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【6・28リポート①】両国2連戦の週刊プロレス増刊号が決定

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    • 6月28日、東京・新宿FACEにて『KING OF DDT TOKYO 2013』が行われた。大会前の午後6時45分より、ダークマッチとして中澤マイケル、松永智充、伊橋剛太、遠藤哲哉、佐々木大輔、星誕期、DJニラ、ワンチューロの8選手によるトーナメントの未定枠を懸けた「ドラマチックチャンス争奪バトルロイヤル」がスタート。まずはコーナーに登った伊橋を遠藤がドロップキックで落としてオーバー・ザ・トップロープ(OTR)で退場させると、続いて松永が遠藤にオースイSH。そこへマイケルがジャックナイフ式エビ固めで加勢して遠藤から3カウントを奪って失格に。ニラが現れ、いつでもどこでも挑戦権をマイケルと松永に向かって放り投げる。これを取り合っている2人にニラがロケットパンチ! 佐々木と誕期が2人をリング下に落としてOTRで失格に。モ軍+ニラに痛めつけられたワンチューロだったが、コーナーに突っ込んできた誕期をかわしてリング下に落とそうとするとニラも加勢してOTRで退場させる。これに怒った誕期がリング下からニラを足止めにすると、ワンチューロがトップロープから落として失格にした。最後は佐々木が奮闘を見せるワンチューロをクロス・フェースロックで捕獲しギブアップ勝ち。トーナメント出場権を獲得した。

      鶴見亜門GMの前説で週刊プロレスの佐藤正行編集長が呼び込まれた。佐藤編集長は「昨年DDT初の増刊号を出したところ、皆様方のおかげで売れ行きも良く、今年も出してほしいと会社からあったので、今回は両国2連戦の増刊号を出すことが決定しました」と発表。亜門GMは「特別付録としてDVDが付きます。中身はDDTの象徴する何試合か収録。それと今回特別に撮り下ろした週刊プロレスプロレスの模様が収録されています。我々がベースボール・マガジン社にお邪魔して、あんなことやこんなことをした映像が収録されております」と明かしたが「その節は本当にすいませんでした。社長から怒られたりしませんでした?」と謝罪せずにはいられない予告映像も流された。

      まずはトーナメント1回戦。第1試合はMIKAMIvsケニー・オメガ。まずはMIKAMIがコルバタで先制。リング下にケニーを出すとスライディングキック。これをキャッチしたケニーはサードロープを手に踏ん張るMIKAMIを力づくで持ち上げエプロンサイドに叩きつけた。さらにケニーはMIKAMIをリフトアップすると、テーブル席へと叩きつける。さらにテーブル席でMIKAMIを持ち上げるケニー。これを着地したMIKAMIはデュランダル。その下に落ちたケニーが立ち上がると、MIKAMIはテーブル席からダイブしてスイングDDTを決める。ケニーをリングに戻したMIKAMIはミッキーブーメラン。そこからスワントーンボムを狙うMIKAMIにケニーはドンピシャのタイミングで剣山。ケニーはシュミット式バックブリーカー3連打からカバーするもカウント2。MIKAMIもエルボースマッシュでやり返すが長続きしない。ケニーはMIKAMIをコーナーに振って串刺しバックエルボー。カウント2で返したMIKAMIがスワンダイブ式コルバタを放つが、ややすっぽ抜けの状態。リング下にエスケープしたケニーにMIKAMIはコーナーから場外ムーンサルト・アタックを発射して挽回するとケニーをリングに戻してコーナーへと登る。ケニーはこれを阻止してMIKAMIを担いでクロイツ・ラスの体勢。MIKAMIがこれをウラカン・ラナで切り返そうとするが、ケニーもこらえる。するとMIKAMIが高角度の後方回転エビ固めに持ち込んだがカウント2。MIKAMIが450°スプラッシュで勝負を決めようとしたがかわされ自爆。すかさずケニーは旋回式ドクターボム。波動拳をかわしたMIKAMIがスク~ルボ~イ。カウント2で返したケニーがジャンピング・ニーを発射。クロイツ・ラスをキッチリ決めて3カウント。

      【試合後のコメント】
      ケニー 今年のスーパージュニアに負けたのに私はMVPだったから、このシリーズもMVPを獲って必ず勝つ。2回連続で勝つと思うよ。ありがとうございました。

      第2試合は高尾蒼馬vs佐々木大輔。入場する佐々木を高尾が金タライで襲い掛かって試合スタート。リングに戻してすかさずランニング・エルボーを発射。カウント2で返されるとトラースキックからみちのくドライバーⅡへ。すぐさまボマイェを狙うが、佐々木が正面跳びドロップキックで阻止。リング下に落ちた高尾に佐々木がトペ・スイシーダを狙うが、高尾が金タライでブロック。ミサイルキックからカバーするもカウント2。高尾がすぐさまボマイェ発射。正面からは佐々木にかわされるも、返す刀で後頭部へのボマイェ。再び正調のボマイェを狙うも佐々木がドロップキックでこれを迎撃。佐々木は高尾をトップロープに引っ掛けて正面跳びドロップキック。クロス・フェースロックでギブアップを迫るがロープに逃げられてしまう。高尾もNOW or NEVERをエビ固めに切り返し、ウラカン・ラナを決めるなど抵抗したがカウント2止まり。佐々木のクロス・フェースロックもエビ固めに丸め込んだがカウント2。コーナーに振られた佐々木だが向かってきた高尾をかわして担ぐやNOW or NEVERで一気に勝負を付けた。

      【試合後のコメント】
      佐々木 俺は強運だけでプロレス界生き残ってんだよ!

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