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Who's Gonna TOP? 2020

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Who's Gonna TOP? 2020

日時2020年9月27日
会場東京・後楽園ホール
観衆未発表
  • 前説&綱引き抽選会

  • 準烈vsALL OUT、綱引き抽選で対戦カードが決定! 11・3大田区でMAOが復帰決定、勝俣と一騎打ち!

  • 今林アシスタントプロデューサーがリングに登場。観戦にあたっての注意事項、新作グッズ、11・3大田区大会のポスターデザイン発表、リモートサイン会の告知、今後の大会スケジュールをアナウンス。その中で10月25日の後楽園大会では、新型コロナウィルスの感染リスクを最大限回避するため11・3大田区でKO-D無差別級選手権を行う王者・遠藤と挑戦者・佐々木の両選手は試合を行わず公開調印式のみ行うことが発表された。その後、準烈とALL OUTがリングサイドに登場し綱引き抽選が行われ、大石vs竹下、秋山vs彰人、渡瀬vs勝俣の3試合が決定した。最後に今林APが現在、左ヒザ負傷で欠場中のMAOを呼び込み、11・3大田区大会での復帰が決定、勝俣とのシングルマッチが決定したことが発表された。MAOは「言うことは一つです、勝俣瞬馬をぶっ壊す!」と意気込みを語り、そのままMAOの「大田区ですよ。復帰戦ですよ。勝俣瞬馬をぶっ壊す! スタート!」の掛け声で大会がスタートした。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • VS

    VS

    6分45秒

    エビ固め

    ※ダイビング・フットスタンプ
  • 試合前にキャップを被った島谷がマイクを持つと、突如ラップで相手チームをdisり、その勢いで奇襲をしかけるが、1人だけしか向かって行かずあっけなく返り討ちに。そのまま3人から一気に攻め込まれ岡谷からカバーされるも何とかギリギリカウント2で島谷は返す。高尾が場外から岡谷の足を引っ張ると、一気に形勢逆転。DAMNATIONが代わる代わる岡谷を捕まえる展開となる。岡谷がポーリーにランニング・エルボーを決め大鷲に繋ぐと、大鷲が3人を蹴散らしていく。さらに高尾と島谷をルチャで一掃する。大鷲はポーリーにはフライング・クロスチョップを決め、赤井に代わると、ダイビング・ボディアタックで飛び込む。赤井とポーリーが打撃の打ち合い。ポーリーが打ち勝つと、島谷にタッチ。ポーリーと島谷が赤井に合体攻撃。しかし赤井が飛び付きの腕十字でポーリーを捕らえると、島谷は赤井にその場飛びシューティングスター。島谷がフィッシャーマンバスターを放てば、赤井は新人賞。両者パートナーにタッチ。岡谷が高尾をランニング・エルボーで追い込むが、高尾は飛び付き式DDTで逆転。ポーリーと島谷が飛び込み3人でトレイン攻撃を見舞う。3人の連係で岡谷を追い込むが、大鷲がカットに飛び込む。岡谷がエルボー連打で意地を見せるが、高尾はカウンターのランニング・エルボーバット。カウント2。すると高尾がトップコーナーからダイビング・フットスタンプを投下すると岡谷も返せず3カウント。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • お戯れシリーズ第二幕

    7分34秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

  • 試合前のバックステージ映像。ディーノが「てめぇが座ってる第二試合は元々俺のもんだ! 第二試合は俺のイスだ!」と言えば、平田は「お前なんて潰してやる、メインでも休憩前にでもぶっ飛ばしてやる! アイアムカズキ!」と言い、両者第二試合の座を譲る気はない様子。ディーノが狩りを我慢しながら入場、続けて平田が『TOKYO GO!』を踊り切っての登場。ディーノは曲に合わせて練習生を掘っていく。開始のゴングと同時に両者は気合のこもったロックアップ。しかしディーノがグラウンドに持ち込み、罵声を浴びせながら身体をまさぐりながら掘っていく。平田が「もっと来い!」というとディーノはタイツの中に手を入れ直接尻を触っていく。平田がカウンターの低空ドロップキックを決めると、平田がメガネを装着するが、ディーノが急所を掴んで阻止。メガネを取り去ると、男色ナイトメア。カウントは2。ディーノがコーナーに上ると、平田がロープをゆすり、ディーノが急所を打ち付けてしまう。そして平田がシャイニング・スリーパーホールドを決めようとするもディーノは立ち上がる。平田がブレーンバスターで返すと、コーナーに上る。ディーノが追いかけ、ヴィーナスからカリコノクラズム。タイツを下ろしながらコーナーの平田ににじり寄り、股間を押し付ける。ディーノが男色ドライバーを決めるも、平田はカウント1で返す。平田がスライディングキックを打ち込み再びメガネを装着するも、またもディーノが阻止。ファイト一発するも、平田がメガネを装着。『TOKYO GO!』が流れるも、ディーノはタイツを一枚ずつ下ろして打ち込んでいく。改めてメガネを装着して平田が一撃。しかしディーノがカウンターのリップロップ、平田の力が抜けていく。『TOKYO GO!』の音量も下がっていくが、レフェリーが平田の状態を確認し、3度目の手が落ちようかというところで平田が蘇生。『TOKYO GO!』が流れるがディーノがメガネをはぎ取り、男色スープレックス。するとディーノがメガネを装着しヒゲダンスを踊り始める。突如背後にディーノのタイツを履いた平田が現れ、ディーノをバックから掘っていくも、ディーノもバックを取り返すと掘り返す。すると平田がカウンターのリップロック。そのまま奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込み3カウント。改めて平田が勝利のダンスを踊った。
  • 第三試合 60分一本勝負

  • DDT EXTREME級選手権試合~5ロストポイント制

    9分45秒

    TKO勝ち

    ※ギブアップ→5ロストポイント。第48代王者が5度目の防衛に成功。
  • 試合前にルール説明。この試合は通常のプロレスルールによる決着は無く、ロストポイント制が採用され、ダウン、エスケープ、KO、ギブアップ、相手のモノボケで笑った場合、ポイントを失い、5ポイント失った方が敗北となるとのこと。ゴングと同時ににらみ合う両者。アントンがモノボケ用の小道具の入ったボックスに近付こうとすると、青木が阻止。青木がグラウンドに持ち込むと一気に腕十字を極め、アントンが1ロストポイント。アントンがモノボケボックスを飛び付くも、青木が足を捕らえて膝十字。アントンがギブアップし1ロストポイント。アントンがナックル連打し青木を場外に落とすと、渾身のモノボケを披露するも青木は笑わず。青木が組み付くと、アントンがロープを掴んでしまいエスケープと取られ、1ロストポイント。ここで2人はエルボーとナックルの打ち合い。アントンが打ち勝つと、モノボケの小道具を手にし、モノボケを披露すると、青木が笑ってしまい1ロストポイント。青木がスリーパーホールドで捕獲すると、アントンが落ちてしまい1ロストポイント。残り1ポイントと追い込まれる。すると青木が小道具を手にし、アントンに渡す。アントンがモノボケも青木笑わず。青木が小道具を投げ付けてはアントンにモノボケをさせていく。青木は追い込まれるも耐える。3発目でついに青木が笑い1ロストポイント。青木がさらに小道具を叩き付けると、それを拾ったアントンがモノボケしようとしたところで青木が背後からスリーパー。アントンは脱出し、青木をフライングメイヤーで投げ付けると、小道具を手にコーナーに上る。アントンがモノボケしてからダイビング・フィストドロップ。青木が避けてアントンが自爆。青木が両膝を極める変形のレッグバー。アントンが落ちていた小道具でモノボケを連発するも、青木は笑わず。アントンがギブアップし、1ロストポイント。アントンが5ロストポイントとなり、青木が防衛に成功した。
  • 青木が次期挑戦者に高木を指名! 高木がウェポンランブルルールを指定し、11・3大田区でのEXTREME戦が決定!

  • 試合後勝利した青木を今林APが祝福すると青木は「5度目ですよ、5度目。向かうところ敵なし!」と一言。今林APが挑戦者の希望を確認すると、青木は「もうずっと方々からアイツは悪いやつだ、アイツは搾取してるって悪口が来るんですよ。方々から。高木三四郎、そんなところ(解説席)に座ってるよりは、大田区でこのベルトを懸けて、僕と勝負しましょう」と高木を指名。高木がリングに上がりマイクを持つと「青木さん、後楽園ホール大会に出なくなってからしばらく経ちますけど、最初の頃は大社長出ないんだ、とか色々書かれてましたけど、最近は何一つ書かれなくなりました!(会場笑い)」と言うと、青木が「それもう、市場に晒されて、必要とされなくなったってことだと思いますよ」と返すと、高木は「そうですよね、俺はもうこれでいいかなと思ってたんですけど、青木さん、私を必要としてくれてありがとうございます(会場拍手)挑戦させてください!」と受託。青木も「その挑戦、受けます」と合意。しかし高木が「青木さん、そのEXTREMEはチャンピオンがルールを決めていいってことになってるんですよ。何か私との試合に考えてるルールはありますか?」と聞くと青木は「任せますよ。何でもやってやりますよ。矢でも鉄砲でも持ってきてくださいよ」と返答。すると高木は「僕に任せていいんですね? じゃぁ……お互いに公認凶器を持ち寄ってやるルールでやりましょうよ……ウェポンランブルルール! 大田区で闘いましょう!」とルールを提案。青木が「はい、検討します」と言うと、高木は「検討ですか? じゃ、1分以内に決めてください」と青木を待つ。1分経たずに青木は「はい、大田区決定で」と受託。今林APが11・3大田区大会でのEXTREME選手権試合、青木vs高木、ウェポンランブルルールを正式決定した。

    【試合後のコメント】
    アントン やっぱね、青木真也、ヒヨったってところありますよ。だってまだまだ箱の中にはあんだけたくさんのモノがあるんだから。まだまだいけるんですよ、自分は! でも、アイツはあそこで恐怖を感じたんですよ! 恐怖をね。だから私、モノボケしようとして、アイツが首を絞めてきたけど、本当に怖がったのは青木真也ですよ。かつて彼をここまで怖がらせた男は…お嫁さんぐらいしかいないと思いますよ。
    ****

    ――試合を振り返って。
    青木 何やってんだって。今月、MMAもやって、これもやって、落差がスゴイですよね。対局にある。やっぱり自分が表現したいことというか、物事の面白さはやっぱり幅だと思うんで。それが好きを通じて出せたんじゃないかなと思いますけどね。強かった、2人とも。
    ――11・3大田区で高木選手を相手にウェポンランブルでのEXTREME級選手権試合となったが。
    青木 お互い今から何を持ってくるか考えますよ。ヤツの急所をいくつか握れてるんで。それをちょっと突きたいなと思います。
    ――高木選手の急所を持っている。
    青木 いくつか持ってますからね。
    ――かつてウェポンとして人が出てきたこともあったが。
    青木 人はもちろん。仲間みたいなもんですから。高木さんもお仕事忙しくて、家に帰れない日々が続いていると思いますから。僕も……仕事忙しくないですけどね。一人で暮らすことに慣れてきましたから。どっちが先輩か後輩かわかんないですけど、俺たちはファミリーですから。今から始まってますよ、試合は。
    ――アントンのモノボケの威力は?
    青木 強かった、思ってた以上に。あれ、ズルいよ。強かったね。
    ****

    高木 突然振られたからビックリしましたけど、正直、6月に復帰して、しばらく体調のこともあったし、経営のこともあったんで、あまり表に立つつもりはなかったけど。今日も第1試合から第3試合までずっと解説やってたし、最近は解説も多くなってて。でも、その状況にファンのみんなも当たり前だと思っていて、その状況に自分の中で「これでいいのかな」みたいに思ってたんですけど、青木真也選手から声をかけていただいて非常に嬉しいです。本当に感謝してます。プロレスラーって基本“かまってちゃん”な生き物なので、構ってくれないと「これでいいのかな」と思ってしまう部分もあるし。そういう意味で青木真也選手に構ってもらえて、非常にありがたいです。だけど、やるからにはそのベルトはもともと俺が作ったベルトだし、その歴史に則って、このベルトを私が獲って再び輝かせてみせますよ。
    ――青木選手はコメントで高木選手の急所となるウェポンを持ってくると含みを持たせていた。
    高木 申し訳ないけど、こういうウェポンを持ってこさせたら、俺の右に出る者はいないから。ハッキリと言って、青木選手がリング上でひっくり返るくらいのウェポンを持ってきますよ。今日はモノボケして多少笑っていたけど、青木選手がウェポンを見てひっくり返るぐらいのを持ってきます。
    ****
  • 第四試合 60分一本勝負

  • KO-Dタッグ選手権試合

    11分0秒

    体固め

    ※投げっぱなしパワーボム。第67代王者組が7度目の防衛に成功。
  • ノーチラスの入場時にドリューがノータッチ・トペコンヒーロで飛び込み奇襲。クリスが机を持ち出し、鉄柵に立てかけた机に上野をBTボムで叩き付ける。続いて吉村を机の上に寝かせると、ドリューがコーナートップからダイビング・ボディプレス。クリスが上野を入場ゲート付近の壁に叩き付ける。ドリューがリング内に吉村を戻すと、ようやく開始のゴング。ドリューがカバーもカウント2。ここからドリューとクリスが吉村を捕まえていく。吉村が逆転し上野にタッチしようとしても上野はコーナーまで戻っておらず。吉村が捕まる時間が長くなっていく。吉村がようやく上野にタッチを繋ぐと、上野がドリューにエルボーを連打。上野がコーナーに上るとドリューが追いかける。しかし上野がサドンインパクトでターンバックルにぶつけると、ミサイルキック。クリスには高い打点のドロップキックを決めていく。コーナー上の上野にドリューが飛び付いての雪崩式フランケン。カウント2。クリスとドリューが連係を狙うも、上野が2人まとめて蹴散らし吉村にタッチ。吉村が2人を串刺しで圧殺すると、ドリューをブレーンバスターでクリスに投げつけていく。クリスが吉村に飛び付きのオクトパスストレッチ。カットに入った上野にドリューがキャトルミューティレーション。2人同時に関節技を極めていく。吉村がクリスを抱え上げて、ドリューにぶつけてカット。クリスのエプロンからのカッター吉村がキャッチして、そこに上野がダイビング・ボディプレスを投下。カウントはクリスがカット。クリスが巧みにレフェリーの死角を突いて吉村と上野に急所蹴り2連発。クリスとドリューがコードブレイカーとダイビング・スレッジハンマーの合体攻撃。ドリューがレッドドラゴンを投下しクリスがカバーもカウント2。ドリューがレフェリーを振り払いダウンさせると、リング下からイスを持ち出す。クリスが吉村を羽交い絞めにするが、吉村がかわすとドリューのイス攻撃がクリスに誤爆。吉村がラリアットを叩き込み、上野がダイビング・ボディプレスで援護、吉村がカバーもカウント2。吉村がパワーボムを狙うが、クリスは丸め込み。カウント2。クリスがチョップ連発も吉村はカウンターの払い腰。続けて吉村が投げっぱなしパワーボムを決めると、クリスも返せず3カウント。
  • 吉村がクリスのUNIVERSALに挑戦表明、10・10TV SHOW!でのタイトルマッチが決定! 10・25後楽園にてノーチラスvsEruption、KO-Dタッグ&KO-D6人タッグ、2試合連続でのタイトルマッチが電撃決定!

  • 試合後吉村がマイクを持ち「勝ったぞー! タッグタイトルで俺が獲るの久々です。いつもありがとうございます(上野と握手)まだまだ防衛続けましょうね。ドリューさん、リング上では初めまして。相変わらず凄いレスラーです、またやりましょう(リング下のドリューと握手)ありがとう! クリス、相変わらず強いっすねー、でも相変わらずやってて凄い楽しいんで、また一緒にやってくれますか?(クリスに握手を求める)シェイクハンド!(クリスがゆっくりと握手)っていうことで! 俺がそのベルト(UNIVERSAL)に挑戦するぞ! な、ええやろ、今林!」と言うと、今林APが今日勝利した実績から吉村の挑戦を認めようとするとクリスがマイクを持ち「ごめんね、日本語わかりません。ありがとうございます」と帰ろうとすると、突如今林APが「シャラップ! クリス! ヨシムラ、ウォンツ、トゥ、チャレンジユー! UNIVERSALタイトルマッチ、オクトーバー、テン! イン、TV SHOW! イッツ、オフィシャル!」とたどたどしい英語でUNIVERSAL戦を10・10のTV SHOW!で行うことを強制決定。クリスが「エイゴワカリマセン!」と言うも後の祭り。クリスが「はい、そーですね、頑張って……」と渋々吉村と握手。タイトルマッチが正式決定した。クリスとドリューが退場すると、上野がマイクを持ち「あの2人はイギリスからこの日本まで来てくれて、我々は大阪から東京まで出て来まして、今日は大阪の勝ちということなんですけども、ありがとうございます!」と言ったところで花道からEruptionの3人が登場。上野が「あら、坂口さん率いるEruptionのみなさんじゃないですか。人が思い出に浸ろうとしてる時に今日はどうしたんですか?」と聞くと坂口は「おい、上野、この前俺のいない板橋で散々言ってくれたらしいじゃねぇか。お前、俺の目の前でも同じこと言えんのか?」とにらみを利かせる。すると上野は「あえて言わせてもらうならですね、僕は坂口さんがいる時に言わないんじゃなくて、僕が言った時に坂口さんがいなかったんじゃないでしょうか?」と言うも、坂口は「うるせぇなてめぇこっちの事情なんだよ!」と聞かずにすごむ。上野は「あの時板橋で樋口さんと赤井さんが僕たちのベルトではないですけど、僕たちのタッグチームに挑戦して、赤井さんが辛くも敗れてしまったわけなんですけども、僕たち6人タッグに挑戦させて欲しいです、って言ったら、坂口さんがいないと決めれない、って聞こえたんで。今日は坂口さんがいるみたいなんですけど、どうですか僕たちにそのベルト(KO-D6人タッグ)に挑戦させてくれませんか?」とKO-D6人タッグに挑戦表明。坂口は「やる気あんのか?」と言うと、上野は「聞いてました? 今? 挑戦させてくれませんか?」と改めて聞くと、坂口は「いいよ、あと一人誰だよ。誰連れてくるんだよ?」と聞くと、上野は「あと1人はですね、心の中で決めてます、吉村君にも相談して決めてます。平田さん!」とセコンドについていた平田を指名。驚きの表情の平田がリングへ。上野は「平田さんはですね、期待の中堅レスラーからですね、これからどんどん頑張っていくために、その一つとしてKO-D6人タッグ、平田さんのためにも、僕たちノーチラスのためにも、DISASTER BOXのためにも、もらおうかなって思ってますので、この3人で挑戦します」と宣言。坂口は「おい、平田、自分の口で何か言うことねぇのか?(平田「ねぇよ!」)おめぇの覚悟くらい知りてぇだろ。言っとくぞ、踊って獲れるほど、この6人のベルト甘くねぇからな。踊るなよ?」と釘を刺すと、平田がマイクを持とうとするのを上野が遮り「平田さんが言うことなんて一つもないんですよ! そら、まぁこの6人タッグ選手権、踊ったら坂口さん笑っちゃうから、踊ってあげないですけど、我々6人タッグ必ず獲りますよ」と言うと、坂口も「わかった、飲もう。でもそっちの事情な」と言えば、上野は「折衷案な気もしますけど!」と言い6人タッグのタイトルマッチを両チームが合意。すると坂口は「今度はこっちの事情、飲んでもらおうか。お前らのタッグベルト、俺と樋口に挑戦させろ」とKO-Dタッグに挑戦表明。上野が「じゃ、このベルトに、坂口さんと樋口さんが挑戦どうしてもしたいってことで大丈夫ですか?」と念を押すと、坂口は「うるせぇ! 挑戦させろって言ってんだよ」と言うと、上野は「坂口さんがどうしても挑戦させてください、お願いします、って言ってくれたんで、いかがでしょうか、今林さん!」と今林APに話を振る。今林APが「両チームがいいのであればタイトルマッチ決めさせていただきますけども、日程に関しては2大会必要となって来るので調整をさせてください。これから決めさせていただくんでお待ちください」と言ったところで、坂口は「なんだよ調整調整って、めんどくせぇからよ、来月の後楽園1日でやっちまえばいいじゃねぇかよ! まどろっこしいんだよ、いちいち!」と1大会での2大タイトルマッチ同時開催を要求。すると上野は「何勝手に決めてくれてるんですか!」と戸惑うも、今林APは「次の後楽園ですか!? 2つのタイトルマッチを1日でやるってことですか?(坂口「その方が手っ取り早いだろ」)どうでしょう、ノーチラスのお二人? やるとしたらどっちかを第一試合で、どっちかをメインとかでやる感じだと思うんですけど……」と言ったところで、上野が「まどろっこしぃっ! やるって言ってるんだから! 言ってないけど、まだ! やる気持ちなんだからこう言ってても! そんな、2試合連続でやったらいいでしょ!」とタイトルマッチ2連戦を逆要求。坂口も「面白いよ」と笑みを浮かべ、これを受けて今林APが史上初となる10・25後楽園でのKO-Dタッグ、KO-D6人タッグの連続での防衛戦を正式決定した。上野が「我々は、この平田さん以外は、余裕の笑顔で、坂口さんたちの挑戦をガッチリ受けて、我々がそのベルトにも挑ませていただきます。タッグ、6人タッグ、どっちもいただきます、よろしくお願いします」と言えば、坂口も「楽しみにしてるよ。戦争だ」と言って両チームが刺殺戦を繰り広げた。

    【試合後のコメント】
    クリス イタイ、イタイ。最初のテーブルはドリューのアイデアだったけど……。
    ドリュー クリス、ごめんね。俺はこれからすぐに名古屋にいかなきゃ。
    クリス ナンデ?
    ドリュー サンニン、オレトバラモンブラザーズ。レッツ・ゴー。
    クリス イイヨ。
    ――今日は負けてしまったが、このタッグは続けていきたい?
    ドリュー クリスにヨシムラを倒して防衛してもらったら、また2人で組んで。
    クリス デブのヨシムラを倒します。ヨシムラは120キロあるけど、俺の大好きなファミチキを毎日食べて体重増やして、吉村に対抗したいと思います。ファミチキに新しくブラックペッパー味が出たんだよ。あれはケンタッキーの味に似てるから、アレをいっぱい食べるよ。ガンバリマス。


    坂口 リング上で言った通りだよ。ナメた口利きやがって。勝負してやるよ。ついでにオマエらのベルトも俺と樋口でもらう。一気にやっといたほうが、お客さんもおもしれえだろ。なあ? エキサイティングな感じでいいじゃん? 上野も揉まれてきただけあって、ずいぶんと気が強くなったな。
    赤井 前回の板橋で直接やられちゃったのは私なので、自分の手で返したかったんですけど、タッグは坂口さんと樋口クンに任せて、自分は6人タッグのベルトを防衛して、いけずな口ばっか利く上野君から直接取ってやりたいと思います。
    樋口 あとは決まったんだから試合で結果を出すのみですね。それだけですね、自分は。
    ――2試合連続となったが。
    坂口 めんどくせえだろ。1試合目でやってしばらく開けるとか。セッカチだから我慢できねえよ。お客さんもレモンサワー買いにいってる暇なんかねえよ。あ、いま売ってないか。
    赤井 今、売ってないです。
    坂口 じゃあいいよ。
    ****

    上野 吉村クン、どうぞ。
    吉村 久々に自分が勝つことができて、すごく今、清々しい気持ちです。クリスもドリューもやばいですね。イギリス人?
    上野 厳密にはUK。イングランドとイギリス。
    吉村 ちょっと難しいわ。すごい楽しかったです、ありがとうございました。
    上野 どういたしまして。吉村クンはこう言ってますけど、僕が勝てたりすることも吉村クンが勝ったりすることも、このタッグは2人で勝つものなので、今日は2人で勝ちましたけど、吉村クンが勝ちましたんで。吉村クンは次はUNIVERSALですね。
    吉村 はい、UNIVERSALです。勢いで言っちゃいました。でも1回挑戦して、その時は4WAYが3WAYになって、実質あの時はクリスに負けたようなものなので、ここで一発借りを返したいというのはあったので。絶対日本語わからないというのもわかってたんで、わからないやろうなと思って話し続けました。最終的には今林さんが華麗な英語で決定してくれたんで。
    上野 厳密に吉村クンの日本語もちょっとおかしかった。
    吉村 おかしくない。
    上野 「ということで」ってどういうことやろうと思ってってんけど。
    吉村 もう一回やろうって握手した、決定で「じゃあやってくれんねや」って「じゃあそのベルト懸けよう」って。
    上野 ……平田さん、聞いてます?
    平田 聞いてますよ!
    上野 そのUNIVERSALが決まりまして、次はEruptionが何をしに来たのか、来たらですね、6人タッグもタッグもやることが決まりました。坂口さんの独断で2試合連続になってしまいましたけど、我々はピチピチなんで。24歳のタッグなので。
    吉村 25ですね。
    上野 我々はチーム何ですか?
    平田 あ、俺?
    上野 チーム何ですか?
    平田 チーム……え~、チーム……。
    上野 今日のツイッターで発表しますので。我々は坂口さん大好きEruptionを倒したいと思います。
    ――今日はハードコアを仕掛けられたが。
    上野 ハードコアを仕掛けられたというか、反則でしかないですよ。厳密には試合始まってなかったけど、イスも使ってたし、チ●コも蹴られましたし。でも、我々のレスラーの歴史にはない2人なので、それはイギリス人で日本じゃないところで闘ってきたというのもありますし、ハードコアなことをしてくるとか、その歴史もありますし、非常に新鮮で。血ももらっちゃいました。ドリューの血です。
    吉村 まったく同じ気持ちです。一言一句違わず全部同じ気持ちです。
    上野 血ももらってますから。6人タッグはこの3人で坂口さん、樋口さん、赤井さんとやるわけなんですけど、タッグはその赤井さんの雪辱を果たすのかと思いきや、坂口さんと樋口さんで来てくれるみたいなので、そこは喜んで赤井さんなしのEruptionと闘ってやりたいと思います。
    ****
  • セミファイナル 各10分一本勝負

  • 準烈vsALL OUT3対3綱引き戦!

  • 一本目

    • WIN

      竹下幸之介

    VS

    VS

    9分55秒

    カバージョ2020

  • ALL OUT、準烈の順にチーム全員が入場。大石と竹下以外はリングを降り、リングサイドのイスに着席する。開始のゴングと同時に2人は足を止めてにらみ合う。大石がヘッドロックで竹下を追い込む。返した竹下がタックルを見舞うが大石は倒れず。腕の取り合いの中、竹下が上四方の体勢で何度もフォールをしていく。一進一退の攻防。次第に竹下がペースをつかみ、エルボーで大石を追い込む。竹下がボディスラムで叩き付けると、大石は下から膝十字で捕獲。解除して膝を叩き付けてから再び膝十字。竹下はロープに逃げる。大石がスワンダイブ式低空ドロップキックを決めると竹下は悶絶。竹下がカウンターのアームホイップを決めようとするも大石はコブラツイスト。さらにフジヤマ・ニーロックにいくも、竹下はすぐにロープへ。大石のスイングDDTを竹下は途中で止めると、投げ捨てるようなボディスラムを決めていく。さらに竹下はフライング・ラリアットで追撃。カウント2。竹下のビッグブーツを交わした大石は低空ドロップキックからコーナーからの前方回転式スタナー。カウント2で竹下が返す。コーナーに上った大石を竹下が追いかけるが、大石はそのままボディアタックのように押し潰しながら落下。カウント2。立ち上がって打ち合いになるが、竹下がエルボー連打でダウンを奪い、さらにカウンターのラリアットから垂直落下式ブレーンバスターの波状攻撃。カウント2で大石は返す。竹下のジャーマン狙いを大石は丸め込むように膝十字を狙うが、竹下は耐える。竹下がフェイスバスターで叩き付ける。しかし大石は低空ドロップキックから逆打ち。カウント2。さらに直伝トルネードクラッチの体勢に入るが、切り返した竹下が高角度のトルネードボムで叩き付ける。ここで残り時間が10秒となるが、一気に竹下がカバージョ2020で絞り上げると、大石は残り5秒ながらギブアップ。
  • 二本目

    2分19秒

    TKO勝ち

    ※フロント・ネックロック→レフェリーストップ
  • 彰人が奇襲をしかけ開始のゴング。低空ドロップキックを連発。両足を踏みつけ、秋山の足へと集中砲火。彰人の足横須賀狙いは秋山が受け止めると、パイルドライバーで突き刺す。秋山の串刺しニー狙いを彰人はかわすと、低空ドロップキックからゴライアス・バードイーターを狙うも秋山は極められる前に脱出。ここから秋山がニーを連発、彰人の動きが止まるとエクスプロイダーを決めるが、カウント1で彰人は返す。すると秋山は生膝でのニー3連発からエクスプロイダー。カバーにいかず、鬼の形相でフロント・ネックロックで締め上げると、彰人がぐったりと動きが止まる。状態を確認したレフェリーが試合をストップした。
  • 三本目

    VS

    • LOSE

      渡瀬瑞基

    VS

    5分38秒

    エビ固め

    ※バズソーキック。綱引き戦は2-1でALL OUTの勝利。
  • ゴングと同時に渡瀬がエルボー連打で向かって行く。しかし勝俣は渡瀬の攻撃を避けてトラースキックを決める。カウント2。渡瀬の腹に勝俣がカウンターのエルボー。さらにフットスタンプを落としていく。踏みつける勝俣の足をキャッチした渡瀬はエルボー連打から低空ドロップキックを狙うも、勝俣が飛び越えてフットスタンプを落とす。勝俣がコーナーからアウフグースを決めるもカウントは2。勝俣のドロップキック狙いを避けた渡瀬は、場外の鉄柵にカーフブランディングを決め、コーナートップから場外の勝俣にミサイルキックを決める。渡瀬は「秋山だけじゃねぇぞ!」と叫ぶと、会場からは拍手が巻き起こる。リング内に戻ると、勝俣がカウンターの延髄斬り。しかし渡瀬も腕をクラッチしてのDDTを返す。渡瀬のバックドロップ狙いを勝俣が押しつぶすと、ストゥーカ・スプラッシュを決めるが、渡瀬が体を入れ替え押さえ込み、カウント2。渡瀬がバックドロップの体勢になるも、堪えた勝俣が張り手の連打。渡瀬がカウンターのジャンピングハイキックから高角度のバックドロップをついに決める。しかしカウント2で勝俣が返す。渡瀬がタイガーの体勢になるも、勝俣は丸め込み、カウント2。ここで勝俣がロコモーション式の横入り式エビ固めを連発。渡瀬はなんとかカウント2で返すが、間髪入れずに勝俣がバズソーキックをぶち込みそのまま押さえ込み3カウントを奪った。この結果により綱引き戦は2-1でALL OUTの勝利となった。
  • 綱引き戦を勝利したのはALL OUT! 竹下が準烈とALL OUTの対抗戦は一区切りを宣言し、いよいよ秋山に照準!

  • 準烈が退場すると竹下がマイクを持ち「これで3vs3、しばらく準烈とはええやろ。ALL OUTの完全勝利で勝ち逃げしましょう!(彰人「ごめんね、俺負けてたみたいよ……」)彰人さんは今日秋山準には負けましたけど、先日見ましたよ、報道ステーション出てるの。報道ステーション出たら勝ちたいなもんでしょ! 自分で言うてて意味わかりませんけど! 僕は11・3の大田区の試合決まってて、あの秋山準とシングルマッチ、2人のカードは……(勝俣を見て)あっ、決まったか! MAO復帰戦! 彰人さんはまだ決まってないけど、こっから勝った勢いで、ますますDDTのトップ狙って、盛り上げていきますんで、引き続きよろしくお願いします! ありがとうございました!」といよいよ対準烈から対秋山準へとシフトしていくことを宣言した。

    【試合後のコメント】
    竹下 しゃー! ALL OUTの完全勝利やろ! ALL OUTの完・全・勝・利・DEATH!( ← 大和田常務)
    彰人 タケ、見てなかかった? 私、もう記憶にないんですけど、私がどうやら負けたらしいんですよ。
    竹下 負けてましたけどギブアップしてません。
    彰人 僕が記憶ないだけで勝ってたの?
    竹下 はい。気絶してただけです。
    彰人 ということは3カウントも取られてないし、ギブアップもしてない。実質、勝ちだな。
    竹下 報道ステーション出てるし。
    彰人 それは置いといて(苦笑)。
    竹下 僕は9分55秒。ぶっちゃけギリギリでした。というのも、僕は15分から20分を得意としてるので、いつものペースで闘おうとしてしまったフシがあります。圧勝ですけど、時間はギリギリ。これは認めます。勝俣に関しては渡瀬に圧勝。完全に試合でも圧勝。場外ミサイルキックとかあったけど、ああいう飛び道具で闘うしかない渡瀬は。勝俣に勝てないから。彰人さんがこの間の名古屋で言ってたけど、「準烈は秋山準だけ」。まさにその通りでしたね。(勝俣に)どうですか? 言わば後楽園のセミファイナルですよ。シングルの順番で言ったら。堂々としたもんやな。
    勝俣 なんだろうね。今すぐ言葉がコメントができないわ。
    彰人 考えてないから?
    勝俣 渡瀬に関しては本当にないんだよ。感じるものが。
    彰人 今日に関しては勝俣クンはものすごく頑張ってくれたし、竹下は当たり前に頑張ってくれてるし、ホントに私が反省します。本当にすいません。完全に秋山準をなめてましたね。
    勝俣 でも勝ったんだよね?
    竹下 チームとしては勝ってるし。
    勝俣 俺も勝ったし。オマエと俺の差は経験の違いだと、それを渡瀬に伝えたい。
    竹下 準烈はなんかリモートで言うてたみたいやけど、ALL OUTに今日の対抗戦で勝てなかったら全員坊主にするって言うてたらしいから。秋山準、坊主にしろよ! 大田区までに。
    彰人 もう坊主だよ(苦笑)。
    竹下 岡谷も坊主にしろよ!
    勝俣 もう坊主だよ。
    竹下 試合出てないけど。
    勝俣 そういうことだよ。一緒にすんな。
    ****

    大石 すいませんでした……。
    秋山 負けたな。
    大石 すいませんでした!
    秋山 秋山準だけじゃないって言うんだったら、勝て。ちゃんと」
    渡瀬 はい!
    秋山 それじゃ言うだけで何もしてない。
    大石 ただ! 作戦通りではあります。
    秋山 君の攻め手は俺の11月3日の大田区に勝つ、良い参考になった。負けはしたけど、あともうちょっと。この前もそうだけどあともうちょっと。今日は何秒?
    大石 5秒でした!
    秋山 5秒我慢しろよ、この野郎。
    大石 すいません。
    ――前回のコメントで3タテできなければ坊主にすると話があったと思うが。
    大石 そうですね……。自分らが負けたので、責任を取って岡谷が坊主にします!
    秋山 俺が急いで坊主にしたじゃない。
    大石 本当だ! そういうことだよ。
    秋山 俺さっきちょっと生えてたから剃ったんだよ。
    大石 確かにさっきよりちょっと短い! 岡谷と秋山さんが坊主にします! すいませんでした!
    ****
  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャル8人タッグマッチ

    VS

    VS

    16分32秒

    クロス・フェースロック

  • 佐々木とHARASHIMAの先発で試合開始のゴング。互角の攻防を繰り広げると、リンダと納谷にタッチ。リンダが納谷に無数のタックルで向かって行くも、納谷は一切倒れず。足を踏んで油断させてからタックルを狙うも逆に納谷にタックルで倒される。リンダがミサイルキックを決め、ボディスラムを狙うも、納谷があっけなく押し潰す。納谷から坂口にかわり、リンダに三角絞めを極めると、#DAMNHEARTSが全員慌ててカットに飛び込む。しかし赤コーナー側も飛び込み#DAMNHEARTSの面々を排除。4vs1でリンダを追い込むも、リンダが同士討ちを誘い、場外に次々落としていく。佐々木のトペスイシーダから遠藤がサスケスペシャルを決めていく。坂口をリング内に戻すとここから代わる代わる#DAMNHEARTSが坂口を捕まえる展開に。坂口が劣勢の状況が続くが、エプロンの樋口の援護を受けてダッシュミドルで逆転。HARASHIMAに繋ぐ。HARASHIMAがT-Hawkに雪崩式ブレーンバスターを狙うが、遠藤がカット、しかしHARASHIMAは遠藤にリバースフランケンを決めると、飛び込む佐々木にはビッグブーツ。改めてHARASHIMAがT-Hawkに雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローを決める。カウント2。HARASHIMAがミドルキックを連発しダウンを奪うと、樋口にタッチ。樋口とT-Hawkが強烈なチョップ合戦。樋口が打ち勝つも、T-Hawkはカウンターの低空ドロップキック。T-Hawkから遠藤に代わり、遠藤がスワンダイブで飛び込むも、樋口はキャッチ。遠藤は脱出すると改めてスワンダイブ式フォアアームを決めていく。遠藤が樋口をトーチャラックの体勢で捕らえるも、樋口は脱出しカナディアン・バックブリーカー。遠藤は丸め込みで返し、そのままゆりかもめで捕獲。カットに入ると、樋口と坂口が遠藤に連係攻撃を見せる。T-Hawkが救援に飛び込むが、樋口はチョークスラムで排除。ここから試合は佐々木vs納谷に。佐々木のタックルを納谷は受け止めるが、佐々木は脱出。佐々木は改めてスピアで納谷を倒す。ここで#DAMNHEARTSメンバーが入り、3人での合体パワーボム。さらに佐々木が納谷をクロス・フェースロックで捕獲する。しかし納谷が立ち上がりコブラツイスト。さらに赤コーナーが飛び込み関節技三重奏。ここでレフェリーの死角を突いて飛び込んだ島谷がカット。#DAMNHEARTSが納谷にトレインを狙うも、納谷が逆にタックルでなぎ倒し、飛び込むリンダは納谷がキャッチ、遠藤にボディスラムで叩き付ける。納谷が佐々木にチョークスラム、カウント2。納谷がバックドロップを決めてカバーも、T-Hawkが後頭部にケルベロスでカット。ここで両陣営が次々と入り乱れる攻防に。最後は遠藤が樋口にカナディアン・デストロイヤーを決め、リンダは場外にトペコンヒーロを決め勝負を託す。リング内は佐々木&遠藤vs納谷の状態に。佐々木が押さえる納谷に、遠藤がハンドスプリングオーバーヘッドキック。佐々木はペディグリーからダイビング・エルボードロップ、遠藤がスワンダイブ式450°スプラッシュ、佐々木がカバーもカウント2。すぐさま佐々木がクロス・フェースロックで締め上げると粘った納谷もギブアップ。
  • 佐々木が遠藤を急襲しDAMNATION追放……しようとするも、メンバー全員から裏切りの一撃、佐々木がDAMNATION追放!

  • 勝利した佐々木がマイクを持つと「あんな寄せ集めじゃ俺たちには敵うわけねぇだろ? こっちにはよ、T-Hawk、リンダマン、チャンピオン・テツヤ、そして、大田区挑戦者、絶好調の……ラッセといえば絶好調!のこの俺佐々木大輔がいるんだよ。おい、テツヤ、何度も言うけどな、俺はな、絶好調……ラッセといえば絶好調! 俺はラッセだ! 今の俺はラッセだ! 痩せてた頃のラッセだ! てめぇ、ベルトを磨くのが足んねぇんじゃねぇのか? 俺がそのベルト巻くんだ、磨いとけよ、テツヤ」と言って遠藤にマイクを渡す。遠藤は「カリスマ、またその話すか? もう聞き飽きました。絶好調とか調子いいとか、今の俺は千倍だ、とかそんなのは聞き飽き……」と言ったところで背後から佐々木が遠藤にローブロー。この一撃で遠藤はダウン。会場に衝撃が走る。佐々木が再度マイクを持つと「ガタガタうるせぇんだよ! テツヤ! てめぇが俺の名前を出して、俺を挑戦者に指名した時から、決めてたことがあんだよ。テツヤ、DAMNATION追放だ! お前らやっちまえ!」と言って遠藤にストンピングを浴びせるが、#DAMNHEARTSの面々は一切追従せず。佐々木が「来い来い」と手でアピールするが誰も身動きもせず、するとなんと背後から島谷が佐々木に看板で一撃。さらにT-Hawkは佐々木にナックル、リンダがジャーマン、高尾がジントニック、最後にはポーリーがラリアット。ここで起き上がった遠藤が佐々木の急所を蹴り上げ、旋回式トーチャラックボムで叩き付ける。会場は騒然。遠藤は「カリスマ、いや! 佐々木大輔! 俺もよ、考えてたことがあんだよ。あんたと同じで、指名した時からあんたを追放する、そう考えてたんだ。佐々木大輔はもうDAMNATIONには要らない。何が起こってるか、わかってないようだな? 俺もあんたと全く同じことをしたんだよ。あんたの考えてることなんてな、全てお見通しなんだよ。これから、DAMNATIONは佐々木大輔抜きでやっていく(一部から拍手)いいかよく聞け!(佐々木の耳元で)俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない、媚びない、衰えたカリスマは即追放……このマザーアースは俺たちDAMNATIONを中心に回ってるんだ。覚えとけ」と吐き捨てるように言うと、虫の息の佐々木を無理やり引き起こして見世物にするように#DAMNHEARTS全員でポーズを決めた。#DAMNHEARTSが退場しても佐々木はリング中央で大の字。松井レフェリーや練習生が駆け寄り、介抱されながらリングを下ろされると、借りた肩を払い除けてふらつきながら花道を独り下がっていった。

    【試合後のコメント】
    遠藤 いやあ、スッキリした。どうだ、ノブ。看板でぶっ叩いてやった気分は。
    島谷 サイコー!
    リンダマン 前出て言えよ。今までうっ憤溜まってんだろ?
    島谷 サイコーだよ! 根絶やしだ、根絶やしだ!
    遠藤 佐々木大輔に対する恨みつらみ……オマエを超えるとか、そんなのどうでもいいんだよ。大田区、オマエのキャリアを終わらせてやるからな。ポーリー、意味わかってる?
    ポーリー アー!
    遠藤 泣いてるのか!?
    リンダマン わかる、わかる。最初に佐々木大輔に遠藤哲哉を追放しようと言われたけど、遠藤哲哉にも佐々木大輔を追放しようって言われたから、みんなで俺たちは遠藤哲哉を選んだんだってことですよね。
    ポーリー アー!
    リンダマン だってよ!
    遠藤 アイツがやってくることなんかすべてわかってんだよ。
    リンダマン やっちまおうぜ。
    T-Hawk LINEグループからも追放でしょ。
    リンダマン ブロックだ、バカヤロー!
    T-Hawk フォロー外せよ。
    リンダマン もともと一回もLINEしてこなかったからなあ、アイツはよぉ! もともとブロックみてえなもんだけどな。
    T-Hawk そういう時代だ。ノブも今日のために絞ってんだよ、グッドシェイプだ!
    島谷 いつでも準備できてるからな、コノヤロー!
    リンダマン 大田区の次は佐々木大輔vs島谷常寛、チェーンデスマッチか!?
    高尾 久々にカリスマにジントニック決めたらテンション上がってるよ!
    リンダマン ジントニックはいいけど、ジントニック飲んでバイク運転するなよ!
    島谷 これから佐々木大輔をツマミにして飲みにいくぞ!
    リンダマン 次の大田区はこの大悪党、遠藤哲哉がこのベルトを必ず防衛してやるから、楽しみにしとけよ!
    ****

    佐々木 ……やってくれたな、遠藤哲哉! 遠藤哲哉がDAMNATION? ちげーよ。DAMNATIONは俺だ。追放されたのはアイツらだ! 俺は人徳もないから、これからは一人でやっていくからな! 俺が一人でDAMNATIONだ! 遠藤哲哉、そしてそのほか、全員許さない! ズタズタに引き裂いて、ここに並べて土下座させてやるぞ! おーい! ふざけんじゃねえぞ! やってくれたな、おい!(コメント幕を倒して叫んで退席)
    ****

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