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【7・21リポート1】ドン・キホーテ、ミッフィーとコラボ!!

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    • 7月21日、東京・後楽園ホールにてDDT『Road to Ryogoku 2days 2013』が行われた。オープニングの前説にて昨日のハンド・メイド・ジャパン・フェスでの試合で肉離れを起こし、今大会を欠場することになった高木が挨拶。「昨日、ハンドメイドでドロップキックを放った瞬間にビチッという音が聞こえて肉離れをしてしまいました。『両国までお休みしなさい』という天の声だと思って、お休みさせて頂きます。今日を楽しみにしていた皆様、本当にすいませんでした。今日の興行はおとなしくしようと思っていますので。もともと、両国の2日目の6人タッグを目標にしようという話で、まあ、平田は忙しそうだからサプライズということで葛西選手を考えていて、今日発表したかったんですけど、急遽コレなので繰り上げて今日から試合をしてもらおう、と」ほかオープニングでは今年もDDT総選挙を行うことが発表された。投票期間はユニオン8・24新木場大会からDDT9・29後楽園大会まで、DDT、ユニオンの各大会となっており、結果発表は10・2新宿大会。また、DDTがドン・キホーテとのコラボ商品、DDT公式飲料「ブラックアウト」を両国大会の売店で発売することが決定(価格未定)。以降、全国のドン・キホーテでも発売されるとのこと。さらには世界的に有名なキャラクター、ミッフィーとDDTのコラボTシャツが両国大会で発売することも発表された(枚数限定)。

      第1試合は佐藤光留&坂口征夫vs松永智充&伊橋剛太のタッグマッチ。序盤、松永が光留とリストの取り合いからサソリ固めを決めるが、裏アキレス腱固めに切り返される。そして、互いにキックと胸板への張り手を交換。続いて伊橋が登場し、坂口を挑発するが、鋭いキックとヒザ蹴りの前に悶絶。その後も伊橋は相手チームの打撃の前にサンドバッグ状態。松永のヘルプで伊橋は光留にピープルズエルボーを狙うが、これはアンクルホールドに切り返されてしまう。ここで両軍入り乱れると、松永が相手チーム二人にそれぞれバックドロップ。続いて伊橋も坂口にジャーマンを決め、さらに両腕を振り回してコーナーに追い込むも、坂口の表情はどこ吹く風。そしてハイキック一発で伊橋をダウンさせると、最後は顔面キックでフォール勝ち。KO-Dタッグ王者チームが貫禄の勝利を収めた。試合後、宮本裕向&木高イサミのヤンキー二丁拳銃が登場。イサミは「いつまでも返事がないので、直接言いに来ました。そのベルトください」とアピール。これに光留は「実は待っていたんだ。俺らに勝ったらベルトもあげるし、インディーで一番強いタッグっていう称号、あげるよ。勝負の日はもちろん、両国だよな」と返答すると「いいよね、GM?」。亜門GMが挑戦者チームは実績も充分と判断し、8・18両国大会でKO-Dタッグ選手権試合を行うことを発表した。

      【試合後のコメント】
      光留 自然と笑っちゃいますよね。待ってたんですよ、こういうの。どいつもこいつも来ないからさ。今日、誰も来ないんだったら、GMと誰か連れてこいって引っ張り出してやろうかと思ったんですけど、来たからオールOKでしょう。ようやく佐藤光留と坂口征夫のタッグチームが始まるなって感じですよ。ウラシマクドウとか若いヤツとか誰も言ってこないから、いい加減イライラしてたんですけど充分でしょ、これで。ヤンキーとアブないオッサンのどっちが強いか、見せてやりますよ。征夫さんはだって、ヤンキーだったのは何年前?
      坂口 25年前くらいです。
      光留 こっちはどんだけキャリアがあると思ってるんだよ。
      坂口 くぐってきた修羅場が違うから。
      ――これまでお二人はベルトを巻いてこなかったですが、今回勝ったら巻くという気持ちは?
      光留 ベルトってそんなに巻かなきゃいけないもんなんですかね? 簡単でしょ、ヤンキー二丁拳銃。インディーの現時点でどれくらい強いか知らないけど、インディーのタッグで一番を決める試合で勝った、その称号がベルトついてくるんですよ。みんな間違えてるけど、俺達がこのベルトの価値上げたの。このベルトを巻いたヤツっていうのは、佐藤光留と坂口征夫に勝ってる、だから凄いの。このベルトが凄いわけじゃないの。だから、巻く巻かないは関係ないの。
      ――対戦チームはBJWのタッグ王者ですが、統一選を呼びかけるという気持ちは?
      光留 いいよ、べつに何がかかってたって。汚職事件だろうが、命だろうがなんでもかけてこい。俺達がほしいのは勝利だけだから。
      坂口 自分らに挑戦してくれるってことは嬉しいですよ。まあ、やられる覚悟があって来たんでしょうけど。
      光留 ヤンキーの卒業式ですよ。
      坂口 そうそうそう。下っ端の構成員を辞めさせる。
      光留 たまんないっすね(笑)。

      第2試合は佐々木大輔、マサ高梨、中澤マイケル、彰人、ゴージャス松野、DJニラ、福田洋参加のオールスターバトルロイヤル。試合前、控え室で高梨をコスチュームがチンされたと騒ぎ、他の選手もチンされたと話している。スタートはクロのショートパンツの高梨、ガウンがない松野、傘がないニラ、続いてタンバリンのない福田、彰人が登場。そして、しばらくするとアンダータイツ姿のマイケルが登場する。「あなたたちですか? 私の古いコスチュームをチンしたのは? あれは私の力を抑える封印なのです。おかげで熱くなる手間が省けました。今から完全体の私が勝負してあげましょう。ザーボンさん、戦闘力は53万です。かかってきなさい虫けらども!」とフリーザばりのマイクアピールをしたところで、全員が襲いかかってストンピング攻撃。すると、今度はタンバリンと傘を持ち、そして高梨とマイケルのコスチュームを身につけた佐々木が登場。もちろん、佐々木は一斉に袋だたきの目に遭う。その後、福田、マイケル、松野、高梨の順に退場。最後は佐々木が彰人に十字架固めでフォール勝ちを収めた。

      第3試合は石井慧介&高尾蒼馬vsKUDO&ヤス・ウラノvsMIKAMI&MIKAMI?の3WAYタッグマッチ。この試合が復帰戦となるMIKAMIは、ワンチューロ似の怪しい外国人「MIKAMI?」を伴って入場。そのMIKAMI組が仕掛けるかたちで試合はスタート。3チーム入り乱れるなか、MIKAMIと石井がともにヤスにフィッシャーマンを決めるなど、チームの枠を超えた共闘も見られる。高尾にあおられる形で、MIKAMI?がヤスに何度もボディープレス。しかし、そのたびに高尾がフォールに入り、MIKAMI?が「アミーゴ?」と立腹する一幕も見られる。乱戦の中でも、持ち味を発揮したのがKUDO。敵チームをうまく分断させ、得意のダブル・ニードロップを石井に繰り出す。リング上はKUDOと高尾。チームドリフはKUDOにダブル・フェースクラッシャー、さらには金たらいを使った攻撃を披露。試合終盤、MIKAMIはコーナートップから場外に向けてケブラーダを披露。最後は高尾がMIKAMI?にソラリーナを決めて3カウントを奪った。

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