12日、熊本市流通情報会館にて「Road to Ryogoku 2015 in KUMAMOTO~ドラマティック・ドリーム・太平燕~」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説では遠藤哲哉の欠場挨拶に続き、地元凱旋の梅田公太がオープニングコールを務めた。
第1試合はアントーニオ本多vs松永智充のシングルマッチ。松永の「まつ・なが・ともみつー!」ポーズやアントンのバイオニックエルボーで場内が沸く中、アントンのダイビング・フィストドロップを松永が回避して昨日同様、サムソンクラッチで丸め込もうとする。これを辛くもクリアしたアントンは松永のアックスボンバー、バックドロップも返してスコーピオン・デスドロップで巻き返すと、会心のダイビング・フィストドロップをズバリと決めて勝利。松永に取られたいつでもどこでも挑戦権を奪還した。
第2試合は男色ディーノ&大石真翔vs石井慧介&高尾蒼馬のタッグマッチ。チームドリフに攻め込まれた大石が必死にタッチを求めたが、パートナーの男色人生はコーナーで目を瞑り合掌したままでタッチには応じず。自分の力で返して戻ってこいという無言のメッセージを受け留めた大石はなんとか反撃してようやく男色人生とスイッチする。男色人生は地獄突き連発からロープ拝み渡りを狙うも失敗して股間を痛打。それでも男色人生は合掌をやめない。石井へのリップロック → 男色ドライバーは高尾にカットされる。男色人生が大石の要望に応えて尻出しタイムへ。大石は高尾を尻に吸い込ませてダウンさせる。孤立した石井には「九州ば、元気にするばい!」とアピールしてのスイングDDT。フィニッシュとばかりにミラクルエクスタシーを放ったが、これを返されてしまうと男色人生の尻へと吸い込まれ、タイガー・スープレックス・ホールドで3カウントを聞いた。
第3試合は福田洋vsMIKAMIのシングルマッチ。試合前にマイクを持った福田は歌好きのMIKAMIに「ルーザ・キャント・シンギング・ア・ソングマッチ」を提案。この勝者が自分の歌を好きに唄えるルールなのだが、MIKAMIが了承して試合スタート。終盤、形勢不利となった福田はコーナーに登ったMIKAMIに「ごめんなさい、アナタと一緒に歌を唄いたかっただけなんです!」と吐露。「一緒に唄ってください! アナタの得意な『15の夜』を唄いましょう!」と呼びかける。場内に『15の夜』が流れると2人で熱唱。気持ちよく唄うMIKAMIを横目に福田はタンバリンを松井レフェリーに渡す。松井レフェリーがタンバリンを叩いて場内を盛り上げることに気を取られている隙に福田はMIKAMIに急所攻撃。すかさず丸め込んで勝利した。福田はいつでもどこでも挑戦権を守り抜いた。
第4試合は高木三四郎&宮武俊vs相島勇人&入江茂弘のタッグマッチ。相島&入江のパワーに圧倒されっぱなしの宮武。なんとかバックエルボーで打開してローンバトルから抜け出す。替わった高木はドラゴン・リングインからルチャ殺法で反撃。相島にはぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターを決める。再びタッチを受けた宮武はこの勢いに続きたかったが、またしても相手チームに捕まってしまった。入江のコーナースプラッシュ、ブレーンバスター・ホイップ、エルボー、ジャンピング・パイルドライバーの猛攻を凌いだ宮武はスパインバスターやハートアタックを決めて盛り返す。ここで高木が連係を呼びかけ、スピコリドライバーの要領で担いだ宮武を入江にぶつけようとする。しかし、これがあっさりかわされて宮武は壮絶に自爆。フライング・ソーセージを意地で返した宮武だったが、続くビーストボンバーをクリアする余力は残っていなかった。
セミファイナルは飯伏幸太&佐々木大輔vs竹下幸之介&梅田公太のタッグマッチ。梅田は先発の飯伏とキックの打ち合い。KO-D無差別級王者を相手に一歩も引かずに蹴っていく。“19歳タッグ”竹下とのコンビネーションもバッチリで攻め込んでいく。しかし、竹下と同時に放ったプランチャがよけられて自爆してしまうと一転してローンバトルを強いられる展開。なんとか飯伏にドロップキックを決めて竹下とのタッチに成功する。竹下と飯伏の迫力ある攻防に場内はどよめく。竹下は佐々木にブルーサンダー。替わった梅田がキック連打からコルバタで佐々木をリング下に落としてトペ・コンヒーロを投下する。佐々木をリングに戻すとスワンダイブ式ミサイルキックを放つ。しかし、佐々木にドロップキックで迎撃されてしまうとクロス・フェースロックに捕まってしまう。これは竹下のカットで助かるも佐々木のケブラドーラ・コンヒーロ+飯伏のフットスタンプを食らってしまう。梅田はこのカバーをカウント2でクリア。梅田はデスペナルティーを決めるなどあわやの場面も何度か見せ、飯伏とキックで互角にやりあったがラリアット → シットダウン・パワーボムでフォール負け。試合後、飯伏が梅田の腕をあげて健闘を称えた。
メインイベントはHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人vsKUDO&坂口征夫&マサ高梨の6人タッグマッチ。序盤はスマイルスカッシュがやや優勢だったが、場外戦に移ると酒呑童子が形成逆転。リングに戻るとヤスがローンバトルを強いられる。坂口の打撃に苦悶したヤスだったが、ヒザへのドロップキックで何とかやり返してようやく自軍コーナーへ生還。タッチを受けた彰人が俵返し、ダブルアーム・スープレックスで盛り立て、一進一退の攻防へ。HARASHIMAはKUDOとのキック合戦から水面蹴り。ヤス、彰人も入ってトリプル・ドロップキックを決めるとヤスと彰人のツープラトン・ブレーンバスターにHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレスを合わせる。高梨も出てきてHARASHIMAを捕まえると、KUDOがダブルニーを投下。高梨のタカタニック狙いをHARASHIMAが返してバズソーキックを放つ。蒼魔刀狙いはKUDOの8×4、坂口のヒザ蹴りでカットされる。シーソーゲームの様相の中、高梨がHARASHIMAにバッカス。これはカウント2。続くタカタニック狙いをヤスがカットしてツームストーン・パイルドライバーでアシスト。HARASHIMAがすかさず蒼魔刀をブチ込んで勝利した。試合後、HARASHIMAが「鍛えているからだー!」で熊本大会を締めくくった。



