6日、静岡・キラメッセぬまづにて「DDT二度目の沼津大会だら!in NUMAZU 2015」が開催された。鶴見亜門GMの前説では地元・静岡の雄・大石真翔が所属するダンスユニット“KAT-TOO”による『チャンカパーナ』披露へ。しかし、曲の途中で『FIRE!』がヒットしてT2ひーが登場。平田「何がチャンカパーナや。いつもやってんやないかい!」大石「なんや!」平田「リング上でダンス言うたら、このHIRATA GO!やないかい!」するとディーノも慌てて駆け付けてリングイン。ディーノ「来週、オマエらの持っている6人タッグのベルトに挑戦するんや。せいぜいそれまで磨いておくんやな。前哨戦でキサマらはケツの海に沈むことになるんや」しかし、尻を出していることを地元の皆さんに知られたくない大石がディーノ、勝俣にビンタして必死に「ケツなんか出してませんよ!」と訂正。「いいか! 日本大学三島高校新聞部仕込みのプロフェッショナル・レスリングでオマエらぶっ潰してやるよ!」と言うと両チーム揉めながら退場。続いて亜門GMは再来日したワンチューロを呼び込む。ワンチューロは地元チリでの教員生活をすでに辞めており、プロレスラー一本に絞ったことを報告。DNA12・11春日部の勝俣戦に向けては「大嫌いでーす!」と意気込みを述べ、さらに亜門GMからセコンド業務も了解されて「ワン・ツー・スリー、沼津大会スタート!」とオープニングコール。
第3試合はアントーニオ本多&福田洋vs彰人&ヤス・ウラノのタッグマッチ。アントンと彰人は12・13博多で組まれたDDT EXTREME級王座次期挑戦者決定戦の前哨戦。彰人はアントンにスコーピオンデスドロップを狙う。これを踏ん張ったアントンはスコーピオンデスドロップを仕掛けるが、彰人がアンクルホールドに切り返す。続くバックドロップを着地したアントンはルーテーズプレスから馬乗りナックル → 腕十字。これはウラノがカット。ウラノを排除して連係で彰人を攻めたてるモーテル。しかし、替わった福田のパーフェクトプレックスはカウント2止まり。錯乱する福田はラリアットを狙うも彰人が腕を絡めとってキャンバスへのダブル・ニークラッシャー。サソリ固めにつなぐと福田は速攻タップ。試合後、アントンと彰人は胡坐をかいて睨みあうと張り手を打ち合った。彰人は「改めて試合をしてみて、たぶんEXTREMEに懸ける情熱はちょっと方向性は違うけど、本多さんも僕も一緒で。決定戦を勝ったほうが恨みっこなしで挑戦権を取るという気持ちで試合後、向こうが張ってきたので、こっちも張り返して。挑戦者決定戦を勝って、カシンさんからベルトを獲り返したい。あまりカシンさんに長くベルトを持たせて裁判沙汰になるのも困るので(苦笑)、必ず獲り返します」とコメント。対するアントンは「今日闘ってみて、私のほうが優れているレスラーだとわかりました。確実に勝てる」とキッパリ。「体力とか向こうはあるんですけど、瞬間的な集中力は感じなかったですね。感じなかったというか私のほうが勝っている気がしました。なので負ける気がしない」。さらに試合後の張り合いでの彰人の笑顔にも触れて「あの笑顔を見た時に、それでさらに勝てると思いました。私のほうがいい笑顔をしていると思いました。彰人クンの笑顔を分析すると、100%の笑顔じゃないです。そこには緊張と対抗心と勝つぞという。私は(笑顔を見せて)あらゆる場面で100%の笑顔を見せられる。リラックスしているんですよ。なので、リラックスすることでは私のほうが勝っている。ギリギリの闘いになると思うんですけど、最終的に紙一重の差をモノにするのはリラックスしている人間なんですよね。なので、勝てますね、よほどのことが起きない限り。私が試合中に尿道結石にならない限り、勝てます」と勝利を確信していた。
第4試合は高木三四郎&大鷲透&平田一喜vs男色ディーノ&大石真翔&勝俣瞬馬の6人タッグマッチ。先に入場したディーノがマイクを取ると「静岡が生んだ英雄・大石真翔様の凱旋じゃー! 大石真翔がこれから心臓をバクバクする試合見せるさかい。全力で応援しろや!」と呼び込むと、大石が入場して多くの紙テープが投げ込まれる。続くT2ひーの入場では高木が「平田の入場はめっちゃ盛り上がねんでー! 全力で手拍子してやー!」と煽ってあの曲が流れるも大石がやめさせる。大石「誰に断って踊っとんねん!」さらにディーノがちびっこの手にしていた平田の応援ボードを奪って投げ捨ててしまうと、ちびっこが号泣してしまう事態へ。大石「オマエらどうせ踊ることしかできへんねやろ! 特別な試合形式を用意した。今日、このチームで闘って負けたものが、この沼津で踊ることができない。どうだ?」平田「沼津限定か?」大石「沼津限定や!」平田「なんちゅうハードコアなルールや…」大石「今日の試合形式はダンス・コントラ・ダンス・オンリー沼津デスマッチや!」。試合終盤はディーノが尻を出してコーナーにセット。平田がさっそく地獄門送りにされるが、勝俣のカバーは高木と大鷲がカット。続いて勝俣が尻を出してコーナーにセット。地獄門に吸い込まれた平田がカバされたがカウント2。勝俣が泣きながら「大石クン…」と尻出しを促すも、ディーノは「やめろ! 地元の大石さんに「それは!」と制す。しかし、大石は「俺がケツを出す」と宣言し、止めに入るディーノ、勝俣にビンタを見舞うと「勝ちてえんだ!」とケツを出してセット。尻へと振られた平田だが、寸で止まると手刀で敵味方関係なくバッタバッタとなぎ倒してサングラスを装着してあの曲が流れると無双状態に。踊っているところを勝俣に攻撃されたが向かってきたところを首固めで丸め込んで勝利。試合後、ディーノがT2ひーと揉みあって退場。ケツを出したままコーナーに取り残された大石をヨソに休憩となり、撮影や各SNSでの拡散は自由とアナウンスされた(微動だにしない大石は休憩明けに樋口によって撤収された)。試合後、T2ひーはケツを出してモニュメント化している大石をバックにコメント。高木は「いいか! ササダンゴ、ディーノ、ばってん! テメエらも博多でこういう目に遭わせてやるからな! オマエら全員ケツ晒しの刑にしてやる! 博多でもこういう目に遭わせてやるってSNSで拡散しろ!」と集まったファンに呼びかける。一方、ディーノは「高木、大鷲、平田! 汚い手を使いやがって!」と怒りを露わにし、「タイトルうんぬんは関係ない。テメエらに最高の屈辱を味わわせてやるわ。ぶっ殺してやる!…いや、ぶっ殺すのは犯罪になるから、それなりにぶっ殺してやる! 覚えてろ!」と吠えた。
セミファイナルはHARASHIMA&大家健vs佐々木大輔&宮武俊のタッグマッチ。試合前に宮武とのコンビでKO-Dタッグトーナメントにエントリーされなかったことに不服の佐々木が「俺たちが勝ったらトーナメントにエントリーさせろ!」とムチャクチャな要求。当然「変えることは無理!」と却下する亜門GMだったが、大家がマイクを取ると「俺たちが負けるわけねえだろ! その条件飲んでやるよ!」と認めてしまう。当然、HARASHIMAから「僕は負けないけど大家クンが負けたらどうすんのよ!」と反対されたが、大家はそのHARASHIMAを突き飛ばして「フザけんじゃねえ! 俺は絶対に負けない!」と言っていたが、宮武のハートアタックで奇襲されてしまってゴング。それでもカウント2を許さなかった大家。宮武への炎のスピアをハートアタックで迎撃されてしまったが、それでもF5を着地してコーナーに潰すと、HARASHIMAがスタンディング蒼魔刀でアシスト。直後に炎のスピアを決めて勝ってみせた。試合後、マイクを取った大家は「見たか! 俺たちに怖いもんなんかねえんだ! 俺たちがKO-Dタッグチャンピオンになりまーす! いくぞー! 3、2、1、ガンバレ☆俺!」と絶叫し、HARASHIMAとともに足踏みしてバッコミ締め。
【試合後のコメント】
大家 いやだからね! 相手がなんか条件出してきたけど、勝ったんだから関係ないでしょ!
HARASHIMA 勝ってよかった。
大家 いやいや! 俺が負けるとかないでしょ! 俺、勝ったじゃん!
HARASHIMA 負けることを考えることはないにしても万が一と思った時に…。
大家 万が一がないのが我々のタッグチームでしょ!?
HARASHIMA 大家クンも勝ちを狙えるし、両方攻撃いけるんでタッグの幅がね。進歩してますよ。
大家 最強だから! 最強だから! 最強だから、ね!? 絶対に負けないから! タッグトーナメント、今日は1回戦じゃなかったけど、1回戦みたいなもんだよ! ということは俺ら1回勝ったから勢いに乗ってんだよ! ということは2回、3回勝ち癖ついているから! 絶対に!
HARASHIMA 負けるイメージがないというか、負けたことがないからね。
大家 だから絶対優勝しますよ! 俺らがKO-Dタッグを絶対に巻きます! 見とけよ! 絶対に獲るからな! そしてチーム名はまだ決まってません! わかったか!
HARASHIMA ……まあ僕のところにもいくつか応募じゃなくて募集がきたんですけど、まだ決めかねてます。
大家 俺のところには来てません! 来てないけど候補はあるみたいだから! 来るべき時に発表します! だけど今はチーム名はありません!
HARASHIMA 今のチーム名は?
大家 ありませんです! 今はチーム名はありませんが、俺たちがKO-Dタッグ、必ずチャンピオンになります! 応援よろしくお願いいたします!
メインイベントは竹下幸之介&遠藤哲哉vs坂口征夫&梅田公太のKO-Dタッグ王者決定トーナメント1回戦。梅田が竹下&遠藤のタッチワークに捕まってしまう展開。それでも竹下のドロップキックをカウント2で返した梅田はエルボーで立ち向かっていく。串刺し攻撃を回避するとドロップキックを決めてようやく坂口とタッチ。坂口は飛びつき腕十字。竹下はパワーボムの要領で叩きつけて解除すると替わった遠藤がスワンダイブ。これは回避されるもコーナーに坂口を叩きつけた遠藤はブレーンバスター。これはカウント2。スナップメイヤーからの低空ドロップキック、その場跳びムーンサルトで畳みかける遠藤。坂口は払い腰で動きを止めてPKを決めるもカウント2。坂口は遠藤をコーナーに腹這いでセットして串刺しランニングニー。遠藤は回避するもスワンダイブはミドルキックで迎撃されてしまう。それでも遠藤はトラースキック。蹴り脚をキャッチしてのジャンピング・ハイ。坂口も神の右膝を放って両者ダウン。戦況は竹下vs梅田に。梅田は竹下にスワンダイブ式ミサイルキック。竹下も串刺し攻撃をラリアット迎撃して遠藤とスイッチ。遠藤は竹下と連係で攻めたてるも、このカバーは坂口がカット。竹下のフィッシャーマンバスターをカウント2で返した梅田は丸め込み連発で果敢にフォールを狙うが、すべてクリアされてしまう。竹下は梅田のハイキックをかわしてラリアット。遠藤が出てきて逆エビ固めは坂口がカット。遠藤は梅田のスリーパーを振りほどいてのローキックを決めれば、これで火のついた梅田もスナップメイヤーからローキック。梅田がコーナーを背に遠藤をハーフダウンにさせてジャンピング串刺し低空ドロップキック。しかし、竹下が出てきてトラースキックで救出に入るも、梅田がミドルキックでやり返して坂口と連係攻撃で排除。続いて遠藤にも合体ローキックを決めて追い込む。遠藤は梅田ドライバー(仮)を凌いで丸め込み、その場跳びムーンサルト。梅田が剣山で迎撃して丸め込むもカウント2。遠藤がカウンターのドロップキック。最後はトーチャーラックボムからスカイツイスターを放って勝利した。試合後、遠藤がマイク。遠藤「坂口選手が強いのはわかっていましたよ。梅ちゃん、梅田選手と正直試合をしたことがなかったんで、どんなものかなと思っていたけど、今日このKO-Dタッグトーナメントに選ばれた理由がわかりました。梅ちゃん、メチャクチャ強いです。でも今日勝ったのは僕と竹下。次、13日の博多でKO-Dのシングルのベルトに挑戦します。次、戻ってくるとき、僕の腰にベルトを2本巻いて戻ってきます! 今日の勢いのままKO-Dシングルも獲って、タッグのベルトも獲って、また沼津に戻ってきます!」。
【試合後のコメント】
高梨 確かに今日負けて1回戦敗退、坂口の腰にはベルトはねえ。負け続けだよ、酒呑童子。だけど俺らは引っ込んでられねえよ! なぜだからわかるか!? 今日の梅田の頑張りを見ただろ!? 梅田はこんだけ頑張ってんだよ。まだまだ未来はあるんだよ! どんどん上に噛みついていってやるからな! こんなところで落ち込んでられねえよ。な、坂口。
坂口 今日の梅田を見て自分も安心感を持ったので。チームとしては負けたけど、ナンボでも食らいついていってやるんで。2人でベルトを狙っていきます。
高梨 そうだよ! なんでこのトーナメント、俺じゃねえんだよって思ったけど、あの試合を見たら文句言えねえよ! GMの目は確かだったよ。最高の兄弟だ!
竹下 タッグのベルトにはすごく執着心があります。タッグのベルトをさいたまで落として、あれからいろんな試合を積んでますけど、あそこで時が止まっている感じがしているんで、タッグのベルトを落としたさいたまスーパーアリーナでの試合は引きずっているんで、またもう一度僕たちの腰にKO-Dタッグのベルトを戻さないと、次は遠藤選手がKO-Dシングルのベルトに挑戦しますけど、そのためにも僕たちがタッグのベルトに一歩近づくということは、そこでシングルのベルトを遠藤選手が獲るためにも大切な試合だったと思うので、気合を入れて臨みました。
遠藤 シングルが13日に決まっているんですけど準備は万端です。タッグのトーナメントで坂口選手&梅田選手と当たって、我々が勝って純粋なDDTのタッグはここしか残っていない。我々、他団体にベルトが流出するのは敏感になっているんで、シングルはもちろんですけどタッグは責任が重いですね。特に岡林選手はタッグのベルトを持っていた時に獲られた相手なので、できれば決勝でその時の借りを返したいですね。
竹下 絶対に岡林選手に上がってきてほしいですね。次の後楽園で決勝戦なので今年最後のDDTで僕らがリベンジを果たして、もう一回タッグのベルトを巻いて。僕らタッグのベルトを落としたところから今年が始まったと思っているんで、もう一度ベルトを僕たちの腰に戻して2015年締めたいと思います。
遠藤 次こそはハッピーエンドで終わらせたいと思います。
――遠藤選手は13日にKO-Dシングル挑戦を控えていたので負けられない気持ちが強かったのでは?
遠藤 前回石井選手に勝って、そこから取り戻して登り調子なので。もちろん今日も油断せずに試合に集中できました。
竹下 やっぱり梅田選手の成長がすごいので。若い芽を摘むという。まあ僕のほうが若いんですけど。
遠藤 僕が1年目の頃はあんな動きできなかったですからね。
――梅田選手はどういう部分がすごかった?
竹下 試合を見ててもその成長はDNAの中でも樋口選手にも負けてないと思うし、同級生として意識はしているんでね。僕も遠藤さんも頑張っているんで、まだまだ負けられないですけど、今日はすごくいい刺激になりました。
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細ならびに写真をアップ! ぜひご覧ください。



