15日、大阪・大阪市淀川区民センターにて「DDTミュージック!2018」がおこなわれた。まずは今林久弥APと井上マイクリングアナが登場し、今後関西地方で予定されているDDTグループの大会日程をアナウンス。8月19日にDDT西区民センター大会が追加決定。そして5月27日にエディオンアリーナ大阪第2競技場でおこなわれる「ドラマティック・ドリームズ!Vol.5~あめが下知る 五月かな~」を主催する松井幸則レフェリーを呼び込む。同大会への参加が追加決定した所属外選手として、ヤス・ウラノとGAINAを発表。大阪プロレス以降関係が切れていたGAINAの参戦は感慨深いという松井レフェリーは、決定カードとしてくいしんぼう仮面vs菊タローvsスーパー・ササダンゴ・マシン、上野勇希vsディック東郷、そしてメインになると思われるカードとして竹下幸之介vsアントーニオ本多を発表すると「僕にとっても特別なカード」。松井レフェリーがそのまま大会開始をコールしようとすると、今林APが蹴りかかる。しかしその蹴り脚をキャッチした松井レフェリーは張り手。だが、その背後から赤井が乱入して松井レフェリーを蹴り飛ばす。6・30京都大会を告知するために待機していたという赤井は、地元凱旋となる京都大会にSEAdLINNNGの世志琥が参戦することを発表するとオープニングコール。
オープニングマッチは大鷲透&平田一喜&アントニーオ本多&高梨将弘vs彰人&勝俣瞬馬&赤井沙希&ゆにの8人タッグマッチ。いきなりマイクを要求した平田は「第1試合ですよ……久しぶりに来ましたね。ガウンとメガネ、盗まれましたぁ」と嘆く。犯人を対戦相手だと睨んだ平田だが、相手チームは4人全員いる。逆に味方チームが一人いないことに気付くと、自作の『OSAKA GO!』をアカペラで歌いながら平田ガウンとサングラスをかけたアントンが登場。その独創的過ぎる歌詞に呆気に取られる一同だが、彰人組が奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。勝俣がアームドラッグで高梨を投げてドロップキック。大鷲と彰人がリングインすると、お互いに胸筋をピクピク。しかし大鷲は肩を動かしているようにも見える。ショルダータックルでぶつかり合った両者だが、大鷲は軽快な動きを見せると、彰人とロックアップからグルグル回転。そのままお互いにタッチして平田と赤井がリングイン。赤井のミドルキックをキャッチしてボディブローを見舞った平田だが、赤井はビッグブーツ。そこから勝俣のフットスタンプ、彰人のボディスラムからの執拗なカバー、さらにこの春から小学校5年生となったゆにがストンピング。だが、容赦なく髪の毛を掴んで倒した平田は馬乗りナックル。だが、コルバタで平田を投げ飛ばしたゆには赤井にタッチ。ジャンピングミドルで平田を蹴散らした赤井は、高梨を大鷲に叩き付けると、高梨にはダイビング・クロスボディー。アントンがカットに入るが、32年ぶりに女体に触れたことでギブアップしようとする。だが、その前に昔話の『ごんぎつね』を話すことに。下ネタに着地したアントンは間違って味方の平田にサミング。彰人があっさりサミングをキャッチすると、一斉攻撃。アントンらを排除した彰人たちは平田を捕まえてトレイン攻撃。しかし平田は後頭部への手刀で迎撃していく。そしてダンスをGOしようとするが、ゆにが背後から急所攻撃で阻止。すかさずスクールボーイで丸め込むが、平田はカウント2で返す。ならばと彰人と勝俣が合体攻撃で平田を追い込むと、ゆにがウラカン・ラナを狙う。だが、回転を止めた平田は大人気なく、ゆにに急所攻撃をお見舞いすると奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで3カウント。
試合後、平田が「これは現実か? 夢のようだ……今回もゆにに勝ったぞー!」と大喜び。しかし観客のノリが悪いと「素直じゃないんだから! ボクが出来るお礼と言えばアレだけです。こんなボロボロの体で申し訳ないですけど、みんなに感謝を込めて踊りたいと思いまーす!」と言ってダンスをGOしようとするが、ゆにがウラカンホイップで投げ飛ばして「平田! 1回、俺に勝ったくらいで喜ぶんじゃねぇよ! オマエとの闘いはこれからも続くんだぞ! 覚悟しておけ!」と平田を一喝した。
第2試合は樋口和貞&石井慧介vs高尾蒼馬&下村大樹のタッグマッチ。樋口と高尾の先発で試合開始。ロックアップから高尾を突き飛ばしていった樋口だが、高尾もボディへのエルボーを返すとショルダータックル。しかし樋口はなかなか倒れない。高尾はカウンターのドロップキックを見舞うが、それでも倒れない樋口は逆にショルダータックルで吹っ飛ばす。下村は石井をロープに押し込むとチョップ。だが、石井は強烈な野球チョップを返すと、倒れた下村にサッカーボールキック。さらに野球チョップを連打した石井だが、下村も強烈なチョップを打ち返す。胸板を真っ赤にした下村に、今度は樋口が強烈な逆水平チョップ。下村は一人で二人を相手にしようとしたが、逆に石井&樋口からチョップの乱れ打ちを食らってしまう。石井がジャンピング・ニードロップを投下すると、樋口がのど輪落としを狙うが、これをアームドラッグで切り返した下村はミサイルキック。タッチを受けた高尾は延髄斬りから樋口の背中にダイビング・フットスタンプを落とすとDDT。さらにもう一度背中にダイビング・フットスタンプを投下した高尾はドロップキック。トラースキックをキャッチした樋口は、逆水平チョップからショルダータックル。続いて下村が石井にエルボースマッシュアタックからスワンダイブ式クローズライン。だが、スワントーンボムをかわして自爆させた石井はジャンピング・ニーアタックから逆片エビ固めへ。これは高尾がカットしたが、樋口がその高尾をアバランシュホールドで叩き付けて場外に連れ出す。その間に石井がタイガースープレックスを狙ったが、下村は首固めで切り返す。カウント2で返した石井はフロントキック、バックブリーカー。そして下村の顔面を踏みつけてからシャチホコ式の逆片エビ固めに捉えてギブアップを奪った。
【試合後のコメント】
石井 今回、練習生時代の目標としてKO-D無差別、インディージュニアというのがあって、そのインディージュニアに向かって自分は火が付いているし、スイッチ入っているし、早く試合をしたい気持ちでいっぱいです。あとは負ける気がまったくしないですね。最近の大家さんはコンディションが悪いし、「(プロレスを)メジャースポーツにする」って言ってるくせに偉い落ち着いちゃっているんじゃないかと。みんなも言いたいことがあるし、あんな大家さんには負ける気がしないです。ね、(撮影している)今成さんもそう思うでしょ?
今成 いやあアイツはダメだよ!(大声) 嫁も悪いですね!(大声) アイツはもう全然やる気がない!(大声) 丸くなっちゃって!(大声)
石井 結婚してから弱くなった。
今成 全然ダメだよ!(大声)
石井 自分もそれは感じていた。
今成(遮って大声で)だから俺は石井さんにここでいって欲しいって思ったの! そうですよ! いくしかないでしょ! あんなコンディション! アイツ、いろいろ勘違いしてんじゃないですか? ねえ? アイツ、ガンプロの顔じゃないでしょう! 石井さん!
石井 自分もそう思いますよ。今成さんもそう思うでしょ?
今成 そう思いますよ!(大声) だからインディージュニア、やってくださいよ。
石井 負ける気がしない。確実に取ります。
第3試合は吉村直巳vs渡瀬瑞基のシングルマッチ。リストロックからヘッドロックに捉えた吉村だが、渡瀬は何とか脱出して逆にヘッドロック。吉村はバックドロップで脱出しようとしたが、渡瀬はうまく丸め込む。キックアウトした吉村は場外にエスケープ。エプロンに戻ってきたところでドロップキックを見舞って吉村を場外に落とした渡瀬は、場外へのダイブを狙ってダッシュ。しかし吉村はイスを振り上げて迎撃。リングに戻り、エルボードロップを落としていった吉村は両足で渡瀬に乗っかって踏みつける。さらに逆水平チョップを連打するとスリーパー。ロープに逃れた渡瀬だが、吉村はレッグドロップを落とすとエルボーからボディスラムを狙った渡瀬を逆にボディスラムで叩き付ける。吉村の串刺し攻撃をかわしてボディスラムで叩き付けた渡瀬はミサイルキック。さらに顔面ウォッシュからFromコーナーtoコーナー。吉村もブレーンバスターを返すが、渡瀬はフロントネックロックに捉える。一度はロープに逃れた吉村だが、渡瀬は腕決め式でもう一度フロントネックロック。しかし吉村は強引に持ち上げるとパワースラムで叩き付けて脱出。渡瀬はドロップキックからジャーマンで投げ捨てるが、吉村はショートレンジラリアット2連発から投げ捨てパワーボムからニーオンザベリーでカバーして3カウント。
第4試合は男色ディーノ&大石真翔vs遠藤哲哉&島谷常寛のタッグマッチ。気合いの雄叫びをあげる島谷に対し、ディーノも「Woooooo!」と熱くなるあまりに雄叫びをあげながら入場。とにかく熱いガンナメ・エクスプレスは、まずは大石が島谷をヘッドロックに捉えるが、あっさりとリストロックで切り返される。そこからグラウンドで互角のレスリングを展開すると、熱くなった大石は島谷と握手をしてディーノにタッチ。遠藤にTシャツを脱ぐように要求するディーノだが、遠藤は無視。ディーノの「来い!」という挑発も無視した遠藤は、逆にロープに飛んだディーノをカウンターのドロップキックで場外に追いやると、飛ぶと見せかけて宙返りのフェイント。すると島谷がエプロンからダイブ。ディーノをリングに戻した島谷はゼロ戦キックをお見舞いするが、ディーノは男色クロー。大石も唾を吐きかけてからのランニングエルボー。そしてディーノが男色殺法で悶絶させる。逆にバックを取った島谷は「気持ちいいだろうが!」と叫びながら腰を振っていく。「ちょっと良かっただろうが!」と言うディーノがナイトメアーをお見舞いすると、島谷は「もっと来いよ! 何がナイトメアーだ! いい夢見られそうだぜ!」と挑発。そこに遠藤が張り手を見舞うと、ディーノは島谷に顔面騎乗。ガンナメ・エクスプレスはクイックタッチで島谷を追い込んでいく。そしてファイト一発から男色ドライバーをベラ宇が、島谷はエルボーで阻止。2回目も、3回目も堪えた島谷は遠藤にタッチ。ディーノにジャンピングハイから大石にスワンダイブ式エルボーアタックを見舞った遠藤は、ディーノにライオンサルトを投下。ディーノも男色クローを狙うが、遠藤は足をつっかえ棒にして必死に抵抗。だが、最後は力尽きてクローの餌食に。そのまま男色エクスプロイダーで投げたディーノだが、遠藤は熱くなって腰巻きを外した大石を垂直落下式ブレーンバスターで投げる。大石はさらに熱くなってタイツを脱いでTバック姿に。遠藤はペレキックを叩き込むが、ここで島谷が入ってきて「もっと熱くなれよ! オマエは今日から通天閣だ!」と謎の激。ガンナメ・エクスプレスが遠藤を攻撃しようとするが、逆にダブルラリアットで吹っ飛ばした遠藤はついに熱くなってTシャツを脱ぎ捨てる。そして「オマエの通天閣を見せてやれ!」と島谷に熱くタッチ。串刺しラリアットを連打した島谷は満を持して、渾身のラリアットを狙ったが、大石はこれをかわして直伝トルネードクラッチで丸め込んで3カウント。
第5試合はHARASHIMAvsマッド・ポーリー。春日部大会で春の訪れと共に赤ポーリーと化して大暴走したポーリーだが、佐々木によるとHARASHIMAのDDT EXTREME級王座挑戦に納得いかない佐々木の怒りがその原因だという。入場するなりHARASHIMAに襲いかかっていき場外に連れ出したポーリーだが、HARASHIMAもリードをつかんでコーナーを挟んで向こう側から引っ張って絞首刑にする。しかしパワーで脱出したポーリーはネックハンギング。ようやくリングに戻ったHARASHIMAはフォアアームを連打するが、エルボーでダウンさせたポーリーはエルボードロップ。さらにHARASHIMAの頭部を踏みつけたポーリーはサミング。注意する松井レフェリーに詰め寄っていったポーリーは、なおも両足でHARASHIMAに乗っかっていく。ラリアットをかわしてジャンピングハイを叩き込んだHARASHIMAは、ジョン・ウーから串刺しフロントキック。ポーリーも反撃しようとするが、背後に回ったHARASHIMAはバッククラッカー。さらにスワンダイブ式ボディプレスを投下するとミドルキックを叩き込んでいくが、ポーリーも左右のハンマーを返すと串刺し攻撃へ。エプロンに出たHARASHIMAはジャンピングハイで迎撃すると、スワンダイブ式クロスボディー。だが、キャッチしたポーリーはボディスラムで叩き付けて馬乗りパンチ。セコンドの佐々木たちにガッツポーズするポーリーは、HARASHIMAの蹴り脚をキャッチしてフィッシャーマンバスターで叩き付けるとリバーススプラッシュを投下。そこからコーナースプラッシュを連発したが、HARASHIMAはカウンターの蒼魔刀をスタンディング状態で叩き込んで3カウント。
試合後、DAMNATIONのメンバーがKOされたポーリーを苦労して連れて帰ると、マイクを持ったHARASHIMAが「春の赤ポーリー、強かったです。でもね、赤ポーリーに今ガッチリ勝ったことだし、これで自分がEXTREMEのベルトに挑戦するの文句言う人はいないでしょ。4月29日、後楽園ホールで宮本裕向のEXTREMEのベルトに挑戦してやるさー!(観客「なんでー?」)そして絶対ベルトを獲ってやるさー!(観客「なんでー?」)そして次、この大阪に戻ってくるときにはEXTREMEのベルトを巻いてきてやるさー!(観客「なんでー?」)なんでかって、それは鍛えているからだー!」で中締め。
【試合後のコメント】
HARASHIMA 春の赤ポーリー、勢いあるしさすがに強かったよね。でもガッチリ3つ取ったし、文句言う人はいないでしょ。4月29日は裕向の持つEXTREMEに挑戦します。ルールはまだわかんないですけど、どんなルールでもガッチリやって必ずベルトを獲りたいと思います。
――改めて宮本選手について。
HARASHIMA なんでもできるし、組んでても心強いし、タフで万能なレスラーですね。どんなルールでも強いと思うし。シングルでやるのも10年以上ぶりだし、ひじょうに楽しみです。
セミファイナルは竹下幸之介vs入江茂弘vsKUDOvs佐々木大輔のスペシャル4WAYマッチ。入江のセコンドにはタッグ結成を承諾された渡瀬がつく。入江は完全に竹下をロックオン。睨み合う両者だが、そこに佐々木が「へい、茂ちゃん」と割って入ろうとすると、入江は佐々木を突き飛ばす。怒った佐々木は背後から入江を攻撃。するとKUDOが佐々木を蹴っていくが、竹下がKUDOをフロントスープレックスで投げ飛ばし、再び入江と睨み合いに。エルボー合戦から竹下が逆水平チョップを打っていくと、入江は交通事故タックルで吹っ飛ばし、KUDOにはブラックホールスラム。さらに佐々木をスパインバスターで叩き付ける。竹下をコーナーに押し込んでエルボーをブチ込んだ入江。アゴに食らった竹下はこれでダウン。しかし入江はテディベアを投下するとヘッドバット。さらに張り手からロープに飛ぶが、場外にいた佐々木が足をすくって倒し、そのまま場外に引きずり出す。リング上ではKUDOが竹下にサッカーボールキックからサーフボードストレッチ。さらに倒立ニードロップを落とすが、佐々木が入ってきてKUDOを場外に投げ捨てる。竹下のエルボーを食らいながらも挑発していった佐々木はヘッドロックパンチを連打すると、下から首を捻りあげる。竹下もトップロープを下げて佐々木を場外に出すと、入江にゼロ戦キック。佐々木もダイビング・クローズラインをドロップキックで迎撃した竹下はKUDOにブルーサンダー。しかしKUDOは竹下を場外に追いやってトペを発射。リングに戻ったKUDOは佐々木にミドルキックからスリングショット式ダブルニードロップ。そしてカバーするが、竹下が入ってきてジャーマンでぶっこ抜こうとする。KUDOも佐々木のバックを取って防御すると、入江が入ってきてカット。入江は佐々木をタズミッションに捉えるが、竹下がカット。入江は竹下を捕まえてパワーボムの体勢に。そこに佐々木が飛びついて回転エビ固めを狙うが、踏ん張った入江は佐々木の上に竹下をパイルドライバーで叩き付ける。KUDOが竹下にバックスピンキックからダイビング・ダブルニーアタック。しかしキャッチした竹下はコーナーに乗せていく。雪崩式を狙った竹下だが、KUDOが逆に断頭台式ダブルニーを狙う。そこに入江がエルボーで突っ込んでから、KUDOを雪崩式で投げようとする。しかし逆さ吊り状態だった竹下が上の二人をまとめて投げ捨てる。佐々木が竹下をクロスフェースで捕獲。どうにか切り返そうとした竹下だが、背後に着地した佐々木は佐々木式ウラカン・ラナを狙う。だが、回転を止めた竹下はそのままコーナーポストに投げ付ける。入江が入ってきて竹下にノータッチヘッドバット。竹下もニーを返すが、入江はビーストボンバーを叩き込む。佐々木がカットに入ると、KUDOが佐々木にスピンキック。しかし佐々木はウラカン・ラナで丸め込む。キックアウトしたKUDOはダイビング・ダブルニードロップ。これをかわした佐々木だが、入江が走り込んできて二人にキャノンボール。さらに佐々木にキャノンボールをお見舞いした入江は、カウンターのビーストボンバーを叩き込んで3カウント。
試合後、マイクを持った入江が「幸之介、4月29日の後楽園でオマエからどうしても、どうしてもそのベルトを奪わないといけないんだ。4月29日、ボクが新しいチャンピオンになるぞ。それで次の大阪大会では自分がここに(KO-D無差別級)チャンピオンとして帰ってきます!」と宣戦布告して引き上げる。竹下はその入江に向かって「入江さんは確かに強い。確かに強いけど、俺にも負けられない理由がある。DDTを愛してない奴にこのベルトを渡すわけにはいけへんのや。次の5月大阪大会、チャンピオンとして戻ってくるのはこの俺、竹下幸之介や」と言い返した。
【試合後のコメント】
入江 竹下幸之介の持つKO-D無差別級のベルト、どうしても僕が獲らないといけないので。DDTに愛がある、愛がない、そんなの関係ないと思う。このKO-D無差別級のベルトはDDTに愛がないと巻けないのか、会社のために働いてないと巻けないのかっていう話じゃないですか。強いものが巻く。それだけです。
竹下 入江さん、強いですね。攻撃、打撃の重みは石川修司級というか。エルボーとかに関してはそれ以上のものがあったんで。最初のエルボーでガッチリ飛ばされてね。あまり試合を覚えてないんですけど、激しい4WAYだったなと。その中で入江選手とはちょこちょこ当たったような気もするんですけど。竹下、佐々木、入江、KUDOの4人というDDTのトップ4人で4WAYができて、その中で自分を出せたというのはチャンピオンとして自信になりましたね。チャンピオンとして1年間やってきたことの結果じゃないですけど、そういうのを感じました。
――現在の入江選手の実力はどう思う?
竹下 強いんですよ。普通にベルトを獲ってもおかしくないんですけど、どこかに消える前に何回か当たった時よりプロレス勘的なものはまだ戻ってない感じでしたね。ちょっと荒削りというか。それは隙だらけということですかね。タイトルマッチではそういうところを狙って。今日は「入江茂弘、強い」と正直思いましたけど、まだまだ僕にチャンスが多くあるかなという感じでした。
メインイベントはビーレジェンドpresents KO-D6人タッグ選手権試合、王者組・梅田公太&上野勇希&竹田光珠vs挑戦者組・岩崎孝樹&マイク・ベイリー&MAO。まずは梅田とMAOがスピーディーな攻防を展開。互角の状態で両者タッチして光珠が岩崎とエルボー合戦からランニングエルボーでなぎ倒す。さらに梅田が入ってきてランニングロー。光珠もフットスタンプで続くと梅田にタッチ。岩崎を踏みつけた梅田はミドルキックで蹴り倒して上野にタッチ。光珠と一緒にリングインするが、岩崎が上野の攻撃をかわすと、MAOが入ってきてSTOP!エンズイギリ。さらにベイリーが入ってきて、MAOとみちのくトルネードキック。これは上野がかわすが、トラースキックで倒してからその場飛びムーンサルトを同時投下。ベイリーはカウンターのミドルキックで上野を蹴り倒すと、岩崎にタッチ。ニーリフトからキチンシンクをお見舞いすると、ニースタンプからカバーするが、梅田がカットに入る。MAOが上野をなおもフェースロックで捉えると、岩崎とベイリーが梅田と光珠をカットに入らせない。自力でロープに逃れた上野だが、岩崎はミドルキックからサッカーボールキック。MAOはエルボー合戦を仕掛けていくと、上野のカウンターのドロップキックを自爆させて、スワンダイブ式ニードロップを投下。続いてベイリーが串刺し式ランニングキック3連発。3発目をかわした上野はカウンターのドロップキックを返して光珠にタッチ。ベイリーの蹴りをかわしてドロップキックを叩き込んだ光珠は、剃刀ブレーンバスターから低空ドロップキック。回転エビ固めを狙った光珠にベイリーはムーンサルトダブルニー。そしてMAOが串刺しエルボーかはひねりを加えたハリウッドスタープレス。光珠が入ってきてMAOをジャーマンで投げ捨てるが、MAOは着地。ならばと光珠はエルボーで向かっていき、今度こそジャーマン。続いて梅田と岩崎がフロントキックを打ち合うと、岩崎はバックドロップ。梅田も岩崎をコーナーに追い詰めて座らせると、低空ドロップキックをブチ込む。岩崎もミドルキックを返していくが、梅田も真っ向から蹴り返す。すると岩崎は飛びつき三角絞め。何とか上野と光珠がカットに入ると、上野はミサイルキック。さらに光珠とのドロップキック同時発射で、MAOとベイリーを場外に追いやると上野がコーナーに登っていく。だが、MAO&ベイリーが素早くエプロンに上がって、上野をデッドリードライブで場外の梅田と光珠に向かって投げつけると、二人でコーナーに登ってツインケブラーダを発射。リングに上野を戻した岩崎はバックドロップ。さらにベイリーがグリーンティー・プランジを決めるが、上野もエルボーで応戦。ブレーンバスターを狙ったベイリーを逆に投げた上野は一気にフロッグスプラッシュを投下。だが、剣山で迎撃したベイリーはMAOと合体技のみちのくトルネード・ドライバーの態勢に。間一髪のところで光珠がカット。しかしMAOが上野に竜巻旋風脚を叩き込むと、ベイリーがアルティマウェポンを投下。しかし、またも光珠がカウント2でカット。さらにMAOと岩崎をスピアーでまとめて吹っ飛ばす。その間に上野がベイリーにミサイルキック。梅田がバックスピンキックからベイリーを持ち上げると、上野がそこにドロップキック。そして光珠がファルコンアローでベイリーを叩き付けたところに、上野がフロッグスプラッシュを投下して3カウント。
激闘を制してKO-D6人タッグ初防衛に成功した梅・上・竹には、勝利者賞として株式会社リアルスタイルよりビーレジェンドプロテインが贈呈された。マイクを持った上野が「防衛出来ました! ボク一人じゃ絶対防衛出来なくて、梅田さんと竹田さんのお陰で防衛が駅増した。ありがとうございました。ボクたちは…竹田さんは(666からDDTに)参戦してくれているんですけど、ボクと梅田さんはこのDNA所属で、こうやってDNAに出ているメンバーでDDTのメインで防衛戦が出来て、ボクとしては大阪で防衛戦が出来て、防衛出来て、本当に嬉しいです! 7月16日は初めてDNAで大阪大会がおこなわれます。出来たらまたこの6人タッグでもいいし、別のベルトでもいいし、ボクたちまた大阪でベルト挑戦でも防衛でもいい! もっともっと大阪でもDNAを見せていきたいです。ボクたちの若い力でもっともっと頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします!」と挨拶して大阪大会を締めくくった。
【試合後のコメント】
上野 メチャメチャ強かったですね。
梅田 即席みたいな感じでしたけど、MAOとベイリーは(普段)組んでいるし、そのタッグチームに強力な岩崎さんが入っていたんで、僕たちが思っていた2倍、3倍ぐらいの強さや勢いできたので。それを凌いで、最後ガッチリ勝った上野はすごい実力も付いてきているし、僕たちもやっと6人タッグ初防衛できたので、これから形になっていくかなという感じがあります。
上野 僕たちのチーム力はどんどん上がっているし、今日僕が何より思っていたのはDNAの時に岩崎さんが僕と武田さんには闘いがない、梅田さんとやれるのが楽しみだと言っていたのでフザけんなよと。その岩崎さんから直接取れなかったのは残念ですけど、何より僕たちこの3人で防衛戦ができて、僕としてはこの大阪で防衛して、ベルトを持って帰れるというのが本当に嬉しい。これからもっともっとDNA以外にもDDTの先輩方を生意気にブッ潰していきたいですね。
梅田 DDTのベルトなんで誰でもいいんで。かかってこいって感じですね。
竹田 初防衛だったのでここからですね。まず防衛というのがあったので、ここからです。
梅田 初防衛できたので、ここから何回でもいくのかなと。また次の防衛戦でも掴めると思うので。
上野 ビーレジェンド(プロテイン)も飲んで、体をデカくしましょう。
梅田 もっともっとビーレジェンド欲しいからな。
竹田 毎回もらいましょう。
――惜しくも敗れてしまいました。
MAO 惜しくも…なんか分断されちゃってますかね。そこが大きな敗因だったと思います。また僕たちが組む機会があると思うので、この3人で組んでまた狙えたら狙うし、僕とベイリーでも上を目指していかないといけないし、僕個人としてもそうだし。今日は負けたけど次は絶対にこうはいかないので、次会った時は覚えておけよと。火曜日のマジ卍もあっちのチームの2人と当たるかもしれないので。
岩崎 熱い試合ができたかと思います。自分的にいいのをもらって、スイッチが入ったというか。負けて悔しいですけど、率直に反骨心というかクソ食らえというのがあるので、そういう気持ちを大事にしてこれからも闘っていきたいと思います。
ベイリー ネムイ…。
MAO 眠いって。移動もあるし、カナダだから時差ボケもあるかもしれないし…ないか(苦笑)。
DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、試合映像を順次公開中!



