17日、ニコニコ生放送にて「超プロレスリング」企画ナゾの調印式が配信され、男色ディーノと鶴見亜門GMが進行の元、4・25&26「ニコニコ超会議2015」(千葉・幕張メッセ)で開催される「超プロレスリング」の全カードがアナウンスされた。まず、DDTがどのような団体なのかをスーパー・ササダンゴ・マシンが「消費者行動研究における超高関与消費者へのマーケティングとDDTプロレスの実践事例」をテーマに説明。約15分間に渡るプレゼンテーションの中で、DDTの2014年度年間観客動員数が「270万人」だったことや「東京・兵庫にある常設会場の稼働率は98%」だったこと、プロレス事業のほかに「新潟県では金型事業も手掛け」ていたこと、DDTの成り立ちが「1911年に駒沢大学在学中からプロレス観戦に興味を持っていた高木一三(たかぎ・いちぞう/高木三四郎の祖父)が、自身の経営する鉄道会社の路線利用者を拡大するためにプロレスの専用会場を開設した」からで、現在のDDTの事業構成が「プロレス部門は『エンタテイメントコミュニケーション事業』として入場料、冠協賛料、CS放送料、出版・DVDの売上だけで337億円が計上されている」ことなど、驚愕の内容が次々と発表された。亜門GMは「ひじょうにわかりやすく説明してくれました」とコメント。
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【10時~11時】
○ダークマッチ キング・オブ・ダーク選手権試合◎<王者>伊橋剛太vsDJニラ<挑戦者>
※4・19春日部でのキング・オブ・ダーク選手権試合で伊橋が勝利した場合は王者がヤス・ウラノに変更される
伊橋「鶴見、このカードを組んだのはオマエか? 明後日の春日部でダークマッチに勝ったら、俺のもんじゃなくなるんだよ。聞いているのか、鶴見?」
※ニラは欠席。
○第0試合 樋口和貞vs梅田公太
樋口「ニコニコ超会議の試合でも勝って、いつでもどこでも挑戦権を守り抜いて北海道で必ずベルトを取りにいきます」
※梅田は欠席。
【11時~11時45分】
○第1試合 石井慧介&入江茂弘vsMIKAMI&星誕期
石井「自分は数字が好きなんですけど、ニコニコ動画と言えばコメント、コメント数にも非常にこだわっています。ほかの試合にコメント数で負けないように頑張ります」入江「プロレスを見たことがないお客さんにプロレスが面白いと思ってもらえるように頑張ります。何より仮面女子さんが出るから楽しみです。仮面女子さんのライブを秋葉原のパームスまでよく見にいっているんです。ライブの後に2ショットのポラロイドを2000円払って、森カノンちゃんと撮ってサインしてもらえている間に話ができる。なので仮面女子さんたちが来るとあって非常にテンションが上がっています。当日は来ていただいたみなさん、仮面女子さん、そして森カノンちゃんにカッコいいところを見せます」MIKAMI「星誕期という元力士とコンビを組んで当日は巨大な脚立を駆使した試合をお見せできたらなと思います」
※誕期は欠席。
○第2試合 東京女子提供試合◎中島翔子&えーりんvs赤井沙希&清水愛
東京女子勢は練習終わりに駆けつけてコメント。えーりん「美意識では勝っているかもしれないけど、プロレスでは勝ちます」中島「美意識だけじゃないんだぞ!」赤井「いつも通り美しい勝利のバラが咲き誇ると思います。ニンニク娘とドブネズミには負けません。ね、愛さん」清水「沙希様の言う通りですわ~。麗しく気高い沙希様がこの2人に負けるはずありませんわ」なお、亜門GMから自身のユニット名「美威獅鬼軍」を書くように促された赤井が、ありもしない字を書いてしまって周囲をドン引きさせた。
○第3試合 高木三四郎&大鷲透&平田一喜vs松永智充&勝俣瞬馬&宮武俊
勝俣が大鷲を「チャーシュー」と罵ったことをきっかけに言い合いになり、宮武は5kgのプロテインを水で溶かして飲み干そうとしたが失敗。グダグダな中、「これ以上のことができるのか?」と松永に振られた平田が普通に自己紹介してしまう。亜門GMは「不毛な言い争いは聞いてられない」と会見場に置かれたマットでの決着を勧め、急きょ1分間の前哨戦がおこなわれたが、松永が平田に逆さ押さえ込みを決めて勝利(0分8秒)。高木は「やる必要ねえじゃん」と呆れ、平田が「やりたいんです!」と説得していた。
【12時~13時】
○第4試合 ゲーム実況プロレス
ゲーム実況・音楽制作ユニットのM.S.S Projectが会見場に呼び込まれるとディーノは「ゲイム実況ということで、ゲイのその時のシーンを実況される」と説明すると「今からやってもらいましょうか」と亜門GMに促されると、ディーノはKIKKUN-MK-Ⅱに襲い掛かる。KIKKUN-MK-ⅡがギブアップしたところでFB777が「我々、ゲーム実況なんですよね」とツッコんで、ようやく亜門GMがゲームでディーノと対決することを理解する。さらにディーノが勝利した際はKIKKUN-MK-Ⅱを差し出される模様。対戦ゲームは当日発表されるとのこと。両軍が調印書にサインして調印式は終了。
【13時~14時】
○第5試合 ゆるきゃらプロレス
出演者=くまモン、ぐんまちゃん、ふっかちゃん、チーバくん、うなりくん、出世大名家康くん、オカザえもん、ずーしーほっきー、うどん脳、臼子ねぇさん、バーバーくん、ブリカツくん、寺嶋由芙
会見にはうなりくんとゆるキャラ応援アイドルの寺嶋さんが出席。亜門GMから「今回はうなりくんにゆるきゃらプロレス予告編をやってもらいたいと思います」と促されたうなりくんは、DDTが誇るゆるキャラのヨシヒコと対戦することに。うなりくんがヨシヒコ相手に軽く叩く、尻尾で叩くといった動作を見せる中、寺嶋さんの「あら、かわいい~」との声が会見場に響き渡って1分間が終了した。
【14時~14時45分】
○第6試合 福田洋vsヨシヒコ
ヨシヒコに対して憤っているという福田は「本当のプロレスを追求したくてプロレスラーになったのに、こいつ人形じゃないですか。人形じゃないなら動いてみろ!」と言うと、ヨシヒコの首をむんずと掴むやみちのくドライバーⅡを決めてみせる。「25日のニコニコ超会議では俺の必殺技、みちのくドライバーⅡでスマックダウンしてやるからな! 覚えておけよ!」と言ってみちのくドライバーⅡを決める仕草で挑発した。
○第7試合 天龍源一郎&竹下幸之介&アントーニオ本多vsKUDO&坂口征夫&マサ高梨
竹下「自分のお爺ちゃん(66歳)と歳が一つしか違わないレジェンドレスラーの天龍選手が我々ハッピーモーテルに入っていただいて。酒呑童子はリングの上で酒を呑むどうしようもないヤツらなので、ボコボコにして一生酒を呑めない顔にしてやります」坂口「天龍さんは酒呑み界のドンなんだよ。当日はオマエらブッ倒して自分ら3人と天龍さんとで酒を酌み交わすのが目的なんで」KUOD「酒呑んで強くなろうって頑張っているので。内臓鍛えたかったら酒を呑め、肺を鍛えたかったらタバコを吸えという教えのもとに…」ディーノ「誰に言われたの?」KUDO「大家健ですね…とりあえず頑張りますんで!」
※高梨は欠席。
【15時~15時45分】
○イケメンレスラー達による床ドン・汗まみれハグ撮影会
亜門GMの指示で竹下幸之介が床ドンを実演。ディーノも映像カメラマンの股間を握りながら床ドンをおこなった。
【15時45分~17時30分】
○第8試合 飯伏幸太&佐々木大輔vsスーパー・ササダンゴ・マシン&ヤス・ウラノ
佐々木「こんばんわ、飯伏幸太です。私クラスの世界的ゴールデン☆スターがこんな新潟のローカルレスラーと闘うことに非常に憤りを感じています」ヤス「世界的スーパースターの飯伏幸太と試合ができるなんて、プロレスを続けていればいいことあるなと」ササダンゴ「我々プロレスラーは新日本プロレスを入団することを目標にやっていますから、飯伏に勝つことで業界関係者に注目されて、それで俺たちは新日本プロレスに上がる、もしくは入団するって夢を叶えるいいチャンス。飯伏勝利を手土産に俺たちが代わりに『レスリングどんたく』に出ます」佐々木「俺がゴールデン☆スターだ! オマエら見とけ!」
※飯伏は欠席。
○第9試合 超ニコニコ結婚式
新郎のあたりさん(39歳)と新婦のまゆたんさん(17歳)が出席。今回の超プロレスリングのリング上で結婚式を挙げる2人の年齢に会見場はどよめきに包まれる。付き合って半年での結婚で親御さんも公認済み。「こんな王子様いない!」とラブラブっぷりを見せつけるまゆたんさんにディーノは「絶対別れる」と吐き捨てていた。なお、まゆたんさんが今回の会見で見た中でカッコいいと思った樋口があたりさんと手を繋ぐ不思議なシーンも。
○第10試合 HARASHIMA&彰人vs男色ディーノ&大石真翔
意気込みを述べるHARASHIMAだったが、ディーノに体をまさぐられて激怒。ディーノともみ合いになると亜門GMに「せっかくなんで予告編プロレスを」と促されて急きょ1分間の試合がおこなわれることに。彰人が大石にボディースラムで叩きつけ、HARASHIMAがバズソーキックから蒼魔刀を狙う。これをディーノがリップロックで阻止。机の上で尻を出して、大石が彰人を吸い込ませようとしたところでフルタイム。亜門GMは「この続きは幕張メッセで見てください!」。
○ラストマッチ ボブ・サップvs超大物ゲスト
亜門「シークレットなんで言えません。本当に超大物なんで。ご期待いただきたいと思います。風呂敷をどんだけ広げてもいい超大物です」
続いてDAY2の全カード発表へ。
【10時~11時】
○ダークマッチ
DAY1のダークマッチ勝者vs宮武俊
【11時~11時45分】
○第1試合 樋口和貞&梅田公太vs中津良太&岩崎孝樹
○第2試合 東京女子プロレス提供試合
山下実優&えーりんvs中島翔子&坂崎ユカ
○第3試合 スーパー・ササダンゴ・マシンvs入江茂弘
【12時~13時】
○第4試合 アイドルプロレス
仮面女子(桜のどか、立花あんな、森カノン、桜雪、川村虹花、澤田リサ、神谷えりな、黒瀬サラ、水沢まい、坂本舞菜、前田なつみ、星愛奈、黒木ひなこ、窪田美沙、月野もあ、楠木まゆ、百瀬ひとみ)vsほもいろクローバーZ(男色ディーノ、大石真翔、福田洋)
仮面女子のスーパーライブと新メンバーのお披露目の場になるという。桜のどか、立花、森、川村、桜雪が出席するも、立花のみ素顔の状態。「さっきまで付けていたんですけど、ここに来たらどっかいっちゃったんですよ」とセンターの証である赤仮面を紛失してしまった模様。それでも5人は必勝を誓い、立花も仮の仮面を装着して『元気種☆』を披露する。森カノン推しの入江も嬉しそうに手拍子する中、突然曲が止まってディーノ、大石、福田が乱入。立花の赤仮面はディーノが付けていた。大石は「偶然部屋に入ったら仮面が置いてあったから、いただいておきました」と説明。「窃盗罪だ!」「不法侵入だ!」と訴える仮面女子のみなさんに大石は「ブスばっかだな!」と毒づき、桜雪は「ブスだから仮面被ってんだよ!」と言い返す。大石は「ディーノ、アイドルにケツの仮面、ブチ込んでやれ!」と指示を出すと、テーブルの上で尻出しタイム。桜雪が吸い込まれそうになったところで入江が救出に駆けつける。大石は「この仮面を返して欲しかったら、当日俺らに勝ってみろよ!」と吐き捨てた。亜門GMは「どちらがアイドル力が高いのかを競っていただいて、仮面女子が勝ったら赤仮面を返してもらうということでいいですか?」とまとめた。調印書には「ほもいろクローバーZが負けた場合は今後マスクの着用を禁ずる」「仮面女子が負けた場合、今後はマスクを一切付けない名ばかり仮面女子となり、大嘘アイドルとしての活動になる」と書かれていたようだが、両軍がサインを入れて成立してしまった。
【13時~13時45分】
○第5試合 ランブルマッチ
出場選手=赤井沙希、勝俣瞬馬、石井慧介、高尾蒼馬、松永智充、MIKAMI、マサ高梨、のの子、ヨシヒコ、DAY1ダークマッチ勝者、DAY2ダークマッチ勝者
○第6試合 男色ディーノ&大石真翔vs飯伏幸太&佐々木大輔
【14時~14時45分】
○イケメンレスラー達による床ドン・汗まみれハグ撮影会
【14時45分~15時30分】
○第7試合 KUDO&坂口征夫vs大鷲透&平田一喜
○第8試合 HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人vsアントーニオ本多&竹下幸之介&福田洋
【15時30分~16時30分】
○ラストマッチ ゼロテレビみちのく三ちゃんねるSP~みちのくプロレス in ニコニコ超会議~
のはしたろう&剣舞with三中元克vsボブ・サップ&高木三四郎
ほかにもauスマートパス会員には超プロレスリング・スマート優先席やセコンド体験、ヨシヒコスマホパイルドライバーの割引販売、超カラーテレビちゃんストラップの割引販売といった特典あり。さらにau WALLET食券販売所ではau WALLET支払いで超あっさり塩ラーメンや超こってりとんこつラーメン、ニコバーガー(ポテトセット)、ニコドッグ(ポテトセット)が半額となる食券が販売される(詳細は超会議2015公式サイトにて)。最後は2日目に出る中津良太や山下実優、坂崎ユカ、のの子も加わる。いろいろと地獄を見た平田をヨソにのの子が本日初披露の「乳締め」をやって会見を締めた。
放送終了後、仮面女子のメンバーが報道陣の囲み取材に応じた。立花は「皮膚の一部の仮面を取られてしまって、明日からのライブも困るぐらいなので、本当にこの試合は負けられない。新生メンバーで絶対絶対勝ち取りたいと思います」と誓う。桜のどかも「赤仮面のない仮面女子は今までないんですよ。こんなことになって明日からライブどうしようという感じなんですけど、こうなったからには勝ちにいかなきゃいけないので本気で挑みたいと思います」と話す。桜雪は「勝った上に活動できなくしてやります! 契約もこっちにメリット何もないし!」と怒り心頭。赤仮面を取り返すには、アイドルとしてもディーノの尻出しには一番気を付けたいところだが、本日食らいそうになった桜雪は「近づけられた時にTバックから毛がいっぱい出てて、真っ黒だったんですよ! 吸い込まれそうになってブラックホールみたいで危険だなと思いました。だから長いトゲが付いた仮面を用意して、されそうになったら、それを付けてズブズブっと。カンチョー仮面を用意します!」と対策を語った。今回救出に入った入江については森が「毎回私と2ショットチェキを撮ってくれまして、森カノンというTシャツも練習の時に着てくださったりして、2年ぐらいずーっとファンでいてくれて。昔からよく知っている良い方で。今回途中から現れて助けてくださったのでビックリしました。当日も頼りにしてます! 頼もしいです!」と全幅の信頼を寄せていた。