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ヨコハマ・ナイトスプラッシュ

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ヨコハマ・ナイトスプラッシュ

日時2025年7月5日
会場神奈川・横浜ラジアントホール
  • ★大会ハイライト★

  • 佐々木&岡谷&イルシオンがクリス&アントン&正田を破り、KO-D6人タッグV3!「次の挑戦者、誰も来なかったな。俺たちがフォーエバー・チャンプだ!」

     7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヨコハマ・ナイトスプラッシュ」を開催した。DAMNATION T.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&イルシオンがSCHADENFREUDE Internationalのクリス・ブルックス&アントーニオ本多&正田壮史の挑戦を退け、KO-D6人タッグ王座の3度目の防衛に成功し、永久保持を宣言した。

     佐々木組はアントンの「創作昔話ごんぎつね」を非情の阻止。クリスのゴムパッチンも阻むと、佐々木がSCHADENFREUDE Internationalのマスコット・ブンブンを投げ捨て、さらに電動バトンに吊り下げる暴挙。正田がイルシオンにミドルキックを連打すれば、岡谷はクレイモアで返す。佐々木がクリスをクロス・フェースロックで締め上げると、脱出したクリスがラリアットも、佐々木がスピア。アントンが2度目のごんぎつねにトライすると、今度は成功。SCHADENFREUDE Internationalの3人はトリプルのバイオニックエルボーを狙うも、DAMNATION T.Aは急所蹴りで回避。SCHADENFREUDE Internationalがイルシオンにトレイン攻撃。クリスの張り手は相次いで味方に誤爆。勝負を決めにいったアントンがイルシオンにTTDも、セコンドのMJポーがレフェリーの足を引っ張って阻止。レフェリー不在で無政府状態のなか、ポーが乱入し、佐々木と岡谷がイス攻撃。岡谷がアントンに串刺し式クレイモア、佐々木がペディグリー、イルシオンがスワントーンボムの必勝パターンも自爆。蘇生したアントンは延髄斬り、スリーパーから卍固めで締め上げるも、脱出したイルシオンがBombo Claatで丸め込んで3カウントを奪取した。

     バックステージで佐々木が「俺たちの楽勝だ!」と吠えれば、イルシオンは「次の挑戦者、誰も来なかったな。ということは、俺たちがフォーエバー・チャンプだ!」と永久保持を宣言した。

     一方、アントンは「汚ねぇぞ、オマエら! 途中レフェリーいなくなったじゃねぇか。勝ってたよな! だがしかし、SCHADENFREUDE Internationalはこのままじゃ終わらねぇよ! エナジードリンク補給して、次のチャンスがあったら必ずチャンピオンになる!」とリベンジを期した。

    HARASHIMAがKO-D無差別級王者・樋口和貞との最初で最後の前哨戦で絶好調ぶりアピール! 「7・27、地元・青梅では一番強いベルトを持って入場したい」

     7月13日の後楽園ホールで、KO-D無差別級王者・樋口和貞に挑戦するHARASHIMAが絶好調ぶりをアピールした。

     大会開始前に同王座戦の公開調印式が行われ、両者調印書にサインした後、意気込みを語った。挑戦者のHARASHIMAは「強さへのこだわりは持ち続けていて、一番強いチャンピオン樋口和貞に挑戦できることをうれしく思います。7月27日、地元青梅では凱旋大会もあるんで、そこで一番強いベルトを持って入場したいと思います」とキッパリ。

     王者・樋口は「ちょうど10年前、DNAでデビューして半年で、KO-Dに挑戦しました。札幌テイセンホール。そこで自分は当時のチャンピオンHARASHIMAさんに完膚なきまで叩きのめされました。それこそ強さを見せられた。そんな感じがありました。その後もKO-D戦、もう1回後楽園でやりましたが負け。自分はKO-D無差別級戦でHARASHIMAさんに勝ったことがないんです。その後は何回か勝ったことがありますけど、このベルトを懸けたとき、最後勝ち名乗りを受けたのはHARASHIMAさんでした。自分としてはリベンジだと思ってます。全力でいかしていただきます」とチャレンジャーの姿勢で臨む意向を示した。

     この日のセミファイナルで樋口は納谷幸男と組み、HARASHIMA、高尾蒼馬組と最初で最後の前哨戦で激突。HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスター、ミドルキック連打を見舞えば、樋口はチョップ連打。そして、樋口のチョップとHARASHIMAのミドルキックの壮絶な応酬へ。樋口がアバランシュホールドを繰り出せば、HARASHIMAはジャンピング・ハイキックで応戦。樋口が場外に転落すると、HARASHIMAがエプロンを走って強烈な蒼魔刀を叩き込む。リング上では高尾が納谷にエルボーバットを叩き込むも、納谷がランニング・ニーリフトから世界一のバックドロップで高尾を仕留めた。

     結果の上では敗戦となったHARASHIMAはバックステージで「今日は最初で最後の前哨戦。樋口の強さを警戒するところがあって、触れ合って、チャンピオンとしての強さも改めて感じた。フィジカルの強さはもちろんだし、ケガを乗り越えた心、芯の強さも改めて感じたので、13日はガッチリやるだけです」とコメント。

     樋口は「錆びてないっすね。笑いながら人のことボコスカ蹴って。あれこそHARASHIMAだと思う。7・13後楽園、気を引き締めて向かいますよ。リベンジさせてもらいます」と王者ながらも、“不動のエース”HARASHIMAへの雪辱を期した。

    秋山準&佐藤大地がKO-Dタッグ王座前哨戦で勝利! EXTREME王座戦控えたTo-yと佐藤光留はEXTREMEな戦いに発展

     7・27青梅でのKO-Dタッグ王座戦(王者=飯野雄貴&納谷幸男vs挑戦者=秋山準&佐藤大地)、7・15新宿でのDDT EXTREME王座戦(王者=To-yvs挑戦者=佐藤光留)のダブル前哨戦が行われ、秋山&大地が前哨戦で勝利。EXTREME王座戦の前哨戦はとんだEXTREMEな戦いとなった。

     大会のオープニングに登場した光留は「EXTREMEな前哨戦をしたい。1時間後ぐらいに始まる試合に向けて、下剤で下準備したい」と提案。これにTo-yも同意し、両者は下剤を飲んだ。

     そして、それから約1時間後の第四試合で飯野、To-y、松永智充組が秋山、光留、大地組と対戦。To-yと光留が先発し、レスリングの攻防になるも、明らかにトイレに行きたいのを我慢している様子。続いて、飯野と大地がショルダータックル合戦。秋山がTo-yの腹部を攻めて、かなりヤバい状況に。飯野が大地にチョップを叩き込めば、大地はエルボー、ミドルキックで応戦。飯野がチョップ連打、大地はブレーンバスターで返す。最後は秋山がニーリフトからエクスプロイダーで松永から3カウントを奪った。試合後も飯野と大地が場外で激しくやり合うが、ゴングが鳴ると同時にTo-yと光留は走ってバックステージへ。飯野と大地は額をぶつけ合って、対抗心を露わに。全選手が退場すると、To-yと光留がトイレに行ってスッキリしたようで、戻ってきて握手を交わした。

     前哨戦を制した大地は「久しぶりの飯野さんとの試合、僕よりデカくて強いかもしれない。でも俺の方がチャンピオンになるっていう気持ちは上だと思ってます。どんどん大きくなって秋山さんと一緒にベルト獲りたいと思います!」、秋山は「俺関係なくどんどん前に出ていけ。獲るぞ!」とベルト獲りに意気込んだ。

     飯野は「大地、いい蹴り、いいエルボーするじゃねぇか。今日俺は投げられちまった。悔しいな。前哨戦、まだまだあるよな。次は俺がオマエをぶん投げて、チョップで粉砕してやるよ! アI am BURNING! Yeah!」と叫んだ。

     光留は「このタイトルマッチ、遺恨なんかない。こんなスッキリした試合は初めてじゃないか。大体のプロレスは相手に難癖つけるような試合ばかり。でも俺たちはスッキリ、膿は出し切った。腸の中も全部出し切った。俺たちに後悔はないよ」、To-yは「スッキリした。佐藤光留、やっぱり狂ってるな。俺がもっと狂ったルールを持ってきて、最後にスッキリするのはこの俺だ! 俺はずっとこのベルトを持って、勝俣(瞬馬)さんの復帰を待ち続ける」とコメントした。
  • 公開調印式

  • 7・13後楽園でのKO-D無差別級選手権試合に向け樋口とHARASHIMAが意気込み! HARASHIMAが青梅大会に向けベルト奪取を宣言!

  • 突如リングに登場した光留がTo-yにEXTREMEな提案! To-yも受託し、互いに下剤を一気飲みして大会がスタート!

  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    7分50秒

    ジャストコブラツイスト

  • 第二試合 地球滅亡まで一本勝負

  • 5WAYマッチ

    時間切れ引き分け

    ※地球滅亡を免れる
  • 第三試合 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    9分52秒

    片エビ固め

    ※フロッグスプラッシュ
  • 上野が石田から快勝し、勝俣へマイクでエール! お客さんと共に「勝俣頑張れ!」の大コール!

  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    12分23秒

    片エビ固め

    ※エクスプロイダー
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    12分13秒

    体固め

    ※世界一のバックドロップ
  • メインイベント 60分一本勝負

  • アントンの猛攻ををしのいだイルシオンが3カウントを奪取、DAMNATION T.AがKO-D6人タッグ王座V3達成!

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