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【記者会見】12・29リンドリ興行「星空プロレス」全カード決定! 日高のり子さん、山崎和佳奈さん、松井菜桜子さんによるアイドルユ

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    • 17日、東京・五反田の株式会社サクセスにて12・29後楽園「第2回リングドリーム主催DDTプロレス興行『Encore~星空プロレス~』」に関する記者会見がおこなわれた。会見には男色ディーノ、鶴見亜門GM、リング☆ドリームの松田秀夫プロデューサーと原作者のでいしろう先生が出席。「やりたいと思ったことをやる人」というでいしろう先生がドローンを飛ばしたり、ディーノのから「ウルサイ!」と注意されるとルービックキューブにチャレンジする中、松田プロデューサーは「いつもとはちょこっと違うDDTの興行」の内容を発表。

      ○大平技研の大平貴之さんが開発したスーパープラネタリウム「MEGASTAR-Ⅱ」を2機導入し、後楽園ホールを星空でいっぱいにする。
      ○ラッパーのGOMESSさんが星空の中でフリースタイルのラップを披露してもらう。

      松田 南半球の星が見えるはずです。実際に目で見る星以上の星が見える。日本で見れないぐらいの星空を後楽園ホールで体験してもらいます。
      ディーノ あの、質問いいですか? 星空とプロレスと何の関係があるんですか? リング☆ドリームも星空がコンセプトのゲームじゃないですし…。
      松田 第1回目を2月28日に新宿FACEでおこないまして、全力を出し切った結果、燃え尽き症候群のようになってしまって…。
      亜門 心の病気になってしまったんだよ。
      ディーノ 重くない?
      松田 毎日浴びるように酒を飲んだ結果…。
      亜門 会社にも来なくなっちゃったんだよ。
      ディーノ 落ち着けって!
      松田 国分寺の広い公園で寝っ転がって野宿をした時に、東京なのに星が見えて、星っていいなって。
      亜門 星空のおかげで社会復帰できたんだよ!
      松田 星が僕を救ってくれた部分もあります。星は時代を超えるソーシャルネットワークサービスだなと。
      ディーノ プロレスと何も関係ないじゃん!
      松田 星っていいですね。


      亜門GMはディーノの疑問を無視して全カード発表へ。第3試合の時間差バトルロイヤルについてディーノは「バトルロイヤルってなかなかモチベーションが保てない。勝って何かがないと…」と要求すると、松田プロデューサーは「星のように輝けるものを」と何かしら優勝賞品を用意することを発表。さらにディーノはセミファイナルの女色ディーノについて触れ「これはどういうことですか?」とクレーム。亜門GMは「アナタ、出ないんじゃないですかね。出ないよ! リング☆ドリームに出ているキャラクターは女色ディーノだもの!」と一蹴して話をどんどん進行。

      メインイベントにはプロコスプレイヤーの成賀くるみさんが登場し、高木三四郎のコスプレで入場に華を添える。

      ディーノ 社長にだけ接待しておけばいいみたいなヤツでしょ?
      亜門 たまたま成賀さんのできるコスプレが高木さんだっただけですよ。
      ディーノ 違う、違う。コイツら全員社長に媚び売ってんだって。どうせ社長に弱いのよ、コイツら!
      亜門 成賀さんは社長に弱いんですか?
      ディーノ そうですって言われたら気まずいじゃん! やめよう! で、成賀さんは社長に弱いの?
      成賀 そこそこ…。
      ディーノ リアルだな! だから、社長にだけ付けるのはおかしくないかって話ですよ!
      亜門 じゃあ対戦相手側にもつけましょう。入江茂弘にでいしろう先生をつけましょう。
      ディーノ おっさんやないか!
      亜門 おっさんじゃないよ、少年のような心持ってるもの。そうですよね?
      でいしろう これ難しい(ルービックキューブの一面が完成)。
      亜門 完成してますからね。
      成賀 すごーい!
      亜門 というわけで入江茂弘withでいしろうということで。入江クンだって嬉しいに決まっているよ。成賀さん最後に意気込みをお願いします。
      成賀 プロレスは結構好きで自分でも見ているんですけど、入場とかはドキドキしているので応援していただけたらなと。普段はスーツ(姿)なんですけど、不動産屋さんをやってまして。
      ディーノ 聞いてねえしよ!
      成賀 不動産屋さんとカレー屋さんをやってます!
      ディーノ 掛け持ちしてんじゃねえかよ!
      成賀 でもプロコスプレイヤーです!
      ディーノ 職業欄には何書くの?
      成賀 不動産…。
      ディーノ 不動産が強いんじゃん! コスプレイヤーって書けよ!
      亜門 収入の何割くらい?
      成賀 7割りぐらいが不動産…。
      ディーノ やめちまえ、コスプレ!


      最後に松田プロデューサーから12・29後楽園にて、リング☆ドリームのゲームから結成された3人組のアイドルユニット“backdrops”が興行でライブをおこなうことが発表された。「もともと自分がリング☆ドリームにも輝くアイドルがほしいと思っていて、いろんな声優さんたちとお仕事をさせていただく中で自分が思う、かわいらしくて星のような3人をbackdropsとしてデビューさせていただくことになりました」と言って松田プロデューサーが呼び込むと、登場したのは日高のり子さん、山崎和佳奈さん、松井菜桜子さんの著名な声優陣。3人は「のんこです!」(日高)、「わかなんです!」(山崎)、「なおちゃんです!」(松井)、「backdropsでーす!」(3人)と初々しく挨拶。アイドルらしくキャピキャピし続けるベテラン声優陣にディーノは「言わしてもらうけどな! 年齢がおかしいやないか!」とツッコむも、3人は「聞こえな~い!」「意味がわからな~い!」と振る舞う。「アイドル活動するにはあまりにも年齢がいってやしませんか?」と疑問を投げかけるディーノにbackdropsのお三方は「アナタの言ってることおかしー!」「アイドルが年齢関係あるのかなー!」「年って取るものだよね。『いってる』って言い方おかしー!」と猛反論。亜門GMから「アイドルだというのを確かめてみればいいじゃん」と促されたディーノはわかなんと対峙。「アイドルなの? そんなわけないじゃん!」と襲い掛かるディーノにわかなんは一撃食らわせ黙らせた。さらにbackdropsのお三方はうずくまるディーノに「アイドルだよ」「アイドルだよ」「アイドルだよ」と囁き続けて洗脳。ディーノは「アイドルです~」と泣きながら認め、のんこから「人は誰でも一度ぐらいは間違いがある」とやさしく慰められていた。

      亜門 当日backdropsに披露していただく曲は?
      松田 デビュー曲は『Don't fly!』(ドンフライ)で、逃げるんじゃない、殻を破れというアンセム感のある曲です。

      ――backdropsの衣装は?
      松田 今作っています。ただの既製品ではなく、しっかりとした構築を加えて29日にお会いできることをお約束します。
      ――リングの上で唄うことになる?
      松田 リングの上ではなくて北側のステージになります。
      ――ご本人たちはどんな衣装がいいとか希望はある?
      のんこ どちらかと言うと松田プロデューサーの中にカッコいいアイドルを目指してほしいというコンセプトがしっかりしているので、カッコいい衣装になるのではないかと期待しています。期間限定ではないので…。
      なおちゃん 期間限定ではないので一生やっていく。
      わかなん アイドル人生が始まったなあと思います。
      松田 ライフワークにしようと。それは3人が決めていることで、一回こっきりのユニットではない。目指す場所はジャパンEXPO。そして星になれれば…。
      ディーノ 死んじゃってんじゃん!
      のんこ 伝説になれればということです!

      ――グループ名の由来は?
      わかなん プロデューサーからは3人で好きなようにつけていいよって言われていて、プロレスゲームが最初にあったので、プロレスの技をずっと検索していたんですけど、カッコいい名前ってあるじゃないですか。シャイニング・ウィザードとか。でもどんな技かピンとこなくて、バックドロップなら誰もが知っていると思って冗談で言ったら、お二人が「それいいじゃない!」と言ってくれて。プロデューサーのコンセプトにカッコよくてちょい悪というのがあって、「バ」とか「プ」が印象に残るし、あと「ドロップ」というのがかわいいというのもあって、backdropsのロゴもかわいい仕上がりになって。カッコかわいい感じで気に入ってます。バクドロとか呼んでほしいです。
      ディーノ なんか犯罪の臭いがするな!

      ――グループ名が決まったのはいつ頃ですか?
      松田 2ヵ月ぐらい前じゃないですかね?
      ディーノ そもそもプロデューサーはどういう気持ちで声をかけたんですか?
      松田 そもそも僕が松井さんを1年に渡って「アイドルにならないか」と口説いてまして。最初は冗談めかしていたんですけど、最終的に真面目に「やりませんか?」とお伝えしたら「やりたい」と。
      なおちゃん 熱意に打たれました。
      ディーノ プロポーズかよ! ほかの2人に声をかけたのは?
      なおちゃん 3人ということなので、このお二人しかない。まずはのんちゃんに電話したら二つ返事で。
      のんちゃん アイドルということは置いておいて、なおちゃんと仲がいいのにユニットをやったことがなかったし、絶対やったら面白いと思って。
      わかなん なおちゃんから話をもらって、アイドルとは書いてなかったんですけど、ユニットをやると。その2人となら面白いからやると言ったんですけど、フタを開けたらアイドルの4文字がくっついてきてちょっとビックリした。
      ディーノ それはもう受け入れたの? それとも29日までに受け入れるの?
      わかなん 50%受け入れ、あとの50%は29日までにはなんとかします。

      ――バクドロはどのようなアイドル活動をやっていきたい?
      なおちゃん ミュージックビデオを作っていただいて感動の…。
      ディーノ 最後、星になるのね。
      亜門 ドン・フライに出てもらいたいね。
      なおちゃん 構想はいろいろあるので任せてください。

      ――CD化や配信は?
      松田 シングルで出すか、ミニアルバムで出すかは決めてないですが現状はLPオンリーで目指しているのですけど、弊社の猛反対を受けておりまして、LP、CD、配信と全部やるという形で遅くとも4月までには発売しようかなと思います。
      ――歌はどのようなテイスト?
      松田 わかりやすいエレクトリック・デジタル・ミュージックみたいな?
      亜門 パヒュームみたいな?
      松田 そうです、そうです!

      ――ダンスと歌はもう練習中?
      3人 絶賛練習中です!
      ディーノ 皆さんが思ているより1.5倍は本気ですからね。
      のんこ 歌って踊ってパフォーマンスするところを切り取れば、超本気ですよね。
      ディーノ この人達は何を思ったか本気です!

      ――DDTプロレスとコラボしながら活動していく?
      松田 曲は12月24日にリング☆ドリームの新オープニングで発表されます。もし2016年でDDTさんとbackdropsさんがコラボする可能性もなくはないのかなと。3人は本当に真剣にアイドルをしていくので。リング☆ドリームを離れてbackdropsが独り歩きする予定です。ただリング☆ドリームとは仲がいいという捉え方をしていただければ。なので出す曲が違うアニメの主題歌になったり、ほかで使われることを僕も3人も望んでいます。
      ――リングで闘うことは?
      のんこ メンバーで出すとしたらわかなんしか出せないので…。少なくともバックドロップは出せるように。
      わかなん それはダメ。
      ディーノ こういう感じなので、リングで何かあると思って、当日なかったら何かの力が働いたと思ってください。


      なお、backdropsはこれまで演じたキャラクターで意気込みを述べた。なおちゃんは『平成版おそ松くん』のトトコちゃんで「トトコ、アイドル一番星目指すぞ~!」、わかなんはひみつのアッコちゃんで「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、アイドルになーれ!」、のんこはサイコパスのドミネーターで「犯罪係数ゼロ、執行対象ではありません。わたくし、アイドルでデビューいたします。何か文句がおありですか?」と披露すると会見場はどよめきが起こり続けた。

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