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【1・12リポート】ドリフが城を下してKO-D6人タッグ奪取

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    • 1月12日、大阪・西区民センターにて『DDT大阪24区めぐり~西区』が行われた。今大会では新設されたKO-D6人タッグ初代王者を決定するワンナイト・トーナメントが組まれ、1回戦第1試合では“チーム城”高木三四郎&大石真翔&彰人と“ウラシマヒロオ”HARASHIMA&ヤス・ウラノ&妻木洋夫が激突。毎度のことながら築城に異常なまでの執念を見せる高木が、パイプイスで城を築いては相手チームに捕まって落城してしまう事態に陥りながらも、パートナーの大石が直伝トルネードクラッチで妻木を下して、初戦を突破。1回戦第2試合は“チームドリフ”石井慧介&高尾蒼馬&入江茂弘と“ユニオン”木高イサミ&諸橋晴也&大家健の一戦。1・14新木場でEXTREME級王座を争う王者の石井と挑戦者のイサミが意識しあう攻防を見せたが、石井が王者の貫録で大家にニールキックをブチ込み勝利。決勝戦はチーム城とチームドリフの争いとなった。

      セミファイナルは大阪のゲイタウン化が懸けられてしまった火野裕士vs男色ディーノの迎春超特大ドリームマッチ。昨年11・18大阪大会での結果を受け「堺市から南の大阪」をゲイタウンとしたディーノは火野との一騎打ちに勝利し、大阪全土のゲイタウン化を目論む。さっそく試合ではモンスターアーミー軍のセコンド、アントーニオ本多、佐々木大輔、内田祥一(一等兵)にディープキス。アントン、佐々木、内田はゲイゾンビと化し、ディーノとともに火野を追い回す。場外から会場の裏まで逃げる火野を追う4名。その間も場外カウントが数えられる中、客席からは見えない緞帳の裏で何やら激しい音が聞こえると、リングに戻って来た火野は半ケツ。4人は半ケツのまま大の字でリングに生還できず、リングアウト決着。火野が大阪のゲイタウン阻止に成功した。

      メインイベントはチーム城とチームドリフによるKO-D6人タッグ初代王座決定トーナメント決勝戦。チーム城が奇襲して試合スタート。リングに戻ると彰人が入江にヒザ攻めを繰り出す。高木もドラゴンリングイン式fromコーナーtoコーナーを決め、チーム城のタッチワークで入江を捕獲する。苦しい入江は大石のビクトル式ヒザ十字狙いをブラックホールスラムに切り返し、なんとかピンチを脱出。高尾がペースを取り戻して10分経過。高木は大石に「城の準備をしろ! 新しい技を思いついた!」と指示。大石が小さな城を築くと、高木は大石を城の上に登るよう促す。城の下でダウンする高尾に向かって、城の上の大石をデッドリードライブで投げて叩きつける「天守閣ドライバー」を狙った高木。「さらば!」と大石を投げたが、高尾にかわされ大石は自爆した。高尾は高木にトラースキックをブチ込み、高木は城に接触して落城。彰人vs入江の局面になると、ドリフが好連係で彰人に畳み掛ける。入江がフライング・ソーセージを浴びせようとしたが、かわされて自爆。この際にヒザを強打してしまった入江に彰人はすかさずアンクルホールド。入江は懸命にロープへと逃げる。彰人が足4の字で入江を捕獲。カットせんとする石井と高尾を高木がまとめてバックフリップで排除した。なんとか凌ぐ入江に彰人がジャーマンSH。これをカウント2でクリアした入江は起死回生のカウンターエルボー。これで無理やり押さえ込んだが、返されてしまうと、強引に自分が垂直落下式バックフリップで彰人をキャンバスに突き刺し、勝利した。

      試合後、入江は「チームドリフが優勝したぞ! このチームはほかのチームに負けないくらい仲良しです。それが勝因だと思います。今年はこの3人で上を目指します。そして入江茂弘個人としてもトップを目指します!」とアピールし、大会を締めた。

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