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【記者会見】8・17両国の飯伏の対戦相手は近藤修司!「近藤さんはプロレスの師匠。今を逃したら対戦する機会がないと思った」(飯伏)

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    • 22日、東京・新宿御苑のTEC事務所にてDDTが記者会見をおこない、8・17両国での飯伏幸太の対戦相手を発表した。まずは鶴見亜門GMが改めて両国大会のカードをおさらい。そして「X」となっていた飯伏の対戦相手を発表するため、飯伏本人を呼び込む。

      亜門 体調のほうはどうですか?
      飯伏 いま大丈夫ですね
      亜門 トレーニングのほうは?
      飯伏 まあ、ある程度段階があるんですけど、その最初の段階の練習はしてますね。
      亜門 G1の前に追い込みで練習をしたら気持ち悪くなったという話を聞いたんですけど。
      飯伏 そうですね。いや、いまは大丈夫です。
      亜門 段階を経て(トレーニングを)やっているっていうのは、徐々に徐々に?
      飯伏 そうですね。少しずつ。医者に言われている通りの段階。
      亜門 無理はしてない?
      飯伏 はい。無理はしていないです。
      亜門 気持ち悪くなったりとかは?
      飯伏 今はないですね。
      亜門 8月17日の両国大会には参戦予定ということなので、無理はしないように。
      飯伏 はい。




      両国大会の対戦相手に関しては、飯伏のほうから「ぜひこの選手と闘いたい」という要望があって組まれたという。

      亜門 その選手は飯伏君にとって、どういう選手なんですか?
      飯伏 そうですね……う~ん……プロレスを教えてくれたというか……。
      亜門 教えてくれた? それは具体的に練習生のときに教わったということではなくて?
      飯伏 そうですね。当時、DDTはそんなに教えてくれる人がいなかったんで。
      亜門 いや、いたと思いますよ(苦笑)。
      飯伏 教えられる能力がなかった。
      亜門 いやいやいや(苦笑)。それはその当時のコーチに対して失礼でしょう!っていうか、あなたが合同練習に出なかっただけですよね?
      飯伏 まあでも…そうですよね。はい。そんなに出なかったです。
      亜門 だからそういう意味で教わったのではなくて、どういった形で?
      飯伏 なんですかね。プロレスの基本的な部分というか、全部間違っていたなっていうかね。その人に教わるまでというか。
      亜門 教わったっていうのは、どういう形で教わったの?
      飯伏 試合をやっていくにつれて、こう…覚えていったというか。いまの自分のプロレスのスタイルというか。
      亜門 その人と闘うことで教わった?
      飯伏 そうですね。闘うこと…組んだことはほとんどないですね。
      亜門 闘うことでプロレスを教わっていった、自分のプロレスを築き上げていったっていう……。
      飯伏 そうですね。


      ここで亜門GMがその対戦相手を発表することになり、飯伏がその選手の写真を手渡す。亜門GMがカメラに向かって見せた写真は、何と大相撲カレンダー。そこには満面の笑みで餅をつく横綱・白鵬関の姿が。



      亜門 白鵬選手です! 現在夏場所全勝ということで、優勝した状態で国技館という場所で飯伏幸太と……オイッ!(笑) 飯伏君! 闘わないでしょ、白鵬と! いつ白鵬と闘ってプロレス教わってたんだよ! ちがうでしょう。マスコミの人、来てんだから。プロレスラーでしょう。

      表情ひとつ変えず亜門GMツッコミを聞いていた飯伏が、改めて亜門GMに対戦相手が映っている本を手渡す。亜門GMがその本の表紙をカメラに向けると、そこに映っていたのは漫画『1・2の三四郎2』の東三四郎。



      亜門 ドリームチームの東三四郎選手です! まあドリームチームvsドラマティック・ドリームチームというですね、飯伏幸太vs東三四郎、私もですね非常に興味が沸いてですね、夢の……オイッ!(笑) プロレスラーだけどさ。そりゃ見たいよ。そりゃ見たいよ、飯伏幸太vs東三四郎。こういう場所でボケるのもどうかと思うよ。マスコミさんいっぱい来てるんだから。本当のことを……。
      飯伏 はい。


      またも表情ひとつ変えずボケてきた飯伏。今度こそあるレスラーが映っているパネルを亜門GMに手渡した。そのパネルに映っていたのはWRESTLE-1の近藤修司。



      亜門 飯伏幸太選手たっての希望で近藤選手とシングルマッチを行いたいという要望がありました。WRESTLE-1さんにお願いしたところ、快諾していただきましたので決定いたしました。近藤選手と闘っていたっていうのはElDoradoですか?
      飯伏 その前のdragondoorですね。2005年ぐらいですかね。9年くらい前ですね。
      亜門 組むということより闘うことのほうが多かったですか?
      飯伏 そうですね。ほとんど闘ってましたね。
      亜門 近藤選手と闘うことで、自分のプロレスっていうのを築いていった?
      飯伏 そうですね。いろいろ…まさに今の自分のスタイルは近藤さんに教えてもらったスタイルというか、やっていて覚えたというか。
      亜門 (2011年8月27日の)ALL TOGETHERでも闘いましたよね?
      飯伏 そうですね。久々に。
      亜門 それ以外は当たったことがない?
      飯伏 そうですね。それ以外はまったくないです。
      亜門 なぜこのタイミングで近藤さんの名前を?
      飯伏 今が、本当に今がお互いに(とって)ベストだと思える状態なんじゃないかと。ピークというか、今を逃したら(対戦する機会が)ない気がしたんで。

      ――飯伏選手にとって師匠みたいな感じ?
      飯伏 そうですね。プロレスでは師匠になるんですかね。はい。
      ――師匠というのは飯伏選手にはどういう人物に見えているのか。
      飯伏 向こうのことを? 僕が? どんな風に……う~ん……師匠でもまたないんですよ。う~ん……どういうふうにですかね?
      亜門 闘うとき以外に接するときもあるわけじゃないですか。例えば数少ないけど組んだときにアドバイスをしてくれるとか、そういうタイプでもない?
      飯伏 試合をしたら必ずアドバイスというか、注意というか、気になったことをとりあえず全部言ってくれる。組んだときというか、闘っても。昔は。
      亜門 そこでいろんなことを教わった?
      飯伏 まあ、そうですね。はい。

      ――近藤選手もジュニアヘビー級でありながら階級にはあまりとらわれず、ヘビー級とも闘っている選手ですし、スタイルこそ違いますけど近藤選手と共通する部分とかは感じますか?
      飯伏 そうですね。何となく気がついたらちょっと共通している部分があるんじゃないかなと。そんなに……もともと、そこまで飛んだりするのとかもそこまで……まあ好きでしたけど、自分がやることに関してはそんなに好きではなくて、パワーファイトとかが好きだったんで。近藤さんみたいなスタイルは好きだったので、ちょっとずつ自分が近づいていったのかなと。
      ――両国で対戦するときはパワー対パワーの対決になるかも?
      飯伏 なる部分もありますね、たぶん。
      ――両国での試合形式は何か希望ありますか?
      飯伏 普通に。60分1本勝負でも、(時間)無制限でも。
      ――ノーマルな試合形式のほうが、むしろいい?
      飯伏 そうですね。
      ――いちばん印象に残っている試合は?
      飯伏 いちばん印象に残っているのは、やっぱりシングルマッチですかね。新宿FACEで一回やりましたね。ElDoradoで。
      亜門 何年ぐらいに?
      飯伏 えーっと、あれは2008年くらいだから6年くらい前ですかね(2008年6月13日)。
      亜門 結果は?
      飯伏 自分が勝ちました。
      亜門 それがいちばん印象的?
      飯伏 そうですね。

      ――両国大会、いろんなカードがありましが、その中で近藤選手との試合で見せたい試合はどんな試合ですか?
      飯伏 シングルってほかに自分らの次の竹下(幸之介vs棚橋弘至)以外にあるんですか?
      亜門 (男色)ディーノvs(マッスル)坂井。メインが3WAYになったんでね。
      飯伏 ちょっと次のセミの試合とは違う試合をしたいかなと思います。

      ――棚橋vs竹下戦とは色合いの違う試合を?
      飯伏 そうですね。

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