男色ディーノプロデュースマッチ「わんわんパラダイス」はプロレスの枠を超えた、ただただ可愛さだけが詰まった時間! 1時間近い激闘を繰り広げた納谷が動物愛に目覚め号泣!
5月13日「初夏のビアガーデンプロレス2025【DAY1】」東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が開催。セミファイナルで男色ディーノプロデュースマッチとして「わんわんパラダイス」が行われた。くぅ(ポメラニアン/メス/9歳) with 長谷川美子、ザック(チワックス/オス/11歳) with 上福ゆき、ぽん太(黒パグ/オス/8歳)&こまち(パグ/メス/6歳) with 勝俣瞬馬、ハク(柴犬/オス/3歳) with 男色ディーノが順番に入場し、リング前のスペースに待機。続いて「わんわんパラダイス保険マッチ」として、彰人と納谷がリングイン。リング前で4選手が愛犬と戯れるなか、リング上で彰人と納谷の一騎打ちがスタートした。納谷がショルダータックルで彰人を倒すと、今林久弥GMが「わんちゃんたちがビックリしちゃうから大きな音を立てないで欲しいんだ」と警告。彰人と納谷が静かに腕の取り合いを繰り広げるが、納谷が雄叫びを上げると今林GMが「音出すなって言ってんだろうが!」とブチギレ。彰人と納谷にリングを降りて試合をするように指示をするが、わんちゃんたちのスペースの前で闘い始めると、またしても今林GMが「わんちゃんが見えないだろ! 誰もお前らのプロレス見たくないんだから! レスラーの自己顕示欲が気持ち悪いんだよ!」と再度ブチギレ。会場最上段の端っこで試合を行うように指示。ここでわんちゃんたちのランウェイタイムがスタート。飼い主と共に5匹が会場中をお散歩すると、会場の至るところから黄色い悲鳴が上がる。お客さんがわんちゃんの可愛さを堪能していると、わんちゃんと闘いを繰り広げる彰人&納谷と交錯。これにはまたまた今林GMがブチギレ、「もういいよ! 裏行け! 見えないところでやってろ!」と激高。納谷が「俺はプロレスしに来てんだよ!」と抗議するが、今林GMの迫力に負け両者はバックステージで試合を続行することに。邪魔者が居なくなったリング上ではわんちゃんたちによる「待て」対決が開始。エサを目の前にどのわんちゃんが長く「待て」出来るかを競う対決が開始され、最終的には長谷川のくぅちゃんが優勝。くぅちゃんに拍手が起こるなか、第一部終了のアナウンスがされ、全試合終了後にわんちゃんとの写真が撮れる第二部が行われることが発表となった。
メインイベントのクリス・ブルックス&上野勇希vsTo-y&正田壮史のタッグマッチは丁々発止の熱闘が繰り広げられ、最後は上野がTo-yからWRで3カウントを奪い勝利。試合後はノーサイドでアントーニオ本多も入りみんなで「1、2、3、4!」で大会を締めくくった……かに思えたが、闘い続けていた彰人と納谷が突如リングに雪崩れ込む。1時間近く闘い続ける両者はリング上でも激しい攻防を展開。納谷がブレーンバスターを決めれば彰人は低空ドロップキックを返す。すると、そこにわんちゃんと共に4選手がリングイン。ディーノが納谷に対し「抱いてみて」とハクちゃんを抱っこさせると、納谷は可愛さに思わず号泣。倒れこむと、そこに次々とわんちゃんたちが納谷のもとに集まって来る。今林GMがマイクを取り「今の君が両手に抱えているのが命ってやつだよ。あったかいだろ? 愛おしいだろ? かけがえのない命を守っていくのが、我々人間の使命なんじゃないかな? どうだい?」と納谷に問いかけると、納谷は「僕が全部間違ってました……すみませんでした……(涙)」とさらに号泣。それと同時に試合終了のゴングが鳴り響き、納谷が動物愛に目覚めたことで試合が終了した。