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【両国2日目2】ヤンキー二丁拳銃がKO-Dタッグ奪取

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    • 第4試合は中嶋勝彦vs竹下幸之介のスペシャルシングルマッチ。グラウンドの攻防から中嶋がショルダーアタック。竹下もカウンターのドロップキックからリング下に出た中嶋にプランチャを見舞うがキックで迎撃されてしまう。竹下をリングに戻した中嶋はキチンシンク2連発。さらにダブル・ニードロップを投下すると花道へと連れていってステージから走り込んでのサッカーボールキックへ。リングに戻してカバーするもカウント2止まり。竹下もエルボーで反撃し、ブレーンバスターを仕掛けるが逆に投げられてしまう。竹下はカウンターのドロップキックを決めると中嶋をリング下に出して今度こそプランチャを成功させる。ジャベリンキックからカバーするもカウント2。竹下はエルボーから串刺しドロップキックへ。ショートレンジ・ラリアットも決めたがカウント2止まり。中嶋は蹴りで竹下の動きを止めると串刺しフロント・ハイキックから「行くぞ!両国!」とミサイルキックへ。低空ドロップキックから足4の字を決める。逃げようとする竹下をリング中央に引きずり戻して苦しめる。竹下は何とかエスケープ。10分経過、なおも脚狙いの中嶋に竹下は延髄斬りから串刺しビッグブーツへ。さらにブルーサンダーを決めるとコーナーに登る。中嶋はニールキックで動きを止めて雪崩式ブレーンバスター。起き上がろうとする竹下にミドルキックを連打。ブレーンバスターを仕掛ける中嶋を逆に投げ返した竹下がタッチダウンに成功させたがカバーが遅れて3カウントならず。トラースキックの打ち合いからエルボーのラリーへ。中嶋が鋭いエルボーを入れるとハーフダウンにさせて2発、3発とエルボーを打ち込むもカウント2。最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウント。竹下は「もう一回」と中嶋にアピールした。

      【試合後のコメント】
      中嶋 竹下! とてもデビューしてから一年の男には全然見えないですね。もっと何年もキャリアを積んでるような。それだけここで試合する一試合一試合がとても濃い試合だったんじゃないかなとすごく感じたし、俺は忘れないですよ。いや、将来がすごく楽しみな選手だしたね。
      ――最後声かけてましたが?
      中嶋 とりあえずまたやろうと。向こうからお願いしてくれたんで僕は全然、もう一回やりたいですね。すごくなった、でかくなった竹下選手とまたリング上で会って感じたいですね。それだけ今日は充実したいい試合でした。
      ――昔の自分を思い出したりとかは?
      中嶋 いや、一年目であんなに動けなかったですね。その培ってきたものをきっとこのリングで発揮できてると思うし、あの体にあの背にあの体つき? いいバネしてますもんね。体つきもすごくいいし、本当にこれから楽しみな選手だと思います。
      ――久々のDDTはいかがでした?
      中嶋 楽しいっす! こんなに楽しめるリングはなかなかないんじゃないかなって思います。佐々木さんもベルト取っているみたいだし、ちょっと気にはなってるんですけど、ただ僕は々木さんと同じチームにいる男色ディーノって選手がちょっと苦手で。それトラウマなんですよ。だからちょっとこのベルトだけはあんま絡みたくないなって正直あるんですけど、まあでも他のベルトもすごく興味のあるベルトばかりあるし、いろんな選手もいるんで、すごく楽しいリングだと思います。

      ――中嶋選手はいかがでした?
      竹下 中嶋選手は僕とほぼ同い年ぐらいでデビューされてるということで、僕の18歳の今の自分と、中嶋選手の18歳の時の中嶋選手は、どれほど差があるのか今となってはわからないかもしれませんけど、でも、今の中嶋選手と今の僕の実力差は見てもらったとおりです。
      ――どこに一番差を感じましたか?
      竹下 やっぱり、打たれ強さと、打撃でもなんでも決まった時のその時の心のメンタルというか、心が試合中1回も折れる事はなかったと思います。でも、僕はやっぱりいいのいっぱいもらっちゃって、意識がちょっと遠くなって、そこで差が出たと思います。
      ――これからも意識していく選手の一人になると思いますが。
      竹下 もちろん僕は今日負けてるんで、絶対自分は負けた選手は絶対勝つまでやり続けたいと思います。
      ――デビューしてから1年ですけど、この1年をどう思いますか。
      竹下 やっぱり見てもらったお客さんであったり他の選手であったり、マスコミの皆さんであったり、それが1年間どれ位成長したかっていうのを見て感じてもらえてたら、僕はそれで頑張ったかいがありますし、もっと、もっともっと上を目指して、また来年のこの日まで、精進し続けて頑張りたいと思います。
      ――この夏、昨日のケニー戦やビアガーデンなど沢山の経験をしたと思うが、自分の中で印象深い夏になりましたか?
      竹下 まずビアガーデンが大変でアイアンマンもしたし、男色ディーノとも入れ替わりましたし、でも特にこの両国の2DAYSっていうのは、自分の中でかなり自信に繋がりました。これからの試合でもどれぐらい成長したのか楽しみです。

      第5試合はKO‐D6人タッグ選手権試合。第6代王者組の男色ディーノ&大石真翔&佐々木健介組がダークマッチの路上戦を制した高木三四郎&大鷲透&曙組を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む。スクリーンでは愛川ゆず季リポーターが王者側の控室を訪ね王者組に意気込みを聞く。しかし健介ばかりにしか聞かない愛川リポーターにディーノと大石が激怒。しかし、大石が襲い掛かるもゆずポンキックで撃退された。一方、挑戦者側は佐山彩香リポーターが。当然ながら高木が「3年連続で好きな有名人に佐山さんを!」と猛アピールしていると、大鷲が「公私混同も甚だしい!」と腹部へのパンチで黙らせた。健介は入場するなりさっそく半ケツのディーノと大石の尻を引っ叩いて注意。先発はディーノと曙。ディーノは組み合うと見せかけて尻を執拗に狙っていく。さらにフィンガーロックと見せかけて股間にソフトタッチ。替わった大石は曙にナックルパンチ。しかしスイングDDTは逆に掛けられずボディースラムで叩きつけられてしまう。曙からスイッチした高木は大石にリバース・スプラッシュ。ロープに向かって走ろうとするもエプロンでディーノが捕獲。ディーノと大石は連係攻撃から2人で高木、大鷲にナイトメアを決めるとコーナーに控える健介を見る。健介はナイトメアをやると見せかけて2人の頭を叩き突っ込んだ。健介が出てくると高木にフェースクラッシャー。ハンマーパンチから逆一本背負いと攻めたてる。ストラングルホールドは大鷲がカット。ブレーンバスターを仕掛けられた高木が投げ返すと大鷲が出てきて健介にドラゴンスクリュー。ビッグブーツからタッチを受けた曙は健介と睨みあう。健介のラリアット、曙のショルダーアタックのド迫力の攻防。曙が健介に電車道。健介がこれでリング下でダウンしている隙にディーノと大石が曙の動きを止めると「今日は隅田川ア●ル大会です!」(大石)「中止にはさせないぜ!」(ディーノ)と2人揃って半ケツに。ディーノはコーナー上で尻を出して大石が高木、大鷲を次々にディーノの尻へと沈めていく。曙はディーノの尻の前でなんとか堪えていたが健介の背後からのラリアットで尻の餌食に。ディーノはファイト一発!を曙に決めたが巨体を動かすことはできない。大石との俺ごと掘れでも倒せないでいると、仕方なく健介が俺ごと掘れ! これで曙が崩れ落ちるとディーノは男色ドライバーを狙う。大石と健介もアシストにかかるが高木と大鷲が阻止。健介は高木を羽交い絞めにするもディーノのリップロックはかわされ誤爆。高木がディーノ、健介にスタナーを決めるとさらにディーノと大石にまとめてバックフリップ。大鷲のノド輪落としから曙のボディープレス、高木のシットダウンひまわりボムを大石に立て続けに決めて勝利した。試合後、スクリーンではDDT48総選挙の告知がおこなわれた。今年は立候補制を導入。条件は過去、現在においてDDT、ユニオンに在籍、またはレギュラー参戦していた選手で受付期間は8月18日~8月22日18時まで。22日20時30分からの「DDTプロレスアワー」内で立候補者が発表される。

      【試合後のコメント】
      ディーノ アイツら卑怯な手を使いやがって! こっちが正々堂々と“団ケツ力”を見せようとしてるのに! あんな卑怯な手を使いやがって!ね、健ちゃん。
      健介 (唇を拭って)気持ち悪い…。
      ディーノ 気持ち悪いわよね! そんな肉体と肉体で勝負しろっていうのよ!
      大石 本当に気持ち悪いよ、アイツら。
      ディーノ こっちは真っ直ぐぶつかっていったのに何なのアイツら。
      大石 あんな闘い方されたらこっちだって気持ちわりーよ!
      ディーノ 神聖な国技館なんだと思ってんだ!
      健介 あれ(リップロック)は勢いか?
      ディーノ あれはしょうがない。勝負所だと思って頭突きをかまそうと思ったらどうしてもちょっとずれて。ゴメン×3。
      健介 テンポが遅れたと思ったんだけど。
      ディーノ ゴメン×3。あれに関しては素直にワタシが悪かったわ。相手を見極めてちゃんといければよかったんだけど、つい頭突きが避けられて…チキショー! これが当たれば!(机に拳を叩きつける)クソッ!
      大石 汚ない真似しやがって!
      ディーノ なんだよ、アイツら! 誰だ両国にあんなヤツら上げたの!
      大石 すいません! もう一回取りましょう! 健ちゃん!
      ディーノ やりましょう! やるとこまでやりましょうよ!
      健介 もう一回か?
      ディーノ 私達のぶつかり合いを見てほしいわよ。今日あんな形でスカされてたまんないわよ!
      大石 せっかく“おシリ合い”になったんだからよ、もっと“ケツ団力”さえあれば勝てるわけだよ。
      ディーノ 気持ちの部分でその“ケツ団力”というのがちょっと足りなかっただけで、我々の“おシリ合い”の力は全然負けてない。
      大石 負けてない。
      健介 終盤の意識がなかったんだけど、なんか俺、変なことしてなかったか?
      ディーノ いや何もしてないわよ。
      健介 なんかしてなかったっけ?
      大石 全然!
      ディーノ してないわよ。大丈夫よ! ぶつかり合いで、体をぶつけあってるところは見たわよね。いい音してた。ガッチリ、ガッチリよ。ガチムチ。
      健介 なんか2人、特別なタッグだよ。知らない間に体が動いてる。
      ディーノ そういう所あるわよ。それが“団ケツ力”よ。
      健介 団結力か!
      ディーノ そうそう。
      大石 またもう一回やるって。
      ディーノ ケツ意しましょう。
      大石 ケツ意表明だよ。
      健介 いやちょっと待て。冷静になってもう一回考えよう。
      ディーノ&大石 え?
      ディーノ 何かあった?
      健介 なんかわからないけど、もう一回やりたい?
      ディーノ 私達は全然こんなままじゃ収まんないわよ。
      健介 ちょっと記憶が…。
      ディーノ 大丈夫、もう。まあ今後のこともどんどんケツ断していってね。
      健介 でも防衛したかったな! チキショー!
      ディーノ そうね。あんな手を使いやがるとは。
      健介 あのデカいのな!
      ディーノ 我々アイツらを取りにいきすぎたわね。もうちょっと勝ちに徹すればよかった。ごめんよ、健ちゃん。
      大石 もう一回行きましょう。
      ディーノ もう一回行くわよ。
      健介 まあいい。これを次に繋げられればいいかなと思います。
      ディーノ どんどん繋がっていこう! うん、3人が一本の線に繋がっていけばいいのよ。三位一体よ。

      高木 天下の横綱が味方に加われば、あっという間だ! 5分以内にカタをつけるつもりだったんだけど、今日はいつも以上に男色ディーノのケツが臭かった! あれは今度からレフェリーチェックの対象だ。おかしいだろ! あれは絶対におかしいぞ。そのへんも含めて、横綱に聞いてくれ。
      曙 プロレスデビューが2005年なんですけど、今日が一番キツい試合でした。
      大鷲 横綱、すぐに慣れます。
      曙 慣れね―な!
      大鷲 慣れます。
      高木 他団体から参戦した方はみんなそうおっしゃいます。
      大鷲 私がいい例です。
      曙 今日はいい勉強させてもらいました。こういうプロレスもあるんだ。
      高木 そればっかりじゃないんですけど。
      大鷲 とにかくこのDDTの至宝、6人タッグのベルトを取りました。ということは横綱! これからDDT全戦参戦の勢いですよ! 地方も巡業も新木場も来年のビアガーデン1週間も全部、横綱! これから全部DDTに出ることになるんで、高木さんはそこんところどうですか?
      高木 ちょっと待ってくれ。
      大鷲 細かいとこ気にすんなよ! 社長だろうが!
      高木 DDTの財政が破綻するだろうが!
      大鷲 よーし! これから俺は毎試合6人タッグ防衛戦していくんで応援よろしくお願いします!
      高木 マジかよー!
      曙 いや…(頭を抱えながら)アイツらとのリマッチはやめて。
      高木 リマッチはやめます。新しい相手にします。僕もちょっと今日は無理です。
      大鷲 まだ余韻が残ってますよ。
      高木 試合以前の問題です。マット界のエチケットについて今度語りたい! 400字以内で3枚ぐらいの原稿用紙に書きたい! いや~とにかく今日はありがとうございました。こういうマットもあることを横綱に知っていただけてありがとうございました。
      大鷲 そしてこういうのもすぐに慣れます。何回かやるうちに。
      曙 いや何回も…。
      高木 今後ともレギュラーでお願い致します!
      大鷲 よろしくお願いします。
      曙 今日寝てから考えます。

      休憩明け、鶴見亜門GMが9000人(超満員札止め)を発表。2014年8・17両国大会の開催と2013、2014年度に関する戦略発表会を9・29後楽園でおこなう予定であることをアナウンスした。続いて佐山彩香さんが水着姿で登場。すると佐山さんの大ファンの高木が現れ「僕、ベルト獲りましたよ!」と近づくと場内から「帰れ」コールが発生する。大ファンの高木のために佐山さんと一緒にTシャツバズーカをおこなうことに。バズーカの威力は絶大で2階席まで届くもの。場内は大盛り上がりとなった。最後は佐山さんの「後半戦スタート!」で締められた。

      第6試合はKO‐Dタッグ選手権試合。第47代王者組の佐藤光留&坂口征夫は宮本裕向&木高イサミを相手に4度目の防衛戦。序盤は静かな立ち上がり。宮本の光留へのローキックで試合が動き出す。イサミが出てきて光留にストンピング連打。光留はサミの脚を取ってアキレス腱固めを決めるもロープに逃げられる。イサミがロープに手を伸ばしても光留はなかなか離そうとしない。坂口が出てくるとイサミにミドルキック。さらにコーナーで顔を踏みつける。光留がでてくるとローキックからカバーするもカウント2。光留がイサミを抱えようとするも、イサミがリバースショルダー。すかさず光留がアキレス腱固めで襲い掛かるがロープに逃げられた。坂口が出てくるとボディースラムで叩きつけ宮本とタッチ。宮本は救出せんとした光留がドロップキックを放つと、坂口にコブラツイスト。宮本はコーナーに登って「愛してま~す」からのダイビング・ブレーンチョップを狙うが坂口のキックで迎撃されてしまうと、替わった光留の水車落としを食らってしまう。カウント2で返されると光留はすかさず腕十字へ。宮本はロープに逃げる。光留はさらにビクトル式腕十字を狙う。宮本も腕を取り返して逆十字を決めるがロープに逃げられた。宮本は再び「愛してま~す」からのブレーンチョップへ。これが決まって大喜びしたが光留は「効いてない」とばかりに頭をなでる。張り手のラリーは宮本が制すと光留はミドルキック、宮本は逆水平で打ち合う。光留は宮本の腕を蹴っ飛ばすも、宮本はコーナー対角線でのラリアット! 光留は坂口に、宮本はイサミにそれぞれタッチ。坂口のフロント・スリーパー狙いをイサミがブレーンバスターで投げると蠍固めへ。これは光留がソバットでカット。宮本が光留を排除すると坂口にイサミとともに串刺しの低空ドロップキック。宮本のバルキリースプラッシュからイサミがダイビング・ダブルニードロップにつなぐがカウント2。イサミの勇脚・斬を坂口がかわすとエプロンから光留が強烈なキック。光留がアキレス腱固めからバックドロップでイサミをキャンバスに叩きつけ、さらに投げ捨てジャーマン。坂口がサッカーボールキックを食らわすもカウント2。ならばとスリーパーで捕獲。胴絞め式に移行する。KO寸前のところで宮本のカットが間に合う。坂口のスワンダイブ式ナックルパートをイサミがかわしてリング下の光留にトペ・スイシーダ。すかさず宮本が坂口にハンドスプリング・オーバーヘッドキック → ファイアーサンダーを決めると、イサミが勇脚・焔につないで勝利した。試合後、ヤンキー二丁拳銃はBJWタッグのベルトとKO-Dタッグのベルトを肩にかける。イサミが「KO-Dチャンピオン、最強でした。勝ったので僕らが最強です」と誇ると宮本は「最強のチャンピオンに勝った俺らが最強のチャンピオンでいいんじゃないですか?」。イサミは「このベルトも100回防衛! せっかくKO-D持ってるんだから路上とかさ! 両国もいいけど外もいいよ」と提案。これに宮本は「DDTにしかできない防衛をやりたいと思います」と言うと2人で「俺たちは強い!」と声を揃えた。

      【試合後のコメント】
      イサミ キツかったね!
      宮本 キツかった。でも嬉しい!
      イサミ 2つ揃った! 今までいるのかな? いないよね?
      ――初めてです。
      イサミ 初だよ! これで今のところ記録は2つ。大日本のベルト今最多防衛。そしてKO-Dを取って大日本と…。
      宮本 2冠になった。
      イサミ DDTと二冠のタッグチャンピオン。どっちもあるんですよ、僕はユニオンだし、相方666だし、どっちも大きく言えば大日本でもDDTでもないかもしれない。でも、僕らの気持ち、心は全部に所属してるからさ。大日本もそうだし、もちろんDDTもそう。
      宮本 団体関係ないよ、そんなん。強いヤツがベルト巻くんじゃないの? ボコしたいヤツがベルト巻くんじゃないの?
      イサミ 俺達は与えられた場で全力を出すしかないから。
      宮本 そのチャンスを俺らはものにしたんだから。
      イサミ いやあ。こんなに楽しめると思わなかったね。楽しいし気持ちいいね。
      宮本 気持ちいいね。緊張したね。
      イサミ 緊張したね(苦笑)。
      宮本 最高だった。勝って、とにかく最後に笑えてよかった。
      イサミ でも路上とか、かつての、もしかしたら変態大社長とかとかぶるかもしれないけど、そこも変えるから。
      宮本 いいんだよ、俺達だって下から上がってきた人間だからね。俺達だって路上プロレスやってたんだから。
      イサミ やってた。路上プロレスと名乗っていない路上プロレスをやっていた。
      宮本 まだちょっと早すぎただけで。でもそんなんやってた。
      イサミ あれ屋外じゃなくて路上だったんじゃないかっていうのが何個かあったね。
      宮本 リングもないようなところで、いくつも積み重ねてきたそんな仲間なんで。でもね、下から這い上がってくるって気持ちいいね。
      イサミ なんか、じわじわ来るね。
      宮本 それ以上落ちることないからね。
      イサミ 一番下を知ってるから。
      宮本 あと上がっていくだけだからね。ホントの一本道でしたよ。
      イサミ じわじわ上がって一歩二歩と増えていくわけですよ。またこれからもどんどん、言っちゃったからさリングで。100回防衛って。
      宮本 言っちゃうもんだね、なんでも。
      イサミ 気持ちよかったからさ。
      宮本 言ったもん勝ちだよ。
      イサミ 言ったもん勝ちだ。どこでも誰の挑戦でも受けます。もう全然何も問わず、二丁拳銃のベルトがほしいっていうんだったらどっちのベルトでも誰でも来てください。
      宮本 だってね。
      イサミ 俺達は…。
      宮本&イサミ 強い!

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