14日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「横浜たそがれ~秋~」がおこなわれた。今林APの挨拶では10・26東京ラーメンショー2017のマットプロレスの対戦カードがアナウンスされた。坂崎ユカ&中島翔子vsのどかおねえさん&滝川あずさ、男色ディーノ&伊橋剛太vs大家健&今成夢人の全2試合。その後、現在欠場中のKUDOが登場し「脳震盪でしばらく欠場することになりました。本当に申し訳ございませんでした。僕の信頼する兄弟の高梨、坂口がKO-Dタッグに名乗り挙げてくれました。11月2日にHARASHIMA&丸藤に挑戦します。そして11月9日には梅田公太が復帰します。ここから酒呑童子巻き返していきます」とて挨拶し「DDT横浜大会スタート!」とオープニングコール。
第4試合は坂口征夫&高梨将弘vs高尾蒼馬&渡瀬瑞基のタッグマッチ。酒呑童子のセコンドには梅田の姿。坂口と渡瀬は互いにマウントになってエルボーを打ち合う。坂口のミドルキックから高梨が腕攻め。長時間捕まった渡瀬だが、坂口にランニング・フォアアームを決めてようやくピンチを抜け出す。高尾が坂口と高梨にまとめて。坂口もジャンピングミドルでやり返して高梨と交替。高尾は高梨にバッククラッカー。渡瀬もドロップキックで続く。高梨が四つん這いになると坂口がそれを踏み台にしてのジャンピングミドル。渡瀬も坂口の串刺しニーリフトをかわして、高尾が高梨にエルボーでアシスト。しかし渡瀬は場外に出されると坂口のエプロンPKを食らってしまい、リングに戻されるとタカタニックを仕掛けられる。これは高尾がカット。ジャンピングハイからバックを取る渡瀬に高梨が変形のデルフィンクラッチで丸め込んで勝利した。
試合後、酒呑童子のフルメンバーが集結。高梨がマイクを取る。高梨「酒呑童子4人いるけど2人欠場中だ。次ここに帰ってくる時は4人揃ったところをオマエらに見せてやるよ。梅ちゃん、DNAで復帰するんだって?」梅田「11月9日に復帰です」高梨「DNAでケジメつけたあとは酒呑童子の狂犬で大暴れすることを期待するよ」高梨がメンバーに酒盛りを促すも坂口は運転、KUDOはまだ欠場中、梅田は「復帰して勝ってからでいいですか?」。高梨が「横浜、俺一人で酒盛りだ!」と締めくくった。
第5試合は竹下幸之介&彰人&ディエゴvs大石真翔&勝俣瞬馬&MAOの6人タッグマッチ。勝俣が竹下に向き直り式ドロップキック。替わった大石がストンピング。ボディビル大会前とあって絶賛調整中の竹下は大石のフォアアームエルボー、MAOのサーフボードで捕まってしまう。勝俣のドロップキック連打にフラフラ。それでもNωAの連係を分断してようやく彰人とタッチ。彰人が大石に俵返し、MAOには水車落としを決める。MAOもジョンウーを決めて勝俣と交替。勝俣がミサイルキック。低空ドロップキックからスライディングキックはカウント2。ムーンサルトは彰人がかわしてダブルアームスープレックス。ディエゴがニーアタックで続く。勝俣も勝俣式断頭台を決めて大石とタッチ。MAO、勝俣と3人で合体ミラクルエクスタシー。ディエゴが大石をロープに引っ掛けて竹下とのサンドイッチニーを決めると彰人と連係。竹下が出てくるも大石がスタナー。続くミラクルエクスタシーは竹下がかわしれブルーサンダー。カバーは勝俣がスワンダイブ式ミサイルキックでカット。大石のミラクルは竹下がかわしてユルゲンラリアット。しかしブレーンバスターは大石が投げ返して勝ち誇る。大石がミラクルエクスタシーを狙うも、竹下がウラカンラナで切り返して勝利した。
試合後、今林APからALL OUTにKO-D6人タッグ王座決定戦が11・2新木場でDAMNATION相手におこなうと告げられた。DAMNATIONからどの3人が挑戦するかは一任するという。彰人「なんで今日じゃないの? NωAは前のチャンピオンでしょう。けど…ありがとう。今日タイトルマッチやっていたら竹下はヤバかった。11月2日ならコンディションは?」竹下「バッチリ」彰人「その言葉を信じるよ。DAMNATIONとは俺らいろいろあったから全部一気に返して6人タッグのベルトを巻こう 竹下も前日の辛い時に試合なんてよくやるな」竹下「なんとか勝てましたんで。6人タッグのベルトを絶対取って酒呑童子と防衛戦やりましょう。明日、関東学生ボディビル大会に出場してきます。減量もトレーニングもうまくいってます。明日大森大会があるんですけど、よかったら応援してください」竹下は四方にポージングしてキレのある肉体を誇示して引き揚げた。
セミファイナルは男色ディーノvs上野勇希のシングルマッチ。試合前にディーノがマイク。ディーノ「今日シングルマッチ? 偶然! 気づかなかった~。でもこれセミファイナルでしょう? 普通にやるのもしょうがないよね。私が勝ったら生パンを進呈しましょう」上野「おかしいだろ! なんでパンツをあげないといけないんだ! 練習生の時からパンツまで脱がして! いいよ、この際負けたらパンツをあげますよ! でももし俺が勝ったら触るな! それがいいなら」ディーノ「いいよ」
ドロップキックで先制しようとした上野だが、かわされてしまうと男色殺法を狙われるがなんとか回避。男色クローもかわしてドロップキックを突き刺す。場外に逃げるディーノだが、上野は警戒して追いかけない。しかし腕の取り合いで上野は何度もディーノの股間を握られてしまう。男色腕十字は上野が懸命にエスケープ。さらに男色河津落としからナイトメア狙い。上野が丸め込むもカウント2。ブレーンバスターはケツを触られ逆に投げられてしまう。ディーノがニードロップから改めてナイトメア。これはカウント2。コーナーに登るディーノだが、上野がトップロープを揺らして股間を痛打させると串刺しエルボーからミサイルキック。しかしカバーは体を触られてカウント2止まり。上野の裏投げはディーノが阻止して股間をワシ掴んで男色ドラゴンスクリュー。向かってきたディーノに上野が裏投げ。しかしカウント2。上野はミサイルキック。さらにコーナーに登ってダイビング・ボディープレスを投下するもカウント2。ディーノはバックを取る上野にソバットからホモイェ。2人とも起き上がれずダブルダウン。先に起き上がったディーノがファイト一発! 堪えた上野がエルボー。ディーノの股間タッチとのラリーからリップロックは防いでドロップキック。ディーノも堪えてリップロック。腕極めに持ち込んでからカバーしたがカウント2。ならばとリップロックから押さえ込むもこれもカウント2。するとディーノはホモゴェからがんじがらめにして上野をストラングルホールドPでギブアップさせた。
試合後、ディーノがマイク。ディーノ「生パンツを私に送呈しなさい」上野「嫌だ!」ディーノ「嫌なの? 約束よ。誰がなんと言おうと嫌なの」上野「嫌です」ディーノ「それですよ、上野君。あなた絶対に生パン脱ぐの嫌でしょ。なんなら私のことも嫌いでしょ」上野「はい、大嫌いです」ディーノ「おーう…そういう気持ちをリングでぶつける、その気持ちが知りたかったの。私にとってのプロレスとは自分の内なる気持ちを全部ぶつける場所がリングなの。だからアンタが脱ぎたくない、私のことは?」上野「大嫌いです」ディーノ「おーう…大丈夫。そういう嫌いな気持ちもリングでぶつければいいんです。アンタはまだ若いんだから。自分の気持ちを素直に出しなさい。アナタの生き様にいろんな人がついてきてくれるから。そういうのをプロデューサーとして伝えたかったの。わかったわね?」上野「(涙)はい!」ディーノ「それならこのあと私に生パンを持ってくるように」上野「はい!」上野が引き揚げるとディーノは売店で観戦していた竹下を見つける。ディーノ「「やっぱ見てたね、タケちゃん。私にとってのプロレスは生き様をぶつける場所。アナタは自分が強いから人気がないと言ってる。でも私に言わせれば甘いんだわ。アンタが頑張ってるのは知っている。でもそれが伝わらない。生き様がまだまだ伝わらない。私はもうこれしかないんだわ。この生き方しかない。この生き様をぶつけるところがDDTしかない。アンタはそれを受け止めなきゃいけない。そしてアンタの生き様も見せつけなきゃいけない。アンタの今まで伝わらなかった生き様を全部持ってきなさい。私はもこれしかねえんだわ。それをアンタにぶつけて勝つ。それが私の生き様です」
【試合後のコメント】
ディーノ わかってくれればいいです。これは私が私利私欲で組んだわけではなくて、プロレスとは生き様を表現する場所だと私が捉えている気持ちを彼に伝えたかった。ただそれだけなので、私利私欲とかは一切ございません。そして伝わったようで何よりです。
――竹下選手にも「生き様をぶつけてこい」と。
ディーノ ある種、これもお戯れシリーズになるのかな。ちょっとわからないけども、彼にも生き様を教えて差し上げないとなと。私利私欲では決してございませんので、お間違えないように。
――今まではそれが伝わってこなかった?
ディーノ シンプルにみんな頑張ってんのよ。そんなんじゃなくて、私にとってはさらけ出す場所だからね。そこがまだカッコつけてんじゃないというのがあるし、若いっていうのもあるし。若いとかも関係ないと思うし、とにかく生き様をさらけ出して欲しいわね。それが私の思うDDTじゃないかと。もし背負うつもりがあるなら見せつけて欲しいわね。
メインイベントは佐々木大輔&遠藤哲哉vsHARASHIMA&大家健のタッグマッチ。松井レフェリーが封筒の69万619円を両軍に確認させてゴング。
大家が出てくると佐々木に丸め込まれ、さらにクロスフェースへ。これはすぐさまHARASHIMAがカットして遠藤ともどもまとめてドロップキック。場外に逃げた2人。佐々木は本部席にあるお金の入った封筒を奪って帰ろうとするが、HARASHIMAと大家が取り返して無事に本部席へ。激しい場外戦からリングに戻っても大家がローンバトル。佐々木の逆片エビをなんとかロープに逃げた大家は串刺し攻撃を止めてショルダーアタック。ようやくタッチを受けたHARASHIMAが一気呵成に攻め込む。佐々木もDDTを決めて遠藤と交替。遠藤がHARASHIMAにその場跳びムーンサルト・セントーン。コーナーに登った遠藤をHARASHIMAが雪崩式ブレーンバスターからファルコンアロー、さらにスワンダイブ式ボディープレスで続く。するとここで大家が「任せろ!」とタッチを要求。大家は遠藤にカミカゼ。炎のスピアを狙ったがリング下から佐々木に足を取られて失敗。するとDAMNATIONの連係で逆転を許してしまう。大家は替わった佐々木に「俺の金は渡せねえぞ!」とエルボー。さらに頭突きを見舞うも返ってきたのはドロップキック。遠藤のムーンサルト・プレスから佐々木がダイビング・エルボーを狙うも大家が回避。遠藤のスプリングボード・ニールキックを佐々木に誤爆させた大家。佐々木にクロスフェースを決めるも佐々木にひっくり返されてしまう。佐々木のトラースキックから遠藤がスワンダイブ式ボディープレス。佐々木がクロスフェースに繋ぐもHARASHIMAがカット。HARASHIMAが佐々木にリバースフランケンから串刺し蒼魔刀。カットに入った遠藤に大家が炎のスピア。佐々木に狙うもかわされてHARASHIMAに突き刺さってしまう。佐々木が大家にクロスフェースで絞めあげて勝利。
試合後、佐々木が封筒を受け取る。佐々木「大家、残念だったな。テメエの全財産、キャッシュでここにあるぞ。俺のもんだ! 俺を敵に回すってことは、テメエだけじゃねえ。テメエの家族、嫁と子も俺の敵だ。テメエは家庭はこれで終わりだ! どこかで聞いてる健の嫁、離婚して俺のところに来たらいよ。おい大家、金で人は変わるんだよ。俺も人生で何回か金で狂ったことがある。金を手にするたびに狂ってきた。今ここに69万ナンボかある。この前だったら一生遊ぶ金を手に入れてプロレス辞めるとか言ってたけどよ、もうプロレスを辞めるなんて言わねえぞ。この金で俺は人生何度目かまた狂ってやる。おう2人、金か? ポーリーはコウモリ代に1万円、テツヤは大好きなおっパブ代、3万円で足りるか? おい健、ところでオマエの子供は今いくつだ」大家「9ヵ月だよ!」佐々木「9ヵ月か。仕方ない。これでミルクでも買え」佐々木は大家に千円札1枚を投げつけ、島谷に1万円のお小遣いを上げて引き揚げた。大家「ア~~ッ! 獲られちまった! なんであのクソヤローに俺が家族のために溜めたお金! なくなっちゃったよ…。でもな! たかだか70万だろ! オマエら生まれた時にいくら持ってた? 金持って生まれたヤツいるのか? いないだろ! だったらゼロの状態、元に戻っただけなんだよ! この金は確かにもともと俺のお金だ。でも佐々木大輔、あんな野郎に恵んでもらった金なんていらねえんだよ。全財産取られたからってなんなんだよ! 今日からコツコツコツコツ仕事してコツコツコツコツ試合して、そんな金すぐ溜めて取り返してやる。でもな、一番許さないのはもともと懸ける予定じゃなかった通帳を盗んだ佐々木大輔だろうが! フザけんじゃねえ! 俺に勝って全財産69万619円、1000円返してくれたから68万9619円持ってたけどな、終わりじゃねえんだぞ! フザけんじゃねえ! 俺は今世界で一番、佐々木大輔が憎い! 俺がどんな思いで結婚したか子供を育てているかわかんねえだろ! 家族を持ったお父さんが強いってわからせてやる! お父さんがいちばん強いことをこの先見せます!」最後は大家の音頭で「お父さんは強い!」で締め。
【試合後のコメント】
佐々木 ついに手に入れたぞ。キャッシュだよ。69万。アイツにもう用はねえよ。
――使い道はコウモリ代、おっパブ代…佐々木選手は?
佐々木 俺は貯金して。老後が心配だから溜めて家買うんだよ。言わなきゃダメか? 書くなよ、オマエら。
――金を手にするたびに狂っていたと言うが、今回はどう違う?
佐々木 前回狂った時はカード地獄に陥った時だ。俺もバカじゃないからな。何回もそんなことしないよ。老後が心配だろ。平屋建てるんだよ。マンションとかじゃないぞ。平屋だ。
――その資金に回す?
佐々木 そうだ。貯金してな。コツコツ溜めるんだよ。
――EXTREMEの前哨戦でもあったが。
佐々木 今日は金のことしか考えてなかった。
――大家選手はリベンジのマイクをしていたが。
佐々木 もうアイツとはやらない。金も手に入った。あと何するかわかるか? プロレスするんだよ。このEXTREMEのベルトは来週か。HARASHIMAさん。
――明日はインディージュニアの防衛戦もあります。
佐々木 この腐ったインディージュニアのベルト、明日はKAIENTAIの旭志織を倒してよぉ。その次は誰とやると思う? 大家健か? 違うだろ。TAKAみちのくだよ。TAKAみちのくとやるまで俺が守って守って、そしたら家建てるんだ。
――島谷選手は1万円で何を?
佐々木(ニヤニヤしている島谷を見て)コイツのは本当に書けないぞ。
島谷 良いこともあるんだなって思いました(ニヤニヤ)。
佐々木 オマエ、お婆ちゃんにもらったお小遣いはどうしたんだよ。
島谷 お店に使っちゃいました。すいません(ニヤニヤ)。
佐々木 小倉のお店ってなんだよ。
島谷 小倉のソープに使ってしまいました。
佐々木 オマエは没収だな。
島谷 あ~~~すいません!
――遠藤選手の使い道はカリスマが言ってた通り?
遠藤 その通りだよ。
――どのぐらいの頻度?
佐々木 週3だよ、週3。この体見ればわかるだろ!
HARASHIMA 負けて残念ながら大家君も全財産取られてしまいましたけど、そういうことがあるんだなと。お金はまた稼げばいいし、お父さんは強いってことはわかったんで、その気持ちを持って大家君、また頑張ろう。
大家 HARASHIMAさん、無責任でしょ?
HARASHIMA ルールで取られちゃったんだから。
大家 確かにそうですけど…わかりました。自分もHARASHIMAさんのような平常心で68万9619円取られてしまいましたが、イチからコツコツコツコツ働いてまた溜め…溜めれんのかよ! もうなくなったもんはしょうがねえっすよ! HARASHIMAさんの言う通りです! でもね! なんで俺が全財産取られるハメになったかですよ! 俺が受けたというのもありますよ! でもさ! 最初に懸けるものはなんだった? ベルトでしょ? ベルトを守り切ったら貯金は懸けなくていいって言われたのに、佐々木大輔の野郎が! 通帳を盗んで持っていったから懸けるハメになったんだろうが! 今日負けたことはいいよ! 俺は結果は結果として現実を受け止めてやりますよ! 深く深く受け止めてやり…ゴホッ、ゴホッ! 受け止めてやりますよ! でもな! そのお金を懸けるハメにさせた佐々木大輔! アイツだけは許さねえ! アイツは俺と試合やらねえとか言ってるかもしれねえけど、フザけんじゃねえ! テメエ、人の金取って、人のインディージュニアのベルトも取って、タダで済むと思うなよ! 俺は地の果てまで、テメエを追いかけてやるから! 覚悟しとけよ、オラー! 帰って仕事するぞー!(先に引き揚げてしまう)
HARASHIMA ……僕はまあEXTREMEの前哨戦だったんですけど、あまりそこに意識は向かなかったですね。大家健に全部持ってかれてしまいました。でもTLCでは、チェアーの部分でイスを場外で投げつけられたのでこれはしっかりやり返そうと思います。
竹下 まず男色ディーノ。KO-D無差別はあと1週間に迫ってきている中で、ああやって「さらけ出せよ」と言われましたけど、さらけ出せるかは僕の覚悟という部分にかかっているかもしれないし、僕の生き様が出せるかどうかがカギを握っていると思う。ああいう風に好きに言ってもらっていいので、僕はチャンピオンとして防衛を重ねること、絶対王者として君臨することをぶらさずに男色ディーノを迎え撃ちたいと思います。
彰人 本当だったら今日、6人タッグに挑戦して僕らがベルトを獲って、竹下の後楽園の無差別級への勢いを付けられたらなというのがあって。今日の対戦相手は酒呑童子の前の王者だったんですよ。なんで6人タッグ王座の決定戦じゃないんだと正直、試合が始まるまでは思ってたんですけど、試合してみて本当にわかりました。決定戦じゃなくてよかった。今日決定戦やったら竹下が完全に死んでいた。これはプロレスの神様が僕らにチャンスをくれたんだと。11月2日だったらタケちゃんのコンディションもバッチリだし。
竹下 今日よりは優れているでしょうから。今日以上に悪いことはありませんので。
彰人 11月2日は僕ら、グッドコンディションで臨めますので、DAMNATION、僕は佐々木大輔に坊主にされた。遠藤と竹下の関係もあるし。
竹下 ポーリーとディエゴの因縁もありますからね。
ディエゴ 僕も坊主にされたよ、ビアガーデンで。リベンジ、リベンジ。
彰人 会社は決定戦に相応しい相手を選んでくれたんじゃないかと思っています。そこでしっかり僕らが勝って、今までの借りを全部返して、6人タッグのベルトを巻きたいですね。
竹下 私は明日、関東学生ボディビル選手権に出場してまいりますので、このあと家に帰ったら3キロほど体重を落としまして、明日の試合にしっかり目立てるように。
彰人 DDTのチャンピオンなんだから、ボディビルでもチャンピオンになって帰ってきて。
竹下 皆さん大森から応援していただければいいなと思います。頑張ります。
――ボディビル大会に出る部分と試合とで調整の部分が難しかった?
竹下 ここ最近は減量も終盤にきて追い込んでいたので、頭は冴えてるんですね。試合はスムーズに入れるんですけど、体がついてこないですね。元気ないですけど、逆にいうとこのふり幅でいくと、増量期に入ったらめちゃくちゃデカくなるんで。パワーは一切落ちてないので、これはまた強くなっちゃうかな。
彰人 コンディション悪い時でも勝てる試合はできた経験は竹下にとってデカいのかなと。いつコンディションが悪くなるかわからないし、試合はやってくるし。どんな状況でも乗り切れる選手になってきたのかなと。
――大会が終われば肉体を戻してKO-D無差別級戦に臨める?
竹下 肉体もある程度戻しましけど、男色ディーノと前哨戦をやっていく中で心理戦の要素が大きいなと思っているので、そこはバルクで圧倒したいと思います。
――ボディビルが終わってからタイトルマッチまで何キロぐらいリカバーする?
竹下 一気にリカバーしたところで動けないと意味がないので。実際、先週の札幌での前哨戦もうまく動けているので。今、水抜きで4キロ、5キロ抜いてますけど、その水抜き分を戻すだけでもとは思ってますけど。ベストなコンディションで臨めると思います。
――一回減量したことで、新しくベスト体重の模索にもなった。
竹下 僕のベスト体重はぶっちゃけ92、3キロですね。その時が一番調子が良かった。
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