26日、埼玉・川口市産業技術総合センターにて「さいたまースラム!vol.16」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説では山里亮太からアイアンマンベルトを奪還した平田一喜が呼び込まれる。「王者・平田です。台湾から帰ってきていろいろありすぎたけど、いろいろな戦場を駆け抜けて無事に王者になりました」と報告した平田は「皆さん、久しぶりの川口大会で試合前から声出していきましょう」と促すとファンと一緒に「GO! GO!」と拳を突き上げる。そこへ伊橋がボディーアタックで襲撃。そのまま押さえ込まれてベルトを奪われてしまった。亜門GMが「オープニングコールだけやってって!」と訴えるも、平田は逃走した伊橋を追いかけてしまう。残された亜門GMが「川口大会スタートです」。
第1試合はアントーニオ本多vsワンチューロのシングルマッチ。アントンがワンチューロに躓いてしまうと打ちどころが悪かったらしく、ヒザを打ったのに右耳が痛くなったようで「負けを認める。試合が短すぎるから俺が徹夜で考えてきた昔話聞いてくれないか」と言うと『三匹の子ブタ』を披露するが、おおよそここでは明記できない内容。サミングからワンチューロを場外に出したアントンだが、トペは躓いて失敗。それでもワンチューロのコーナーダイブを腹部へのナックルで迎撃したアントン。ワンチューロにショルダーネックブリーカーでやり返されるとアントンは急所を蹴ってから「木曽さん、カバンの中からマンゴー出てる!」と気を逸らそうとする。木曽レフェリーが「反則でしょう!」と注意すると互いに肩を突きあい、アントンがその反動でワンチューロの股間へと倒れ込んでしまう。アントンがワンチューロのデスバレーをかわしてスコーピオンデスドロップ。ダイビング・フィストドロップはかわされて丸め込まれそうになるも、なんとかクリアして最後は回転足折り固めで3カウント。
第2試合は大鷲透&平田一喜&伊橋剛太vs赤井沙希&勝俣瞬馬&レッカのタッグマッチ。大鷲の入場で一緒に出てきた平田はマイクを要求すると「オープニングでアイアンマン取られて、気持ち切り替えようとしたらメガネもガウンもない。こういうのはどうせ対戦相手が着ちゃって出てくると思ったら…」と相手チームを見やるも誰も着用していない。ここで伊橋だけいないことに気づいた平田が「ま、まさか…」。するとあの曲が流れてメガネを着用した伊橋が現れ、リングイン。平田が大鷲に動きを封じられる中、伊橋は踊り切った。試合では赤井のハイキックでダウンした伊橋を味方の大鷲が押さえ込んでアイアンマンが移動。勝俣が大鷲をボディースラムで叩きつけてムーンサルト・プレス。かわした大鷲がマヒストラルで丸め込もうとするも、味方の平田がスクールボーイで斬って取って王座移動。敵味方関係ない串刺し攻撃を手刀で黙らせた平田がメガネを着用して踊ろうとするが、赤井がビッグブーツ。これを返されるとハイキック。赤井がロープに向かうも伊橋が足を引っ掻ける。するとセコンドの島谷が平田にフェースクラッシャーからその場跳びシューティングスターを浴びせてフォールを奪って王座移動。ダメージ深い平田に赤井が新人賞を決めて試合は終了したが、アイアンマン王者となった島谷をみんなが追いかけていったとさ。
第3試合は入江茂弘&ヤス・ウラノvs大石真翔&MAOのタッグマッチ。NωAは『Going my ωay』で被せ入場。入江とウラノと同じくバンダナをつけてリングイン。捕まったMAOはエルボーをウラノに決めて大石とタッチ。大石がレッグロックで続く。NωAはウラノの左脚を集中砲火。5分経過、大石のアキレス腱固めで苦しめられたウラノ。ネバギバ☆ギロチンドロップは入江がカット。突進するMAOにウラノはクロスボディー、さらに大石をショルダースルーして入江とタッチ。替わった入江が串刺しラリアット、ブレーンバスターホイップを決めるがいずれもカウント2止まり。MAOもカウンターのジョンウーでやり返して大石とタッチ。大石がダイビング・ボディーアタックで続く。大石はウラノとの同士討ちを誘ってスタナー。場外に出た入江にケブラーダを狙うが、ウラノに阻止される。入江の場外パワーボムを踏ん張ってフランケンで飛ばすと、MAOがエプロンからサマーソルトドロップ。リングに戻るとMAOがハリウッドスタープレス。しかし、スイングDDTは入江に止められてしまった。ウラノがMAOを蹴散らすと、入江とともに大石に3D。ウラノのダイビング・ボディープレス。続いて入江がフライング・ソーセージで潰して勝利。
【試合後のコメント】
大石 大阪では小学3年生のゆに君のデビュー戦の相手を務めるということで、我々NωA一同、とても興奮しています。しかしリングに上がれば小学3年生だろうが何だろうが関係ないので。NωAの絆を大阪で見せてやろうと思います。
勝俣 僕たちよりかわいい人は必要ありません。
MAO そういうことだ。
大石 アイドルは1組で十分だ。
勝俣 キャーキャー言われる前に潰してやります。
ウラノ アイドルユニット…アイドルを気取ったユニット。若々しさも売りにしてるんでしょう。一人若作りのおっさんがいるけど。そんなもん太刀打ちできないぐらい若いゆにがデビューするので。正直、彼らは存在価値がない。DDTで一番かわいいのは入江クンなので。見てください、このかわいさ。赤ちゃんみたい! おっぱい!(入江が赤ちゃんと化す)勝てますか、こんなかわいい子にアイツらが。すべての面で我々勝っちゃうので期待してください。
――ゆに選手の情報は何か入っている?
入江 僕の聞いた話によるとプロレスリング紫焔のファンだと。たぶんキアイリュウケンエッちゃんを尊敬してるんじゃないかと。バーニング・スカイ・オブ・エッちゃんでしたっけ? BSE。
ウラノ キアイリュウケンエッちゃんの遺伝子が。
入江 その情報をプロレスリング紫焔のドングリー藤江選手から聞きました。
第3試合後、スクリーンには「アイアンマン王者の島谷常寛だ!」とアピールする姿が映し出されたが、直後に伊橋はアルティメット・ベノムアーム。倒れた島谷を伊橋が押さえ込んで王座移動。
第4試合は男色ディーノ&石井慧介vs高尾蒼馬&松永智充のタッグマッチ。入場したディーノはダウン着用で咳込んでいる。松永「オマエが風邪ひいてるって噂、本当だったじゃねえか!」ディーノ「ひいてないよ( ← ガラガラ声で)」松永「この2人、明日、全日本の両国で世界ジュニアやるんだよ。オマエの風邪がうつったらどうする? アナタは責任とれますか?」ディーノ「バカヤロー(と石井に張り手)。石井ちゃん、高尾クン、確かに私は風邪ひいてるよ! でも心まで風邪をひいちゃいないよ。アンタら明日、両国で世界ジュニア懸けて闘うんでしょ。DDTここにありっていう闘いを見せつけなきゃけない。私の冷え切った体を火照らせるような熱い試合をやりましょうよ! じゃ」こうして試合がスタートしたものの、ディーノは具合はまったく良くなく、松永にハンマーロックされても咳き込むばかり。松永にダウンを脱がされてしまうと「寒い!」。松永はディーノの口をマスクで覆って風邪を移されないように対処して優位に試合を進める。ローンバトルを強いられるディーノ。高尾のフットスタンプは石井がカット。ディーノは松永にスウィートチンからシャイニングあてがいを決めて、ようやく石井とタッチ。石井のエルボーに松永もエルボーでやり返す。顔面フロントはキックを受けきった松永がラリアットで迎撃して高尾とタッチ。高尾は石井の前かがみの背中にダイビング・フットスタンプからディープインパクト。松永の前蹴りから高尾のマヒストラルはディーノがカット。ディーノは2人まとめて男色スクリュー。ディーノは高尾にマスクを取ってのリップロック。石井がフィッシャーマンで続くも松永がカット。高尾は高角度ダブルアームDDTを踏ん張ってローリングエルボー。10分経過、石井が高尾に投げ捨てジャーマンから顔面スライディングキック。最後は高角度ダブルアームDDTで最後の世界ジュニア前哨戦を制した。試合後、ディーノが石井に抱擁しようとしたが拒否された。
【試合後のコメント】
石井 明日の世界ジュニア戦、全日本プロレスの両国大会でDDT同士でやることにすごい意味がある。そこに勝たないと意味がないので、世界ジュニア、必ず奪取します。そしてもう一つ気が付いたことがあるんですけど、男色ディーノ&石井慧介組、今日も勝ちました。これで通算15勝2敗。勝率にすると8割8分2厘。
ディーノ すごくない?
石井 脅威ですね。
ディーノ 風邪ひいててこんな感じだから。風邪ひいてなかったら9割ぐらいいってるから。
石井 仮登録という形であれ結果を残しているので、ハッキリ言ってKO-Dタッグに挑戦しないのもおかしいと思うんです。
ディーノ 勝率とかでいうと我々がいかざるを得ない。
――府立では佐々木&遠藤vs竹下&ベイリーのKO-Dタッグ戦が決まってますが。
ディーノ 別に相手がどうこうではなく、相対的に我々はこれだけ勝率が高いのに黙殺されているのが問題だと思うんですよ。
石井 おかしいと思うんですよ。
ディーノ ホームランをすげえ打つのにベンチを温めているようなもんですからね。そのことにおかしいと思わないとプロレス界が変わっていかないですよ。
石井 8割8分2厘ですよ。
ディーノ 誰が打てんだって、そんだけ。野球じゃないけどね。でもペナントレースにして「×10」にしてもいいぐらい。だから我々20敗しかしてないんですよ。これで挑戦しないのはおかしいと思いますよ。最強って言われてもおかしくないですよ。
――野球じゃないですけど。
ディーノ 野球じゃないですけど、換算したらって話じゃないですか。15戦で2敗しかしてないチームってないじゃないですか。
石井 17戦です。
ディーノ あ、すいません。
2人 ノーフィアー!
高尾 今日は負けてしまったんですけど、明日は絶対負けられないです。
――DDTの中では前哨戦は1勝1敗となったが。
高尾 お互い試合でどんどん技術が上がっていくので明日はどうなるのか。でも絶対勝ちます。
――DDT同士で全日本のリングでやることに関しては?
高尾 それはすごい緊張というか、自分たちの知らない全日本のファンからすると「なんでコイツらやってんだ」と見てる人は絶対にいると思うので、それを「この2人でやってよかったな」と思わせるようにしたいです。
第5試合は高山善廣&樋口和貞&岩崎孝樹vsKUDO&坂口征夫&高梨将弘の6人タッグマッチ。KUDOからタッチを受けた坂口は樋口と対峙してもコーナーに控える高山を挑発。樋口へのエルボーから坂口が高山に蹴り。高山も応戦すると樋口も加わる。坂口に邪魔するなとばかりに張られると樋口はアイアンクローやボディースラムでやり返す。さらに高山から岩崎に替わっても坂口はコーナーの高山&樋口に攻撃せんとする。岩崎が酒呑童子の連係に捕まってしまう。岩崎は坂口をブレーンバスターで投げて高山とタッチ。高山は酒呑童子を投げ切っていくと、坂口に串刺しニーからダブルアーム・スープレックス。樋口がオクラホマスタンピードで続く。坂口のミドルキックで樋口は逆水平からダブルチョップで応戦。坂口はハイキックからジャンピングミドルで高梨とタッチ。樋口は高梨にぶちかまし。岩崎がニーからアトミックドロップ。さらに逆エビを仕掛けるも高梨が丸め込みで切り返す。岩崎はソバットからバックドロップ。これはカウント2。串刺し攻撃は高梨がかわしてKUDOのダブルニーを呼び込む。KUDOが出てきて8×4からダイビング・ダブルニーアタック。これはカウント2。KUDOは坂口とのダブルPK。これは樋口がカット。高山は樋口と坂口にダブルのショルダーアタック。さらに高山がビッグブーツを決める。その間にリング上ではKUDOが岩崎にダイビング・ダブルニーを投下して勝敗は決したが、坂口と高山&樋口で大乱闘。とくに樋口が坂口に突っかかっていき、セコンド総出で分けられた。
【試合後のコメント】
樋口 なんだ、アイツ。俺にまで噛みついてきやがって! 坂口征夫、フザけんじゃねえよ! 潰しにくるならこっちも潰してやるよ! ナメんなよ!
高山 樋口クンが怒っちゃったからね。俺は止められないよ。船木と坂口、2人ともハンディキャップで樋口がやっつけてやるから。覚悟しとけよ。俺はセコンドだ。
樋口 俺はスイッチ入りましたよ。あっちが潰しにくるなら、こっちが潰してやるよ。
高山 樋口が殺さないように俺は守る!
坂口 勝つまで狙い続けてやるって思っていたけど、なんだ横からシャシャリ出てきて。デカいの。樋口、テメエは高山の金魚のクソか。この間からチョコチョコチョコチョコ、俺らがやりあっていたら止めてきやがって。何いい顔してんだ、アイツ。オメエ、DDTだろ。あんなもんと一緒に組まないで、やるのが普通じゃねえの? あんなヤツだと思わなかったよ。だからムカついたんだよ。それでヒートアップしやがって。バカじゃねえの。テメエの筋が違うんだよ。大阪でまとめて潰してやる、高山と樋口。覚えておけよ。
休憩明けの曲が流される中、サイン会から引き揚げようとする伊橋にアントン、ワンチューロ、大鷲らが襲い掛かるもタイツで撃退。その背後を高梨が遅いかってトラースキック。横入り式エビ固めで丸め込んで王座移動となった。
セミファイナルは遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs竹下幸之介&マイク・ベイリーのスペシャルタッグマッチ。竹下が遠藤のコール時に襲い掛かって試合スタート。竹下がまとめてミサイルキックで遠藤とポーリーを場外に出すと、ベイリーがトペ・コンヒーロで飛んでいく。ベイリーが遠藤にミドルキックを連打するも、ポーリーが介入してフィッシャーマンで落として流れを変える。それでも遠藤のブレーンバスターを丸め込みで切り返し、ハイキックを決めて形勢逆転。替わった竹下に遠藤はスワンダイブエルボー。これはカウント2止まり。竹下のエルボーに遠藤はエルボーでやり返してラリー。竹下の強烈なエルボーに遠藤は強烈なニーで返答する。竹下にスプリングボードをキャッチされた遠藤だが、ブルーサンダー狙いは着地してドロップキック。替わったポーリーがSTF。これはベイリーがカット。串刺し攻撃は竹下がかわして遠藤をフロント・スープレックスで投げてポーリーにぶつける。替わったベイリーはポーリーに低空ドロップキック。さらに左右ミドルキック連打からソバット。ポーリーもル―テーズプレスを浴びせるが竹下がカット。遠藤が竹下を場外に出していく。リング内ではベイリーがポーリーにスクリューハイキック。シューティングスターダブルニーはポーリーがかわして、遠藤がジャンピングエルボー。遠藤が投げ捨てト―チャーラックボム。ポーリーがリバース・スプラッシュを浴びせるも竹下がカット。ポーリーバスターを仕掛けるポーリー。これを切り返すベイリーに竹下がドロップキックで加勢し、そのままクルリと丸め込んで勝負あり。竹下は遠藤のKO-Dタッグベルトを指差して挑発してみせた。
【試合後のコメント】
竹下 タイトルマッチがきたらやるしかないので。後楽園では遠藤さんにスリーを取られて。でも今日はベイリーがポーリーから取ってくれて、前哨戦的にはイーブン。でもお互い出し切ってても隠している手の内。があるかもしれない。それは僕たちも。タッグチームとしてチームプレーを出してないので、チームプレーを出して勝ちたいと思います。
ベイリー タケシタとタッグを組んで、コンビネーションが上達している。8月のスモーホールの時はトーゴーと組んだけど、その時もすごかったけど、うまくいかなかった。でも次のオーサカで絶対にベルトを獲る。
――遠藤選手は物足りないと言っていたが。
竹下 物足りてないならもっと出してこいよ。僕にドロップキック決めたあとにポーリーにタッチするんじゃなくて、もっとこいよ。だからタッグマッチですけど、遠藤さんが納得いくまでやってやろうかなという気持ちはあります。
メインイベントは石川修司&佐々木大輔vsHARASHIMA&彰人のスペシャルタッグマッチ。佐々木vs彰人に続いて石川とHARASHIMAが対峙。石川のエルボーにHARASHIMAアがフロントハイキックで応戦。ロープに走り込むHARASHIMAをエプロンから佐々木が首輪とリードで捕獲。石川がラリアットで場外へと落とすと、佐々木は首輪とリードにつながれたHARASHIMAは引きまわして客席へと投げていく。石川も彰人を場外に出してヒザ蹴り。さらに佐々木に捕獲されたHARASHIMAにもニーリフトを見舞っていく。5分経過、リングに戻ったHARASHIMAだが、首輪を外せず、DAMNATIONにいいようにやられてしまう。佐々木がフィッシャーマンで投げてカバーしたが、松井レフェリーは認めない。HARASHIMAは佐々木の持つリードを使って急所攻撃。ようやく彰人とタッチをかわして首輪を外せた。彰人は佐々木と石川に連結ドラゴンスクリュー。佐々木には俵返しを決める。ダブルアーム・スープレックスはカウント2。佐々木もトーキックからDDTを放って石川とタッチ。石川は彰人をコーナー逆さ吊りにして串刺しニー。さらにジャイアントフットスタンプで追い打ち。これはカウント2。彰人は石川に足横須賀を決めてさらにコーナー2段目にセット。替わったHARASHIMAがフットスタンプで突き刺していく。串刺しフロントハイキックから雪崩式ブレーンバスター。ニードロップからカバーするもカウント2。10分経過、石川も投げ捨てドラゴンでやり返し、串刺しラリアットからボスしけてるぜ。これはカウント2。HARASHIMAのエルボーに石川がエルボーでやり返してラリー。顔面フロントハイキックからハイキック。さらに石川の頭突きに負けずにジャンピングハイへ。ここから戦況は佐々木vs彰人へ。佐々木がドロップキック。彰人も佐々木のコーナーダイブをキャッチして足横須賀から足4の字で勝負に出る。これは佐々木がエスケープ。佐々木への串刺し攻撃から彰人がブレーンバスター。しかしHARASHIMAのスワンダイブを佐々木がニーで迎撃。ダブルインパクトは彰人がかわしてHARASHIMAがハイキック。キン肉大移動は佐々木が丸め込みで切り返す。石川がファイアーサンダーで加勢。HARASHIMAのスワンダイブをキャッチした石川が投げ捨てんとするが、HARASHIMAもフランケンで切り返してもみ合うように場外へ。リング内では彰人がハナマサ狙い。これを佐々木がNOW OR NEVERに切り返して3カウント。場外でエルボーを打ち合っていた石川とHARASHIMAは試合後も睨みあった。
その後、石川は「HARASHIMA、試合中に壊れるなよ。最後に立っているのはこの俺だ。なんでかわかるか? 俺がプロレス界で一番デカくて強いからだよ」とマイク。これにHARASHIMAは「石川修司、キミがどんな攻撃したって、僕は壊れない。もちろん心だって折れないよ。12月4日はみんなからもらった906票の気持ちを背負って必ずオマエを倒す!」と言い返して退場。石川は「カリスマ、最後に僕が締めてもいいですか?」と言って佐々木から許可を得ると「僕がマイクでしゃべるので、みんなでなんで~?と言ってください。最後に『デカイからだー!』で締めるので皆さんよろしくお願いします」と促すも、直後に佐々木が蹴り。佐々木「オマエは黙ってろ。HARASHIMAさんよ、残念だったな。もう二度のアンタの得意な間抜けヅラの『鍛えているからだ』は言えない。オマエらDDTファンたち。オマエらも一緒だよ。間抜けな顔して『なんで~!?』、もう二度と言う日はこない! いいか! DDTは大阪府立、さいたまスーパーアリーナが終わっても永遠にDAMNATIONのものだ。DAMNATIONの時代は永遠だ。俺がキャンディスと結婚するまでは。いいか! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! このマザーア―スはDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」
その後、高梨がエンドアナウンスをやっていると平田がファンレターだと紙を見せ、タイ語で高梨に「参った」を言わせてタイトル移動。平田が意気揚々と引き揚げようとすると大鷲がリングに上げてビッグブーツからマヒストラルで王座移動。「あと8日間寝ないでベルトを守ります!」と誓ってエンディングとなった。なお、大鷲は「大阪まであと8日間、今日から一睡もしないでこのベルトを守り続けます」とバックステージでコメントを出している際も大石に襲われてしまう。大石の丸め込みを切り返してフォールにいったが、王者は返せばいいだけなので「俺、チャンピオンだ!」と気づくとそのまま逃走した。
【試合後のコメント】
――今日、最後の前哨戦となりました。
石川 最後の前哨戦の我々が勝っているので12月4日も結果が見えているんじゃないかなと思います。12月4日は場外にもう一回投げ捨ててKO勝利で終わりたいなと。
――今日は場外で投げ捨てた際にフランケンで切り返されたが。
石川 そこで出しちゃうのがHARASHIMAの浅いところ。4日に持って来ればいいのに、出しちゃうから。もう対策練れますよ。ポイッと捨てます。以上です。
遠藤 正直、つまらなかったですね。もっと来てくれるかなと思ったんですけど、思っていた10分の1、100分の1ぐらいしか来てくれなかったので、大阪は逆に厳しいかなと。圧勝しちゃうなと、こっちが。
佐々木 前哨戦、何回やったか覚えてないけど、俺たちが負けた記憶がない。2016年、俺たちが負けた記憶もないし、リング上で言った通り、このDDTのリングは俺たちがDAMNATIONが大阪府立、さいたまスーパーアリーナが終わっても制圧し続ける。俺がキャンディスと結婚するまでは。
――キャンディスと結婚するまで?
佐々木 それまでは俺たちは制圧し続ける。
――キャンディスと結婚したら?
佐々木 解散だ! DAMNATIONの目標! 闘う理由は俺がキャンディスと結婚するためだ、そう書いておけ!
HARASHIMA タッグマッチで単純な勝敗では負けましたけど、渡り合ってはいると思うので。前哨戦で何度かやって石川修司は危険なことをやって僕を壊しにきてますけど、僕は壊れてないし、心も折れてないので。総選挙でみんなに選んでもらった906票を背負って、絶対大阪は勝ちたいと思います。
――大淀、後楽園と石川選手に場外へ投げ捨てられていたが、今日はフランケンで切り返しました。
HARASHIMA その前に一回決まりましたし、対策も練れています。いつまでもやられっぱなしではいないです。
――今日それを出したことが、石川選手は「浅いところ」だと。
HARASHIMA 先も全然あります。100ぐらいあるので大丈夫です。
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