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【2・3リポート②】大石がMAGP受賞。DDTトップ獲りを宣言

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    • 第5試合はHARASHIMAと高尾蒼馬の一騎打ち。立ち上がり、グラウンドで先輩のHARASHIMAと渡り合った高尾は、カウンターのドロップキックから場外へ落としザ・グレート・サスケばりの逆トペ。先制されるもHARASHIMAは慌てることなくヘッドロックで動きを止め、腰に狙いを定めるとキャメルクラッチでいたぶる。フライング・フォアアームで逆襲に転じた高尾はぶら下がり式首4の字、ミサイルキックで挽回するも、HARASHIMAもジョン・ウーに雪崩式ブレーンバスターでペースを握らせない。高尾の気迫をエルボーで跳ね返したHARASHIMAは、山折りから蒼魔刀へ。高尾はこれをかわして背中への串刺しニーからボマイェをヒットさせる。チャンスと見た高尾はシュバインを狙ったが、HARASHIMAはこれを防ぐとカナディアン・バックブリーカーの体勢から前方へ垂直に落とす新技・つるべ落としで突き刺し、蒼魔刀へつないで完勝をあげた。

      試合後、本部席で2冠ベルトを持ちながら観戦していたケニー・オメガが立ち上がり、リング上のHARASHIMAと握手。その後、KO-Dタッグのベルトを手渡し無言で去った。HARASHIMA「高尾、前対戦した時よりちょっと強くなってたな。まだまだだけど。ちょっと、あせっちゃいました。2月の17、後楽園でケニーの持つ無差別級のベルトに挑戦します。2年以上、KO-Dシングルのベルトを巻いてません。2月17、必ずシングルベルトを巻いてやるさ~! 次、千葉にくる時はチャンピオンベルトをもう一本巻いて、来てやるさ~! このあと休憩時間、売店でサイン会開いてやるさ~! なんでかって? それは…もう、ホームページで発表されてるんで、サイン会します! そして、そして、いつもの鍛えてるからだーっ!」

      セミは小田原でKO-Dタッグを懸けて闘うヤス・ウラノとFUMAが前哨戦一騎打ち。FUMAはオーバーマスクを被ったまま開始のゴングを聞く。立ち上がり、キックで優位に立ったFUMAに対し、ウラノがヘッドロックをかけるうちにマスクが取れてしまう。素顔となってからもFUMAはフロントキックで場外へ落としプランチャを敢行したが、ハイキックをかわしたウラノはアンクルホールドで動きを止める。この後、ゴツッ!という音が響く頭突き合戦で両者ともフラフラとなりダウン。そこから挽回したFUMAがキックで攻め込むと、ウラノもカウンターのフランケンシュタイナー。ジャーマン・スープレックス・ホールドをクリアしたあとのエビ固め合戦からウラノがツームストーン・パイルドラバーを狙ったが、FUMAは体を入れ替えて逆にツームストーンで叩きつける。そしてダイビング・ヘッドバットで勝負に出たが、入江はこれをかわした直後に首固めを決めて3カウント奪取。逆転負けを喫したFUMAは納得がいかないとばかりに襲いかかったが、ウラノはマスクを奪ってそれを被り、挑発してみせた。

      メインは男色ディーノ&大石真翔&彰人の元ほもいろクローバーZとケニー・オメガ&飯伏幸太&伊橋剛太のゴールデン☆らんでぶぅ~による6人タッグマッチ。先発のケニー、彰人と飯伏、ディーノに交替するや、ディーノが飯伏のタイツをめくって生尻を露出させつつバックからなぶりものに。替わった大石を飯伏がお姫様だっこして自軍コーナーに連れていき伊橋とタッチ。今度は伊橋が男色殺法のエジキとなったが、レッグラリアットで反撃しケニーへ。そのケニーにディーノがナイトメア。飯伏と初対峙した彰人はカレリンズリフトから溜めを加えて投げ捨てる。ジャーマンを着地した飯伏は、そのまま彰人の背中を踏みつける野蛮行為。飯伏は大石、彰人にグラウンディング・シューティングスターを連発し、伊橋にタッチ。コーナー2段目からのボディープレスを彰人に決めた伊橋だったが、続いてコーナーに登ったところでディーノが股間をワシづかみとしてデッドリードライブ。ここで大石がディーノへコーナーで尻をセットするよう命令。ここからブラックホールへ吸い込まれぬよう、押しつけられた人間が次々とディーノの尻っぺたに両手を立ててディフェンスする。尻をはたかれる形となったディーノは「痛い~」と泣き出す。尻はみるみるうちに赤く染まっていった。ようやく彰人がケニーの顔面を尻へ埋めることに成功したがカウントは2。これを見た大石は、ディーノに「おまえの時代は終わりだ。おまえの尻じゃワン、ツー、スリー獲れない。千葉が俺の地元みたいなもの。俺の目を見ろ!」と言い、自らコーナーへ登ると尻をムキ出しにした。ところが、大石を無視するかのようにらんでぶぅ~は彰人を捕らえると「アルティメットゴールデンファイアー!」と宣言。どんなに恐ろしい技が出るかと観客が固唾を飲む中、伊橋のその場跳びムーンサルト → ケニーのその場跳びムーンサルト → 飯伏のその場跳びムーンサルトの3連打。彰人、伊橋、ケニー、飯伏が山積みとなる形のままフォールを狙ったが、ディーノが救出へ入った。ケニーと飯伏は波動拳 → ジャーマンの合体攻撃。さらに伊橋がジャーマン・スープレックス・ホールドを決めたが、彰人は自力でクリア。ならばと伊橋がフロッグスプラッシュを狙うが、彰人はかわす。ディーノが飯伏とケニーを男色スクリューで回し伊橋と分断。彰人が伊橋を捕まえると、大石の忘れ去られていた生尻に顔面をめりこませる。虫の息となった伊橋にディーノが男色ペディグリー。そこへ大石が尻を出したままシューティングスター・プレスを落とし3カウントを奪った。尻を出したままのシューティングスターはたぶん史上初。

      ディーノ「あんたたちね、ナメてるかもしれないけど、This is KAIENTAI…NO! This is 大石真翔よ! もう、大石さんがノーマークの時代は終わったわよ。大石さんがこれからは…どうなの?」大石「どうなる? これからは、大石真翔は…」ディーノ「ごめん、考えてなかったようね。でも、大石さんが眠っていた時代は終わったわ」大石「冬眠は明けました」ディーノ「明けましておめでとう! ここからいくわね?」大石「ここからいくよ。DDTのトップ。こんな大石真翔がDDTのトップを狙っていきたいと思います!」

      全試合終了後、亜門GMがリングに上がり本日のMAGPを発表。高尾と伊橋を候補にあげるもアカペラのドラムロールのあとに発表した名は大石だった。「大石さんの尻にはグッと来ましたよ。そしてシューティングスター・プレス…初めて見ました。大石さんの覚悟を感じました。そんな大石さんには私から金一封をお送りします」。その場で封を開けると、中から500円玉1個が出てきた。亜門「気にしなくていいですからとっておいてください。私のポケットマネーですから。次獲ったら倍ですから。大台に乗りますよ。これで私のことをリスペクトする気になりましたか?」大石「500円分リスペクトします」亜門「500円っていったら相当なものですよ。私の自給の倍です」。最後は大石の「鬼は外、福は内!」の締めと同時に、木曽レフェリーが観客に渡していた豆まき用の豆ではなく、千葉にちなんで落花生がリング内へ投げ込まれた。

      【試合後のコメント】
      ケニー 自分はひとつのゴールを定めて、そこに集中していくタイプなんだけど、HARASHIMAさんが相手だからかちょっとオーバーワーク。今日の相手のこともケアしていなかったわけじゃないよ。後楽園ばかり考えて、今日の試合をおろそかにしたわけじゃないけど、今日に関してはチャンピオン・ケニーとしての闘いはできなかったね。でも、次の後楽園はベストの状態にしてHARASHIMAさんと闘う。僕のベストが何を意味するかわかるよね? 不敗という意味だ。2冠王になるっていうことはそのチャンピオンとしての力を見せないといけないからね。けっこう自分としては珍しいことなんだけど、闘う相手の試合を間近で見ることなんてしないんだ。それだけ今回は用心しているんだと思う。HARASHIMAさんは現在のDDTで自分を倒す一番の可能性を持っている人だと思う。モニター越しに見るより、ライヴで見た方がいいでしょ。そうしたら新技を使った。やっぱり見て正解だったね。(KO-Dタッグのベルトを手渡したのは)これはHARASHIMAさんに対する警告です。2冠王になるのはそんなに簡単なことじゃないよってね。彼は試合に対して気持ちを上げていくタイプだけど、ただ上げていくだけじゃ僕には勝てない。(大石がDDTのトップを獲ると宣言したが)ハハハ、誰でも夢を持つのは自由だからねー。

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