第6試合はメインイベントの6人タッグマッチ。HARASHIMA&MIKAMI&松永智充組が石川修司の代打・諸橋晴也、石井慧介、入江茂弘のトリオと対戦した。諸橋と入江はファンタスティックフリップを松永に狙うが、かわされてしまう。松永からスイッチしたMIKAMIが諸橋にドロップキック。続くラリアットは諸橋のクォーラルボンバーと相打ちに終わって、戦況はHARASHIMAvs入江に。HARASHIMAのリバース・フランケンから蒼魔刀をかわした入江がスクールボーイで丸め込む。HARASHIMAはスワンダイブ式ボディープレスを狙うが、これは寸前でかわされてしまった。しかし、ここでMIKAMIが転がってきた入江に450°スプラッシュを投下。すかさずHARASHIMAが蒼魔刀を叩き込んで勝利した。
試合後、亜門GMがHARASHIMAに8・18日本武道館の対戦相手・石川修司から提案されたハードコアマッチについて回答を求める。HARASHIMAは「どんなルールでもやってやるさー!」と拳を突き上げたが、パートナーの真壁刀義には未確認のまま。「えーっと……真壁先輩は優しいので言えばOKしてくれると思います」と急にしどろもどろになると、亜門GMから「真壁さんがOKしても、新日本プロレスさんがOKを出すかわかりませんよ」と突きつけられる。「どうしよう」とHARASHIMAが困惑していると『』がヒット。真壁が登場すると、場内から大「マカベ」コールが発生。亜門GMが真壁に直接、ハードコアルールの確認を取るが、真壁の手にはすでに有刺鉄線バットが握られており「オマエ、ふざけて言っているのか!? 受けて立ってやるよ!」とあっさり了承。8・18武道館でのHARASHIMA&真壁vs石川&伊東竜二はハードコアマッチで確定した。真壁は「あのでくの坊どこ言った?」と石川を探すも、石川は風疹の疑いで欠場中。真壁は「この俺様の言い訳にするなら上等だよ」と吐き捨てる。HARASHIMAが「絶対勝ってやるさー!」とファンに誓い、客席から「なんでー!?」の声が飛ぶと「なんでかって!? それは」と言うと、すかさず真壁が「鍛えているからだ!」とマイク。場内は大歓声に包まれた。
HARASHIMA 来てくれてビックリしました。ハードコアマッチを受けてくれてありがとうございました。
真壁 でくの坊とスプラッシュ野郎が、俺にケンカ売ったのわかっているな。タダで済まねえぞ。
――HARASHIMAとのタッグ結成を了承した理由は?
真壁 理由なんてねえだろう。HARASHIMAとは学生からの付き合いで、コイツが「必要だ」って言うなら「来る」って言ったろ。だから来ただけだ。もう一つ、フザけたでくの坊とスプラッシュ野郎がケンカを売ってきたから、買ったまでだ。
HARASHIMA 大先輩に頼る頼らないを抜きにしても、武道館というスペシャルな舞台でスーパースターとタッグを組めて、自分の中で熱いものがみなぎってきます。
――ハードコアマッチについては?
真壁 いいんじゃないの? アイツらが望むんだろ!? 得意な分野で挑戦しろよ。ただ、テメエら挑戦者なんだよ、勘違いするな。
HARASHIMA もう、スーパースターなんで試合形式は関係ないですよ。
真壁 俺は現われただろ? それが答えだ。俺とHARASHIMAで行くから、首洗って待ってろ。挑戦者はテメエらだ。勘違いするな。