18日、都内・新宿御苑のDDT事務所にて記者会見がおこなわれた。まず5・29後楽園大会でKO-D6人タッグ王座を懸けて対戦することになったチームドリフとスマイルスカッシュが鶴見亜門GMとともに出席。コメントを出した。まずは石井がタイトル戦決定の経緯を説明。「先週の名古屋でチャンピオンチームも素晴らしかったんですけど、解散前に6度目の戴冠を果たせてすごく嬉しく思います。このまま防衛戦をおこなわずに解散ということもあったんですけど、5月8日の札幌でスマイルスカッシュに敗れているということと、チームドリフとスマイルスカッシュの対戦成績が4勝4敗の五分なので、この試合で決着をつけて自分たちが最高のユニットだったと証明したいと思っております。ちなみにこのスマイルスカッシュ戦がチームドリフ3人で組む、ちょうど100回という記念すべき試合。有終の美を飾りたいと思います」。続いて各チームが意気込みを述べた。
彰人 ドリフと僕は同世代、いわゆる若手通信世代と言われていて、その中でも石井さん、入江さん、高尾さんはドリフというユニットで集まって上を目指していって。僕は先輩と組む違う道で上を目指していって。僕から見たらドリフというユニットは実績がすごいじゃないですか。それに何が不満で解散するかわからないんですけど、それでも本人たちが「解散する」と言ってるのだから次の後楽園で終わるユニットじゃないですか。そんな終わるユニットにこれからも続いていくスマイルスカッシュというユニットが負けるのはちょっと嫌なので。みっともないと思うので、しっかり僕らが勝って、これからも続くユニットの姿を見せたいなと思います。
HARASHIMA とりあえず6人タッグのベルトに挑戦できるチャンスをくれたのは感謝したい。ドリフ解散とか、それぞれそういう考えならしょうがないかなと思うけど、自分としてはまた6人タッグのベルトに挑戦できるということで、ここで絶対勝ってベルトを獲りたいと思います。
ウラノ 前にも言ったんですけど、自分はチームドリフの解散を認めません!
亜門 え?
ウラノ 認めないです。
亜門 もう解散は決まっていることなんで…。
ウラノ 決まっているからと言って認めないです! だってチームドリフが解散して、誰が得をするんですか?
亜門 損得の問題ではないと思いますが…。
ウラノ 誰も喜ばないし。だってほら、我々スマイルスカッシュとチームドリフ、4勝4敗なんでしょ? それが次の後楽園でスマイルスカッシュの5勝。チームドリフの4勝になるだけじゃないですか。
亜門 それはわかんないですけどね。
ウラノ さっき石井が「最高のユニット」とか言ってたけど、それもなくなるわけじゃないですか。スマイルスカッシュが勝つわけだから。その状態で解散するなんて意味がわからないし。ギリギリ許せる線としては、もしチームドリフが勝ったとしたら解散、みたいな。ないですけどね。
亜門 スマイルスカッシュが勝ったからと言って、ドリフが解散できないわけじゃないですから。解散を懸けた闘いじゃないですし…。解散するというのは決まっているんですよ。勝ち負けで解散が決まるというのじゃないですから。(ドリフに)気にしなくていいですから。この人はそういう人なんで。そういうのを持ちかけてくる人なんで。
高尾 ウラノさんはいろいろ言ってましたけど、解散は勝とうが負けようが決まっていることなので。最後、後楽園でちゃんと防衛して次につなげたいと思います。ただ負けて解散というのはチームとして悔しい。最後勝ってスッキリして解散したい。
入江 この人(ウラノ)は意地悪なので、口喧嘩では勝てないから。でも試合じゃ負けたことないので、僕たち3人がこのベルトを守って、3人で輝きます。
ウラノ 負けたら解散しない?
入江 え、ドリフをですか?
亜門 だから聞かなくていいから!
入江 負けたらどうするんですか?
ウラノ 負けたら解散しないから。
入江 そうなんですか?
亜門 違う、違う。勝っても負けても解散は決まっているから。勝って解散したいんだよね?
入江 そのほうが嬉しいです。
ウラノ 負けたら解散しないんでしょ?
亜門 負けても解散するんだよ。
入江 えぇ!?
亜門 入江クン、そうでしょ? だけど勝ちたいんだよね?
ウラノ 解散取り消せることはできるから。解散取り消しても誰も損しないから。
亜門 この人は詐欺師みたいなもんだから。聞かなくていいよ。
石井 自分はそれよりもチームドリフとスマイルスカッシュの対戦成績が4勝4敗の五分なので、この決着戦を制したいと思います。ちなみにこのスマイルスカッシュ戦がドリフ3人で組む記念すべき100回の試合なので、有終の美を飾りたいと思います。
――石井選手、ドリフとしてはタイトルマッチ前の春日部で安部(行洋)選手ら若手通信世代の6人タッグマッチも組まれましたが。
石井 安部さんとは5年4ヵ月ぶりに当たることになりますけど、その間のお互いの成長を確かめるような試合をしたいと思います。それよりもチームドリフとスマイルスカッシュの対戦成績は4勝4敗の五分なので、この決着戦を制して。僕たちその日がちょうど3人で組む100回という記念すべき日なので、有終の美を飾りたいと思います。
――100回は何勝何敗なんでしょうか?
石井 それは(携帯電話の)メモ帳に入っているので時間をいただかないと。あとでラインするんで。それよりもスマイルスカッシュと4勝4敗なので、どうしても決着をつけたいと思っています。その試合が3人で組む100回という記念すべき試合なので、いい締めをしたいと思います。
――ウラノ選手は解散について難癖をつけていましたが。
石井 まずは4勝4敗の決着をつけなければいけない。決着をつけたいと思います。
ウラノ 春日部とかでもう一試合、ドリフvsスマイルスカッシュをやっちゃうのはどうですかね。タイトルマッチとかではなく。
石井 いや、最後に100回というのがあったほうがいいので。今度の春日部は99回目ですけど、その後にスマイルスカッシュ戦の前にオファーが来ても。
亜門 101回になったら、それは違う?
石井 ちょっとそれは違うかな。せっかくなんでね。100でいきたい。
亜門 チームドリフとしてそれぞれ思い出深いことがあったら聞いてみたいんですけど。
高尾 思い出はいっぱいあるんですけど、すぐ浮かんでくるのはDVDの収録でくさや十番勝負を入江クンの新居でやったのが思い出深いですね。
入江 帰ってきたら、誰かが家でウ○コをしているかと思った。
亜門 3年9ヵ月やって、それが一番の思い出なの?
入江 僕はKO-D無差別を巻いて両国のメインに立った時なんですけど、2人とも涙を流して喜んでくれたのと悔しがってくれたことは忘れないです。
石井 現在98回組んでやってきたんですけど、数え切れないぐらい思い出があるんですけど、ビアガーデンも印象に残っていて、とくに2013年の若手通信を振り返る6人タッグマッチ、32分13秒間は思い出深いです。
亜門 そんなことより?
石井 今集中しなければいけないのはスマイルスカッシュと4勝4敗なので、その決着戦を制して、その日がちょうど組む100回目なので有終の美を飾りたいと思います。
続いて5・29後楽園大会でKO-D無差別級王座を争う王者・佐々木大輔、挑戦者・竹下幸之介が出席。それぞれが意気込みを述べた。
竹下 今年1月入ってKO-D初挑戦して負けてしまって、2度目の挑戦ということなんですけど、両国でタッグのベルトを落として、2度目のリマッチも佐々木さんに負け続けて。そんな時にモーテルの監督、アントーニオ本多選手から励ましてもらって。「プロレスは楽しまないとダメだ」と教えてもらって。今月に入って石川さんに勝って、これは自分の中で大金星だなと思って。勢いもきていると思うので。でもタイトルマッチ。その前に前哨戦もあるし、日曜日の大阪ではZERO選手とのシングルマッチもあります。今は正直、その試合のことで頭が一杯で爆発しそうなんですけど、そこで自分の足りないものを学んで気づいて得ることができたらタイトルマッチの力になると思うので。まずは今週の大阪。そして5月29日、自分の誕生日という記念すべき日に自分の尊敬するカリスマから勝ってKO-D無差別のベルトを初戴冠したいと思います。
佐々木 まあ私からすれば、竹下幸之介、挑戦者の資格なし。こんな二十歳のクソガキ、グリーンボーイが挑戦してくるなんて同なのかなと思うし。決まったからにはやりますけど、負ける要素はないし、負けたことはないし。だいたいこの竹下は入門当初から気に入らないんですよ。人のこと見降ろして。
亜門 見降ろして? それは背が高いからしょうがないんじゃないかな?
佐々木 ちょっと立て!(3人で立って)いっつもこれですよ。おい、ひざまずけ!
亜門 ひざまずかなくていいですよ!
佐々木 じゃあオマエ(亜門)がひざまずけ! 気に入らねえんだよ!
亜門(着席し直して)別に竹下は見下しているとかないから…。
佐々木(遮って)見降ろしてんだろ、俺のこと!
亜門 それは背が高いから…。
佐々木 17歳ぐらいから俺のこと見降ろしてんだろ!
竹下 DDT内で今は敵ですけど、一番選手として人間としてリスペクトしているのは僕だと思うので。見降ろしては…。物理的には見降ろしてますけど、心の面では見上げているぐらいです。
佐々木 コイツはこんなこと言ってるけど、裏では見降ろしてんですよ! 俺にはわかるんですよ。
亜門 見降ろしてないよな?
竹下 見上げているぐらいで…。
佐々木(遮って)ぶっ殺してやる!
――王者のどういう部分で尊敬している?
竹下 強いですよね。この間の名古屋のタッグタイトルも見てましたけど、チャンピオン・佐々木大輔は強い。体格的には僕のほうが恵まれているんですけど、そういう強さは私生活からもにじみ出ていると思う。自分の持ってないものをたくさん持っているという部分で尊敬している。
――人間的な強さ?
竹下 そうです。
――そこを乗り越えなければベルトを獲ることはできない?
竹下 だから前回KO-Dのベルトに挑戦した時の自分やタッグタイトルを落とした時の自分、今の自分のままだと難しいとわかっているので。でもこの1週間、2週間で変わりそうな気がするので。そこに期待してもらえれば。
――挑戦者は石川選手からジャーマンで3カウントを奪っているが脅威に感じる?
佐々木 あんなヤツに勝ったぐらいで…。
亜門 あんなヤツですか?
佐々木 あんなヤツでしょう。
亜門 あの石川修司ですが。
佐々木 あんなヤツでしょう。大したことない。
――先ほど「負けたことはない」と言ってましたが、過去のシングル戦績は2勝2敗です。
佐々木 それは過去の話でしょう。
亜門 負けたことないって過去の話でしょ?
佐々木 現状です。過去は過去なんで。
亜門 山形でも負けていますよね…。
佐々木 過去は過去なんで。
――裏で見降ろしていると言っていたが、どういう確証があって?
佐々木 さっき立ったの見てわかるでしょ? 裏でも表でも見降ろしているんですよ。気に食わないですね。
――このような佐々木の発言を聞いてリスペクトできる?
竹下 とんちんかんなこと言ってますよね。それは今日、佐々木選手が着ているTシャツに表れているんですよね。そういう意味のわからなさ、僕にそういう部分はない。僕は意味のわかることしか言えないので。自分はこういう風になれないからリスペクトしているんです。
最後に5・22淀川大会で組まれたHARASHIMA&彰人vs佐々木大輔&石川修司のDDT最前線のタッグマッチについて、両チームが出席してコメントを出したのだが、どうも彰人はレッカのように見えて、石川は前回の記者会見にも登場した佐々木とそれほど背の変わらない中肉中背の男。
はじめに石川が「誰が見ても、彰人やないやないかい!」となぜか関西弁でツッ込む。HARASHIMAは「どう見たって彰人だよ!」と反論し、「好きな食べ物は?」と質問すると、この彰人は台湾訛りで「ラーメンです」と答える。しかし、東北出身のはずの石川は「そんなもん選手名鑑見たらわかるやないかい!」と関西弁で認めない。それならと台湾訛りの強い彰人は「空腹のブラックバス、彰人だ!」と訴えると、パラパラっぽいダンスを繰り広げる。なぜか石川はこれを見て「ほんまもんや」と納得して会見は無事に進行。意気込みを問われると台湾訛りの強い彰人は「頑張ります。よろしくお願いします!」とコメント。HARASHIMAは「相手のタッグチャンピオンチームはDDTで一番強い。そこと闘えるのはひじょうに楽しみですね。万全のコンディションで最高の闘いをしたいと思います」と述べる。対する佐々木は「こんな毎週毎週タイトルマッチをやって、また大変そうな試合組みやがって! 松井を呼んでこい!」とご立腹。5・22淀川大会の主催である松井幸則レフェリーはカレーせんべいを買いにいっているため不在。納得してない佐々木に石川が「大丈夫や。ワシが2人まとめて葬ったるがな」と小声でなだめると、「ワシがオマエら2人を汗一滴も垂らさずに葬ったるわ。覚悟しいや! のう、カリスマ!」と声を張り上げたのだった。なお、亜門GMから同大会でおこなわれる豪華景品争奪びっくりタッグランブルに超大物X&ある意味超大物XXの出場が改めてアナウンスされると、石川は「誰や? だいたい名前を発表せんと券売につながらんやろ! 超大物やったら発表するやろ! 大物ちゃうんやないか?」とクレーム。松井レフェリーが嘘をつくはずがないと主張する亜門GMはXが超大物でなかった場合、亜門GMの奥さんにも黙っている「毎晩、奥さんと子供が寝静まった後にリビングで手相撲をしている」以上の離婚ものの機密事項を暴露するとし、対する石川はXが超大物だった場合、古巣の週刊プロレス編集部で加藤朝太記者の下でこきつかわれることとなって会見はお開きとなった。



