6月10日、東京・新宿FACEの大会前、6・28後楽園で行なわれるKO-D無差別級選手権試合(王者=上野勇希vs挑戦者=青木真也)の公開調印式が実施された。
両者、調印書にサインを入れ、意気込みを述べた。
青木「まだ2週間半ありますから、積み上げて粛々とこのベルトにたどり着くまで頑張っていきます」
上野「僕がトーナメントに参加せず、誰が優勝するんだろう? 優勝者が挑戦して来てくれたらうれしいなと思っていたら、青木さんがものすごい試合で超えて優勝し、僕の名前を呼んでくれて本当にうれしく思い……。トーナメントを見届ける中で、プロレスというのは相手のことを尊敬していればいるほど、好きであればあるほど、自分の思い切りを届け、相手のすべてを受け止めてやろうと思えるものなんだろうなって。だから僕はこのKO-D無差別級のベルトを持って、いっぱい防衛したいし、いっぱい防衛して来れたと思っています。このトーナメント、その前から僕は青木さんのことを、まあ尊敬しておりまして。プロレスが大好きな、DDTが大好きな青木さんのことを、僕はそれ以上に大好きだと思っております。愛を持って、愛を制す。僕たちはこのプロレス生活が進んでいく中で、一番の2人の思い切りを見せられるプロレスを届け、その先にDDTをもっともっと届けていくのは僕であります」
以下、質疑応答
――青木選手、相思相愛という表現もされていますが、上野選手のどういった部分にリスペクトがあるのか?
青木「前回やったときと比べると 彼の背負うものも増えただろうし、もっとこの場所を大きく伸ばし大きくしていこうっていう気持ちもあって。尊敬、敬意。一応、格闘技でやってきて、 それ故に彼がやろうとしてることの大きさとか決意とか覚悟とか、そんなのが分かるので。お互いに気持ちが分かる者同士で、いい試合ができるんじゃないかなと思っております」
―― 上野選手、2024年にタイトルマッチがありましたが、それ以降、青木選手のエイオキクラッチ、ヨーロピアンクラッチみたいな関節技以外の武器が増えています。そういった進化をどういう風に見ているか?
上野「僕から見るにエイオキクラッチしかり、丸め込みしかり、丸め込む相手の肩を付けて3カウト。これでプロレスでは勝つことができるという、このシンプルなプロレスにおける真っすぐな勝ち方。青木さんは昔から3カウント取ればいいんだよって言っていたし、まあ、それを実践していくということだから。むしろ自分の進化というよりは、青木真也という世界をプロレスのリングの上でも作り、引きずり込むことができているようになっている。進化になっちゃったと思うんですけど、青木真也の世界が強くなっていると思います。だから僕はその世界に飛び込む勇気もありますし、逆に上野勇希の世界も青木さんにはたっぷり堪能してもらいたい。そんな28日までの時間にしたいし、タイトルマッチにしたいなと思っております」







