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【1・29リポート①】2・19後楽園に“反体制の神”青柳&越中参戦

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    • 日本武道館大会イヤーの最初の東京・後楽園ホール大会『Sweet Dreams! 2012』が1月29日に開催された。第1試合は反体制ユニットの高木三四郎&高尾蒼馬が松永智充&星誕期組と対戦。「反体制はこれしかない」という高木、高尾ともに胸から両腕にかけてCM・パンクばりのタトゥーをあしらって登場。退院明けの高木がダブルのショルダーアタックや誕期のコーナースプラッシュ、コーナー2段目からのダイビング・ボディープレス、松永のバックドロップで追い込まれる場面もあったが、パートナーの高尾がたびたびカットで救出。高木は松永をクローズラインでなぎ倒し、誕期を高尾の延髄斬りのアシストからスピコリドライバーで蹴散らす。孤立した松永に高木はGTS、高尾はボマイェと反体制らしい攻撃をたっぷり決めて、最後は高木のシットダウンひまわりボムで勝利。高木は高尾に「最後のボマイェはなかなか反体制ぽかった」と褒めちぎると、鶴見亜門GMに「テメエのケツにキスしているオベッカ野郎を2人退治した。俺たちはDDTをもっとおもしろくする反体制。メチャクチャにかきまわしてやるからな」と宣戦布告すると「はたして武道館はできるのかな」と開催を発表した張本人自らが不穏な空気を漂わせ、さらに「次の後楽園も反体制なカードを組め!」と要求する。これに亜門GMは「意味がわかんないですよ!」と拒否せんとしたが、高木は「お前がそう言うと思って、組まざるを得ないように反体制の先輩たちに声をかけてある!」と宣言。スクリーンでは2・19後楽園の電撃参戦決定選手として青柳政司、越中詩郎の名が発表された。高木は「反体制の元祖は反選手会同盟なんだよ! “反体制の神”を相手にできんのか!?」と挑発する。これに亜門GMは「この2人を呼んで、2・19後楽園で“あの時の反選手会同盟”というカードをプロデュースしようとしているんですか? こっちも鶴見亜門派と呼ばれる体制派の人間をピックアップします。一回で潰しますから覚悟してください!」と応じた。

      高木「反体制、今日から始動だよ。名前もないし、まだ2人しかいねえよ。だがな、吹っ切って何かやらないと。なあ、高尾くん」
      高尾「ああ」
      高木「何かやらないとおもしろいリングだっておもしろくなくなっちゃうじゃん。DDTはいつだって120%の団体だから。出し過ぎて飽きられるのが早くなるぐらいがちょうどいいんだ。いま一番おもしろいものを、いま一番熱い闘いをこれからやっていくだけだよ。そして、反体制、反体制から学ぶことはいっぱいあるぞ。そのなかで世界中の反体制グループと連係を結んで、オレたちでDDTを変えていくからな」
      高尾「ああいう感じでいくから覚えておけよ」
      高木「これか(ボマイェ前のポーズ)」
      高尾「こうだ(ボマイェ前のポーズ)」

      第2試合はマサ高梨&佐々木大輔vs佐藤光留&中澤マイケルvs入江茂弘&ポイズンJULIE澤田による勝ち抜き戦の3WAYタッグマッチ。ド変態團・中澤マイケルのコートの中のコスチュームは天狗をあしらったショートタイツ。ド変態團は入江の両手首をまとめてテープングで固定し、さらに口にはギャグボールをくわえさせると、マイケルが鞭を振るう。入江が手首のテープを自らの力で千切ってみせたが、反撃するのではなく四つん這いになってマイケルの鞭を求めるあり様。これを見かねたPJSがヘルメット越しの頭突きで入江の目を覚まさせると、入江は両腕ラリアットでド変態團をなぎ倒し、孤立したマイケルにはテディベアを投下。鞭を手にするやインリン様ばりのM字固めを決めて勝利した。すぐさま佐々木と高梨が襲い掛かる。モアイ・オブ・イースターで反撃を試みるPSJ。高梨はそれをあざ笑うかのようにパイレーツ A GO! GO!をかわすと、佐々木のNOW OR NEVERを呼び込み、ジャックナイフ式エビ固めに丸め込んで3カウントを奪った。

      佐々木「明日からメキシコに行ってくるから。帰国は未定です。原点回帰で」
      高梨「大ちゃんはな、一回りも二回りも大きくなって帰ってくるからな。その時は覚悟しておけ。オレらのユニットはなかったことになんねえからな。覚えておけ」

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