16日、石川・金沢流通会館にて「Road To Ryogoku 2016 in KANAZAWA~ドラマティック・ドリーム・とり野菜~」がおこなわれた。まずは鶴見亜門GMの前説で熊本地震で帰省中に被災した梅田の欠場、また義援金の受け付けをアナウンス。次回の北陸での興行は9・17高岡エクールが決定している。続いてオープニングコールの選手として呼び込まれたのはディーノ。西日本ツアーでは使う気はないものの、チャンピオンの前でカッコよく使わないと宣言したかったディーノだったが、3日間すべて失敗に終わっているものの、この日もやはり「カッコよく使わない」を実行すべく、今回は会場備品の機材カバーに隠れて接近し、入場時に姿を見せてリップロック → 「使わな~い!」と宣言するらしい。で、オープニングコール。
第4試合は佐々木大輔&ワンチューロvsアントーニオ本多&竹下幸之介のタッグマッチ。ローンバトルを強いられたアントンはワンチューロをスパインバスターで叩きつけて竹下とスイッチ。竹下がダイビング・ボディーアタック。さらにコーナーの佐々木を落としていく。ワンチューロのエプロンからのスイングDDT狙いを竹下が止めてブレーンバスターで切り返す。ワンチューロはミサイルキックでやり返して佐々木とタッチ。佐々木のクロス・フェースロックを竹下が回避してビッグブーツからブルーサンダー。替わったアントンに佐々木がドロップキック。ワンチューロのショルダーネックブリーカーから低空ドロップキックを突き刺してコーナーへ。佐々木のコーナーダイブをナックルパンチで迎撃したアントン。竹下と連係バイオニックエルボーを決めるとコーナーの登る。アントンのダイビング・フィストドロップを剣山で迎撃した佐々木。救出に入った竹下のビッグブーツも回避してアントンに誤爆させると、ワンチューロが竹下を排除。すかさず佐々木がミスティカ式クロス・フェースロックで勝利。この結果、アントンの持ついつでもどこでも挑戦権が佐々木に移動した。
【試合後のコメント】
佐々木 楽勝だよ、あんなコミックレスラー。また、こいつ(いつでもどこでも挑戦権)が俺のもとにきた。
――KO-D無差別級王座に挑戦できますが。
佐々木 KO-Dなんかに興味ないよ。知ってんだよ、俺は。これ5個だろ。全部集めたら、キャンディスと結婚できるんだろ? そう聞いてるぞ。だから全部集めるぞ。そう書いておけ。
セミファイナルは石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬vs坂口征夫&マサ高梨&松永智充の6人タッグマッチ。高梨が高尾をリング下に落とすと、ここから両軍による場外戦へ。石井は坂口を連れて2階通路に移動。互いに落とそうとすると、坂口を落下させた。先に高尾が高梨をリングに戻すとドリフが総攻撃。ローンバトルを強いられた高梨だったが、入江のテディベアをカウント2で返すと坂口がジャンピングミドルで救出に入る。入江もブラックホールスラムでやり返すと高尾が高梨にブレーンバスターを仕掛ける。高梨が投げ返してようやく松永とタッチ。松永がショルダーアタック。高尾もカウンターのドロップキックでやり返すと石井が出てきてDDT。松永もバックドロップで叩きつけて坂口とタッチ。石井が坂口に裏投げ。ドリフで入江ごとフラップジャックで坂口に叩きつける。石井が坂口のワキ固めを堪えてエクスプロイダーニーからフィッシャーマンバスターを決めるも、続く攻撃は高梨がカット。坂口のコブラクラッチは入江と高尾がカット。高梨と松永が蹴散らす。坂口は神の右膝を繰り出すも、これはかわされてしまったが、続く石井のニールキックを回避するや神の右膝をブチこんで勝利した。試合後は3人で酒盛りして引き揚げた。
【試合後のコメント】
石井 今日も負けてしまって、ここ最近はドリフとして結果を残せていない。タイトルにも絡んでないし、ドリフを結成して3年半以上経って、KO-Dタッグはまだドリフで巻いたことがない。今度のKO-Dタッグ挑戦者決定戦は危機感を感じているし、チャンスをモノにしないといけないと思います。
入江 僕も同じ気持ちで挑みます。佐々木&石川、竹下&遠藤、どっちが来るかわかんないですけど、どっちからでも僕らが挑戦権を取ってさらにベルトを獲らないと僕たちはダメだと思います。必ずチャンスをモノにします。
高尾 ベルト自体、最近獲ってないので、KO-Dタッグ、ウチらで巻いたことがないので、ぜひ獲ってもらって弾みをつけたいです。
高梨 ドリフとは長らくやってきたけど、今日のアイツらの目を見て確信した。アイツらは負け犬だ。あんな負け犬の連中と挑戦者決定戦をやったところで結果は目に見えている。そしてもうひとチーム、スマスカ。アイツらのあの薄っぺらい、ウソくせえ笑顔を二度と出せねえようにしてやるからな! 全部、坂口のヒザでテメエらの口をふさいでやるからな。
坂口 まあ今日取った通り。あとはスマスカ、話にならないですね。次のタッグ挑戦は自分と兄弟で決まったようなもんですね。後楽園、寝っ転がってても勝てますよ。
高梨 てぇことだ! チャンピオン、巨人がこようが、若いのがこようが一発で獲ってやるよ! ベルトは酒呑童子のものだ! 以上!
メインイベントはHARASHIMA&ヤス・ウラノvs樋口和貞&勝俣瞬馬のタッグマッチ。第4試合で岩崎孝樹を下して、いつでもどこでも挑戦権三冠となったディーノは試合前に現れて物置のカバーを被って待機。HARASHIMAの入場を襲おうとするも、樋口に睨まれてしまう。亜門GMが「いつでもどこでも挑戦権を使うのか?」と煽ったが、ディーノは「私は2人に正々堂々闘ってほしくて来ただけだ」と無理やり、HARASHIMAと樋口を握手させると小声で「恥かかせんなって」とぼやいて引き揚げてしまった。
試合は一進一退の攻防。樋口がパワーでウラノに攻め立てる。ウラノはロケットパンチを決めてHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAのミドルキック、樋口の逆水平のラリー。樋口がぶちかませば、HARASHIMAも返す刀でスーパーキックを放って両者が各パートナーとタッチ。ウラノが勝俣にニードロップ。ウラノがロープに固定するとHARASHIMAがエプロンから逆水平を放つ。タッチを受けたHARASHIMAが踏みつけ式の逆片エビ。勝俣は何とかエスケープ。スマスカの連係に捕まった勝俣は向き直り式のドロップキックを決めて逆転。樋口はウラノにオクラホマスタンピード。ウラノも樋口のカナディアンを逃れて延髄斬り。替わったHARASHIMAがダブル攻撃ををウラノに呼びかける。しかし、ウラノのフランケンは樋口に止められてキャンバスへと叩きつけられる。スワンダイブ狙いのHARASHIMAがノド輪を掴まれてしまうも、回避して低空の延髄斬り。続いてスワンダイブ式ボディープレス。樋口もぶちかましてやり返して勝俣と交替。勝俣のミサイルキック+樋口のノド輪式シットダウン・パワーボムの合体技から勝俣がムーンサルト・プレスで追い詰める。それでもHARASHIMAはXファクターを山折りで迎撃。さらにライトニングスパイラルを堪えたHARASHIMAがリバースフランケンから蒼魔刀で勝利した。
試合後、樋口がHARASHIMAと視殺戦。DNAが引き揚げるとHARASHIMAがマイクを取る。「金沢大会にご来場ありがとうございます! 3年ぶりぐらいだったけどすごく盛り上がったしすぐ来たいです。4月の後楽園で樋口とタイトルマッチをやるし、いつどこ権とかもあるけど、誰が来ても僕が倒してベルトを巻いてまた金沢に来たいと思います。また金沢に来てやるさー! 誰が来たってぶっ倒してやるさー! ベルトを巻いて来てやるさー! なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【試合後のコメント】
HARASHIMA もろにキャリアの差、経験の差が出ているんじゃないですか? ぶっちゃけ負ける要素はないですね。前哨戦で結構当たって、勝ったり負けたりですけど、今日はすごく手ごたえよくて、樋口のパワーは脅威ですけど、逆に言うとパワーだけなのかなと思うし、今日も引っ掻き回せたし、いい感じでこっちのペースになって、僕は4月の後楽園でKO-Dを防衛して、もちろん明日も勝ってKO-D6人タッグのベルトも獲りたいと思います。
ウラノ フラットな形で始めて、樋口がどう出てくるか見ようと思ったけど、真っすぐしかないので。強さは感じるけど簡単です。彼らは6人タッグのベルトを巻いているけど、樋口一人の力だというのはわかったし、岩崎&勝俣というのは樋口に比べたら二枚も三枚も四枚も五枚も落ちるんで。樋口というレスラーはトップの選手だとわかったけど、本当に真っすぐしかないので。打ち崩すのも楽ちんですね。
彰人 樋口だけですね。僕とかウラノさんがベルトから遠ざかっているので、ここで6人タッグのベルトを巻いてユニットとしての弾みをつけてね。
HARASHIMA まだ獲ったことがないからね。
彰人 これで巻ければ、HARASHIMAさんは全部巻くことになります。
ウラノ これを口にするともしかしたら遠くなるかなと思ったんですけど、6人タッグのベルトを巻いて、後楽園で自分と彰人クンがタッグの次期挑戦者になって、それも勝って、HARASHIMAクンもシングルのベルトを防衛したら…。
彰人 全部ですよ。
ウラノ シングル、タッグ、6人タッグ、全部スマイルスカッシュの腰に。今まで寂しい思いをしてきたので、ここらで爆発します。
樋口 KO-Dの無差別に関してはあっちも自信があるんでしょうね。それ以上に自分も自信があるので。今日見てもらった通り、パワーではまったく負けてないので、後楽園は1対1でHARASHIMAを叩き潰そうと思っています。ただ、明日のKO-D6人タッグ戦に関しては総合力では正直、スマイルスカッシュに劣っている。ただ、ここで負けたら自分らがDNAでやってきたことがムダになりそうな気がします。何が何でも明日は自分と岩崎さんと勝俣さん、3人の力で防衛してスマイルスカッシュに勝ちたいですね。
勝俣 絶対に負けない。今日はゴメン。
樋口 しょうがない。明日が本番。
勝俣 そうだな。絶対に負けない。岩崎もいるし、足引っ張らないように頑張ります。
公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では全試合詳細と写真をアップ! ぜひご覧ください。



