7日、春日部ふれあいキューブにて「さいたまースラム!vol.18」がおこなわれた。まずは鶴見亜門GMの前説は男色ディーノの欠場のお詫びから。1・12新宿のBOYZに関してHARASHIMAと大石真翔がリングに呼びこまれる。ジャニー江田島塾長から「ちょっと変わったことをやりたい」との連絡があり、HARASHIMAチームと大石チームの対抗戦をやることに。HARASHIMAチームは竹下、高梨、彰人、高尾、平田、勝俣、渡瀬、上野。大石チームはKUDO、坂口、石井、岩崎、MAO、ワンチューロ、島谷。対抗戦とは別枠でBOYZ軍vs野郎Z軍vsDAMNATIONのレッカ&下村vsアントーニオ本多&関根龍一vs佐々木大輔&遠藤哲哉がおこなわれる。大石軍は一人足りてない状態だが、塾長から「BOYZで目新しい選手を探して来い」と指令を受けていた大石は「僕と言えば某団体から来ている、僕とつながりのあるイケメン。金髪ですよ!」とヒントを出すと、その正体をヤス・ウラノと明かした。最後は両者が意気込み。HARASHIMA「(ウラノという人選に)ちょっとビックリしたんですけど、いつも通り楽しく勝ちたいと思いまーす!」大石「爽やかに勝つだ? 勝負なんだよ! 勝ったほうがいいんだよ! 勝つために俺たちは爽やかに勝ちます!」BOYZはニコ生での生中継あり。続いて亜門GMがKO-D無差別級戦線の流れを説明しているとキング・オブ・ダーク王者の島谷が姿を現す。DNAが新体制になるにあたって最弱のベルトを持ったままでは出れないという島谷に亜門GMは「DDTとDNA関係ないから持ったままでもいいかなと思ったけど、このベルトを持ったままではDNAには出ないってことだよね?」と解釈。そういうワケでもなかった風の島谷だったが、亜門GMに詰められて「わかったよ! どうでもいいからタイトルマッチ組んでください! 組め、モジャモジャ!」と要求し、売店にいた下村を呼び出す。試合コスチュームでなかった下村だったが「やります」と認めて試合へ。
こうして始まったキング・オブ・ダーク選手権試合。第18代王者の島谷常寛は下村大樹を相手に8度目の防衛戦。下村がスライディングキック。カウント2で返されるとスリーパーへ。ロープに逃げた島谷はドロップキックで逆転。さらにその場跳びシューティングスターも決めてみせたが、ダイビング・ボディーアタックはかわされてしまうと十字架固めでフォール負け。
試合後「持っている間はDNAに出ない覚悟は伝わった」という亜門GM。今後はキング・オブ・ダークのタイトルマッチを組んでいくという。最後に島谷が「呪いを解いて新体制のDNAに出てやるぞー! DDT春日部大会スタート!」とオープニングコール。
第2試合はマッド・ポーリーvsマイク・ベイリーvs入江茂弘の3WAYマッチ。入江はベイリーのシューティングスター・ダブルニーを回避してタズミッション。これを抜け出したベイリーが飛びつき十字架固め。カウント2で返した入江、さらにベイリーともどもポーリーが両腕ラリアット。ポーリーはベイリーの上に入江をボディースラムで叩きつける。ベイリーはポーリーをエプロンに追いやると入江がリング下に落とす。入江はベイリーをポーリーにポイ捨て。入江がポーリーに重爆トペを決めれば、ベイリーはその入江に場外スワンダイブ式ボディーアタック。リングに戻った入江はベイリーに串刺しビーストボンバー。これはカウント2。続くテディベアもカウント2で決まらない。入江がポーリーにブレーンバスターを仕掛けるが逆に投げられてしまう。ポーリーはベイリーにルーテーズプレス。ベイリーはポーリーに前蹴り。コーナーに登るベイリーを落とした入江が大暴走。入江がポーリーにビーストボンバー。コーナーに登るもベイリーが延髄斬りで止める。ポーリーがハンマーパンチで止めてファイアーマンキャリーで担ぐ。抵抗する入江を見て、ベイリーはコーナーからシューティングスター・ダブルニー。ベイリーはハイキック2連発。しかしカウント2止まり。ミドルキック連打は入江がタズミッションで阻止。ベイリーがかわしてムーンサルト・ダブルニー。かわした入江がタズミッション。そこへポーリーがリバース・スプラッシュを放つが、これは2人が回避。入江はベイリーにビーストボンバーからタズミッション。するとポーリーがリードを使って入江にチョーク攻撃を決める。止めに入る松井レフェリーにポーリーがハンマーパンチを振るって反則負け。
試合後、ベイリーのハイキックから入江がビーストボンバーをポーリーに決めて蹴散らす。入江とベイリーが握手をかわして引き揚げた。
【大会後のコメント】
ベイリー 本当はイリエと闘いたかった。2人ですごくいい試合ができると思ったけど、ポーリーが悪い事ばかりやってて邪魔だったね。イリエとシングルやったら、すごくいい試合になると思う。アメリカでベストな選手と闘っているイリエをとても尊敬している。
――明後日はKO-Dタッグ戦を控えているが。
ベイリー タケシタとヒグチの試合を見て、ヒグチはやっぱりいい選手だね。そのヒグチを俺はDNAグランプリで倒して優勝しているし、今日はタッグパートナーが勝った。サカグチ&フナキはレジェンドだけど、一番強いヒグチを倒した俺たちは絶対負けないと思うよ。
第4試合は石井慧介&渡瀬瑞基vs大鷲透&ヤス・ウラノのタッグマッチ。石井とウラノは1・29後楽園での世界ジュニア戦の前哨戦。ウラノに続いて登場した大鷲は手ぬぐいをウラノのバンダナっぽく頭に巻いて入場。試合はウラノと大鷲が渡瀬を捕まえてペースを握る。渡瀬は大鷲にブレーンバスターで投げられるもカウント2でクリア。ノド輪をかわしてドロップキックを打ち込んだが、タッチはウラノに阻止される。ウラノと大鷲の連係は分断して大鷲にブレーンバスターを決めて石井とタッチ。石井は大鷲にミサイルキック。大鷲も逆水平でやり返す。石井は野球チョップ。このラリーから大鷲がビッグブーツを決めてウラノとタッチ。ウラノが石井を丸め込むもカウント2。石井もローリングセントーンからスライディングニーでやり返す。このカバーは大鷲がカット。渡瀬がウラノにカーフブランディング。続く石井が攻撃せんとしたところをウラノが丸め込む。石井も首固めで切り返して3カウント。
【試合後のコメント】
石井 相手のペースに巻き込まれそうになった部分はあるかもしれないけど、ああいうスタイルも経験がないわけじゃないんで。そして最後のフィニッシュはアジアタッグを獲った時の首固め、“アジア首固め”なのでなかなか返せないですよ。ああいうスタイルでこようと勝てたのは自信になったし、この間全日本で初防衛してすごく勢いに乗ったなと。野球チョップも絶好調でした。
ウラノ 今日は大丈夫ですか? 負けたからって挑戦なくなったりとかないですよね?
――王者からはとくになかったです。
ウラノ 大丈夫なんですよね? 全日本のコミッショナーは誰ですか?
――PWF会長はドリー・ファンクJrです。
ウラノ ドリー・ファンクJrが「負けるようなヤツは挑戦できない」とかないですよね?
――今のところはないみたいです。
ウラノ 今日はあえて負けたみたいなところがあるんで。これでたぶんタイトルマッチは大丈夫でしょう。計算通りです。
第5試合はHARASHIMA&彰人&松永智充vs佐々木大輔&石川修司&遠藤哲哉の6人タッグマッチ。HARASHIMAと佐々木は1・29後楽園のKO-D無差別級戦の前哨戦。佐々木が先発に出ると、HARASHIMAが応じて試合スタート。しかし佐々木はHARASHIMAと間合いを測っただけで石川と交替する。彰人が遠藤にアキレス腱固め。ここで石川と佐々木がカットに入って両軍で激しい場外戦に。ここでペースを握ったのはDAMNATION。リングに戻るとタッチワークとラフファイトで彰人を捕獲する。彰人は佐々木をコーナーに投げて水車落としを決めてタッチせんとするが、遠藤に阻止されてしまった。苦しい彰人だが、佐々木と遠藤の連係は分断して連結式ドラゴンスクリュー。替わったHARASHIMAが佐々木にダイビング・カンフーキック。串刺し顔面フロントハイキックは佐々木が回避して遠藤とタッチ。HARASHIMAは遠藤に雪崩式ブレーンバスター。エルボーの打ち合いからHARASHIMAの山折りを回避した遠藤がその場跳びシューティングスターからブレーンバスター。石川が出てきて串刺しラリアット、ジャイアント・フットスタンプ。これはカウント2。HARASHIMAは水面蹴りからジャンピングハイを決めて松永とタッチ。松永がロープワークからラリアット。さらにバックドロップで投げたがカウント2。10分経過、松永は再度バックドロップを仕掛ける。踏ん張った石川がカッターで叩きつけ、佐々木がダイビング・ラリアットで続く。DAMNATIONの総攻撃から佐々木がカバーするもカウント2。ダブルインパクトは松永が回避して、彰人が佐々木に雪崩式俵返し。串刺し攻撃から彰人の水車落とし、HARASHIMAのスワンダイブボディープレスと続いて、松永がスモーピオンデスロック。これは遠藤がハンドスプリングニールキックで迎撃。石川の32文人間ロケット砲と佐々木の十字架固めの合体技はカウント2。ならばとダブルインパクトは彰人がカットに入る。場外に出されたHARASHIMAと彰人を遠藤がケブラーダで釘づけにしている間に佐々木が松永にミスティカ式クロスフェースでギブアップ勝ち。
試合後、佐々木がマイク。「HARASHIMAさん、俺はキャンディスとかどうでもいい。そのベルト。29日、後楽園、俺と正々堂々闘いましょう」佐々木が握手を求める。応じようとするHARASHIMAに佐々木は急所蹴り。さらに変形クロスフェースで絞め続けてHARASHIMAを失神させてしまう。佐々木「HARASHIMAさんよぉ、お人好きがすぎるぜ。二度あることは三度ある。29日、後楽園。またアンタが意識を失ってるうちにこのベルトがなくなってんだよ。聞いてんのか? 起きろ!」佐々木はHARASHIMAを場外に投げ捨ててしまう。置かれたKO-D無差別のベルトを掲げた佐々木は「二度あるこは三度ある! このKO-Dのベルトはこの俺、カリスマ佐々木大輔がいただく! 俺たちがDAMNATIONだ。俺たちは群れない・媚びない・結婚する! このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ! 覚えておけ!」
【試合後のコメント】
佐々木 HARASHIMAさんはお人好しが過ぎんだよ。俺たちは「握手しない」って言ってんだろ? なんで握手するんだよ。そして前回と一緒だよ。去年の4月か? あの人が泡拭いて意識飛ばしている間に俺がチャンピオンになっただろ? 今日も意識飛ばしてやったよ。二度あることは?
――三度ある?
佐々木 そうだよ! 三度あることは?
――四度ある?
佐々木 そういうことだ!
HARASHIMA(大会終了後)油断ならない相手と再確認できたので。試合以外も気を引き締めて、これから前哨戦と本番に向けて注意していこうかなと思います。
――去年の4月に敗れて王座陥落した技を使われたわけですが。
HARASHIMA 危ない技というのも再確認できたので。ただ、試合後にやられたのが癪ですね。やり返します。
セミファイナルはKO-D6人タッグ選手権試合。第27代王者組の酒呑童子はNωAを相手に2度目の防衛戦。NωAは『Going my ωay』入場。試合はNωAの奇襲でスタートしたが、反撃を許してしまって勝俣がローンバトルを強いられる。それでも勝俣は串刺し攻撃を止めて向き直り式のドロップキックで逆転。大石が出てきて一気呵成の攻め。高梨とKUDOの連係で攻め込まれれば、今度はNωAの串刺し攻撃。MAOのハリウッドスタープレスが決まるもKUDOも延髄斬りでやり返して坂口とタッチ。坂口がジャンピングミドル。KUDOとのダブルのミドルキックから坂口がカバーするも大石と勝俣がカット。払い腰からロープに向かった坂口を勝俣が止めてトリプルのスワンダイブ式ミサイルキックを狙うも勝俣だけが飛べない。大石が場外のKUDO、高梨にプランチャを浴びせたが、MAOのキャノンボール450°は坂口にかわされてしまった。坂口が払い腰からローキック。カウント2で返されるとスリーパーからチキンウイング・フェースロック。これはMAOがエスケープ。MAOが張り手。坂口が間髪入れずに神の右膝をブチ込んでフォールを奪った。
【試合後のコメント】
坂口 良い根性してんじゃない? またやりたいなら全員もっと自力つけてこい。そしたらまた相手してやるよ。楽しかったよ、今日は。
高梨 何回やっても勝つのは酒呑童子だよ。兄貴は明日、大事な試合待ってんじゃねえか? トーナメント、竹下が上がってきたみたいだけどKUDOは負けねえよ。KUDOが上に上がり、竹下を蹴散らす。俺はどっちが勝つかわかんねえけどHARASHIMAvsKUDOが見てえよ。
KUDO 今の俺は懸けるものが命しかねえから。死ぬ気でやるよ。殺すまで終わらねえから。殺しにこい。覚悟しとけ。
勝俣 負けてしまいました…。MAO、大石クン、すいませんでした! 僕たちアルマゲドン(3人同時のスワンダイブミサイルキック)が…ダメージが大きくて落ちてしまいました。
大石 僕らも動揺が走ったね。
勝俣 あれが決まってたら勝てたのに…。
大石 自分で言うことじゃないんですけど、我々にはまだ伸びしろがあるんです。まだまだいきますよ。チャンスを待っていたら時間がないので、自分らでつかみ取りにいきます。隙があったら6人タッグのベルトも何度でもいきますよ。
勝俣 酒呑に勝って獲りたいですね。僕、最後に言いましたよ。「まだ諦めてねえから」って。僕たちはまだまだ諦めない。諦めない! ネバー・ギブアップ! ネバギバ!
大石 ネバギバ☆I LOVE YOUだ、コノヤロー!
勝俣 ネバー・ギブアップを心に刻んで、何度でも何度でも立ち上がって、這い上がって、絶対にNωAでベルトを巻くんだ! 以上、僕たちはニュー・レスリング・アイドル、NωAでした!
メインイベントは樋口和貞vs竹下幸之介のKO-D無差別級王座挑戦者決定トーナメント1回戦。竹下が低空ドロップキックやレッグシザースで脚攻め。ショルダーアタックの打ち合いから竹下がビッグブーツ。場外に出た樋口に竹下が鉄柱攻撃。樋口もフォアアーム、チョップでやり返し場外ボディースラム。リングに戻るとチョップ、ボディースラム、ボディープレスで樋口が攻め立てる。拷問フェースロックはロープに逃げた竹下。エルボーと逆水平の打ち合いでは押されるも、フロント・スープレックスで樋口を場外までぶん投げるとプランチャ。しかし、樋口がかわして逆水平。竹下は樋口を売店の机に叩きつけ、さらにエプロンへの垂直落下式ブレーンバスター。スリングショット式ニードロップからカバーするもカウント2。竹下はDDTで追い打ち。首4の字固めでギブアップを迫る。これが決まらないとニールキック。カウント2で返した樋口に強烈なエルボーからバックドロップ。しかしカウント2止まり。樋口は向かってきた竹下をキャッチしてオクラホマスタンピード。串刺しラリアットからサイドバスターを放つ。しかし、カウント2。変形の逆エビ固めをロープに逃げた竹下はカナディアンを回避して首を叩きつけ、串刺しビッグブーツ、ジャベリンキック、ブルーサンダーで畳みかける。首元へのニー連打からランニング・ニー。カウント2で返されるとフロント・ネックロックへ。そこからカバーするもカウント2。樋口は竹下をショルダースルー。ビッグブーツをキャッチしてショートレンジ・ラリアットを振るって20分経過。ぶちかましてカナディアンは竹下がエプロンへ。ラリアットが相打ちになると樋口はエプロンへのノド輪落とし。場外カウントを数える松井レフェリーを止めて樋口が竹下をリングに戻してカバーするもカウント2。樋口がボディースラムからダイビング・ボディープレス。しかしカウント2止まり。ドクターボムもカウント2で決まらない。轟天狙いを丸め込む竹下。向かったところを樋口はラリアットで迎撃。竹下はぶちかましをかわしてコーナーにぶつけて投げ捨てジャーマン。ラリアットは二度腕に接触。竹下がラリアットでねじ伏せるもカウント2。垂直落下式ブレーンバスターはカウント1。竹下は逆水平連打で追い込むがカウント2。ならばとジャーマンで投げて熱戦に終止符を打った。
試合後、竹下がマイク。「樋口、後輩の樋口言うのもなんやけど、樋口とのシングル勝利、自信になるよ。ありがとう。この試合は絶対落とされへんかったから、俺はなんとしてもさいたまスーパーアリーナのメインのリングに立ちたいんや。俺がトーナメント優勝してさいたまスーパーアリーナでチャンピオンになってみせるから。その時、強くなっているやろうから、また一騎打ちお願いします」樋口「一言だけ。アンタは強い。このままさいたまスーパーアリーナ、いけるものならいってくれ」樋口が握手を求め、竹下が応じた。竹下「僕が言いたいことは一つ。さいたまスーパーアリーナのメインで必ず勝ちます」
【試合後のコメント】
樋口 リング上で言った通りなんですけど、竹下幸之介は強かったです。年越しの勢いからそのままいけると思ったんですけど、うまくいかないですね。強かったっす。それだけです。これで竹下幸之介がリング上で言ってましたけど、チャンピオンになれるものならなってみろよって。その時までに俺はもっと強くなって、竹下幸之介にもう一回挑戦したいと思います。
――試合中にいける手ごたえは何度かあったと思いますが。
樋口 それはもちろんありました。でも違いますね。歳は下でも王者になった人間は底力が違いますね。もういけるだろうと思ったところが何回もあったんですけど、そこから盛り返してきましたからね。完敗です。
竹下 トーナメント…厳しい闘いになるのはわかってたんで、そこを勝ち抜いてこそのさいたまスーパーアリーナのメインだからこそ意味があるので。初戦の相手が樋口ということで、やりたい闘いは一つでした。DDTで俺たちだからこそ見せられる闘い、そこがうまくできてればいいんですけど。本当に自信になりました。樋口からの一勝はデカいでしょ。実際、年越しプロレスの決勝で負けて、本当に強かったけど勝てました。これはさいたまスーパーアリーナのメインへの執念は僕のほうがちょっと勝っていたかなと思います。
――ちょっとの差という感じですか?
竹下 あんだけやったら最後は気持ちなんで。たぶん「俺がDNAを背負っているんだ」という気持ちは樋口にあるんですけど、スーパーアリーナのメインに関してはちょっと僕のほうが上回っていたのかなと。さいたまスーパーアリーナが決まってから、そこのメインにこだわっているんで。そこだけは一度もブレてないんで。あともう一つ勝てばなんですけど、そのもう一つが長くて遠いと思うので。一生懸命頑張りたいと思います。
――今日の闘いで改めて若い選手がさいたまのメインに立たなきゃいけない気持ちは強くなった?
竹下 僕がずっと言ってるのは春日部でやっても両国でやってもスーパーアリーナでやっても僕は一緒なんで。そこにいちいちビッグマッチどうこう言っていたらプロレスは面白くないでしょ。また樋口と両国やもっと大きい大会でやるかもしれないけど、春日部でやっても一緒なので。とにかく僕たち若い力が盛り上げていかないとダメなんで。頑張ります!
http://ddtpro.jp** )では全試合の詳報と大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!