5月15日、東京・新宿歌舞伎町のドロップキックにて東京女子プロレスが会見をおこない、6・6SHIBUYA DESEOでの第4弾イベントの概要を発表した。今回もマットを敷いての試合とアイドルライブのコラボイベント。ライブにはアイドルグループ「WE LOVE」のほか1~2組を予定している。WE LOVEは松井佑喜、北川ひかる、山下舞華の3人組。彰人やミスター6号などが在籍する名古屋のスポルティーバエンターテイメントがプロデュースする名古屋の路上から誕生したアスリート系リアルアイドルでバック転あり、側転あり、人間プロペラありのアイドルの概念を変える革命児。雑草魂の全力パフォーマンスで愛知県、日本を元気にしていくという。プロレスの対戦カードはKANNAvs中島翔子のエキシビションマッチ(3分)と山下実優vs木場千景のシングルマッチ(10分1本勝負)の2試合。
会見にはエキシビションマッチに出場するKANNA、中島が出席。東京女子の練習生・中島のプロフィルは以下。1991年7月19日、新潟県出身。147cm、A型。ニックネームは「なかじ」。趣味は演劇、特撮。好きな食べ物はお米。目標とするプロレスラーはチャパリータASARI。なお、中島の試合はあくまでエキシビションマッチであり、正式に試合をする際はリングネームやコスチュームなど変更される予定。両者のコメントは以下。
中島 普段はお笑い芸人をやらせていただいております。プロレスの試合を生で見たのは少し前のことで、練習を始めてからこんな短い間でお客さんの前でエキシビションという形ですが、試合できる機会をいただけたということに感謝しています。精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
――お笑い芸人ではどういう活動をしている? そしてなぜプロレスを始めた?
中島 芸歴3年目になるんですけど、3年続けていて大した芽も出ず、小さいお笑いライブに月1、2回の出番というだけで、ほとんど目立ちたがりのフリーターという日々を過ごしてきたんですけど、そこでプロレスに出会って。人前に出る個性を得られたらいいなと憧れを持ち始めて、やることにしました。
――どういう経緯で東京女子プロレスに?
中島 とりあえずお笑い芸人が入団できそうな団体を検索しました。
――目標とするプロレスラーがチャパリータASARIさんなのは?
中島 あまりプロレスをよく知らなくて、自分の中でプロレスラーの代表が愛川ゆず季さんだったんですけど、実は父がプロレスファンで、自分が小柄で昔から柔らかかったりしたので、父が目指すならチャパリータさんだとアドバイスしてくれて、それで動画を見てスゴイなと。
――KANNA選手の印象は?
中島 KANNAさんと圧倒的に違うのは技や受け身を覚える速度が圧倒的に違うので脅威です。
――どういう試合を見せたいですか?
中島 お笑い芸人なんですけど、プロレスをやる上でも自分の個性をまだ見つけられていないので、それを探す第一歩にしたいと思います。
――KANNA選手、中嶋選手の印象は?
KANNA とても運動神経が良くて、かなり圧倒されているんですが、後から入ってきた人に負けるつもりはないです。
――3分間でも勝ちを狙っていく?
KANNA そうですね。
――どういう試合を見せたい?
KANNA ガツガツした試合を見せたいです。
写真撮影では中島が芸人ということでネタ見せに。秀逸な一発芸を披露する中島に続き、KANNAも一発芸をするハメに。「爪と爪をあわせて詰め合わせ!」というネタをレクチャーした中島とともに、KANNAも爪を合わせてフォトセッションに臨んでいた。
続いて一騎打ちをおこなう木場千景と山下実優が出席してコメントを出した。
木場 前回のイベントでKANNAからヒザ十字でギブアップを奪って勝利したので、今回は山下と対戦して勝って、東京女子のエースになりたいと思います。
――山下選手の印象は?
木場 試合も練習も見てるんですけど、やっぱり空手をやっていたということもあって、打撃が重くて痛そうなので、それに気をつけて自分が得意としている関節技で封じていければいいと思います。絶対に勝って東京女子プロレスのエースになります。
山下 当日は私が勝ってエースだと証明するだけなので、ぜひ見に来てください。
――木場選手の印象は?
山下 木場はサンボをやっているだけあって、関節技に知識があって本当に痛そうなので、そこは打撃で近づかせないように攻めていきたいと思います。当日は互いにピリピリした感じになると思うし、私のカッコいいところも蹴り技も見てくれればいいなと思います。
――木場選手を相手にするということでグラウンドの練習などは?
山下 やっていきたいですね。今後のことも考えると打撃だけでは足りない。これから打撃以外にグラウンド中心の技もドンドン吸収していけたらと思っています。
――互いに勝っている部分は?
木場 プロレス愛は絶対勝ってると思います。
山下 アイドル愛は勝ってると思います。
――入場でのパフォーマンス対決も期待されますが。
木場 前回もやったんですけど、番傘持って入場します。
山下 前は『Party Rock Anthem』というナンバーでヒップホップを踊ったんですけど、次は入場曲を変えるので、そこで違うジャンルのダンスをお見せしたいので、楽しみにしてください。