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闘うビアガーデン2018~KING OF DDT 2018 2nd ROUND~

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闘うビアガーデン2018~KING OF DDT 2018 2nd ROUND~

日時2018年8月4日
会場東京・新木場1stRING
観衆457人(超満員)
  • 前説

  • 島谷&ゆにの乾杯でスタート!

  • 今林久弥APの前説では現在KO-D無差別級王者がサミ・キャラハンなこと、いつでもどこでも挑戦権保持者が里村明衣子、スーパー・ササダンゴ・マシン、高木三四郎なことが報告される。乾杯の音頭は島谷とゆに。ゆにはディーノ&大石戦に向けて「2人ともマットに叩き潰してやります」と小学5年生ならではの意気込み。最後は「DDTプロレス! カンパーイ!」でスタート。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    5分55秒

    体固め

    ※ラリアット。もう1人はマッド・ポーリー。
  • ポーリーの入場中に松永が吉村に襲い掛かって試合スタート。のっけから激しい場外戦。リングに戻るとポーリーと吉村がショルダーアタックの打ち合い。ポーリーがこれを制すも、吉村もすぐさまブレーンバスターで応戦してキャメルクラッチ。松永はその間にコーナーポストを外して「ほどけている」。木曽レフェリーが直している間に松永は吉村、ポーリーにお酒をボトルで飲ませてしまう。松永がポーリーを丸め込むもカウント2。続くラリアットは逆に打ち返されてしまう。リバース・スプラッシュは木曽レフェリーのカウントを吉村が阻止。ポーリーを場外に出すと松永にラリアットをぶち込んで勝利した。
  • 第2試合 30分一本勝負

    • LOSE

      渡瀬瑞基

    • ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイド

    VS

    VS

    4分35秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・ダブルニードロップ
  • 渡瀬&キンケイドが入場したKUDO組に襲い掛かって開始のゴング。場外に出た2人にダブルのプランチャの競演。場外戦からリングに戻ると捕まった岩崎が渡瀬にキチンシンクを見舞ってKUDOとタッチ。渡瀬はそのKUDOに顔面ウォッシュ。さらにキンケイドと合体fromコーナーtoコーナー。続く連係は分断されてしまうとKUDOが渡瀬にダイビング・ダブルニーアタック。カットに入ったキンケイドを岩崎がカット。渡瀬にKUDOがバックスピンキック。岩崎の垂直落下式ブレーンバスターからKUDOがダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。
  • 第3試合 30分一本勝負

    • LOSE

      島谷常寛

    • ゆに

    VS

    VS

    8分36秒

    漢固め

    ※男色ドライバー
  • 試合前にディーノがマイクを取って「さあ、ゆに。夏休みだね。少年が大人に変わるには十分な時間だ。2学期になったら周りが子供に見えてしまう経験をおじさんとしてみないかい?」と呼びかけるが、島谷はそんなことはさせないと「このノブお兄さんがオマエを守る!」と誓って試合へ。ゆにが大石にオールドスクールからドロップキック。ディーノが出てくると島谷がアピールして交替。しかしディーノの男色殺法で青色吐息。島谷はディーノ、大石にドロップキックを見舞ってゆにとタッチ。ゆにがコルバタ。大石がツバ攻撃からディーノとタッチ。ディーノが小学5年生にファイト一発! しかし男色ドライバー狙いは股の下をくぐり抜け、カンチョーからドロップキック。このカバーは大石がカット。大石が「絵日記の宿題に大きな桃と菊をかかせてやる」と言い、ディーノがコーナーで生尻セット。これをゆにがカンチョーで阻止すると抱えられた大石の鼻に指を突っ込んでからコルバタ式DDT。替わった島谷がディーノに攻め立てるも、ディーノもソバットからシャイニングあてがい。ゆにが島谷を救出せんとカンチョーを狙うも誤爆。さらにディーノがリップロックで排除し、島谷に男色ドライバーを突き刺して勝利した。
  • 第4試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    VS

    • WIN

      石井慧介

    VS

    9分41秒

    体固め

    ※高角度ダブルアームDDT
  • エプロンに出された彰人だが、石井をそこでの足横須賀で叩きつけると鉄柱越しでの場外足4の字。リングに戻ると左足攻め。これで防戦の石井だが、カウンターのブレーンバスターで投げ切ると、ステップキックから顔面ニーアタック。彰人はエクスプロイダーニーをかわすとアンクルホールドへ。石井も投げ捨てジャーマンでようやく反撃の狼煙。彰人をコーナーに乗せるも、逆に彰人が捕まえて雪崩式の足横須賀から足4の字固め。彰人が完璧足4の字を狙うが、石井はそうはさせないとばかりに抵抗し、なんとかロープに逃げる。彰人がドラゴンスクリューからニーアッパー。石井は彰人の を阻止するとみちのくドライバーⅡ。彰人もヨーロピアンクラッチで抵抗するがカウント2。それでも最後は高角度ダブルアームDDTで突き刺してフォール勝ち。

    【試合後のコメント】
    彰人 昨日イサミさんと試合して、試合後に「トーナメント勝ち上がって、チャンピオンになって、もう一回やろう」って言ってくれたんですけど、まだ僕にはトーナメント優勝、チャンピオンになる道は遠かったみたいです。もちろんイサミさんともう一回試合するためにも、それから今はベルトはサミ・キャラハンに取られたけど、やっぱり入江茂弘とちゃんとした場所でもう一回、心と心でぶつかり合いたい。そのチャンスを自分で作っていきます。すぐに切り替えるのはできないですけど、このままじゃ終われないです、約束があるので。
  • 第5試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    9分1秒

    片エビ固め

    ※バズソーキック
  • 勝俣が低空ミサイルキックを皮切りに脚殺しを展開。脚をキャッチされたベイリーは勝俣を押し倒してマウントエルボーでやり返していく。ベイリーが垂直落下式ブレーンバスターを決めるがカウント2。勝俣はコルバタ式DDT。続くムーンサルトはベイリーが回避。ライトニングスパイラルは決めさせず、アルティマ・ウェポン狙い。これは勝俣が阻止してファイアーマンキャリーで担ぐも、ベイリーが抜け出してライガーボム。勝俣はジャンピングハイからカサドーラ。ここでマフラーホールドを繰り出すも、最後はベイリーのバズソーキック連打に沈んだ。

    【試合後のコメント】
    勝俣 僕のKING OF DDTが終わってしまいました。くそ、悔しい~。ベイリー、やっぱり強すぎる。でもこのリベンジは絶対にするし……マイク・ベイリー、必ずお前を倒す。KING OFじゃなくても、またシングルやったときに、覚えてろ。二日連続、きついなぁ! このビアガーデン、今のところガイジンしか闘ってないよ。でも明日頑張ります!
  • 第6試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    • WIN

      坂口征夫

    VS

    VS

    9分46秒

    TKO勝ち

    ※変形コブラクラッチ→レフェリーストップ
  • 場外でエルボーの打ち合い。テーブルの脚で一撃を加えてリングに戻り、後から入ってきた坂口の顔面をコーナーで踏みつける。ニードロップからのカバーはカウント2。さらにサミングからのボディースラム。そこから何度も押さえ込むがカウント2止まり。逆片エビは坂口がロープに逃げる。高尾が再び坂口を除外に出すが、テーブルの脚での攻撃をかわした坂口がエプロンに上がってエプロンPK。坂口は払い腰。続くサッカーボールキックを高尾がかわしてドロップキック。背中へのダイビング・フットスタンプはカウント2。坂口はマウントエルボー。高尾もマウントエルボーでやり返してラリー。坂口がミドルキックを決めれば高尾はトラースキックから顔面トラースキック。カバーはニアロープ。ジントニックの体勢は坂口が腕を取って阻止し、逆十字を仕掛ける。高尾がエビで潰すもカウント2。高尾のエンドレスワルツをかわした坂口がスリーパー。高尾が丸め込みで切り返すもカウント2。坂口はカウンターの右ヒザから変形コブラクラッチで絞めあげて勝利した。

    【試合後のコメント】
    高尾 俺は負けてねえからな。レフェリーストップだ。俺がタップしたか。アイツは許さないからな。ダムネの同門対決になるって俺は信じてるよ。負けてねえぞアイツには。
  • 第7試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    10分57秒

    体固め

    ※蒼魔刀

  • 元ディザスターBOX対決。チョップ合戦からHARASHIMAがヘッドロック。さらにショルダーアタックの打ち合いで大鷲が制す。大鷲がチョップからロープ際で顔面踏み付け。大鷲がWARスペシャル。ロープエスケープされてもすぐさま蹴りつける。HARASHIMAのエルボーに逆水平からブレーンバスターで投げてボディープレスを浴びせる大鷲。カウント2で返される。ノド輪はHARASHIMAがかわしてミドルキック3連打。続くファルコンアローはカウント2。スワンダイブ式ボディープレスもカウント2で返される。山折り狙いは大鷲が十字架固めで切り返し、さらにマヒストラル。これもカウント2。延髄斬りからノド輪落としからコーナーに登るもHARASHIMAが蘇生して前蹴り。雪崩式ブレーンバスターで落とすがカウント2止まり。HARASHIMAは山折り。蒼魔刀はノド輪で阻止した大鷲。ランニング・ノド輪落としで叩きつけるとダイビング・ボディープレスへ。しかしカウント2止まり。大「大鷲」コールの中、大鷲はパワーボムを狙う。HARASHIMAがこれをリバース。HARASHIMAのミドルキックと大鷲の逆水平のラリーへ。HARASHIMAが制してカバーもカウント1。大鷲が逆水平からカバーもカウント1。再び「大鷲」コール。ラリアットの相打ちからHARASHIMAが渾身の一発を振るい、ヒザ立ちの大鷲に蒼魔刀をぶち込んで勝利した。

    試合後、HARASHIMAがマイク。HARASHIMA「大鷲さん、ありがとうございます! 今日トーナメントでシングル、まさか闘えると思ってなかったので今日を楽しみにしてました。僕のプロレスラー人生ですごくすごく大きな影響を与えてくれたのが大鷲さんです。たぶん今から12年ぐらい前に闘って僕はいろんなものを得ることができました。楽しかったです。僕は何度でも強い、怖い、大鷲透と組んでも闘ってもいいです。またよろしくお願いします」大鷲「俺は生半可な気持ちで出たわけじゃない。テッペン獲って景色を変えようと思ってたんだよ。でも今日、アンタとの試合、俺の中では決勝戦だ。俺に勝ったんだ。HARASHIMAさん、絶対優勝してくれよ。T2ひーという面白おかしいユニットが残っているんで、この後は敷かれたレールに戻りたいと思います。冗談抜きに今日は最高だったぜ」場内大「大鷲」コールの中、大鷲は退場。HARASHIMA「なかなか世の中は思い通りにいかないもので、僕は怖い大鷲透にいつでも期待してます。さて! 僕も2回戦に勝ったことだし、ここで乾杯しましょう! シビアな2回戦続きますけど、楽しく盛り上がっていきましょう! カンパーイ!」

    【試合後のコメント】
    大鷲 いざリングに上がったら、いろんなものが入ってきちゃって。ただね、12年前、HARASHIMAにベルトを渡して、HARASHIMAはDDTのトップをずっと守ってきた。俺はDDTのもう片っぽのベクトルへ進んだ男。やっぱね、12年守ってきた男の重みは違うって、今日試合して感じて。このままじゃ終われないって部分もあるけど、高木さんが一回戦頑張って、もしかしたら平田がこのまま突き進む可能性もあるし。とにかく俺は今あるものを大事にやっていきたい。
  • 第8試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    7分35秒

    エビ固め

    ※チリドライバー
  • 高梨の入場の際に『ネバギバ☆I LOVE YOU』が流れて、リング上のMAOは困惑。すると入場ゲートから現れたのは大石のNωA衣装を着たKUDO。これに気を取られたMAOの背後を高梨が奇襲して試合スタート。直後の丸め込み連発はいずれもカウント2。その後はMAOがペースを取り戻し、ハリウッドスター式セントーンなどで攻め込む。サイドエフェクトを高梨がかわすと場外戦へ。MAOがヘルメットを被ってタンバリンと布団叩きを手にして売店スペースまで移動。その間も場外カウントが数えられる。MAOが高梨を連れてリングへと戻ったが、それは高梨のコスチュームを着用した中邑珍輔。背後から高梨がMAOを襲って丸め込むもカウント2。MAOがサイドエフェクトを決めるも、直後に高梨が丸め込む。これはカウント2。みちドラⅠ狙いは高梨がかわしてダイヤル固め。タカタニックはMAOがかわしてチリドライバーで勝利した。

    【試合後のコメント】
    高梨 あーくそ、負けた! 全部出して完敗だ! アイツは強え! そんなの最初っから分かってたよ。なんとか切り崩したかったけど……強かった、俺の負けだ! 兄貴!
    KUDO 俺にこんな恥かかせてさ、なんで負けてんだよ!
    高梨 なんでって……答えはこうだ!
    珍輔 イヤァオ!
  • 第9試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    12分41秒

    片エビ固め

    ※シューティングスター・プレス
  • 遠藤が樋口にキャッチされるもコルバタで場外へと送り出し、サスケスペシャル。樋口も場外での逆水平でやり返し、鉄柱へのアバランシュホールド。リングに戻ると樋口が逆水平。遠藤の前転エルボーも樋口がアイアンクローで阻止するとフィンガーロックで押し込んでいく。遠藤はこれをDDTで切り返す。エプロンに出た遠藤を樋口がラリアットでなぎ倒すと、場外に移動してテーブルを持ち出す。それをステージ下にセットすると遠藤を寝かせる。ステージに上がった樋口に遠藤がイスを投げつけてカット。テーブルに樋口を寝かせると柵の上からファイアーバードを投下。リングに樋口を戻すとダイビング・ラリアット。続いて逆水平のラリー。これに打ち勝った樋口に遠藤はスプリングボード・ニールキック。カウント2で返されるとトーチャーラックボムを仕掛けるが、樋口がアイアンクローで阻止。そこから頭突きで黙らせると、高角度ノド輪落としへ。しかしカウント2止まり。樋口がぶちかましからドクターボムを放つもカウント2。轟天は遠藤がデスティーノで切り返すと、コーナーに登る。樋口が逆水平で動きを止めて、雪崩式アバランシュホールドは遠藤がかわしてオーバーヘッドキックからテツヤ・イン・ザ・スカイwith Diamondsへ。カウント2で返されるとシューティングスターを投下して3カウント。

    【試合後のコメント】
    樋口 言い訳はできないけど、本当に両国国技館のメインまで進みたかったし、DDT UNIVERSEとかもろもろ見てる人はわかると思うけど、俺は本当にビアガーデンといえど精一杯やってるつもりだから。今日も精一杯やって、結果がこれだった。悔しいけど、俺の力はまだここまでってことです。また出直してきます。
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    18分53秒

    ミスティカ式クロス・フェースロック

  • リングインした佐々木をアントンがテーズプレスで奇襲。カウント2で返した佐々木が思わず場外エスケープする。リングに戻った佐々木とアントンは腕の取り合い。グラウンドの攻防から佐々木のヘッドシザースをアントンが抜け出し押さえ込むもカウント2。そこから腕を取った佐々木がクロスフェースもロープに逃げられる。佐々木がショルダー・ネックブリーカー。アントンはボディーブローからニーアッパーでやり返して5分経過。フィストドロップからフェースロックで絞るアントン。これを逃れた佐々木がアントンをコーナーに振るとアントンがエプロンへ。アントンはエプロンでリング内の佐々木にスリーパー。佐々木はチンロックで落としてトペ・スイシーダ。リング内に戻したアントンにぺディグリーもカウント2。佐々木はダイビング・エルボードロップ。アントンはこれを察知して間一髪で回避。アントンはTTDで佐々木を脳天から落とすもカバーにいけない。アントンはここ一番のアナコンダバイスを繰り出すもニアロープ。ナックル連打からスリーパー、さらに卍を狙うも佐々木がかわして佐々木式ウラカンラナ。これをアントンが潰して再び卍狙いも、佐々木が丸め込みで切り返すがカウント2。アントンは再びアナコンダバイスへ。佐々木が抜け出してクロスフェース。場内「アントン」コール。アントンが丸め込みで返すもカウント2。佐々木は肘のサポーターを外してアントンとナックルの打ち合い。アントンの渾身のバイオニックエルボーに佐々木は一回転。しかしカバーにいけない。アントンのドラゴン・スープレックスはカウント2。佐々木がトラースキック、アントンが丸め込むもカウント2。再びナックルの打ち合い。佐々木も矢のようなドロップキックを放つとNOW OR NEVER。しかしカウント2。佐々木はミスティカ式クロスフェースでなんとかアントンを退けた。佐々木は倒れこむアントンに何やら語りかけて引き揚げた。

    【試合後のコメント】
    アントン ……特にないです。ありがとうございました……。
  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • トーナメント2回戦

    • LOSE

      タノムサク鳥羽

    VS

    VS

    8分20秒

    片エビ固め

    ※スライディングキック
  • 蹴りにきた鳥羽を丸め込む平田。カウント2で返した鳥羽はすぐさまバックブロー。これはロープを掴んでカウントを阻止した平田だが場外でダウン。鳥羽がリングに戻してパンチの雨あられ。平田は再び場外でダウンしてしまう。鳥羽が鉄柱を背にした平田にパンチ連打。しかし右ストレートはかわされて鉄柱に激突。それでも平田をリングに戻した鳥羽はソバットから右ストレートも拳は痛めている模様。ダウンした平田は9カウントで立ち上がる。鳥羽の首相撲の腕を取った平田がアームブリーカーからエースクラッシャー。鳥羽の痛めた腕へのスプラッシュからさらに絞っていく平田。鳥羽はロープに逃げると、すぐさま右ストレート。平田は再びダウン。鳥羽は起こして首相撲からのヒザ蹴り、カカト落としからバズソーキックで続く。またまた平田がダウン。起き上がる平田に鳥羽がランニング・ニー。しかしこれも平田がロープを掴んでカウントを阻止。平田もキックをブロックしてバックドロップ一閃。カウント2で返されるとワキ固めへ。鳥羽がロープに逃げる。バックドロップを阻止した鳥羽が右ストレート。これでも起き上がった平田がスライティングキック。さらにもう一発ブチ込んで力づくで押さえ込んでフォール勝ち。鳥羽は平田の健闘を称えて引き揚げた。

    【試合後のコメント】
    鳥羽 いや、悔しいっすね。本当は……本当は? 違うな。自分なんか歳ですし、そろそろ死に場所というか死に方というか、どっかで引退をしなきゃいけない、正直。このままズルズルやっても。大きなケガしても怖いし、もうそろそろ引退だったり、ちゃんと考えなきゃいけなくて。そんなときにこのトーナメントのオファーいただいて。正直オファーもらうと嬉しくて(苦笑)。やっぱ楽しいから試合は。またやりたくなっちゃって、どうしよう。ここでキッチリ結果を残せれば、もう一回ちゃんとっていうか、嫁ちゃんと子供たちにいいとこ見せれるような舞台に出れるかなと思って頑張ったんすけど。いやいやいや、やっぱり若さは強いです。今のDDT、みんな若い。体力で勝てない。何も勝てない。さすがっす。でもここじゃ死ねません僕は。死に場所はここじゃなかったってことです。以上です、はい。
  • KING OF DDTベスト8決定! ベイMAO対決! 平田は遠藤と対戦!

  • 試合後、今林久弥APがリングに上がってトーナメント準々決勝の組み合わせ抽選会へ。8選手が揃うとボックスからボールを引いて、以下の組み合わせが決まった。

    ○マイク・ベイリー vs MAO
    ○遠藤哲哉 vs 平田一喜
    ○HARASHIMA vs 坂口征夫
    ○佐々木大輔 vs 石井慧介

    平田がマイクを取ると「まさかのメイン2連チャンでプレッシャーで試合前にバテてたよ。勝ったけどあいまいな記憶しかねえよ! メイン勝った俺、踊ってもいいですかーっ! メインで勝った、踊ったこの記憶を叩き込んで次も勝ってやるからな!」とアピールし、『TOKYO GO』で締めた。

    【試合後のコメント】
    MAO いやはや、初戦で決勝なみにやっちまって完全に燃え尽きてたけど、危なかったですね。1試合で70回くらい負けそうになった。何回も心折れそうになったかもしれない。俺けっこう高梨さんの入場曲好きなんですけどね。待ってたら『ネバギバ☆I LOVE YOU』ですよ。ネバギバ、もう鬱になりそうなくらい聞いたあの曲。ビックリしたよねぇ。ビックリした、急に。世界的に有名な人も出てきて。そんなことはどうでもいいんですけど、次はベイちゃんと。8人の中でよりによってベイリーと私になっちゃった。これは何か感じますね。ディスティニーだね。ちゃんと闘えるかな。この闘いを乗り切ったら、タッグチーム名ちゃんと考えまーす!


    ベイリー MAOはアイシテマス。ワタシとMAOのマッチ、キンチョウします。たぶん、もっとスバラシイマッチ。
    ――勝俣選手は?
    ベイリー シュンマは、いつもツヨイです。


    遠藤 一回戦がゴージャス松野、二回戦が樋口和貞。体重が倍くらい違う相手と連続で当たって。結果は勝ちだけど、一回戦よりはちょとだけダメージが大きかったかなっていう。そこだけは認めようかなと。次は平田一喜。俺はこの業界で二人だけ認めてない先輩がいて、その一人が平田一喜。もう一人はここでは言わないようにするけど。一言いうなら、両国のリングはダンスのステージじゃないぞと。覚悟して来いよ。
    ――逆ブロックには佐々木選手がいます。
    遠藤 そこはあんまり意識してなかったけど、決勝でカリスマと当たれれば一番いいかなと。DAMNATIONはタッグのベルトもこの前落として、ベルトから遠ざかってる部分があるので。決勝でDAMNATION同士で当たって、両国のメイン、どっちかが勝って。DAMNATIONにベルトを持ってくるのがDDTを盛り上げる一番いい方法かなと。
    ――去年も優勝して両国のメイン。今年もという意識は強い?
    遠藤 最初はそんなに興味なかったけど、1勝、2勝としていくうちに賞金100万円が現実味を帯びてきて。去年は9割くらいカリスマに持ってかれたから。今年はどっちかが優勝って言ったけど、やっぱり俺が優勝して5割くらいはもらいたいかな。50万、税金とか引かれて45万くらい。財布がパンパンに……そんなのどうでもいいんだよ!


    平田 いやー正直ね、バックブローかな、気づいたら寝てて、記憶が。昔、佐藤光留とバチバチやって倒れてフラフラしてたのを思い出したっていうか。でも勝ったってことは覚えてるんで。2戦連続でメインイベントなんて、平田一喜史上なかったよ。試合前めちゃくちゃ緊張して、オエッてなって、それでバテてたよ。でもこうして2戦、キッチリ勝ちましたよ。GOもしっかり踊って。しっかり締めましたよ。次は遠藤哲哉か。一番俺をナメた、生意気な後輩ですよ。いつもアイツちょっかい出してきやがって。両国は踊るステージじゃない? ダンスホールじゃない? 俺がそこで勝って、締めて、立派なダンスホールにしてやるからな。遠藤哲哉、見とけよ。GO!


    HARASHIMA 勝ち残った8人、見渡して誰が強いんだって、正直、強さが見えない人もいると思いますよ。そんな中、坂口さんは強いんで。いい状態で当たれるんで、ガッチリ勝って。勝ち上がっていけば絶対どっかで当たる相手なので。このタイミングで当たれるのも面白いし。全部勝って優勝するだけです。

    坂口 今日も生き残って、あと3つ。たぶんHARASHIMAさんは大丈夫でしょう。去年いかれてるけど、今年はいく。あと3つ勝って優勝する。以上。


    佐々木 まずは今日の(相手の)アントーニオ。まるで俺の歴史を知ってるかのように、俺の手の内を全部知ってて。なんでだ? ……まあアントーニオは俺のことデビュー戦から知ってんだ。ずっと俺の前にいたんだけど、いつの間にか俺の前からいなくなって。たまに対戦すると、そのたまにだけ、なんか出してくるんだ。まあでもまだまだ衰えてほしくないなっているのはある。またそのうち当たるでしょ。で、次が石井慧介。石井ちゃんとも昔からいろいろある気もするし、なかった気もするし。これ勝てば優勝だろ? なあサヨコ(三田佐代子女史)。
    ――あと3つです。
    佐々木 3回もか。無理だろ。疲れたぞ。
    ――まだ先、月末ですので。
    佐々木 3つも勝てる気しないけど、運が良ければかてるかもしれないし。
    ――3つ勝つための対策、秘策は?
    佐々木 1試合1試合、手を抜いて余力を残す。それだな。
    ――2日連続後楽園で、2日で3試合になります。
    佐々木 てことは初日は余計に手を抜かないともたない。そういう作戦だ。あとはもう、なんなら月末まで休む。明日も休む。
    ――DAMNATIONとしては遠藤選手も残っています。
    佐々木 蒼馬負けたのか。誰に負けたんだ。
    ――坂口選手です。
    佐々木 あの野郎! カタキ討ちだ。坂口は誰とやるんだ。
    ――HARASHIMA選手です。
    佐々木 おう、HARASHIMA倒して上に上がってこい。カタキ取ってやるよ。テツヤは誰とだ。平田か。楽勝じゃねえかあの野郎。ずるいな。
    ――平田選手にもかなり勢いがありますが。
    佐々木 俺が見た感じ勢いはない。テツヤが勝って、俺かテツヤが優勝して、また金がもらえるじゃねえか。そろそろ家買うぞ、家。


    石井 8年間のKING OF DDTの悔しさを全部ぶつけて。自信も満々ですし、波が自分に来ている自覚があるので。優勝、自分しかいないと思います。優勝します。

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