21日、新潟・新潟市鳥屋野総合体育館にて「ドラマティックス新潟!2015」がおこなわれた。第3試合では“米インディー界の超大物”ジョーイ・ライアンが登場。9・27後楽園でもタッグを結成する福田洋とのコンビで樋口和貞&宮武俊組と対戦した。ジョーイは22日のDNA新宿で一騎打ちをおこなう宮武を上回るキモさを発揮。宮武がジョーイから奪った棒付きキャンディーを自身の体やら股間から尻やらに染み込ませて口に突っ込んだが、ジョーイは平然と舐め続ける。最後はその飴を宮武の口に突っ込んでからのスーパーキックで勝利。
セミファイナルは坂口征夫&マサ高梨vs飯伏幸太&佐々木大輔のタッグマッチ。9・27後楽園でのKO-D無差別級戦に向けて、さらに火花を散らす王者の坂口と挑戦者の佐々木。終盤は高梨の佐々木へのタカタニックを飯伏がラリアットで潰すと、佐々木は坂口にドラゴン・スープレックス。孤立した高梨にベトナムドライバーⅡを決めて勝利した。試合後は坂口が無差別級のベルトを誇示すると、佐々木がなんと顔面にトラースキック。ベルトを奪って自分のモノだとアピールしていると、坂口が襲い掛かってマウントパンチ。両者で大乱闘を繰り広げている間、飯伏はただただ手を合わせて教祖・佐々木に祈りを捧げる。セコンドに分けられ、坂口はベルトを取り返して退場。佐々木は飯伏から崇め奉られて引き揚げた。バックステージで坂口は「あの野郎、ナメたマネしやがって! 殺(や)ってやる!」と怒り心頭。佐々木は「坊や、油断するな。私には全て見えている」と言ってのけた。
メインイベントは男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンvsHARASHIMA&ヤス・ウラノのタッグマッチ。#大家帝国としては9・27後楽園のKO-D6人タッグ挑戦に向けて負けられない一戦だ。“郷土の英雄”ササダンゴは一回決めれば相手の体力を35%削り、3回決めれば確実に勝てる垂直落下式リーマンショックを決めて、ササダンゴいわく「彼らの悪の手から新潟を守りたい」らしい。#大家帝国の奇襲からスタートしてササダンゴがさっそくヤスに垂直落下式リーマンショック。その後は思わずギブアップしそうになる場面もあったササダンゴだが、ヤスのダイビング・ボディープレスを回避して両脚を引っ張って転ばせてから二度目の垂直落下式リーマンショックを決める。終盤にロープに向かって走るヤスをディーノがリング下から脚を引っ張って阻止すると、ササダンゴが三度目の垂直落下式リーマンショック。これでフォールを奪った。試合後、ササダンゴが「9月27日には後楽園ホールで大家健を迎えてチームドリフという強敵を相手にKO-D6人タッグに挑みます! 本当にこれが俺たちの最後のチャンスだと思っています。今日の勝利をきっかけに絶対、勝つことに照れずに頑張ろう!」と誓った。
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細ならびに選手コメント(ディーノ&ササダンゴ、坂口、佐々木)、写真盛りだくさん! ぜひご覧ください。