【会見】東京女子プロレスが1・30秋葉原でプレイベント開催

12月26日午後、東京・新宿歌舞伎町のドロップキックにて東京女子プロレスの会見が行われた。まず、甲田哲也代表から2013年１月30日(水)、東京・秋葉原ＴｗｉｎＢｏｘでのプレイベント開催が発表された（午後７時30分開始）。内容としては１～２試合（マット）とアイドルのパフォーマンス（２～３グループ）のコラボイベントで、たくさんの人に見ていただきたいという意向から入場無料となる。出演グループなどに関しては後日発表。試合については、１試合がダイナマイト・キッドや初代タイガーマスクの試合で感銘を受け、パワーファイターを目指している16歳の神明栞菜（しんめい・かんな／16歳）と、護身術の流派で全日本３位、極真では県大会優勝という実績を持つアイドル志望の山下実優（やました・みゆう／17歳）のシングルマッチに決定。コスプレイヤーで17歳の木場千景（きば・ちかげ）はサンボ経験があることから、サンボの公開練習ないしエキシビションマッチを行うという。大会名は『The First Meeting』に決定。日本語で『初対面／初対面』という意味があり、ファンと東京女子プロレスの初対面、アイドル達と女子プロレスも初対面になることから名付けられた。試合に関して会見に出席した山下、神明、木場がコメントを出した。

山下　まずイベントが決まってすごく嬉しいというのと、相手が同じ団体の選手というか神明ということで、年上というのもあるので負ける訳にはいかないっていうのもあるし、福岡県出身ということで博多魂を出してドンドン攻めていけたらなと。たくさんの人に私自身をアピールできるように頑張っていくので、当日楽しみにしていてください。
神明　山下さんと練習とかしている時に、サンドバックをバシバシ蹴っていて、それが自分に来ると思うと怖くて嫌ですけど、山下さんが言ったように、こっちにも地元・神奈川県の大和市、大和魂があるので。年下ですけど、年上の人を超えていって、すごい選手になりたいと思います。頑張りますので応援よろしくお願いします。
木場　サンボはロシアの柔術なんですけど、もともと競技人口が少なくて結構特殊な感じなんで、知らない人も多いと思うんですよ。私がやって、少しでも興味を持ってもらえるといいと思ってます！　興味があったらぜひやってみてください。楽しいです！
――一緒に練習をしてると思いますが、山下選手は神明選手をどう思いますか？
山下　勉強になるところもあるし、ちょっとバラされたんですけど、練習中にサンドバックがあると蹴りたくなって、バシバシ蹴っちゃっているんですけど、長年空手をやってきたということで蹴りをできるのでどんどんやっていく。私にしかできない技もあると思うので、それをやりつつ本当に勉強できるところも神明から取ってバシバシいきたいと思います。
――試合では蹴りを使っていきますか？
山下　それはわかりません、この場に（神明が）いるので、何を出すのか内緒ということで。そのあたりも頑張ります。
――神明選手はここは負けないというところは？
神明　そうですね。パワーではとりあえず負けたくないかな。

ここで甲田代表から、現在ニコニコ動画で放送されている『ＤＤＴプロレスアワー』内で、東京女子プロレスの番組が来年の１月から配信されることがアナウンスされた。東京女子プロレス３人によるガールズトーク的な内容で、１月30日のイベントを盛り上げるために毎週一度、練習後の午後８時～９時頃にオンエアされる予定だ。

なお、東京女子プロレスでは現在、新人練習生を募集中。応募資格は、15～25歳の心身ともに健康な女性。元気でやる気があり、都内近郊で週２～３回おこなわれる合同練習に参加可能なこと。

「プロレスラーになるのが夢という人や強くなりたいという人はもちろん、他団体を不採用になった人や、一度挫折した人も歓迎します。また現在、高校生や専門学校生などの学生という人や、ほかの職業についていて仕事を続けながらプロレスをやりたいという人は、兼業も認めます。芸能事務所に所属していたり、格闘技ジムに所属していて、自分のキャリアや才能をプロレスで表現で生かしたいという人の募集も広く受け付けています。身長や体重、現時点での格闘技経験やスポーツ歴に規定はありません。初心者でも、ＤＤＴで実績のあるコーチが責任を持って指導しますので誰でもチャレンジできます。また地方出身者で練習参加に引っ越しが必要となる方は、先にメールなどでご相談ください」

応募方法は以下の通り。文房具店などで市販の履歴書を購入して必要事項（ある人はスポーツ歴も）を明記し、写真２枚（全身と上半身）を同封して郵送。写真は水着ではなく、Ｔシャツなどの普段着でＯＫ。プリクラ不可。20歳未満の未成年者の方は、親の承諾書が必要。応募先は〒333-0851　埼玉県川口市芝新町11-22-505　東京女子プロレス「新人練習生募集」係まで。到着後、折り返し連絡あり。

応募者は週に２～３回、団体の合同練習に参加（事前の特別なテストなどはなし）。基本的に平日の昼に練習が行われるが、参加者の都合によりスケジュールは調整。それぞれの練習の達成度にあわせてプロレスラーとしてデビューすることになる。デビューまでの練習生の期間に必要な費用は、練習場所への交通費のみ。

いきなり応募するのが不安な人、練習についていけるのか自信のない人には、最初に練習を見学したり、体験練習に参加することも可能。特に学生の人は、夏休み期間中の見学がお勧め。あらかじめ電話かメールにて「練習見学希望」を連絡すること。問い合わせは℡048－423－6999、またはメールtjp@ddtpro.comまで。