON選手も同じ歩みになるかと思うんですが、接点はありましたか?
    稲畑 JTOにいた時には接点はなかったんですけど、兄とKANON選手が同じ時期を過ごしていたので、兄が弟もプロレスラーになるっていうのを当時いた選手には伝えていたので。僕が入った時にはKANON選手も知っていてくださって。そこからちょっと接点はありました。
    ――他にもDDTには男色ディーノ選手、アントーニオ本多選手、ヨシヒコ選手など、今まで対戦してきた相手とは毛色が違う相手も多いですが、その辺の不安などはありませんか?
    稲畑 不安というのはないんですけど、そういった選手と対戦してもその世界に飲み込まれずに、自分のプロレスを見せていけるのかなって。自分自身楽しみではあります。対戦する時になったら、自分を見せたいので。そこは楽しみです。
    ――入団第一戦は3WAYタッグマッチ、MJポー&イルシオンvs大石真翔&稲畑誠己vsビエント・マリグノ&隈取、というカードになりました。パートナーの大石真翔選手は同じイズムを持っている選手になるかと思うのですが?
    稲畑 団体は違うんですけど、同じような道を歩んできた選手なので。そこは「自分はこういう風に学んできました」っていうのを、同じコーナーには立つんですけど、まずは大石さんに印象付けられるように、試合に臨もうかなって思います。
    ――対戦相手となる4選手の中では意識する相手はいますか?
    稲畑 自分より体格の大きいポー選手。見るからに対格差はあると思うんですけど、それを跳ね返して、ポー選手に勝れる何かを見せたいですね。
    ――他には稲畑選手より体格的には小さくてもスピードで勝る選手も多いですね。
    稲畑 JTOに居た時には対戦経験の無いような選手たちなので。どの選手も凄い楽しみですね。飛んだり跳ねたりする選手、ルチャの選手っていうのは自分の中でどちらかというと苦手意識が強いです。なのでそこはうまく対応していけたらなって思います。
    ――今後も初対戦の選手との対戦が続いていくことになります。
    稲畑 率直に凄い楽しみです。強い選手が多い団体ですし、同世代の選手も多い中で、まずは対戦して自分の印象を見せつけて。その中で勝ちにこだわっていきたいと思います。
    ――DDTでの当面の目標みたいなものはありますか?
    稲畑 直近はD GENERATIONSの一員にはなると思うので、まずはその中で1番に。ゆくゆくはDDTに来た以上は、テッペン、1番を。KO-D無差別だったり、UNIVERSALだったり、シングルの王座を獲りに行きたいなと思います。
    ――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
    稲畑 どんな選手なのかって注目していただいている方もいると思うので、3月22日の後楽園ホールでまずはその期待に応えられるようにしたいと思います。そして印象付けるだけでなく、入団して一戦目は必ず勝ち星をあげれるように頑張りたいです。

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