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DDT goes HOLLYWOOD!

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DDT goes HOLLYWOOD!

日時2023年3月30日(現地時間)
会場アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス・ウクライニアンカルチャーセンター
観衆750人(超満員札止め)
  • ★大会ハイライト★

  • 竹下幸之介vs上野勇希の“同級生対決”に全米のファン熱狂! 竹下「DDTのプロレスが米国でも多くのお客さんを興奮させられた」


     3月30日(日本時間31日)、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ウクライニアン・カルチャーセンターで4年ぶりの米国大会「DDT goes HOLLYWOOD!」を開催し、超満員札止めとなる750人(主催者発表)の観衆を動員。メインイベントではAEWを主戦場とする竹下幸之介(DDTとの2団体所属)と、咲くやこの花高校の同級生・上野勇希が激闘を繰り広げ、全米のファンを熱狂させた。

     コロナ禍のため、DDTの米国大会は2019年4月4日(同5日)のニューヨーク大会以来。竹下と上野は、2021年12月5日(東京・後楽園ホール)での「D王 GRAND PRIX」優勝決定戦で対戦し、竹下が勝利。今年1月5日、東京・板橋グリーンホールでは、日本を離れる直前の竹下の希望で緊急決定試合で対戦し、10分時間切れ引き分け。それ以来、3カ月ぶりの一騎打ちとなった。

     上野が顔面へのドロップキック、場外へのトルニージョ、ジャーマン・スープレックス、ハーフネルソン・スープレックスで攻め込めば、竹下はタケシタライン(ジャンピング・ラリアット)、ブルーサンダー、トップロープ越えのトペ・コンヒーロで応戦。エルボーの応酬から、ジャンピング・ニー、ザーヒーを狙うも、阻止した上野はWRで返す。さらに後頭部にスタンド式シャイニング・ウィザード、ドロップキックとたたみかけた。だが、ムーンサルトアタックをキャッチした竹下は変型ボムで叩きつけると、ジャーマンからザーヒーを決めて3カウントを奪取。米国での同級生対決を竹下が制した。

     試合後、「上野! This is DDT PRO-WRESTLING!」と英語でマイクアピールした竹下はバックステージで、「米国に来るようになったのが去年の4月で、米国で1年やってきたことが米国で見せられた。上野とのシングルは何回もやってますけど、特にやることは(日本と)変わってない。DDTのプロレスが米国でも多くのお客さんを興奮させられた。(今後、米国大会は?)日本の男子の団体で米国で単独でやってるのは新日本とDDTだけで、誇れること。明日、東京女子が単独でやるけどすごく誇れること。もっと多くの人に知ってもらいたい。AEWに出るときは、AEWの竹下というのもあるけど、DDTの竹下というのも少しは背負ってリングに上がってるつもりなんで。これからも楽しみにしてもらいたいと思います」と笑みを見せた。

     上野は「タケ(竹下)が積み上げてるものを感じて、タケが頑張ったから米国でもすごくなったのを感じて。僕ももっともっと頑張って米国にすぐ帰ってきたいと思います。KING OF DDTトーナメントも決まって、今年もDDTを広めていきたいと思います」とコメントした。

     なお、31日(同4月1日)には、同会場でDDTとGCWの全面対抗戦が行われる。

    5** **・3横浜武道館に参戦する“17歳の超新星” ** **ニック・ウェインが鮮烈なインパクトを見せつけた!


     5月3日の横浜武道館への初来日が決まっている、“17歳の超新星” ニック・ウェインが存在感を見せつけた。

     13歳でデビューしたニックは米インディーマットで注目を集め、高校卒業後にAEWと契約を結ぶことが決まっている。ニックとシングル戦で対戦した竹下幸之介の推薦があり、DDT初参戦に至った。

     今大会でニックは第三試合で、DDTに参戦経験があるアンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレットと組み、樋口和貞、正田壮史組と対戦。ニックは同世代の正田と意識し合って、フランケンシュタイナー、ジャーマンなどで攻め立てた。正田もドロップキック、ブレーンバスターで応戦し、バチバチの戦いに。最後はパートナーのエヴァレットが樋口のブレーンクロー・スラムで葬られ、勝利はならなかったが、ニックは鮮烈な印象を残した。試合後には正田が求めた握手に応じ、ジェスチャーで再戦を約束していた。


     また、セミファイナルでは昨年11月にAEWで一騎打ちを行った秋山準とエディ・キングストンがタッグを結成し、DAMNATION T.Aの佐々木大輔&KANONと激突。秋山とエディは初コンビながら息も合い、秋山がエクスプロイダーでKANONを仕留めた。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 17分29秒

    エビ固め

    ※俺たちのまっどまっくす。ヨシヒコがアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、MAOが第1567代王者となる。
  • アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

    20時24分

    片エビ固め

    ※プレイングマンティスボム。MAOが防衛に失敗、クリスが第1568代王者となる。
  • アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

    20時25分

    エビ固め

    ※ロコモーション式カナディアンデストロイヤー。クリスが防衛に失敗、ヨシヒコが第1569代王者となる。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • フェロモンズvs高木軍全面対抗戦 in HOLLYWOOD

    VS

    • 飯野“セクシー”雄貴

    • 男色“ダンディ”ディーノ

    VS

    11分8秒

    無効試合

  • 第三試合 30分一本勝負

    • LOSE

      アンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレット

    • ニック・ウェイン

    VS

    VS

    11分33秒

    体固め

    ※ブレーンクロー・スラム
  • 第四試合 30分一本勝負

    • LOSE

      ヴァート・ヴィクシン

    VS

    • WIN

      赤井沙希

    VS

    6分9秒

    ケツァル・コアトル

  • 第五試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    • LOSE

      ジョーイ・ジャネラ

    VS

    VS

    15分28秒

    エビ固め

    ※バーニングスター・プレス
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • ドラマティック・ドリームマッチ

    VS

    VS

    10分35秒

    片エビ固め

    ※エクスプロイダー
  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    VS

    • WIN

      竹下幸之介

    VS

    15分16秒

    エビ固め

    ※ザーヒー
  • 竹下がアメリカで初の咲くやこの花同級生対決を制す! 「This is DDT PRO-WRESTLING!」竹下が勝利の雄たけび!

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