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【ニコニコ超プロレスリング2日目リポート】最終日も大盛況!!/みちのく練習生の三中がサップと闘うハメに。めちゃイケメンバーの加勢

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    • 26日、千葉・幕張メッセにでの「ニコニコ超会議2015」内にて「ニコニコ超プロレスリング」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から。まだまばらにしかいない観客に向かって「イエイ、カモン」を強要する初代王者の伊橋剛太。挑戦者の宮武俊もムダに筋肉をアピールするが、その背後から伊橋が蹴っていく。伏せてかわそうとした宮武を側転で逆にかわした伊橋がドロップキック。これで宮武を場外に追いやった伊橋は、場外ダイブと見せかけてロープに逆立ちして反動して戻るフェイント。リングに戻った宮武は逆水平チョップからコーナー下で踏みつけると、エルボーを叩き込む。さらにキャメルクラッチで捕まえた宮武だが、伊橋はロープに脱出。しかし、宮武はなおもキャメルクラッチで捕えると鼻フックまでお見舞い。さらに四つん這いの伊橋の腹部を蹴り上げた宮武は、エルボー合戦を仕掛けていく。そこからロープに飛んだ宮武だが、追走して体当たりした伊橋はレッグラリアット。その瞬間、リングから「ガタン!」という鈍い音が響き、何とリングが壊れてしまうアクシデント。ロープが緩んでしまった状態のままジャンピング・バックエルボーを見舞った宮武はボディースラムで伊橋を投げるとさらにブレーンバスター。リングの状態が心配される中、対角線ダッシュしてきた宮武をカウンターのラリアットで迎撃した伊橋はその場跳びムーンサルト。これをかわした宮武は起き上がろうとした伊橋にハートアタックを決めて3カウント。絶対王者の伊橋がまたも王座防衛。

      そのまますぐにリング修復を行う伊橋。その結果、ロープを張る金具が折れてしまったことが判明。放送席に呼ばれた伊橋は125キロの体重が原因だと追及されてしまう。さすがに申し訳なさそうな伊橋は、罰としてステージの上で通行人に向かって「こんにちは中邑真輔です。プロレスやってます、イヤァオ!」と言わされ、さらに「愛してま~す!」と逸材っぽいこともやらされた。その間に壊れたリングはあっという間に修復。さらに放送席で会場限定販売のヨシヒコスマホケースを宣伝していると、大石がやってきて“空気注入サービス”を行うと告知。すぐに売店に行き、次々とお客さんが購入したスマホケースを膨らませていく。その後、ディーノや大鷲も加わり、なかなかの盛況ぶりとなった。

      前説では鶴見亜門GMから出場予定のMIKAMIの欠場がアナウンスされて、オープニングコールへ。

      第1試合は樋口和貞&梅田公太vs中津良太&岩崎孝樹のタッグマッチ。まずはいつでもどこでも挑戦権を持っている樋口と岩崎の先発で試合開始。バックの取り合いからリフトしてマットに叩きつけていった樋口。続いて梅田と中津がリングインし、スピーディーなロープワークから中津のドロップキックをかわした梅田だが、中津はアームホイップで投げてから今度こそドロップキック。タッチを受けた岩崎がボディースラム。しかし梅田はソバットからミドルキックを返すと樋口にタッチ。豪快なボディースラムからジャンピング・ボディープレスを浴びせた樋口は両手で岩崎の顔を掴んで捻り上げる。ロープに逃れた岩崎を梅田がスリーパーで捕獲。そこからキャメルクラッチにスイッチした梅田。岩崎はロープに逃れる。続いて樋口が逆水平チョップからロープに飛ぶが、追走した岩崎がエルボー。さらにランニングエルボーでなぎ倒すと中津へスイッチ。ミドルキックを叩き込んでいった中津だが、樋口も逆水平チョップで応戦。打ち勝った樋口に中津は背後からロープに押しつけると前方に回り込んでボディーにカンフーキック。さらに串刺しジャンピングニーからフェースクラッシャーへ。続くブレーンバスターは樋口が逆に投げようとする。うまく背後に逃れた中津は腕に絡みついてチキンウイング・アームロック。樋口はそのまま中津を肩口に担ぎ上げて立ち上がり、コーナーにぶつけてからのオクラホマスタンピート。さらに梅田と樋口はトレイン攻撃。そこからスワンダイブ式ミサイルキックを発射した梅田は、ロープに飛び乗ってのジャンピングキック。フィッシャーマンを狙う梅田。これを踏ん張った中津はエルボー合戦へ。そこからミドルキック合戦にスイッチすると、お互い激しい蹴り合いに。そこから中津は蹴りと掌底のコンビネーションを叩き込むが、返す刀で梅田がハイキック。タッチを受けた樋口はビッグブーツを狙う。岩崎はそのまま足を抱え込んで投げようとする。樋口は何とか防御したが、ワンツーエルボーからのローリングエルボーを放った岩崎はダブルアームの体勢。踏ん張った樋口に延髄斬りからロープに飛ぶ。これをかわした樋口はドロップキック。さらに相撲タックルで吹っ飛ばし、梅田が中津を場外に連れ出している間に岩崎をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げると、そのままアゴと片脚をフックしてギブアップを奪った。勝利した樋口は土俵が向こう側に見えるリング上で、亜門GMからいつどこ権のアームカバーを手刀を切って受け取った。

      第2試合は山下美優&えーりんvs中島翔子&坂崎ユカの東京女子プロレス提供タッグマッチ。いつものようにとんがり帽子を木曽レフェリーに被らせようとした坂崎だが、木曽レフェリーはそれを客席に投げてしまった。むくれた坂崎はその怒りを山下にぶつけようとする。腕の取り合いから、坂崎がまるでタンゴを踊るように山下を翻弄してから「あ、なんだあれ?」と気を反らして脚を踏みつける。続いて中島とえーりんがリングイン。ハンマーロックに捉えたえーりんだが、首の取り合いからバックの奪いあいになると、中島がスナップメイヤーからスリーパー。ロープに逃れたえーりんだが、中島はショルダーアタックから串刺し攻撃を狙う。これをかわしたえーりんはカウンターのバックエルボーで倒すとロープに飛ぶ。ここでエプロンから坂崎が脚をすくってえーりんを倒す。すかさず坂崎がリングインしてバックエルボーからスリーパー。ロープに逃れたえーりんだが、坂崎はコーナーにえーりんを叩きつけていく。続いて中島が首4の字固めに捉えると、反転してえーりんの顔面をマットに打ちつける。しかしジャンピング・ヘッドバットをヒザを出して迎撃したえーりんは「えーりん」コールをファンに要請して「ありがとー!」と叫びながらエルボーを狙う。これをかわした中島は坂崎にタッチすると、えーりんをムダにロープに飛ばして疲れさせる。ぐったりしたえーりんをダイヤル固めで回していった坂崎。目を回しながらも坂崎がタッチすると、中島はシーソーホイップで投げてからリバース・インディアンデスロック。そのまま両手を掴んで反転してカバーするがカウント2。中島はハーフダウンのえーりんに前方回転ネックブリーカーを決める。えーりんはエルボーで反撃。中島もエルボーで対抗すると、ガットショットからロープに飛ばすが、えーりんはドロップキックを返して山下にタッチ。ミドルキックで闘うコメディアンズを蹴り飛ばしていった山下はランニング・ネックブリーカー。しかし中島もスクールボーイで丸め込むと、山下の脚にヘッドバットを落とす。タッチを受けた坂崎はホウキを持つとスワンダイブ式魔法少女ジャンプ。さらに着地してロケットランチャーを放つ。かわした山下はシュミット式バックブリーカー。中島が入ってきて山下をロープに飛ばすと、坂崎がカニ挟みで倒す。そこから闘うコメディアンズはダブルの619からサンドイッチ攻撃。山下がかわして同士討ちを誘い込むと、えーりんが中島に焼餃子固め。山下は坂崎にTRFを決めるが、坂崎はロープに脱出。ならばと山下はボディへの掌底からアティテュード・アジャストメント。中島がカウント2でカットしたところで10分が経過。そこにえーりんがミサイルキックを発射して中島を場外に追いやると、その間に山下が坂崎にブラジリアンキックからクラッシュ・ラビットヒートをブチ込んで勝利した。

      第3試合はスーパー・ササダンゴ・マシンvs入江茂弘のシングルマッチ。MacBookを片手に入場したササダンゴは巨大スクリーンを使って戦略発表会という名の煽りパワポをスタート。前日に続き自己紹介してから、対戦相手の入江を解説。体重を0.12トンと敢えて“トン”で説明するササダンゴは、前夜にパワポを作っているときに前日飯伏に使用した「いぶしうしろ作戦」が使えることに気づいたという。「雪崩式ブレーンバスターで体力が70%も減るのは坂井君だけだよ」とヤス・ウラノに説教されたというササダンゴ。実際に飯伏に確認したところ35%程度しか減らなかったらしい。さらに飯伏が後ろを向いても何もなかったのが悪かったということにも気づいたササダンゴは、試合終盤で入江がフライング・ソーセージを狙ってコーナーに登り、入江がスクリーンでモヒカンの具合を気にしたところで、視聴者に「入江、うしろ!!!!」のコメントを書き込んでもらって、入江が後ろを振り返ったときに、スーパー・ニセダンゴ・マシンを配置。入江がそっちに気を取られているところに雪崩式ブレーンバスターを決めて体力35%を奪ってから、垂直落下式リーマンショックを決めていく。そして頭部への攻撃でもう一度スクリーンでモヒカンを入江がチェックしたところで、視聴者には「入江、うしろ!!!!」のコメントを書き込んでもらい、ラウンドガールには「2735号室」と泊まっているホテルの部屋番号が書かれた紙を提示してもらったところでもう一度、垂直落下式リーマンショックを決めれば入江の体力を100%以上奪って勝てると分析した。

      ロックアップからロープに押し込んだササダンゴだが、まずはクリーンブレイク。バックの取り合いからヘッドロックに捉えた入江だが、首を抜いたササダンゴが逆にヘッドロック。ロープに振った入江だが、ショルダータックルでなぎ倒したササダンゴ。入江もショルダーアタックでぶつかっていくが、ササダンゴはなかなか倒れない。しかし勢いをつけてショルダーアタックでなぎ倒した入江はエルボーからボディーシザース。天井カメラにムダにカメラ目線を送るササダンゴにヘッドバットを見舞った入江は串刺しラリアット。ブレーンバスターを狙った入江だが、これはササダンゴが逆に投げていく。さらにドロップキックから串刺しラリアットを叩き込んだササダンゴはブレーンバスターを狙ったが、今度は入江が逆に投げる。ダイビング背面エルボーを落とした入江はコーナーに登るとスクリーンでモヒカンをチェック。スクリーンでは「入江、うしろ!!!!!!!」というコメントの嵐。そこにロングの金髪がなびくニセダンゴが現れ、入江の6人タッグベルトをチンしたことをアピール。そちらに気を取られた入江をササダンゴが雪崩式ブレーンバスター。続けて垂直落下式リーマンショックを決める。頭部の攻撃を連続でもらい、またもスクリーンでモヒカンをチェックする入江。するとニセダンゴに連れて来られたラウンドガールが部屋番号の書かれたボードを掲げる。4桁の数字を必死で覚えようとする入江に対し、背後からササダンゴが近づいて垂直落下式リーマンショックを決める。が、入江はカウント2でクリア。どうやら美女を見たせいで体力がいくらか回復していた模様。そこでニセダンゴマシンが乱入してストンピングからラリアット。コーナーに登ったササダンゴがマスクの位置をスクリーンでチェックする。しかし、自身の背後ではラウンドガールとニセダンゴがメアドの交換をしていた。これに気を取られたササダンゴを入江が雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、ダメ押しのフライング・ソーセージで3カウント。試合後、ニセダンゴはあっさりマスクをめくって福田洋の顔をさらしながら楽しそうにラウンドガールと話し込んでいた。

      第4試合は仮面女子vsほもいろクローバーZのアイドルプロレス。超プロレスリングの調印式で仮面女子の立花あんなの赤い仮面を奪ったディーノ。試合に勝って仮面を奪い返したい仮面女子は、アーマーガールズ、スチームガールズ、アリス十番と所属ユニットごとに登場。一気にリング上、花道、ステージ上に散ると『全開☆ヒーロー』を熱唱。客席にはサイリウムを振るファンも大勢見られる。間奏部分では銃からトイレットペーパーを噴射するパフォーマンス。そして仮面を外して全員集合して歌い終えると「私たちが仮面女子です。何と新メンバーが6人も加わりまして、新生仮面女子としてニコニコ超会議でデビューしました!」と自己紹介。中にはauマスクを被ってきたメンバーもいて「auに媚び売りまくっているんですけど」とメンバーからツッコミが入る。そして「このセンターの立花あんなちゃんだけ赤仮面を被っているわけですよ! 先日行われた調印式でほもいろクローバーZとかいう輩に大切な大切な赤仮面を奪われちゃったんですよ!」と改めてファンに報告。メンバーも「赤い仮面がないと私たちのステージが締まらないんですよ!」と訴えたあと、インディーズで1位になったことやさいたまスーパーアリーナでライブをやることを告知してから、その1位になった曲である『元気種』を熱唱。さらにタオルを振り回しながら『夏だね』を歌っていたのだが、途中で曲が止まり『行くぜっ!怪盗少女』の替え歌に乗って赤仮面を被った男色ディーノ、大石真翔、福田洋のほもいろクローバーZが乱入! 大石が「こんばんはー! 私たち今会えるアイドル、月末後楽園、ほもいろクローバーゼーット!」と決め台詞。そのままリング上で相対した2組のアイドルだが、仮面少女は「アイドルっていうかただのオッサンじゃん!」と言うと、ディーノは「あんたたち何がアイドルの条件なの?」と尋ねる。森カノンさんが「顔だよ」と言うと、大石は「お前が言うんじゃねぇよ、ブス!」と一喝。さらに新メンバーに自己紹介させたディーノはGカップをアピールするメンバーの胸を触ってセクハラ攻撃。しかもこの新メンバーの特技が腹話術なのでやらせてみると「そのクオリティで特技って言うな!」と、これまた一喝。さらに将来お笑い芸人に近いアイドルになりたいという新メンバーには「(お笑い)養成所にいけ!」と一喝。このメンバーはHKB48の指原莉乃の大ファンだとアピール。「ファンかよ!」と正論を浴びせたディーノは、フィギュアスケートが得意という新メンバーには体の柔らかさをアピールさせると、「特筆すべきところがそこしかなかったので、今までやった一番悪いことは?」と尋ねるが、「パパの部屋にあったパンを勝手に食べた」という回答だったためガッカリ。そして16歳で最年少だという新メンバーのプロフィールに目を通したディーノは、そのあまりに平凡なプロフィールに「あなたのどこをいじればいいんですか?」と詰め寄る。自分で「ウーパールーパー顔」だというメンバーに「自分で18人中何番だと思いますか?」と尋ねると「17番目くらい」と答えたため、「自分より下の一人は誰なの?」と尋ねると、先ほどの指原ファンのメンバーだと言ったことが明らかに。新メンバー6人中、最後の一人はももクロ好きでほもクロの『全力少女』の踊りに対して「緩い!」とダメ出し。そこでディーノは「じゃあ踊ってもらいましょう。その上でアンケート採りましょう」と提案。ほかのメンバーが盛り立てる中、実際に踊ってもらったあと、「いまのクオリティは特技に入れてもいいレベルか?」とニコ生でアンケートを採ると、68.7%で「×」という結果に。続いて既存メンバーに対してもダメ出ししていくディーノ。将来の夢を「鮫に食べられること」と答えた窪田美沙さんだが、センターの立花あんなさんは「アイドルなんでヨシとしている」という。続いて股割り360度出来るという月野もあさんに実際に披露してもらったが、ディーノは「思いの外地味だったな」とバッサリ。時間もだいぶ押してきたので、何人か同時に特技を披露させたディーノは「我々がつなぐべき時間は使いました。あなた方からは伝わってきません。何がってアイドルとしての自覚が」と言い放つ。「覚悟あります!」と答えた仮面女子に対し、ディーノは「なら今から歌ってもらいますが、例え歌っている途中に何があっても最後まで歌えきれますか? それができたら仮面返してやるよ」と提案。そこで仮面女子は「絶対にほもいろクローバーZになんか負けないぞ!」と宣言してから『夏だね』を歌い始める。

      するとほもクロのメンバーは次々にメンバーの仮面をいじったり、振り回すタオルをつかんんだりとちょっかいを出して行く。そしてセンターの立花あんなさんにディーノはナイトメアまで決めると、コーナーに登ってケツを突き出す。大石と福田がケツに立花さんの顔を押しつけようとするが、ここで森カノンTシャツを着た入江茂弘が入ってきて立花さんを救出。さらに仮面女子の衣装を着たヨシヒコが大石をヨシヒコ・デストロイで投げると、入江は福田に串刺しラリアットを叩き込み、仮面女子もトレイン攻撃で続く。

      立花さんはDNA勢が掲げたゴムボートに乗ってリングサイドからコーナー上のディーノをタオルで殴打。なんだかんだで最後まで歌いきった仮面女子が「どうだももいろ、思い知ったか! 約束の赤仮面、返してもらっていいんじゃないですか? 笑顔で最後まで歌いましたよ」と詰め寄ると、ディーノは「ハハハハ、合格ですよ。私はあなたたちを試していたんです。このような緩~い見世物にしてしまったのも、あなたたちのアイドルとしての覚悟を見極めるためにやったことです。あなた方は見事、その強い心で歌いきりました! そして約束してくれますね、これからも歌いきってくれるということを。その言葉を聞くためにこの1時間はあったようなものです。この仮面があなた方の手に戻るときがやってきたのですね」と言うと、赤仮面を立花さんに返した……その瞬間、「ウソだ、ボケ!」とヘッドバットをお見舞い。桜雪さんを捕まえて鼻フックまでお見舞いしてから逃走した。

      【試合後のコメント】
      ――試合の感想を。
      ディーノ 感想も何も、ハートが強い子たちだなと思いました。
      大石 まああの状況で、あのリング上に。
      ディーノ 逆風を感じる力がないんだろうなと思いました。でもそれはいいことですからね。逆風を感じる力がないというのはマイペースで進めるって事ですから。いい風に言ってみましたけどどうでしょうか?
      大石 お前らスゲーよ。スゲースゲー、お前らスゲー。
      森カノン なんか、ムカつくんだんけど何この感じ?
      大石 いやアイドルとしての先輩としてね。
      森カノン いや、やりきってやりましたよ。いやだってそもそも、こんなほもいろクローバーZとかいうパクリの気持ち悪いおじさん達と、なんでこの私達最強地下アイドルの仮面女子が一緒に比べられなきゃいけないのかってまずそこからがわからなかったんですけど、でも今日はギャフンとね、言わせてやれたんじゃないかなと思います。新生メンバーも入って、ますます最強になった仮面女子が、このニコニコ超会議という素晴らしいステージでパフォーマンスさせていただけて、赤仮面も取り返せたので、言うことないです。
      ディーノ 90点です。素晴らしい。
      立花あんな あと一言言いたいんですけど、仮面盗って返してくれたのはいいんですけど謝ってもらってないんですよ、私。盗っといて謝らないのおかしいと思います!
      ディーノ 聞こえなかったんですか? リング上で私達頼まれたんですよ。あなた方を一流のアイドルに育てるようにとアイドルの神から。そういう依頼を受けてこの仕事を請け負わせていただいたんですよ。結果、あなた方はどうですか? お客さんと、何万人の前でやりきったじゃないですか。その力をあなた方は手に入れたんです。
      立花 でも窃盗罪について謝罪はないんですきゃ?
      ディーノ 何が?
      大石 謝罪はないんですきゃ!?
      立花 か!
      ディーノ あのね、出の間にあんた達のパフォーマンスを見てたんだけど、auの仮面被ってたじゃない? 言ってること私達と全く一緒だったのよ。控室にあったから被ったっていう。それは、あんた達にもブーメランよ。まさにブーメランよ。
      立花 でもでも控室に、ご自由にお使いくださいって書いてあったんですよ。
      ディーノ 私達も書いてありましたよね?
      立花 書いてないよ!
      森 書いてない!
      ディーノ だから私達、これを手に入れればあんた達は頑張れると思ったんですよ。
      立花 でも返してくれたから……。
      ディーノ でもまあね、結果的に、あなた達はアイドルとしての階段を上がったそれでいいじゃないですか。
      森 しかも、きったないケツ見せられたんですけど。
      ディーノ あんまりね、アイドルが汚いケツって言わないほうがいいわよ。
      森 あれってわいせつ行為じゃないんですか?
      ディーノ お前が言うことでな! それが際立たせてな。汚いケツが目の前にあっても笑顔でいなきゃいけないというそのアイドルの業ですよね。
      立花&森 笑顔だったよ!
      ディーノ それでいいのよ。試練だったのよ。
      森カノン は?
      ディーノ 試練だったのよ。実際にやってみないと目の前にケツがないとそのケツが汚いかどうかなんてわからないじゃないですか。あなた方に教えてあげたんですよ、私達のケツが汚いって事を。
      大石 確かに。
      森 言ってやってよ、リーダー。
      立花 別にね、アイドルがケツを見ることなんてないですよ。
      ディーノ いい体験できたじゃない。あんた達はそうやって、そろそろシメろという空気だから、なんていうんだろう? これからまだ見てないものがどんどん目の前に現れてきます。それに対して、アイドルでしっかり居続けなさいよというメッセージです。
      大石 すごいいい事言ったね。
      立花 今回は仮面を返してくれた事だし。
      森 見逃してやってもいいかな。
      立花あんな 許す。
      ディーノ まあまあ、次、リングで会う時が来たら、ちゃんと首洗って待ってな。
      桜のどか 望む所だよ。必ず、絶対に何があっても仮面女子は負けることがないので。今までどんな闘いにも負けた事はないので、これからも闘いを挑まれたら必ず、必ず勝ってやります!
      黒瀬サラ 次絶対あやまりゃあやまらせた謝らせてやりますよ仮面女子が! 今してもいいんですよ? だって股間に仮面あてるってすごく失礼ですもの。
      ディーノ 何がですか?
      黒瀬 股間に! あんちゃんの!
      ディーノ ごめんなさい、気づいてないかもしれないけど股間に仮面とかもやめたほうがいい。色々な。
      黒瀬 う~ん、次絶対に。
      大石 はい、ありがとうございました!
      ディーノ また会おうな。


      ほもいろクローバーZは控室へ。入れ替わって民主党の枝野幸男幹事長が登場。

      仮面女子 ありがとうございます!
      立花あんな 今日はすごいかわいいカチューシャをつけて。
      枝野 去年秋葉原に応援に行かせて頂いて、今日は応援にこさせていただきました。見させていただきました。よかったですよ。
      桜のどか 本当ですか? 嬉しいです。いつも応援してくださってほんとにありがとうございます。

      ――会場の雰囲気はいかがですか?
      枝野 まず自分で自分の今の格好がちょっと怖いです。
      桜のどか かわいいです。
      枝野 でもそういう、なんだろう? カオスな状態嫌いじゃないです。

      ――後々この姿は問題ないですか?
      枝野 ちょっと心配です。
      ――魅力ってどこに感じてますか?
      枝野 まず元気です。元気で一生懸命な女の子を見るとおじさんは元気を与えられます。歳とったなと思います。
      ――応援してるメンバーは?
      枝野 ここでそういうことを言うと敵をたくさんつくるので、そういうことはコッソリ。
      ――レスラーの尻攻撃に渋い顔してましたが
      枝野 可哀想だと思って、皆さんが。でもあの赤い服のレスラーさんなんていうの? リーダーはトーク上手いですね。

      第5試合はランブルマッチ。1番手として登場したのはマサ高梨。その相手として石井慧介が出てきて試合開始。バックの取り合いから腕を取った高梨だが、石井はエルボー。高梨がチョップを返すと、石井はオーバーハンドチョップを返す。サミングを見舞った高梨だが、石井がドロップキックを返したところで3番手ののの子が登場。石井にKカップをアピールするのの子だが、微動だにしない石井は「巨乳じゃなくてデブ!」と叫んでフロントキック。怒ったのの子は体当たりをお見舞いすると「デブじゃなくてポッチャリだから!」と反論してから手ブラツイスト。そこに4番手の勝俣瞬馬が入ってきて高梨にミサイルキックを発射。さらに串刺しドロップキック、延髄斬りからムーンサルトプレス。高梨がかわすと着地した勝俣はさらにドロップキック。ここで5番手の松永智充が登場。松永は石井、勝俣、高梨を抱き込むと、一斉にのの子を攻撃。4人一斉にフロントキックを叩き込んでカバーして3カウント。そこに6番手のヨシヒコが登場してダイビング・ボディーアタックを放っていくが、高梨がかわして自爆。いつどこ挑戦権を持っているヨシヒコに対し、高梨は串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃したヨシヒコはボディーアタックを見舞って3カウント。そこに7番手のニラが登場するが、その間にヨシヒコが勝俣に輪廻転生を決めて3カウント。松永が石井にスモウラリアットからのスモーピオンデスロックを決めていくと、8番手の高尾蒼馬が登場。その間もニラはステージ上をウロウロしているだけ。高尾は石井と合体してヨシヒコを攻撃しようとするが、高尾にヘッドバットを見舞ったヨシヒコは石井に輪廻転生を決めて3カウント。しかし松永がひっくり返してヨシヒコをカバーしてフォールを奪った。これでいつどこ挑戦権が松永に移動。9番手の赤井が高尾にダイビング・ボディーアタックを決めていくが、松永が赤井をコーナーに押し込んで手に唾を吐きかけてから顔面に擦りつける。これに怒った赤井はミドルキックを連打しすると羽交い絞め。しかし高尾のローリングエルボーは松永がかわして赤井に誤爆。高尾はそれでも松永にトラースキックからジントニックを狙ったが、ニラが突然入ってきてロケットパンチ。そのまま高尾を押さえ込んで3カウント奪うと、松永がニラに襲いかかるが、ニラはロケットパンチからのラ・マヒストラルで3カウント。残ったのはニラと赤井の2人。赤井のフロントキックをかわしたニラは足延髄。さらにラ・マヒストラルで丸め込むが、赤井が反転してリバース・バイパーホールドで捕獲する。これでニラがギブアップしたため赤井にいつどこ挑戦権が移動。するとシンガポールに移住した中澤マイケルが突如現れて「お待たせしましたー! 中澤マイケルがシンガポールから帰ってキタ~~~~!」と叫ぶがドン滑り。それでも「整いました。今日のこの会場とかけまして、ウブな女の子と解きます。そのこころはどちらもマクがはってます。幕張だけにね」と続けるマイケル。相変わらず会場もニコ生のコメントも凍らせたマイケルは「赤井沙希、テメーの持つどこでも挑戦権、この俺がいただいてやるからな! 出陣!」と叫んで突進するが、赤井はトップロープを下げながらかわし、マイケルはあっさりオーバー・ザ・トップロープで失格。赤井がいつどこ挑戦権を死守してランブルは終了した。

      【試合後のコメント】
      ――いつでもどこでも挑戦権手にしました。
      赤井 今日のランブルでこれが取れるチャンスがあるって知らなくて、ね?
      ――KO-D無差別級に挑戦できますが。
      赤井 今、(チャンピオン)飯伏さんですよ!
      ――どこで使おうかなどは考えていますか?
      赤井 えー、次の後楽園、私出してもらえるって。カード発表されてたんで。とりあえずやるとしたら、え? リングの上じゃないといけないんですか?
      ――一応、DDTの大会の中で……。
      赤井 やっぱせっかく使うんやったら、いっぱいの人が見る所で。
      ――では次の後楽園で使いたいと?
      赤井 できれば~、ちょっと雰囲気見て使いたい。いやー、私は……でもこれはとりあえず、これ(アームカバー)つけてみたいという目標はあったので、一つクリアできました。昨日、帰りに天龍さんにご挨拶したんですよ。そしたらウゴゴゴゴって言われて。「え?」って聞き返したらバチーンって張り手されたんですよ。それでビックリして。私、興奮してヨダレ垂れちゃって。あれで気合いが注入されて、それで今日勝てたのかも。それで中澤さんも排除できたのかも。あの張り手のおかげだと思います。
      ――いつでもどこでも挑戦権を手に入れられたのは天龍さんのおかげだと。
      赤井 そうです。
      ――天龍さんの期待にこたえるためにも。
      赤井 どこかでもう一発、張り手してもらわなあかんのかな?(苦笑) ビックリしたんですよ。手が分厚くて首が飛んでくかと思ってほんとに。しかも「え?」って聞き返してる時やったから。でもあれのおかげです。

      第6試合は飯伏幸太&佐々木大輔vs男色ディーノ&大石真翔のタッグマッチ。ニコニコ超会議でもすっかり認知されたディーノには大歓声が飛ぶ。気を良くしたディーノは超満員の客席に雪崩れ込むと、仮面女子ファンからサイリウムを奪い取って股間にねじ込む。さらにau関係者の唇を奪い、観客のお茶を奪い取って口に含むと一気に噴き出した。飯伏のセコンドには久しぶりにマイケルがつく。セコンド体験をしているお客さんの唇を奪おうとしたディーノに対し、アップライトに構えて警戒する佐々木だが、素早くバックを取ったディーノは尻をまさぐる。しかし逆にディーノの背中に馬乗りになった佐々木はディーノの尻を叩いていく。体勢を入れ替えたディーノは佐々木の乳首をまさぐる。さらに漢タイツとTバックを一枚脱いでナイトメアーをお見舞い。飯伏が入ってきてエルボーを叩き込むが、ディーノは佐々木に顔面騎乗。そして大石を場外に投げ飛ばした飯伏は「外にいけー!」と叫ぶ。ここでディーノが慌ててマイクを掴んで「飯伏さん、飯伏さん。敵とはいえひと言、この敷地内で収めてくれって言われているのね。だから外にいけっていうのはよくないんですよ。わかってもらいます? これは大人と大人の話し合いなんで。ここはお願いします! ここは落ち着いて、落ち着いて」と説得するが、飯伏はお構いなしにディーノを攻撃すると、そのまま場外に連れ出し、超プロレスリングブースから外に出てしまう。日本アニメーター見本市ブースに雪崩れ込んで、宮崎駿さんが描いたイラストの前でディーノを殴っていく飯伏。樋口やマイケルが身を挺してイラストを守る中、大石は隣の超ギネス世界記録チャレンジブースでギネスに挑戦しているところに佐々木が襲いかかる。スクリーンでも飯伏たちを追えなくなってしまったが、4選手とも超踊ってみたのブースにいるという情報が入り、スクリーンに映してみるが姿が見えない。どうやらその間にニコニコ超会議ブースに展示されている車の上から飯伏がケブラーダを放った模様。しばらくしてからようやく4選手が恐竜の骨の前にいる姿が映し出される。10分が経過し、ニコニコ超神社の前でディーノ攻撃をかわした飯伏がオーバーヘッドキック。さらに記者席のあるステージの上で、佐々木のエルボーを食らったディーノが口に含んだ飲み物を観客に向かって吹き出す。ここでリングに戻ると、ディーノと大石が佐々木に3Dを決めると、「お待たせしました!」とディーノがケツを出してコーナーにセット。そこに大石が佐々木が投げようとするが、佐々木が逆にDDT。飯伏が突進すると大石が叩きつけようとするが、ギリギリでストップしてからその場跳びツイスタープレスを投下。しかし、背後に回った大石が飯伏を突き飛ばして飯伏をディーノのケツに吸い込ませると、佐々木もホイップしようとする。佐々木が必死に抵抗すると、大石はスタナーを見舞ってからディーノのケツに投げつける。大石はもう一度飯伏をホイップしようとするが、飛びヒザを逆に叩き込んだ飯伏は大石を槍投げでディーノのケツに突き刺し、シットダウン・ラストライドで3カウントを奪った。

      【試合後のコメント】
      佐々木 なんで外に?
      飯伏 いってもいいって(言われたから)。

      ――ディーノさんからは「敷地内でおさめてくれ」と……。
      飯伏 そうでした?
      佐々木 ダメって言ってたじゃん。
      飯伏 言ってないです。
      佐々木 アハハハ(笑)。
      飯伏 外にいくしかない。
      佐々木 やっぱリング上から(ブースの外が)見えますからね。

      ――佐々木選手は止めにいこうとしたんですか? それとも一緒にいっちゃえと?
      佐々木 僕はまともな人間なので…いっちゃえと。
      飯伏 いやいやいや、完全に自ら。

      ――マイケル選手が久しぶりにセコンドについていたので、解放感もあったんじゃないですか?
      飯伏 あー、久々でしたね。変わってなかったですね(笑)。楽しかったですね。一つだけやりたかったのがあって。相撲(ブースに)いきたかったですね。
      佐々木 リング上から土俵が見えるんですよ。
      飯伏 恐竜の化石もね。化石はぶっ壊そうと思った。
      佐々木 化石はすっげぇ(スタッフの人が)怒ってましたね。

      ――スクリーンで映らなくなってました。
      佐々木 スタッフの人が無線で、スゲー慌てて色んなやりとりしてるのを横目で見ながらテンション上がるみたいな。
      飯伏 いやー、よかったです。

      ――来年もしあったら相撲へ?
      飯伏 相撲で。土俵で。お相撲さんとプロレスを。
      ――車の上から見た超会議の景色はいかがでした?
      飯伏 もう最高ですよね。車、展示の車に乗れるっていうのが最高ですよ。
      佐々木 あの時、(飯伏の)目がキラキラしてて。
      飯伏 そもそもあれは乗ってよかったんですか? 結構ボコボコになってた気がするんですけど。知らないですけど。
      佐々木 誰かが怒られればいいんじゃないですかね?(笑)


      初日も好評だった床ドン&汗まみれハグ会撮影会には石井慧介、高尾蒼馬、入江茂弘、大石真翔、男色ディーノが参加。30人のファンに床ドンとハグをおこなった。

      第7試合はKUDO&坂口征夫vs大鷲透&平田一喜のタッグマッチ。平田はあの曲に乗り、HIRATA GO!サングラスをかけ、普通に入場。しかし、いざ踊ろうとすると坂口が前に立ちはだかる。一度はどかそうとした平田だが、すぐに心が折れて諦めた。平田を突き飛ばした大鷲だが、酒呑童子の先発が坂口と知るやすぐにコーナーに下がって平田を先発として出す。ビビりまくる平田を引き寄せ、肩を組んだ坂口は「違うんですよぉ」と言う平田に腹パン。すると平田は敵に背中を見せて逃走。大鷲にあっさりタッチして場外に出るとシャドーをして強がる。大鷲はKUDOと逆水平チョップ合戦を展開すると、ミドルキックを打っていくKUDOにショルダーアタック。ここで平田がタッチを要求したため、大鷲が渋々タッチ。コーナーの坂口を気にしながらKUDOにエルボーを打っていく平田だが、キチンシンクを見舞ったKUDOは坂口にタッチ。平田は大鷲に手を伸ばすが、大鷲は場外に出て拒否。平田を踏みつけた坂口はマウントを取ると張り手を軽く入れながら挑発。松井レフェリーが「闘え!」と叫ぶが、平田は「嫌だ!」。呆れた坂口がKUDOにタッチすると、KUDOはサッカーボールキックからのミドルキック。「ヒラタ」コールが起こるが、泣きそうな平田に対し、坂口は手招きして挑発。平田は必死にエルボーで向かっていくが、坂口は走り込もうとした平田に咆哮一発。ビビってストップしてしまった平田だが、ハイキックをかわして延髄斬りを叩き込んだ平田はようやく大鷲にタッチ。坂口の蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリューを決めた大鷲は、飛び込んできたKUDOにフライング・クロスチョップ。すると平田が大鷲に羽交い絞めを指示。大鷲がKUDOを渋々羽交い絞めにすると、平田はそこにランニングエルボー。予想通りかわされて大鷲に誤爆してしまった平田にKUDOと坂口がダブルのミドルキック。それでも坂口を突き飛ばしてKUDOに激突させた平田はドロップキック。そしてHIRATA GO!サングラスを装着するとあの曲が流れたが、坂口が腹パンをお見舞い。落ちたサングラスを拾った坂口だが投げ捨てる。すると大鷲が坂口を場外に投げ捨て、サングラスを拾った……が、自ら「無理無理」と外してしまう。そこにKUDOが襲いかかり、サングラスを自ら装着。あの曲が流れるとKUDOはノリノリ。曲に合わせて襲いかかってくる大鷲と平田、さらに松井レフェリーまで蹴散らしたKUDOは腰振りダンスを披露すると、坂口がホイップした平田の顔面にバックスピンキックを叩き込んで3カウント。踊れず終いの平田は、白目を剥いた状態で退場した。

      第8試合はHARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノvsアントーニオ本多&竹下幸之介&福田洋の6人タッグマッチ。開始前から荒ぶる福田を竹下が宥めると、冷静になった福田が先発を買って出る。ヤスが「福田はたいしたことないよ!」と叫ぶと、スクリーンに「福田はたいしたことない」というコメントが一斉に流れていく。動揺した福田をハンマーロックに捉えた彰人は、どうにか脱出するとマットに寝転んで腕相撲勝負を要求。彰人が応じると、彰人が優勢。すると福田は顔面を掻きむしって逆転勝ち。当然ブーイングが飛ぶと、福田は竹下にタッチ。彰人もヤスにタッチすると、竹下はアームドラッグで投げていくが、ヤスは髪を掴んでいるとアピール。これはレフェリーも認めない。するとヤスは竹下の髪の毛を掴んでからボディーブローを見舞ってロープに飛ぶ。しかしリープフロッグでかわした竹下はカウンターのゼロ戦キック。ここでHARASHIMAとアントンがリングイン。まずはHARASHIMAがミドルキックを叩き込むと、あまりのダメージに考え込んだアントンに福田が何やら耳打ち。するとアントンはHARASHIMAの蹴り脚をキャッチするが、HARASHIMAは張り手をお見舞い。もう一度熟考するアントンに今度は竹下が耳打ち。蹴り脚をキャッチしたアントンは、続く張り手もブロックしたが、HARASHIMAは反対側の左手で張り手を見舞っていく。今度はHARASHIMAが考え込んでからロープに飛びながら何度もアントンを踏みつけていく。スマスカはクイックタッチで代わる代わるボディースラムで投げると、彰人が水車落とし。キャメルクラッチに捉えたヤスはアントンの頭部にペットボトルの水をぶちまけると、アントンが嫌がる頭皮に髪の毛がペターンとなる嫌がらせを敢行。精神的なダメージを負ったアントンをスリーパーに捉えたヤス。何とかエルボーを見舞って脱出したアントンだが、もう一度ヘッドロックで捕まえたヤスは髪の毛を掴んで思いきり引き抜く。怒ったアントンはナックルで反撃すると滅多に出さないドロップキックを放ち竹下にタッチ。ヤスをショルダーアタックで吹っ飛ばした竹下はHARASHIMAにも攻撃しにいくが、HARASHIMAは蹴りで迎撃すると、ヤスと合体攻撃を狙う。しかし竹下はHARASHIMAをエルボーで排除すると、ミサイルキックを放ったヤスをドロップキックで撃墜してウォール・オブ・タケシタ。ヤスはヒザへの低空ドロップキックを返して彰人にタッチ。逆水平チョップ合戦からヘッドバットをお見舞いした竹下だが、彰人はヒザへの低空ドロップキックから俵返し。竹下もビッグブーツで返すが、彰人は上にトスしてからニーリフトをお見舞い。竹下はそこからブレーンバスターでぶっこ抜いて投げると、アントンとダブルの攻撃を狙うが、かわした彰人は竹下の足をアントンに持たせて二人まとめてドラゴンスクリューで投げていく。HARASHIMAが飛び込んでくると、福田はショルダーアタック。HARASHIMAもミドルキックに対し、逆水平チョップで応戦する福田だが、スクリーンには大量の「たいしたことない」というコメントが流れていく。ならばとHARASHIMAのミドルキックを胸を突き出して耐えてみせた福田。そこから「YOU!」と指差した福田だが、ハイキックを叩き込んだHARASHIMAは蒼魔刀を発射。これをかわした福田が丸め込むと待っていた竹下がジャーマンで投げる。そこにヤスが延髄斬りを見舞うと、アントンが彰人にコルバタ。さらに竹下がHARASHIMAにローリング・ラリアットから福田との合体バックドロップ。さらに福田がラリアットを叩き込むが、ヤスと彰人がカット。アントンと竹下が場外に追いやってプランチャを投下している間に、福田はパーフェクト・プレックスを狙うが踏ん張ったHARASHIMAはバックに回ってリバース・フランケンで投げて蒼魔刀をブチ込んで勝利。

      試合後、HARASHIMAがマイク。「皆さんの応援のおかげで勝つことができました! このニコニコ超会議、昨日、今日と2日間、超プロレスというのをこの場でやらせてもらって、こんなにたくさんのお客さんと画面の向こうでも何万人も見ているという、この素晴らしいイベント、本当にありがとうございます! また来年もこういう場があるならぜひ参加したいと思います! 来年も超プロレス、やってやるさー!(観客『なんで~?』)呼ばれなくたって来てやるさー!(観客『なんで~?』)試合してやるさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」

      DAY2ラストマッチは「ゼロテレビみちのく三ちゃんねるSP~みちのくプロレスinニコニコ超会議~」と題してのはしたろう&剣舞vsボブ・サップ&高木三四郎のタッグマッチ。この試合でみちのく勢のセコンドにつく『めちゃ×2イケてる!』メンバーの三中元克が放送席へ。さらに男色ディーノが隣に座ると、実況も辻よしなり氏、解説は週刊プロレスの松川記者に交代。そこからインターネット配信の『三ちゃんねる』での動画配信がスタート。『めちゃイケ』内でもオンエアされたが、みちのくの練習生になったことを改めて報告した三中は「もう逃げません! 本気です!」と決意を語る。ディーノから「感謝と愛! 選手に愛を伝えるのよ!」とセコンドの極意を伝授された三中は放送席を離れてリングサイドへ。するとのはし&剣舞が入場。三中がロープを上げるが、のはしはどかしてからトップロープを飛び越えてリングイン。そして高木が登場してファイアーポーズで会場を一気に盛り上げると『ツァラトゥストラかく語りき』が鳴り響くもサップの姿がない。すると、何とスーパー・ササダンゴ・マシンが出てきて「本当にあった怖い話なんですけど、昨日小林幸子さんとの試合で、ボブ・サップさんが甚大なダメージを負ってしまったため、現在この会場にボブ・サップさんという大きな男性がまだ会場に到着しておりません!」と衝撃発言。しかし「Show Must Go On」ということで、たまたまた控室にいたサップに一番近い体型のササダンゴが代打出場することになったという。高木は「お前が二代目ボブ・サップということで、試合やっちゃうぞ!」と言うと、いきなり奇襲攻撃を仕掛けてスタート!

      場外乱闘になるとササダンゴマシンは剣舞をスリーパーに捉え、高木はのはしをリングに戻すとラリアットを狙う。だが、側転でかわしたのはしはドロップキックを叩き込むと剣舞にタッチ。ササダンゴは力比べを要求すると、一気に押し込んでからエルボーを落としていく。しかし剣舞もスライディングでササダンゴの攻撃をかわすとコルバタで投げてからドロップキック。ブレーンバスターを返したササダンゴは高木にタッチ。スレッジハンマーを狙った高木を蹴りで迎撃した剣舞はのはしとダブルのドロップキック。のはしはロープに高木を張り付けると剣舞と一緒に踏みつける。寝かせた高木にヘッドバットを落としたのはしは、シットダウン式コブラツイスト。ロープに逃れた高木だが、みちのく勢はトレイン攻撃。さらにのはしがセカンドロープに飛び乗ってミサイルキック。みちのく勢は高木をコーナーに乗せると、剣舞の雪崩式フランケンからのはしがダイビング・ヘッドバットを投下。ササダンゴがカウント2でカットすると、剣舞がコーナーに登っていくが、高木は下からのドロップキックでエプロンに落とす。そしてぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターで投げた高木はササダンゴにタッチ。ラリアットを叩き込んだササダンゴは、合体ブレーンバスターを狙ったみちのく勢を2人まとめて投げていく。しかしドロップキックは剣舞がかわして高木に誤爆。すかさずササダンゴを場外に追いやるとのはしがトペ・スイシーダを発射。のはしが高木に619を決めると、続いて剣舞がダイビング・ボディーアタック。これをキャッチした高木はスピコリドライバーからシットダウンひまわりボムを一気に決めてフォールを奪った。

      試合後、ササダンゴがセコンドの三中を挑発。すると再び『ツァラトゥストラかく語りき』が鳴り響き、ボブ・サップが登場。怒りの形相でリングインしたサップはのはしと剣舞にハンマーを振り下ろしていくが、高木もササダンゴも唖然とした表情。サップはセコンドの三ちゃんに「上がってこい」と手招き。三中がリングにあがるとマイクを持ったサップが「ファイト!」と対戦を要求する。これに応じた三中は逆水平チョップを叩き込むが、ビクともしないサップはハンマーを振り下ろす。三中も必死に耐えてチョップを打っていくが、サップはなおもハンマーを振り下ろす。慌てて高木がサップを止めると、三中はなおもチョップ。しかしサップにはまったく効いておらず、サップはジャージをめくって三中の背中にチョップを振り下ろす。のはしと剣舞、さらにササダンゴまでサップに「タイム」を要求すると、高木が「まだやるのか? オイ、ボブ・サップがナンバーワンだ、オラ! もう来ないのか? 意気地なし、終わりかコラ?」と三中を挑発。サップが手四つの力比べを要求すると、応じていった三中だが下から捻り上げられ三中は苦悶の表情。それでもサップに向かってガムシャラに突進した三中だが、サップはハンマーを振り落として蹴散らしていく。三中をサップに向かって何度も突き飛ばしていったササダンゴは「三ちゃんいけよ! いけよデビューできねぇぞ! みんなお客さん見てるだろ! 今やっちまえよ! いつまで基礎体力ばっかやってるんだよ! 見ててジレったいよ! ハッキリ言って受け身の練習くらいさせてもらえよ! プロレスの練習しなきゃな、プロレスラーにはなれねぇんだよ! チャンスだろ今! テレビが作ったこういう環境だけど、場面だけどチャンスなんだよ! 番組なんか関係ねぇよ! ボブ・サップの顔面ブン殴っちまえばいいんだよ! ブン殴っちまえばやり返してくるよ! やれよ! 張れよ!」と熱く檄を飛ばす。これで表情が変わった三中がサップと睨み合いに。

      するとリングサイドに『めちゃイケ』でお馴染みのチビタイガーが現れ、三中をリング下まで呼び出すと張り手を見舞って闘魂注入! リングに戻った三中は意を決してサップに張り手を叩き込むが、および腰だったこともあってサップはビクともしない。そんな三中にイラついて強引にマットに叩き付けたサップ。すると高木もリングサイドにいたチビタイガーを捕まえて強引にリングに入れる。ササダンゴが両足を引っ張るが、ロープを掴んで抵抗したチビタイガーは、サップの攻撃を軽快なステップでかわしながら逃げ回る。だが、コーナーに追い詰めたサップはチビタイガーを捕まえてネックハンギングで吊り上げる。三中が救出に飛び込むが、サップはあっさり蹴散らす。なおもチビタイガーを捕まえたサップはアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。三中が助けようとするが、高木が三中を制止。どうにか脱出したチビタイガーは三中を盾にすると「助けてくれー! 誰かー助けてくれー! オイ、聞いてるだろ? 助けてくれ!」と叫ぶ。すると、そこにめちゃイケメンバー(矢部浩之、加藤浩次、有野晋哉、武田真治、敦士)が登場。矢部から「責任とらいなとチビタイガー」と言われるが、チビタイガーは有野を無理矢理サップとやらせようとする。仕方なく「やるぞー!」と出ていった有野は、力比べを要求したサップに抱きついて手四つになるが、あっさり下から捻りあげられる。「折れちゃうだろ!」と止められたサップ。「折れたぞ!」とウソをつくチビタイガーは、今度は加藤にいかせようとする。「やってやっか!」とドロップキックを見舞った加藤はジャンピングニー。しかしサップはビクともしない。加藤は片足タックルを試みるが、サップは倒れない。すると上着を脱いだ加藤はなぜかササダンゴにドロップキック。さらに強引にブレーンバスターで投げるが、サップがすかさず襲いかかる。狼狽した加藤は三中に八つ当たりの張り手をすると、ササダンゴにジャイアントスイングを試みるが、当然持ち上がらない。するとチビタイガーが「逃げるか。やってくれたな!」と捨て台詞を残して帰っていく。サップたちが追いかけようとするとめちゃイケメンバーは逃走。

      この模様はめちゃイケで放送されるとアナウンスした矢部に高木が「この状況でどうやって締めろって言うんですか? 三中、めちゃくちゃ頑張っているじゃないですか! もう試合が終わりです。でも僕は今日、この試合を通して三中の本気がまだまだ見られない! 三中…三ちゃん、セコンド中のやる気が全然見られなかったよ。ボブに対峙したときも全然やる気が見られなかった。でも途中から彼の目は変わりました! 変わったよなオイ? テレビの企画じゃない、自分の口で、プロレスやりたいんだったら、今日ここにいるみんなの前でプロレスやりたいって宣言しろよ!」と提案。矢部からも「いいチャンスもらった」と言われた三中は、興奮のあまり目を血走らせながらサップを睨み付ける。するとサップもそんな三中に対して串刺しラリアットでエールを送る。すると三中は「自分は! 本気で! レスラーになります! 年内にデビューできるように頑張ります!」と自分の口で宣言。高木が「のはし、剣舞、三ちゃんを…三中をちゃんと一人前のプロレスラーに鍛えてやってくれ!」と言うと、のはしは「お聞きした通り、彼は年内と言いました。約束しましょう。年内に三中、三ちゃんをデビューさせますので、どうか皆さん、二度と逃げないように見守ってください。応援よろしくお願いします!」と約束。矢部も「めちゃイケからもよろしくお願いします」とプロレスファンにお願い。その様子を見ていた高木からも「こんだけの皆さんが証人だ! こいつが逃げたらお前ら許すなよ絶対に。だけど、逃げずにデビューできたらこいつのことを応援してやってくれ」とお願い。最後は矢部、三中も交えて、高木が「超プロレスリングは永遠に不滅だー!」と叫ぶと、観客も「不滅だー!」と叫び、『みちのくプロレスのテーマ』が鳴り響いた。高木、サップがガッチリと三中と握手をして激励。三中は早速セコンドとしてロープを開ける作業をして、選手たちを送り出した。

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