17日、新潟・アオーレ長岡にて「Road To Ryogoku 2016 in NAGAOKA~ドラマティック・ドリーム・とちお祭り~」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説にはいつでもどこでも挑戦権三冠のディーノが登場。西日本ツアーに昨日の金沢大会でもメインのKO-D無差別級王者・HARASHIMAに対してリップロック → いつどこ権アピール → 「使わなーい!」という「カッコいい乱入」を狙ってきたディーノだが、万策尽きたようで「乱入したくてプロレス業界に入ったのにチャンピオンが油断してくれない」と泣き出して「こんなものー!」といつどこ権を放り捨てようとすると、「バカヤロー!」との声が響き渡ってカッコよく乱入してきた大石が登場。大石はディーノの乱入には「心が足りない」と言い切り「俺は14年間のキャリアでほぼ乱入に費やしてきた。乱入のプロの俺が最高の乱入を見せてやろう」と言うと「そのいつでもどこでも挑戦権、一つよこせ」と譲渡を求め、これに「最高の乱入が見れるならぜひ…」とディーノが応じて挑戦権は前説であっさり移動した。で、大石がオープニングコール。
第4試合は男色ディーノ(いつどこ2冠)&大石真翔(いつどこ一つ)vs坂口征夫&マサ高梨のタッグマッチ。高梨がディーノの男色殺法に捕まってしまう。大石もナックルパンチで続く。細かいタッチワークと連係でローンバトルを強いられた高梨だったが、男色ドライバーは回避してDDTで叩きつける。ようやく坂口とのタッチが成立。坂口はディーノにジャンピングミドル。大石も坂口の足を獲って裏ヒザ十字からレッグロックで固め、ディーノが高梨にリップロックを決めてアシストするも、坂口はエスケープ。ディーノと大石は坂口に3D。ディーノがケツを出してコーナーにセット。大石がシーソーホイップで高梨をディーノの地獄門へ沈める。続いて坂口をディーノの地獄門に振るも、坂口はディーノの生尻に神の右膝。ディーノのうめき声が場内に響き渡る中、坂口が大石にコブラクラッチを決めて勝利した。こうしてメインでのカッコいい乱入ができなくなった大石が「男色ディーノはまだ2個ある。男ちゃん、もう一個ちょうだい!」とさらに譲渡を求めるも、ディーノは男色ドライバーで黙らせて「今日の乱入はなし!」とカッコよく決めた。
【試合後のコメント】
高梨 おい! ディーノ&大石? あんなロートルとポンコツのチームじゃ相手にならねえよ。俺らはKO-Dのタッグタイトルを狙っているんだ。次は落ち目のドリフと嘘くせえ笑顔のスマスカに坂口のヒザをブチ込んでやるからな。楽しみにしとけ。そして、坂口! もう一つ、面白いおもちゃを手に入れたじゃねえか!
坂口 これ、取った。これあれば、いつでもどこでも挑戦できんだろ? 次、組まれているのはいつ?
――5月8日の札幌大会を予定しています。
坂口 じゃあ5月8日の札幌で樋口が来ようが、HARASHIMAが来ようが、どっちでもいい。潰してやる。5・8札幌で挑戦するのは、この俺だ!
第5試合は佐々木大輔&石川修司&ワンチューロvs竹下幸之介&遠藤哲哉&井上麻生の6人タッグマッチ。佐々木組が襲い掛かって試合スタート。キャリアの浅い麻生が捕まってしまう展開。それでも麻生はワンチューロにムーンサルト・アタックを決めてようやく遠藤とスイッチ。遠藤は串刺しエルボーから低空ドロップキック。その場跳びムーンサルトを浴びせたがカウント2。アルゼンチン・バックブリーカーは佐々木がカットに入る。ワンチューロはショルダーネックブリーカーでやり返し、佐々木がダイビング・ラリアットを決める。遠藤は浴びせ蹴りを放って竹下とスイッチ。佐々木が竹下にクロス・フェースロック。ロープに逃げた竹下に石川がフットスタンプを投下。竹下もブレーンバスターでやり返す。石川がバックドロップを決めれば、竹下もラリアットで巨体をなぎ倒した。麻生がウラカンラナで石川を場外に出すと、リング下にいた佐々木とワンチューロに宇宙人プランチャ。遠藤は石川にケブラーダを浴びせる。麻生のスクリューハイキックから竹下がブルーサンダーにつなぐ。麻生が450°スプラッシュを放つも石川が寸前で回避。すぐさま石川がジャイアント・ニーリフト。佐々木は遠藤にベトドラⅡで伸し、さらに石川とのダブルインパクトで竹下を蹴散らす。トラースキックで反撃に出る麻生を石川がニーリフトでシャットアウト。最後はスプラッシュマウンテンで沈めて堂々の勝利。試合後も竹下&遠藤を見下すように勝ち誇ってみせた。
【試合後のコメント】
佐々木 楽勝だよ、楽勝! 何回やっても同じだよ。後楽園のリマッチ、キャンディスぐらい強いヤツじゃないとやりがいねえよ。
石川 そうそう。リマッチだったら前回なかった何かがなければ、我々の牙城は揺るがないから。
佐々木 以上だ!
遠藤 …負けた。今日は負け…。
竹下 僕たちはこれでリマッチというか、最後のチャンスになると思うんで。背水の陣。これで勝たないと僕らは終わり。絶対に勝つだけです。
遠藤 絶対に勝つ。もう絶対に負けられない。何がなんでも勝つ。
セミファイナルはスーパー・ササダンゴ・マシンvs福田洋のシングルマッチ。ササダンゴのセコンドはディーノと大石っぽいササダンゴ・マシン軍団。福田のパーフェクトプレックスはササダンゴが足の甲を踏みつけて止めて垂直落下式リーマンショック。リング下に逃げた福田にササダンゴが飛ぼうとするも、セコンドのアントンがリングサイドから足を引っかけて転ばせる。ササダンゴはヒザを痛めた模様。場外戦でササダンゴがイスを壊して本部席の亜門GMの表情が硬くなる中、リングに戻ると福田がダイビング・ダブルスレッジハンマーを投下するが、ササダンゴがボディーブローで迎撃。ピンチにセコンドのアントンがマイケル・ジャクソンの曲をあれやこれやと唄い出す。それに乗ったササダンゴに福田がローブローからパーフェクトプレックス。ササダンゴもクリアしてドロップキックでやり返して二度目の垂直落下式リーマンショック。ピンチの福田は『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント』を熱唱。ササダンゴもこれに乗っかって2人で唄い続けるが、ササダンゴがBメロに差し掛かったところで福田が攻撃。福田のラリアットにササダンゴがラリアットでやり返し、三度目の垂直落下式リーマンショックを決めて勝負あり。試合後、ササダンゴが4・24後楽園でEXTREMEのベルトを懸けて闘う平田を呼び込むも、平田は遠い遠い会場の3階席にいた。ササダンゴ「平田、遠い! リングに来いよ!」平田「断る!」ササダンゴ「はぁっ!? タイトルマッチの直前なんだからやりとりがあるだろう! リング上でやりとり! こっち来いよ!」平田「断る!」ササダンゴ「辛うじて声が聞こえているからいいものの…マイクぐらい使え!」平田「コードが伸びねえんだよ!」ササダンゴ「そういうもんだろう」平田「断る!」ササダンゴ「24日のEXTREME級、何やりますか?」平田「何やりますか? なんだろうね、逆に」ササダンゴ「チャンピオンの俺がとびっきりの素敵なルールを作ってリングで待ってますからね。その時はちゃんとリングでお互いの手と手が触れ合う距離に来てくれますように!」平田「考えときまーす!」ササダンゴ「以上です!」
【試合後のコメント】
ササダンゴ 地元の新潟で福田洋という強敵に苦戦しましたが危なげなく完勝することができたので。途中でイスが壊れるアクシデントはありましたけど、正直、5回ぐらい負けちゃうかなと思うところがありましたけど、危なげなく勝つことができたので、24日のDDT EXTREME級の平田一喜戦に向けて、いい意味で弾みがついたんじゃないかなと思いますよ。平田一喜、チャンピオンになって一番の強敵だと思っているので、絶対に勝って、またEXTREME級のベルトを新潟に持って帰ってきたいと思います(ここで平田が登場)。
平田 おいおいおいおい!
ササダンゴ ひ、平田!
平田 また勝って新潟にベルトを持ってくる?
ササダンゴ 持ってくるよ!
平田 イス壊した分際で何言っとんじゃい!
ササダンゴ なんで俺が東側最前列のイス壊したこと知ってんだよ!
平田 上から見取ったんじゃーい!
ササダンゴ 松井さんは見てた?
平田(小声で)見てた…。
ササダンゴ(うなだれる)
平田 勝ったも同然!
ササダンゴ DDTで今、会場のイスを壊すというのは試合やプライベートでどんなミスを犯すことよりも罪が重い。オマエが見てしまったんならしょうがねえよ。東側一列目のイスを壊した。
平田 バッチリ見てたよ。そして「うわっ!」と思ったよ。
ササダンゴ 例え俺がチャンピオンとは言え、立場がどうなるかわからない。それぐらい今、DDTで会場のイスを壊すのは悪いことなんですよ。特に会場備え付きのイスを壊すことは悪いこと。
平田 一番悪いことだ。そんなことやっているようじゃ、王者失格なんだよ。いいか! 俺がそのベルトを獲って、イスを壊さない素晴らしい闘いでベルトを輝かしてやるからな。
ササダンゴ 絶対に俺は今後、会場のイスを壊さないし、チャンピオンとして自覚を持って、イスを壊さないようにオマエから防衛して、また新潟に帰ってくる。どうだ!? イスだからな。
平田 勝つのは俺だ!
ササダンゴ(引き揚げる平田に)オマエ、絶対に壊さないだろうな。
平田 壊さねえよ、オラァッ!
ササダンゴ 絶対に! イスを! 壊さないんだろうな!
平田 絶対に壊さないわ!
ササダンゴ 壊したことないだろうな!
平田 壊したことないわ!
ササダンゴ 今後のプロレス人生、もしイスを壊したらどうするか、答えろ!
平田 踊りやめてやるよ!
ササダンゴ ……アイツの弱点が見えた気がしますね。アイツは俺以上に会場のイスを壊すことを恐れてます。アイツにとって一番の弱点は「イスを壊したら終わり」という潜在意識!
メインイベントはKO-D6人タッグ選手権試合。第24代王者組の樋口和貞&勝俣瞬馬&岩崎孝樹はHARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノを相手に2度目の防衛戦。岩崎がウラノのチョーク攻撃で掴まる。これを止めた木曽レフェリーをウラノが突き飛ばすと、木曽レフェリーがロープの反動で跳ね返ってウラノを倒すと、すかさず樋口と勝俣が入ってトリプル・ドロップキック。樋口が出ていく替わった彰人に逆水平。勝俣がドロップキックで続いていく。彰人はキチンシンクで勝俣の動きを止めてHARASHIMAがロコモーション式の吊り天井で続く。ウラノがジャイアントスイング。彰人がキャンバスへのダブルのニークラッシャーへ。ここからスマスカにしばらくローンバトルを強いられた勝俣だったが、串刺し攻撃を止めてダイビング・エルボーを決めてようやく岩崎とタッチ。岩崎はストマックブロック。ウラノも低空ドロップキックでやり返して彰人とスイッチ。彰人は岩崎にドラゴンスクリュー。さらにダブルアーム・スープレックスで投げる。岩崎はスマスカの総攻撃を誤爆させてウラノにバックドロップで排除。DNAが彰人に連係を決めるも、彰人も樋口を俵返しで投げてタッチを受けたHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。雪崩式ブレーンバスターからハイキック。蒼魔刀を狙うも樋口がこれをショルダーでかちあげるが双方にダメージ。ミドルと逆水平の打ち合いからHARASHIMAがハイキック。スマスカの総攻撃に樋口はウラノのフランケンを投げ捨てるとHARASHIMAのスワンダイブも逆水平で迎撃。彰人とHARASHIMAにダブルのノド輪落としを決めた樋口。勝俣が場外のウラノを鉄柱からのムーンサルト・アタックで釘付けにしていると、リング内では樋口がHARASHIMAに轟天狙い。HARASHIMAがリバース・スープレックスで切り返すも、樋口がその体勢でHARASHIMAを抱え上げて、シットダウン・パワーボム。HARASHIMAもジャンピング・ハイでやり返すが、樋口はぶちかまして動きを止めて、轟天でHARASHIMAから3カウント!
試合後、ダメージの深いHARASHIMAに笑顔はなく、彰人&ウラノの肩を借りて引き揚げる。樋口「どうだ、スマイルスカッシュ! DNAの勝ちだ! 正直、総合力ではDNAが負けているかもしれないけど、今日、勝ったのは紛れもない事実。皆さんのおかげで防衛しました。ありがとうございます! 自分は1週間後、今日勝ったHARASHIMAのKO-D無差別級ベルトに挑戦します。そこで必ず勝って、KO-D6人(タッグ)のベルトも持って、また新潟に帰ってきたいと思います!」最後に「ごっつぁんでした!」と言う樋口が四股を踏むと場内の「よいしょーっ!」の掛け声で大会を締めくくった。
【試合後のコメント】
勝俣 やったぞ! 勝ったぞ! 強かった、疲れた。
樋口 見ての通りですよ。あっちにどうしようもないとか言われてましたけど、正直、スマイルスカッシュはすごく強いチーム。総合力じゃ負けていると思うけど、勝ったのはDNAです。そしてHARASHIMAからピンフォールを取ったのも自分です。これで自分が自信があるって言ってたのをわかってもらえたと思うし、後楽園への弾みになりましたよ。
勝俣 昨日負けて悔しい思いをして、足を引っ張りたくなかったから、何とか乗り切れました。そして樋口がHARASHIMAさんからスリーを取ったんだよ。樋口、KO-Dは大丈夫だ。この勢いのまま、後楽園まで突っ走ってくれ。
樋口 いくよ。負ける要素はないね。
岩崎 三枚も四枚も力が落ちるって言われたけどナメんなって。この勢いで日曜日もガッチリいこう。応援するよ!
勝俣 これからも頑張ろう、6人タッグもあるから。
ウラノ …悔しいですね。
彰人 また6人タッグを取れなかったですね。
ウラノ いやあちょっと考えても…。落ち込んでてもしょうがないし。
彰人 後楽園もありますからね。切り替えていかないと。
ウラノ でも6人(タッグ)が巻けなかったのが…。チャンスがいつくるかわからないし。
彰人 今日取っておきたかったですね。だけど後楽園で僕らがタッグの挑戦権を取ってタッグを取るよ。HARASHIMAさんも防衛してくれると思うし、切り替えていきましょう。
――HARASHIMA選手がいませんが、ダメージが深い?
ウラノ 今、安静にしてます。まあ大丈夫だと思うので。5分、6分したらたぶん大丈夫じゃないですか?
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳報ならびに写真をアップ! ぜひご覧ください!



