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【Road to Ryogoku 2016 in AOMORI~ドラマティック・ドリーム・津軽三味線~のまとめ】KO-D無差別級

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    • 4日、青森・はまなす会館にて「Road to Ryogoku 2016 in AOMORI~ドラマティック・ドリーム・津軽三味線~」がおこなわれた。第3試合は男色ディーノ&大石真翔vs石井慧介&ワンチューロのタッグマッチ。ワンチューロがディーノの男色殺法に捕まってしまう。なんとか抜け出したワンチューロが怒ってスペイン語でまくし立てる。しかし、誰も理解できないためディーノがトーキック。大石がフォアアームエルボーで続くがカウント2。ディーノがワンチューロにナイトメア。石井がタイツを戻してコーナーに下がると、大石がエプロンから落としていく。大石はワンチューロをディーノの股間目がけてシーソーホイップ。さらにカンパーナでディーノの股間へとぶつけていった。これはカウント2。ワンチューロは串刺し攻撃を止めてミサイルキック。ようやくタッチを受けた石井がドロップキックからローリングセントーン、スライディングキックと畳みかける。ディーノもバック急所蹴りからバズソーキック、ホモイェとやり返して大石とタッチ。石井は大石に裏投げ。替わったワンチューロもショルダーネックブリーカーで続くが、これをディーノがカットに入ると大石とともに3D。ディーノと大石は「ねぶた祭りの始まりじゃー!」と言って「ラッセーラ、ラッセーラ!」の掛け声とともにディーノがコーナーに尻を出してセット。しかし、石井が「ラッセーラ」の掛け声とともにタイツをもとに戻す。大石と石井でディーノのタイツを上げ下げするも、大石がやり返してついにはディーノの生尻を公開する。しかし、直後に石井とワンチューロがダブルのドロップキックで大石を地獄門へと吸い込ませると、石井のフィッシャーマンバスターからワンチューロがデスバレーボムにつないで勝負あり。

      【試合後のコメント】
      大石 ラッセーラ、ラッセーラ。
      ディーノ ラッセーラって何? それさっきの試合で終わったんですけど。
      大石 試合後もテンション高ぶっちゃって…。
      ディーノ 私たち負けてます。
      大石 …はい。
      ディーノ 私たち負けすぎてないですか?
      大石 そうですね。確かに。
      ディーノ 大石さん、確認なんですけど、アイドルと絡めればそれでいいやって思ってない?
      大石 …………思ってない。
      ディーノ 遅い!
      大石 思ってない、思ってない!
      ディーノ 何、今のシンキングタイム。
      大石 全然思ってない。
      ディーノ 大丈夫?
      大石 大丈夫です。思ってないです。
      ディーノ 言わせてもらいますけど、私たちタッグとして何も結果を出してないことに気付いている?
      大石 6人タッグとか…。
      ディーノ 違う、違う。それって私たち+パートナーありきじゃない。
      大石 確かに。
      ディーノ 私たちがタッグとして何一つ結果を出してないことに気づいてないですか?
      大石 薄々。
      ディーノ 踏み台にされてますよ。
      大石 踏み台にすらされてないよ。
      ディーノ 自分で言うか!?
      大石 実感です。
      ディーノ ちょっと私たち負けに慣れすぎている気がする。
      大石 はい。
      ディーノ なんか負ければいいやって…。
      大石(遮って)思ってないです、思ってないです。
      ディーノ どうするの?
      大石 自分は目標与えられたら頑張れると思うので。
      ディーノ え、他人任せ?
      大石 そうことじゃなくて。
      ディーノ じゃあ目標を持ちましょうよ。
      大石 はい。
      ディーノ 軽くない?
      大石 軽くないです。思ってます。
      ディーノ じゃあ何を?
      大石 ……何かします。考えます、考えます!
      ディーノ じゃあ次集合する時までお互い考えておきましょう。
      大石 考えます、考えます!
      ディーノ 大丈夫?
      大石 大丈夫です! 考えます、考えます! 失礼します!


      第4試合は樋口和貞&勝俣瞬馬vs入江茂弘&高尾蒼馬のタッグマッチ。5・15名古屋で組まれたKO-D6人タッグの前哨戦。ドリフが勝俣を捕まえていく展開。入江は勝俣のエルボーに「倒してみろ!」とビクともせず、逆にお返しの一発。高尾が逆片エビで続く。勝俣はカウンターのドロップキックを決めてようやく樋口とタッチ。樋口が出てきて一気呵成に攻める。高尾にビッグブーツからボディープレスを浴びせていくもカウント2。カナディアンは高尾がかわして低空ドロップキックから顔面ドロップキック。入江が出てくると樋口とエンジン全開の真っ向勝負。スリーパーを何とか耐えた樋口が逆水平。入江も重いエルボーで打ち返してラリアットは両者相打ち。勝俣vs高尾の局面。ミサイルキックで高尾を場外に出した勝俣は入江ともども鉄柱からのムーンサルト・アタック。勝俣がダイビング・ボディーアタックからライトニングスパイラルを狙うも高尾が回避してエルボー。勝俣もジャンピングハイでやり返してXファクターを狙う。これを高尾がかわすと串刺しのジャンピングハイから入江が串刺しラリアットでアシスト。高尾がジントニックの体勢。これを丸め込みで切り返した勝俣がフットスタンプから押さえ込むもカウント2止まり。最後は高尾が丸め込みを切り返してのジントニックでフォールを奪った。

      【試合後のコメント】
      樋口 チームドリフとやって強いというのはわかりました。ただ、解散の決まっているチームに獲られること事態、嫌ですしね。DDTのためにもDNAのためにもチームドリフに6人タッグのベルトを渡すわけにはいきませんね。名古屋では必ず勝ちます。
      勝俣 強いのは十分わかっていたんですけど、やっぱり予想以上というか闘って死ぬかと思いました。でも今日、高尾さんに決められたジントニックだったり、入江さんのエルボーだったり、自分がどうやって勝ったらいいか考えることができたので、ジントニックを食らわないように秘策を考えて。入江さんのエルボー、そして熱いプロレスの気持ちを全て受け取ったので僕もそれに立ち向かって、折れない心で闘いたいと思います。


      石井 自分は前哨戦を見て分析したんですけど、向こうはよく動いてパワーもあったけど、勢いはこっちにあるんじゃないかと。あの3人はいいチームだと思います。ただ、いいチームと言えば自分らが絶対的な自信を持っているので、負けないなと。
      ――勝俣選手にかなり厳しい攻めをしていましたが。
      入江 挑発されたらこちらも返させてもらう。別に厳しくいったわけではなく、僕の本気を受け止めてもらっただけです。
      高尾 結果がすべてだと思います。次も勝ちます。

      ――試合でDNAの脅威を感じた?
      入江 すごいと思いますけど、6人タッグのタイトルなので、それよりは大家さんから「チームドリフは最高のチームだった」と言われたことを証明しないといけないので。すごいDNA3人から最高のチームの僕たちが勝ちます。

      メインイベントは佐々木大輔&マッド・ポーリーvs坂口征夫&マサ高梨のタッグマッチ。佐々木と坂口は5・8札幌でのKO-D無差別級の前哨戦。両者の先発でスタート。ポーリーは高梨相手にパワーで圧倒していく。佐々木が出てくると高梨にナックル。坂口が救出せんとすると佐々木がリング下へと落として場外戦へ。佐々木は高梨を壁にぶつけて、さらに坂口を羽交い絞めにし、ポーリーのハンマーパンチを呼び込む。リングに戻ると高梨を捕まえて優勢に試合を運ぶ佐々木とポーリー。苦しい高梨はポーリーのボディープレスをかわし、佐々木に延髄斬り。替わった坂口が佐々木にスリーパー。佐々木にかわされるとヒザ蹴りからコーナーに腹這いにセットするが、佐々木がかわしてダイビング・ラリアット。さらに投げ捨てドラゴンを放つとトラースキック。坂口は替わったポーリーにジャンピング・ミドル。高梨が出てきてアームホイップから坂口のミドルキックを呼び込んでさらにチンクラッシャー。それでもポーリーはラリアットで逆転。佐々木のダイビング・エルボーからフォールもカウント2で返されるやクロスフェースへ。これは坂口がカット。高梨は佐々木をコーナーに腹這いにさせると坂口の串刺しニーを呼び込み、レッグラリアットからタカタニックを仕掛ける。背後からポーリーが近づいて高梨をキャッチ。佐々木のDDTからポーリーがジャーマンで投げ捨てると佐々木がベトドラⅡで仕留めた。

      試合後、坂口が佐々木に詰め寄る。佐々木はKO-D無差別のベルトを誇示して視殺戦。坂口が高梨に肩を貸して引き揚げると佐々木がマイクを取る。「坂口、高梨、すげえ強かったです。でも今日勝てたのは青森のここにいる応援してくれているファンの皆さんのおかげだと思っています。なんて言うと思ったか! 坂口、ナメんじゃねえぞ! ご紹介しましょう! 180㎝、140kg、私のかわいいペット、This is マッド・ポーリー! そしてこの俺が最強の男だぜ。KO-Dタッグチャンピオン、そしてKO-D無差別級チャンピオン、この俺が二冠王、“カリスマ”佐々木大輔だ! また青森で会いましょう!」

      【試合後のコメント】
      佐々木 見ての通りだ。
      ――先日の横浜大会と同じカードで結果として2勝したわけですが。
      佐々木 もう征夫ちゃんもわかってんだろ? 征夫ちゃんのプロレスには絶望しかないってことを。アイツじゃ俺には勝てないんだよ。
      ――坂口選手では相手にならない?
      佐々木 もう俺は両国を見ているよ。両国のメインで誰とは言わないよ。パツキンのよぉ、レスラーいるだろ?
      ――パツキンのレスラー?
      佐々木 いるだろ!? 征夫ちゃんじゃねえぞ!
      ――キャンディスですか?
      佐々木 誰とは言わねえよ!

      坂口 アイツなんて言ってた?
      ――俺には勝てないと。両国を見ていると言っていました。
      坂口 いいよなあ、デカいペットくっ付けているからよぉ。でも昨日退治しているはずだろ!? オマエ、言っとけよ。サシで勝負できねえんだからよぉ、5月8日の札幌でキッチリ、サシの勝負受けてもらうからな。覚えておけよ、クソヤロー。

      公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合の詳細と写真をアップしています! ぜひご覧ください!

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