前説
「今からおじいちゃんが話すのは、おじいちゃんが昔、DDTプロレスというプロレス団体でアシスタントプロデューサーをやってた時のお話じゃよ」
前説に登場したのは井上マイクリングアナのみ。次回の新潟大会に関して2020年5月頃を予定していると発表し、対戦カードと見どころを粛々と読み上げ、オープニングコールに登場した竹下幸之介も何事もない様子で、ササダンゴからもらった本『さあ才能に目覚めよう<ストレングスファインダー>』でテストをしてその結果をLINEで送ってしまったということで「坂井さんは僕の長所をわかって闘うことになってしまう。うっかりしてたなと。だからワンチャンで僕、負けるかもしれないです」と明かすも「新潟の英雄をボコボコにします」と誓って「DDT新潟大会スタート!」と拳を突き上げる。『GET READY』が流れた直後、場内が暗転。ピンスポが当たるとそこには白髪となった今林APが。「今からおじいちゃんが話すのは、おじいちゃんが昔、DDTプロレスというプロレス団体でアシスタントプロデューサーをやってた時のお話じゃよ」と言うと場内暗転。
オープニングマッチ 30分一本勝負
そして何事もなかったように第1試合がスタート。ポーリーのパワーの前に圧倒される中村。ボディースラムからのエルボードロップはカウント2。中村がエルボーでなんとかポーリーの動きを止めると、ドロップキック連打からミサイルキックを発射。しかしカウント2止まり。ドロップキック連打もショルダーアタックで返された中村。低空ドロップキックから逆片エビに持ち込むがパワーで返されてしまう。最後は串刺しラリアットからボディープレスで万事休す。
第二試合 30分一本勝負
平田のダンス入場をアントンと飯野が潰して試合スタート。飯野とアントンがさっそくハカエルボーもアントンが躓いてヒザを強打しギブアップ寸前に。ギブアップする前に語った創作昔話『ごんぎつね』は内容がヒカキンの本当の意味だったが下ネタだったばかりか、サミングは飯野、さらに自身に被弾。こうしてアントンがローンバトルを強いられる結果に。アントンはボディーブローを見舞ってようやく飯野とタッチ。飯野が一気呵成の攻め。上野は飯野にフランケンからおっぴろげアタック。裏投げは飯野が踏ん張る。飯野がチョップもスピアはドロップキックで迎撃されてしまう。替わった平田が上野と連係。カットに入ったアントンが上野にごんぎつね。飯野が平田を捕まえるも、アントンのごんぎつねはかわされて飯野の両乳首をついばむ。平田がアントン、飯野を手刀で黙らせてメガネを装着してダンスも、その背後からメガネをかけた飯野がハカで対抗。平田にボディースラムからハカエルボーで3カウント。
第三試合 30分一本勝負
DISASTER BOXvsALL OUT!~ルチャ・リブレルール
試合前に大鷲がマイクを取って自身のみ紙テープが飛んで気分がいいとのことで、新潟名物のルチャリブレルールに変更を要求。彰人も勝俣も腕で「×」を見せたが、井上リングアナから「吉村選手の強い要望により」ルチャリブレルールに変更されたことが告げられて試合スタート。吉村が彰人と勝俣の連係をクロスボディーで潰すと、大鷲が勝俣を捕まえて逆水平で続く。さらに大鷲が勝俣に握手の返しが面白いと誘い水。内容は割愛。その後もローンバトルを強いられる勝俣だったが、吉村にコルバタからドロップキックを決めてようやくピンチを脱出。彰人が吉村に側転エルボーから腕固め。モンキーフリップは吉村が堪えて逆エビへ。これは勝俣がカット。彰人が大鷲に俵返し。大鷲は連係を試みる彰人と勝俣をまとめて投げる。彰人が大鷲、カットに入った吉村と次々に丸め込む。吉村が返してギロチンドロップ。すかさずカサドーラを狙う勝俣に吉村がどどんで叩きつけたところを大鷲が丸め込んで3カウント。
第四試合 30分一本勝負
大石が佐々木にスイングDDT狙い。これを遠藤がリング下に突き落としてから場外戦。5分経過、リングに戻された大石がDAMNATIONのラフファイトに捕まってしまう。大石は遠藤をボディースラムで叩きつけてようやくピンチを脱出。タッチを受けた高梨が遠藤に正面飛びドロップキック。遠藤もダブルチョップを放つと、佐々木が出てきて「ササタニック!」。これをかわした高梨がタカタニックを狙うも佐々木が回避。佐々木のケブラドーラ・コンヒーロを切り返した高梨がクロスフェース。佐々木もクロスフェースで切り返すがカット。替わった高尾を高梨がブレーンバスターで投げて渡瀬とタッチ。高尾と渡瀬がバックの取り合い。加勢せんと飛び込んできた佐々木のダイビング・エルボーが高尾に誤爆して不穏な空気。介入した高梨への佐々木のスピアもかわされて高尾に命中してしまう。大ピンチの高尾だったが、渡瀬にみちドラⅡを決めて大逆転。さらにリバースゴリースペシャルボムを決めて勝利したが……。
DAMNATIONに不協和音?
試合後、佐々木がマイクを取る。佐々木「新潟の皆さん、こんばんわ。東京から来たDAMNATIONです。今日も我々の勝利ということで、ちょっとだけ問題があったかな。でもこんなの日常茶飯事だから。仲直りのチューで……」高梨「気まずいマイクアピールはいいけどな、言わせてくれよ。佐々木、高尾、俺は今日見切ったぜ。やっぱりオマエら仲悪いよなあ。チューして仲直りとかフザけたこと言ってるけど、見ろよ、高尾の顔。全然笑えねえぞ。そんなんでオマエら俺らCDKからベルトを守れると思っているのかよ。佐々木、オメエはベルトを守って新しい世界、新しいステージにいくとか言ってたけど、そこにはたどりつけねえ。テメエがたどり着くのはDAMNATIONを解散し、一人ぼっちになったみじめで悲しい負け犬のササちゃんだ。テメエは一人で孤独な日々を送るんだな。とりあえず今日は控室に入ったら、一人でガリバー弁当を食ってるんだな。俺らがベルトもらうからな」高梨は退場。佐々木「チクショー、好き放題言いやがって。アイツの言ってることは全部ウソだ! 今から仲直りのチューを……」高尾は佐々木を突き飛ばして退場。佐々木「なんてこった! ソーマが帰っちゃった。でも大丈夫。ここは新潟だから。私には秘策があります。その秘策で仲直りして来週おこなわれるアル中クソオレンジタオル……ボロ着れ野郎をぶっ殺す! 俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・仲直りはフィリピンパブだ! このマザーアース、そしてこのグッドコムアセットはDAMNATION中心に回ってんだ! 覚えとけ!」
【試合後のコメント】
――リング上であのようなことがあったが。
高尾 なんもねえよ! ノーコメントだ、ノーコメント!(ここでほかのDAMNATIONメンバーも現れる)
佐々木 仲直りのチューは?
遠藤 仲良くしようぜ!
高尾 なんだよ……(一人先に引き揚げてしまう)。
佐々木 いかないで!
遠藤 仲良くしようぜ!
ポーリー ソーマー。
佐々木 おい、フザけんな! ソーマは帰っちゃったよ。何が原因だ?
――リング上での誤爆ですか?
佐々木 何が原因だ?
遠藤 わかんないです。
佐々木 原因なんかねえんだよ。
遠藤 思いあたる節がないです。
佐々木 つまりはこれは仲間割れでもなんでもない。俺たちはDAMNATIONフォーエバーだ! 来週には2人でリングに上がって、高梨だ! 高梨! 1年ぶりぐらいだな。またきやがったな? アイツだけは許せねえんだ! またどうせ偉そうなこと言うんだろ。今回で何もしゃべれねえようにして抹殺してやるからな。しかもアイツ、変なベルト持って調子乗ってんだろ。これだけは言っておく。俺はあのベルトだけは興味がねえ。ただしアイツを再起不能にしてあのベルトを返上させてやる。
――高尾選手とはD王GPでも同じブロックだが。
佐々木 煽るな、そうやって! 大丈夫だよ。今日の夜、新潟駅前のフィリピンパブいけば仲直りだよ。俺たちはいつだってそうやってきた。なあ!
遠藤 はい!
ポーリー アー。
佐々木 フィリピンパブかおっパブだ!
遠藤 俺はおっパブのほうがいいですけど、ソーマはフィリピンパブが好きだからなあ。ノブともいってるし。
佐々木 それでプラマイゼロどころかプラスだ。わかったか!
高梨 今日のリングの下で言ったことがすべてだ。みんな思ってて薄々勘づいてて言えなかったことだよ。DAMNATIONに入って高尾の目は死んでるんじゃねえか? あれは少なくともタイトル防衛記録をつくるタッグパートナーが一緒にいるヤツの目じゃねえよ。全然輝いてねえよ。俺はクリスとこの先をずーっと見えるんだ。全然ワクワクしてくるよ。ああやりたい、こうやりたい……どんどん先の展望が浮かんでくる。けどなあ、佐々木は考えてるっていうけど、アイツは毎晩呑んだくれて何も考えてない口だけの野郎だよ。高尾にいたってはここにいるのは違うんじゃねえか? そういうのを無言のアピールとして感じたよ。そして明日? 佐々木とやるかもしれねえけど、当日、高尾がどういうツラして上がってくるのか楽しみだよ。クリスがいるんだ。俺には負ける要素はねえ。以上。
セミファイナル 60分一本勝負
DDT EXTREME級選手権試合~10vs1キャプテンフォールマッチ
※第47代王者が2度目の防衛に成功していたことが判明。
ニラはアントン、高梨、大石の騎馬に中村を率いてリングイン。さらにはリングにあげられた練習生までコールされてしまう。で、王者は一人きりで入場し、アントン、高梨、大石、中村が一生懸命ブーイングを送る。ここで井上リングアナから以下のアナウンスが。
・王者側はHARASHIMAがキャプテン。
・挑戦者側は非公開。必ずしもニラがキャプテンとは限らず不明。
・これはニラがさかしいわけでも卑怯なわけではなく、犯人は誰だ的な謎解き要素を、観客も一緒になって考えて楽しみつつ、この大会中の時間を有意義に過ごしてもらう、おもてなし精神の賜物。
ニラは「オマエに先発を選ばせてやる。必ずしも俺とは限らないけどな!」とお高く出るが、HARASHIMAが指名したのはニラ。するとほかのみんなで土下座して変えるようにお願いするが、それでもニラが買って出て試合スタート。とにかくニラのピンチをみんなで救出。「汚いぞ!」と憤るHARASHIMAにニラは「ありがとう。最高の褒め言葉だよ!」。チャンスとばかりにスーパーロケットパンチを狙ったニラだが、ここでほかのみんなが「オマエにこき使われるのは懲り懲りだ!」と裏切り。大石が自分で寝そべってHARASHIMAがカバーすると3カウントも、キャプテンではなく失格に。同様に高梨、アントン、中村と自ら寝そべってHARASHIMAに3カウントを取らせ、キャプテンでないことを明らかにして失格に。追い込まれたニラをみんなで捕獲。「汚ねえぞ!」と憤るニラにHARASHIMAは「ありがとう。最高の褒め言葉だよ」。HARASHIMAが蒼魔刀を狙うも、今度はニラに寝返ってHARASHIMAを攻撃。スーパーロケットパンチが成功するもカウント2。怒りのHARASHIMAにニラは「怒ってんのか? オメエを怒らせるのを待ってたよ。オマエ怒らねえもんな。前回の大会も試合ぶち壊されても怒らなかったからな! ずっと待ってたからな!」。起死回生のロケットパンチからナックル殴打から足延髄連打。十字架固めをカウント2で返したHARASHIMAがミドルキック連打。PK狙いはドラゴンスクリューで切り返したニラはシャイニング・ニースタンド。耐えたHARASHIMAが山折りから蒼魔刀も、このカバーをエルボーでカットしたのはなんと松井レフェリー。すると本部席の井上リングアナが「10人に足りてなかったことに気が付かなかったらしいな。残ったもう一人はそこの松井レフェリー、そしてニラ軍のキャプテンはこの俺、井上マイクだ!」と高笑い。みんなでHARASHIMAを痛めつけていると、ニラが「やめろ!」と止めさせる。ニラ「悪かったな。ハッキリ言って俺のEXTREMEの挑戦、よく思ってないヤツもいると思うんだよ、特に選手とかにいると思うんだよ。だけど、そんな中でもここまでやってくれるのがDDTの絆だと思う! それを俺は誇りに思う! もう大丈夫だから。自分でけじめをつけるから。俺は最後の力を振り絞るから、オマエも全力でこい!」HARASHIMA「やってやるよ!」ニラのロケットパンチ、HARASHIMAの蒼魔刀が交錯したところで暗転。ピンスポに当たった今林老人が現れるも動かない。「ねえおじいちゃん、そのあとどうなったの? ねえ、おじいちゃーん」との孫の声のあと「おじいさんは死んでいました。この試合、どちらが勝ったのかは誰にもわかりません」とのナレーションが入ってメインイベントへ。
【試合後のコメント】
HARASHIMA すごい久しぶりにDJニラとのEXTREMEタイトルマッチ。ルールから何から結果最後まで、僕は今でもさっきおこなわれたことがさっきおこなわれたことなのか、昔のことなのか、あれが試合だったのか、なんだったのか。自分でこれだと言えるものがないです。不思議な夢のような空間にいる中でおこなわれたような感覚があります。でもいろんな物事にしっかりとした正解がなくても、みんなが感じたまま、いろんなことを想像すればいいのかなと思ったりして。ただ、EXTREMEのベルトはここにあるので、僕のこのベルトを防衛したのか、そもそも試合をしたのかわからないですけど、ベルトがここにある。それが今です。
――後楽園は二冠王者としてKO-D無差別級戦に臨むことになる。
HARASHIMA 24日、KO-Dは飯野を相手に。今日みたいな展開にはならないベルトなので、ガッチリといきたいと思います。
――結果不明な闘いは経験したことある?
HARASHIMA ありましたかね? 過ぎたことは忘れちゃうんで。でも、試合のペースは完全にDJニラだったなと。DJニラの存在自体がEXTREMEと言ったことがそのままおこなわれたと思います。
――ニラ選手がリング上でDDTについて言ってた場面もあった。
HARASHIMA いろんなことを言ってましたよね。僕もしゃべり返してしまいましたし。彼の世界観をみなさんが想像してもらえれば。
メインイベント 30分一本勝負
“地元の有名人”スーパー・ササダンゴ・マシン凱旋! 新潟名物ウルトラ・スーパー・めちゃんこ・スペシャルシングルマッチ
※バーディクト
本日の煽りパワポ
試合前に井上リングアナから両者が4点ポジションからの頭部への攻撃と試合開始5分後の煽りパワーポイントによるプレゼンテーションを認めたため、それ相応に自由度のあるプロレスルールでおこなわれることがアナウンスされ、ササダンゴのPCにつないだ投影機がリング内に持ち込まれる。ササダンゴ、竹下と入場して煽りパワポへ。竹下にどうしても勝ちたいササダンゴだが、絶対に勝てない相手であり、体重も130kg弱でスタミナ不足を露呈し、さらに凱旋試合で頑張ることが超苦手。そこで不安であろう竹下にこれから述べる作戦を偶然聞いてしまったていにしてしまうことに。①試合開始~5分経過は序盤っぽいレスリング。竹下ペースになるので、②5分が経過したらササダンゴコールを観客に要請。ここで逆転してササダンゴが一度やってみたかったというエプロンからの奈落式の技。③瀕死の竹下が場外でラフファイトに転じてササダンゴに凶器攻撃へ。それをスマートに避けてリングに戻ると説明したところで5分経過のアナウンス。観客も思わず声援を送ってしまったが、パワポの途中とあって、竹下は「①を削ってしまって、プレゼンテーション終わりですぐに劣勢にします」とキッパリ。煽りパワポへ。④ラリアットの打ち合いからササダンゴが打ち勝って垂直落下式リーマンショックが2回決まり、3回目を狙ったところでスローモーション。竹下の回想シーンから竹下が3回目のリーマンショックをかわしてスリングブレイドからハイフライフローを投下し、竹下が完全勝利するという流れでおこなうとササダンゴが披露して煽りパワポは終了
ササダンゴ、初めて父の試合を見に来た息子の前で大奮闘!
竹下がすぐさまササダンゴにスリーパーを決めてピンチの場面を作り出す。ササダンゴもドロップキックで返してエプロンへ。ササダンゴがしたのはなんとサミング。リング下に落下するとササダンゴは場外マットへのブレーンバスター。タケシタもラフファイトに転じて鉄柱攻撃。さらに金具を持ち出すも、南側通路まで雪崩れ込んだササダンゴは身を挺してちびっ子を守る。竹下「どうして避けないんだ!」ササダンゴ「初めて見に来てくれた俺のジュニアの前で! 傷つけるわけにはいかねえからな!」頭突きからリングに戻るとラリアットの打ち合い。これを制したササダンゴが垂直落下式リーマンショック。マスクを脱ぎ捨て3回目を狙ったところで『エトピリカ』が流れてスローモーション。竹下がスリングブレイドからコーナーに登る。すると場内暗転。セミの最後に流れた「ねえおじいちゃん、そのあとどうなったの? ねえ、おじいちゃーん」「おじいさんは死んでいました。この試合、どちらが勝ったのかは誰にもわかりません」との音声が再び場内に響き渡ったが、ササダンゴが「電気つけろ!」と待ったをかける。ササダンゴ「こんな終わり方、ダメに決まってんだろ! 初めは不透明決着がテンドンで終わる。最高じゃないですかと思っておりました。しかし生まれて初めて私の血を引いた息子に、私が一生懸命頑張っている姿を見てもらっているうちにちゃんと頑張っているところをですね……」ササダンゴが竹下をデッドリードライブで落とすと、垂直落下式リーマンショックもカウント2。竹下はビッグブーツからザーヒー。ファブルを狙おうとするも、リングに戻るとバーディクトを決めて勝利した。
エンディング
「僕たちに任せてください」(竹下)「悪用させてもらいます」(ササダンゴ)
試合後、竹下がマイクを取る。竹下「坂井さん、確かにプロレスラーとしてスーパー・ササダンゴ・マシン、弱すぎるよ。俺に勝とうなんて百万年早いんじゃ。急に頑張ったからっていつもいつも毎日毎日頑張っているヤツに勝てるわけないんや」ササダンゴ「正論……」竹下「でもな、最後、ファブルで決めようと思ったけどバーディクトにしたのは俺たちの世代からの坂井さんたちへのリスペクトのつもりや。ポスト・男色ディーノ、ポスト・マッスル坂井が生まれてないのも事実やけど、俺たちがその分もフォローしてくんで、僕たちに任せてください」ササダンゴ「あんな高いところから人のことを落とすんじゃないよ……。確かにバーディクトはマッスル坂井が使っていた技だけど、あんな恐ろしい技だと思ってなかったよ!」竹下「初めて食らったでしょ」ササダンゴ「初めて食らったよ。ブロック・レスナー本人以外は受けないと思っていたんだよ! 鼻が痛い! え~なんでしょうね。本当に変な試合に付き合わせてしまって申し訳ありませんでした。高木三四郎さんが会場に来てないんですよ。こういう時は好き勝手に何やってもいいと」竹下「そういう話になってましたね」ササダンゴ「なので、今果たしてどっちが東でどっちが西かわからない状況ですけど、新潟の皆さんに熱いメッセージをお願いします」竹下「英雄じゃなくていいんですか?」ササダンゴ「そもそも私は新潟に在住しているのになんで凱旋興行と銘打たれなきゃいけないんですか! アナタたち(DDTの選手)よりこの人たち(お客さん)のほうが会っている! こんなつらいところ見せなくてもギリギリやってるの! でもまだまだやりたいことはたくさんあるし、さっき『僕たちに任せてください』と言っていたことを拡大解釈させてもらって、いろいろと悪用させてもらいます」最後は「3、2、1、マッスル! マッスル!」で締め。
【試合後のコメント】
ササダンゴ なんでこんな負け以上にいろいろなものを失った気がします。家族の信頼とか絆とか。若い練習生や後輩やスタッフを試合中に軽くいじるみたいな感じで、血を分けた肉親にプロレスがどういうものかわかっていないのに……反省してます。以上です。
――竹下選手を追い込んだと思うが。
ササダンゴ 正直、竹下が両国でベルトを防衛していたらこの試合がタイトルマッチになっていたことも無きにしも非ずだったんですね。でも現に竹下のほうがノビノビというか、チャンピオン時代とは違う竹下だったのかなと。僕が思っている以上というか、マッスル坂井をやっていた頃から一緒にやっていた仲間のような、良くも悪くも……なんでしょうね。不思議な感じです。なんであそこまで変に対応されてしまったというか、助けられるような場面が多かったというか、不思議な感じです。ただ負けた以上の何かを感じました。
――竹下の「任せてください」と悪用する?
ササダンゴ 竹下が「任せてください」と謎のメッセージだと、僕は感じました。なんか頭を打ったので、いろいろと面白う想像がいっぱいできてます。
竹下 けっこうプレッシャーでしたね。今日のシングルマッチは久々に。スーパー・ササダンゴ・マシンはプロレスラーの知名度や人気を加味すると上位ランカーですよね。その一戦だったのでけっこうプレッシャーでした。
――試合後にパワポもあったが。
竹下 心地よかったですよ。僕が苦手とする部分ではない。坂井さんとは公私ともによくしてますので。今日が何周年興行とかメモリアルな大会でないにしろ、いいタイミングでシングルマッチができたなと。マッスル坂井とはマッスル(大家帝国主催興行)でシングルマッチをやっているんですけど、スーパー・ササダンゴ・マシンとは初シングルで、初煽りパワポられだったので。スーパー・ササダンゴ・マシンの湯船にどっぷり浸かりました。
――パワポの内容は?
竹下 ノーコメントで。
――父親として奮起する坂井さんの姿を見て。
竹下 僕は父親になってからの坂井さんから仲良くなってるんで。父親じゃない頃の“ジャンキー坂井”はあまり知らないんですけど、昔から坂井さんを知っている人たちと、僕が普段から見ている坂井さんは見方がもともと違かったと思うんですね。だから、竹下vsスーパー・ササダンゴ・マシンなら、僕の目線でスーパー・サササンゴ・マシンを見せたかったというのはありました。