前説
樋口&赤井でオープニングコール!
7ヵ月ぶりの名古屋大会のオープニングコールを任されたのは樋口&赤井。赤井「久々の名古屋ということで皆さんに会えることを楽しみにしていました。今日の自分たちの対戦相手は準烈の2人なんですけどTシャツが新しく出るとか言ってテンション上がってそうだったんですけど、ウチらがぶっ潰してやりましょうね」樋口「久々の名古屋開催でこうやって開催できることが嬉しいことであります。今日は皆さんに楽しんでいってもらいたいと思います」最後は2人で「DDT名古屋大会スタート!」と拳を突き上げた。
オープニングマッチ 30分一本勝負
中村はデビュー戦以来の吉村とのシングルマッチ。吉村のパワーに押される中村。何をしてもビクともしない吉村に苦戦を強いられたが、ブレーンバスターを着地するやホイップ式のドロップキックで形勢逆転。スワンダイブミサイルからミドルキック連打で吉村に襲い掛かる中村。しかし吉村は逆水平で動きを止め、さらにミドルの蹴り足をラリアットで撃墜する。中村は諦めずハイキックからウラカンラナもカウント2。吉村はショルダーアタックから串刺しラリアット、垂直落下式ブレーンバスターから最後も右腕を振りぬいて勝利した。
第二試合 30分一本勝負
井上リングアナから昨今の情勢を踏まえてお客様を狩ることを「我慢している」とアナウンスされたディーノ。いつものキスができず悔しい想いをしながらリングイン。最後にクリスが登場するとディーノは大興奮。クリスはディーノとのタッグを早々に拒絶する。ディーノが平田に男色殺法もクリスは「ダメ! レスリング!」と注意。しかしディーノはお構いなく男色クロー。これはクリスがやめさせる。強引にディーノからタッチ権を奪ったクリスが平田に変形のテキサスクローバーもディーノがクリスの体を触りまくる。誤爆に乗じて抱き着かんとしたディーノ。クリスはもはやあきれてタッチすら拒否。苦しいディーノは2人まとめてコンプリート♂ショットを決めるとクリスに「名古屋のお客さんはアンタのファイトに期待している!」と訴え、さらに手拍子を起こさせると、クリスがようやくリングイン。クリスが一気呵成の攻めも平田のバックを取った際に、平田は「この体勢は俺ごと掘れ?」。さらにそこに大鷲、木曽レフェリーも加わって平田は「この体勢はまとめて掘れ?」。理解できてないクリスにディーノは「まとめて掘れ!」を言わせると、クリスのケツを己の股間で突いていく。ディーノはコーナーで尻出し。大鷲が地獄門に吸い込まれ、平田を投げんとしたクリスが地獄門へと吸い込まれダウン。平田はディーノの尻を手刀で叩き割ると、メガネをつけてダンス。これはディーノが男色クローで阻止し、メガネをタイツの中にイン。平田を男色ドライバーで仕留めんとするが、平田はタイツの中でメガネを装着することに成功してダンス。その背後からメガネをつけたクリスが現れ、平田のケツを股間でついていくと、弱った平田にディーノがリップロック。クリスがオクトパスストレッチで仕留めた。ディーノから握手を求められたクリスはこれを叩いて拒否も、頬にキスをしてディーノを喜ばせた。
第三試合 30分一本勝負
樋口が岡谷を子供扱い。逆水平、ショルダーアタック、ボディースラムと攻め立て赤井とタッチ。サッカーボールキックで続く赤井だが、ロープに向かって走ったところを渡瀬に蹴られて交替。替わった渡瀬がニードロップ。さらにコーナーに控える樋口にも攻撃し、岡谷とともに赤井を捕まえる。渡瀬のドロップキックを食らっても赤井は張り手で抵抗。張り返す渡瀬にソバットを見舞った赤井がミドルキックから両ヒザ式のJKを決めてようやくピンチを抜け出すと、替わった樋口が一気呵成の攻め。渡瀬もコルバタからドロップキックを放って岡谷とタッチ。ネックブリーカーからさらに渡瀬のドロップキックとブルドッキング・ヘッドロックの合体技。ノーザンライトSHも渡瀬のジャンピングハイのアシストから決めてみせるも赤井がカット。樋口がアバランシュホールド。これは渡瀬がカット。樋口の逆水平+赤井のミドルから赤井が渡瀬をビッグブーツで場外送りにするやエプロンPK。リング内では丸め込みで粘る岡谷をショートレンジラリアットで黙らせた樋口が変形の逆エビで捕まえてギブアップを奪った。
第四試合 30分一本勝負
名古屋名物!どえりゃあスペシャルシングルマッチ
※ジントニック
リープフロッグで転ばなかったアントン。腰を痛めて「タイム」のTを見せておいてのタイムアタック。高尾もタイムの意味で「T」を腕を作って見せると、アントンは「パクリ」の「P」を見せていた。。ニーアッパーで高尾を場外に出したアントン。トペを狙うもキャンバスに躓いてヒザを強打。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話し出すも内容は玉木宏ではなく下ネタ。サミングは高尾にかわされて急所蹴りを狙われるも、アントンがキャッチしてドラゴンスクリュー。シャイニングごんぎつねは高尾が回避し執拗に急所を狙う。さらに急所蹴りはアントンが太ももで足を挟んで捻る。アントンがバイオニックエルボーからダイビング・フィストドロップは高尾がかわしてレフェリーのブラインドをついて急所蹴り。ジントニックを決めて3カウント。
セミファイナル 30分一本勝負
佐々木と遠藤は合体曲で入場。レフェリーチェックを受けているDAMNATIONがHARASHIMA組に襲い掛かって開始のゴング。リングに戻ると遠藤が捕まる展開。このピンチに佐々木がエプロンから介入。ポーリーがエプロンでのボディープレスを浴びせて流れを変える。打って変わって上野がローンバトル。上野はドロップキックで反撃の狼煙。納谷がパワー殺法。HARASHIMAもポーリーにダイビング・カンフーキックで続く。ポーリーもフィッシャーマンで返すとHARASHIMAがジャンピングハイ。ポーリーがテーズプレスで戦況は佐々木vs上野。上野の裏投げからのカバーは遠藤とポーリーがカット。佐々木がクロスフェースもHARASHIMA&納谷がピンチに急行。上野はスーパーパワーボム狙いをコルバタで切り返すと納谷と交替。上野の馬跳びコタロークラッシャーからHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス、納谷がエルボードロップを放つもこれは佐々木がカット。納谷のヒザに苦しめながらもDAMNATIONはHARASHIMAの蒼魔刀の誤爆を誘うことに成功すると、遠藤が納谷にトーチャーラックボム。最後はシューティングスターを投下して勝利。
「千倍調子がいい」(佐々木)「千倍じゃ足りない」(遠藤)
試合後、佐々木がマイクを取る。佐々木「オマエもあんなでかいの投げて調子いいみたいだけど、俺はオマエの千倍調子がいいぞ」遠藤「カリスマはいま千倍調子がいいと言ってましたが、千倍調子がよくてそんなもんですか? 俺はまだまだいつも通りやっただけですよ。カリスマ、千倍じゃまだ足りないです。もっと調子を上げてください」佐々木「どうやら、マイクの調子はいつも通りだな」遠藤「……安定のマイクで」佐々木「なんかしゃべれ」遠藤「それとあんたは俺のすべてをわかってると言いましたけど、俺もあんたのすべてをわかってるんですよ」佐々木「…しゃべるのはそれぐらいにしておいたほうがいいんじゃないのか? OK、サンキュー名古屋!」
【試合後のコメント】
佐々木 おい、もうしゃべることはねえぞ。
遠藤 いま何倍なんでしたっけ? 千倍?
カリスマ おう、千倍だよ。
遠藤 おめでとうございます。
佐々木 面白いこと言ってみろ。
遠藤 出た、無茶振り。千倍か…ちょっとまだ足りないですね。1億倍…。
佐々木 足りないだろ、どんどんキテるからな。
遠藤 当日何倍なってるんですか?
佐々木 1億倍だよ。見てただろ。先週の俺と今週の俺、違うだろ。
――今日は誤爆はなかった。
佐々木 誤爆もなかったな。髪も切ったんだぞ。
――短くなった?
佐々木 おう、気づかなかったのか。切ってないからな。それぐらいの勢いで俺は進化してるから。絶好調だ。来週も再来週も、となりにいれば調子ってのはわかるから。
――この言葉をどう思う?
遠藤 言った通り、全部カリスマのことはわかってますから、僕の頭のなかで。カリスマの脳内と僕の脳内はリンクしてますから。
――まだ足りない?
遠藤 うん、何してくるかもわかってるしね。
佐々木 ……。
遠藤 これも僕は読んでましたよ、カリスマが無言になるって。
――調子が上がれば新技も出る?
佐々木 新技も出るだろうし、出ないかもしれないし。現状でいうとアルコールの量が1万倍になってるから。なんだったら現実と、酔ってる時の状態がわからないぐらい。
遠藤 それ、いつも通りじゃないですか。
佐々木 だから新技を考えたってな、覚えてない…かもしれない。覚えてるかもしれない。
遠藤 いつも通りじゃないですか、わりと。
佐々木 いつもの1万倍だよ。俺のメモ帳はメモでいっぱいだから。
遠藤 メモ帳使ってるんですか(苦笑)。
メインイベント 30分一本勝負
秋山と竹下のマッチアップでスタート。腕の取り合い、ショルダーアタックの打ち合いでお互い一歩も引かないまま大石と彰人にスイッチ。ALL OUTが連係で大石を捕まえる。大石は唾吐きからDDTでやり返すと今度は準烈が彰人を捕獲。彰人は秋山の厳しい攻めを耐えてブレーンバスターで投げて竹下と交替。竹下がジャンピングラリアット。ビッグブーツを決めれば秋山がラリアットで返してニーアタック。フロントネックロックをロープに逃げた竹下がドラゴンスクリューからザーヒー。秋山も返す刀でエクスプロイダー。大石が出てくると竹下はスイングDDT狙いをキャンバスに叩きつけ、さらにブルーサンダー。彰人がダブルアーム・スープレックスで続く。足横須賀からの足4の字は秋山がヒザでカット。大石が彰人にランニング・フォアアーム。その大石に竹下が一撃。その竹下に秋山がジャンピングニー。エクスプロイダーから大石がフジヤマニーを狙うも彰人が腕十字に切り返す。丸め込みでかわす大石に竹下がザーヒー。彰人のゴライアス・バードイーターに大石はたまらずギブアップ。
「11・3まで、ピリピリしていきたい」(竹下)「俺が唯一彼に勝てないとしたら、若さだけ」(秋山)
試合後の彰人がマイクを取る。彰人「なんとか意地で勝つことができたって言いたいとこだけど、きょうに関しては竹ちゃんのアシストがなきゃやばかった。本当にありがとう」竹下「正直僕たちALL OUTと今日対戦した準烈の対戦成績は僕たち分が悪いですけど、できてまだ1ヵ月、2ヵ月しか経ってないチームに…僕たち3年半組んでますから。そのチームワークさえあれば、準烈を前哨戦でボコボコにして、そして僕は11・3大田区での秋山さんとのシングル、しっかり完全勝利でみなさんの前に立ちたいと思いますので、楽しみにしておいてください。僕のことはおいといて地元名古屋の彰人選手、きょう勝利を収めただけではなく、なんと我々サイバーファイトの副社長になりました! プロレスラー彰人としてはもちろん……」彰人「リング上ではサイバーファイト副社長の肩書なんて持ち込まないよ。周りがイジる分には好きにしてくれていいけど、自分自身では絶対持ち込まないよ。リング上ではサイバーファイト副社長・西垣彰人じゃなくて、プロレスラー・彰人としてこれからもリングに立ち続けていくので、次また名古屋、今回は何カ月もかかっちゃいましたけど、また2、3ヵ月に1回、必ず戻ってきたいと思いますので、その時は足を運んでください。今日はありがとうございました!
【試合後のコメント】
彰人 今日試合してわかったよ。久々にこうやって対抗戦、前哨戦一緒になってやってやっぱり準烈は秋山準だよ、秋山準。秋山準さえいなければ余裕だよ、余裕。タケちゃんがしっかり秋山さんさえコントロールしてくれれば負けることなんて、ないはずだから。大石さんは別に何も変わっちゃいないよ。
竹下 なんも変わってなかったっすか。
彰人 だからもう、僕らでそこの部分十分だから。竹下はしっかり秋山さんだけ見て、なんなら後楽園の綱引きマッチ、タケちゃん、しっかり秋山さん引いて、そこでもシングルやってください。
竹下 やっぱり次の9・27後楽園は綱引きマッチということで、ぶっちゃけ誰と当たるかわからないんで。でも、前哨戦でもあるけど、なんとなく僕のイメージではALL OUTvs準烈の、チームとしては最終決戦みたいなイメージで臨もうと思ってるんで。2つ勝てばいい…いや、3つ勝ちましょう。
彰人 全部勝って完全勝利で終わろうよ。
竹下 3つ取ったるからな。準烈はきょうTシャツ出たばかりやけど、完全に終わらせるんで。
――秋山と前哨戦を重ねて勝てるイメージはできてきてる?
竹下 勝てるイメージは、そんなんいったら前哨戦一発目からありますよ。勝てると思ってリングに上がってますんで。でも、こういうこともしてくるんだとか、じゃあ俺もこうやって返すぞ、というまだまだ読みあいで、お互いまだシングルとは違う闘いをしてると思うので。正直、前哨戦も大事かもしれないけど、これがすべてだと思ってないので。11・3まで、ピリピリしていきたいと思います。
大石 すいませんでした……。
秋山 我慢足りないよ。我慢だろ、あれ。我慢が足りないな。
大石 辛抱が足りなかったです。
秋山 アイツらの言葉聞こえてきたけど、(大石は)関係ないらしいぞ。何も変わってないって。
大石 いやいや、アイツらが見て変わってるところはないかもしれないけど……。
秋山 変わってねえじゃねえか!
大石 でも、ここ(胸を叩く)が一番変わってるんで。
秋山 変わった? まあ、綱引きマッチ。アイツら3タテと言ってたけど、こっちも3タテだろ。
大石 3タテです。
秋山 誰が来ようと3タテだからな。竹下と当たっても3タテだぞ。
大石 もちろんです、わかってます。秘策があるんで。
――前哨戦を重ねて竹下の変化は感じる?
竹下 それはもう、俺はずっといままで彼とやったことないから、いままでの違いを全部感じてますよ。彼の知らないところばかりだから。ただ、彼も俺の知らないところがある。だけど俺、もうちょっと引き出しあるんで。もしかしたら本番、もうちょっと違う何かがあるのかもしれない、ないかもわからない。やってみないとわからない。俺は彼の動き十分わかったし。俺が唯一彼に勝てないとしたら、若さだけだよ。あとは全部勝ってる、俺が。だから若さでこいよ。若さと勢い。たぶん俺に勝てるとしたらそこしかない。あと何を俺に勝てる? まあ力もアイツ強いよな。
大石 ありましたね。
秋山 アイツのほうが力は強いな。でも、あと自分で、というか彼だけじゃないのよ。俺はほかの選手に対しても、俺に何が勝てんだって、いつも思ってるから。それは別にDDTの選手だけじゃなくて、全日本もNOAHもそう、いたところでは全部そう思ってたから。今もその気持ちは揺るぎないものがあるから。それを若さで叩き潰したら、彼の勝ちだよ。それがなかったら俺の勝ちだよ。それぐらいの若さ、勢い、それを見せてくれれば。それは別に11月3日じゃなくてもいい。今度の綱引きマッチでも、俺と当たろうが誰と当たろうがそのすごさ、若さ、それを見せれば俺の脅威になるだろうけど、それを見せなかったら俺の勝ちだよ。ね?
大石 ええ。準烈は、秋山準だけじゃねえ。秋山準だけじゃねえ。