20日、東京・後楽園ホールにて「DDT Special 2013」がおこなわれた。11時30分過ぎから坂口征夫(23位)vs中澤マイケル(24位)&DJニラ(25位)のハンディキャップダークマッチがスタート。マイケルが坂口の打撃で痛い目に遭ってニラにタッチを求めるも、ニラが拒否。坂口が胴絞めスリーパーを決めているとニラがマイクを手にする。「中澤、確かにカットプレーとかタッチとか全部拒否するとけど、俺はオマエを友達だと思っている。だけどオマエは俺の力を使わなくても友達を呼び寄せる力を持っている。それでなんとかしてみせろ!」するとマイケルは「口笛吹いて~♪」と『みんななかよし』を歌いだす。すると南側客席から鶴見亜門GMが現れ「一人ぼっちはつまらない~♪」と呼応。セコンドやレフェリー、スタッフがリングへと雪崩れ込み、坂口を巻き込んで肩組みして熱唱。全員がはけるとニラに羽交い絞めにされた坂口へマイケルがアルティメット・ベノムアームを狙うがあっさりニラに誤爆。さらにマイケルのベノムアームを坂口が抵抗している間にアンダータイツが坂口の拳に移動してしまうと、坂口がその状態でミドルキックをブチ込み、さらにスワンダイブ式ナックルパート(アルティメット・ベノムパンチ・スカイハイ)を決めて勝負あり。
オープニングは亜門GM、井上マイクリングアナの前説へ。以下の発表事があった。
①本日の後楽園大会で関西テレビの取材が入っている。
②12・1北沢で旗揚げ戦をおこなう東京女子プロレスの甲田哲也代表と練習生の高田あゆみがリングイン。甲田代表は同大会でのメインイベントが山下実優vs木場千景、高田あゆみのデビュー戦を発表。高田は「誰と試合するか決まっていませんが精一杯の試合を見せられるように練習していきたいと思います!」と意気込みを述べた。
③DDT EXTREME級選手権試合のルールが未定ということで亜門GMは王者のアントーニオ本多と挑戦者のスーパー・ササダンゴ・マシンを呼び出す。しかし両者ともに睡眠不足で立ったまま寝てしまう状態でルールも考えていない模様。困った亜門GMは「じゃあ俺が考えとくわ。そのルールでやってください」と2人をバックステージへ戻した。
④DDTでデビューして10周年を迎えるマサ高梨の自主興行が12・17東部フレンドホール(江戸川区)で決定。「自分の試合に関しては記念というより、このリングでやらなきゃいけない相手とのシングルマッチを考えている」とのこと。
⑤左肩脱臼により欠場中の遠藤哲哉の10・27大森での復帰が決定。「1ヵ月ぐらい前から固定も外れて運動もできる状態です。動けるのに欠場するのも嫌なので大森での復帰を決めました。体のコンディションも良い。今まで以上の僕を見せられると思います」
第1試合はマサ高梨(12位)vs佐々木大輔(20位)のシングルマッチ。高梨がコルバタを決めればエプロンに出た佐々木はロープ越しのショルダーネックブリーカーで逆転。佐々木はその後ラフファイトで高梨を追い込む。佐々木はダイビング・ヒットマンエルボーからカバーするもカウント2。エプロンに出された高梨は佐々木の左腕を取ってそれをトップロープに叩きつけるとジャベで痛めつける。佐々木のケブラドーラ・コンヒーロをすぐさまワキ固めで切り返し、丸め込みから低空ドロップキックと畳み掛けタカタニックへ。これをかわした佐々木がドロップキック。場外に出た高梨にトペ・スイシーダを決める。ダイビング・ラリアットから高梨をトップロープに引っ掛けて正面跳びドロップキック。ダイビング・エルボードロップはカウント2で返されたが直後にクロス・フェースロックへ。ロープに手を伸ばす高梨はこれを丸め込みで切り返す。丸め込み合戦から高梨がトラースキック → タカタニックにつないで3カウント。
第2試合はチェリー(10位)vsKUDO(14位)vsMIKAMI(15位)の3WAYマッチ。チェリーはMIKAMIとの共闘を申し込もうとするとMIKAMIが拒否。チェリーはKUDOに申し込むとこれに応じたKUDOだが連係した後にチェリーのカバーを蹴ってカットする。チェリーのエルボーにKUDOは「ババア!」とエルボーを打ち返す。チェリーはコルバタで逆転するとMIKAMIがスワンダイブ式ブレーンチョップ。KUDOはスピンキックからカバーするがチェリーがカットし「起きろ鬼畜野郎!」と罵倒し大外刈りから顔面踏みつけ。MIKAMIのミッキーブーメランからチェリーがチェリートーンボム。「MIKAMI登れ!」と指示を出し、MIKAMIがスワントーンボムを狙うが、チェリーはKUDOをどかして自爆したMIKAMIを押さえ込む。これをクリアしたMIKAMIはチェリーの丸め込みをこらえているとKUDOがダイビング・ダブルニーアタックで飛んでくる。チェリーがこの勢いでMIKAMIを丸め込むも、KUDOがチェリーにバズソーキック。そのKUDOにMIKAMIがニールキックで排除。MIKAMIはダウンしているチェリーをすかさず腕決め式スク~ルボ~イで丸め込み勝利した。
第3試合は高尾蒼馬(7位)&石井慧介(18位)&入江茂弘(20位)vs木高イサミ(2位)&大石真翔(6位)&ヤス・ウラノ(11位)の6人タッグマッチ。イサミと大石とヤスが円陣を組むと「WE ARE KAIENTAI DOJO!」と声を揃えてチームドリフに襲い掛かる。場外戦に雪崩れ込むと石井がイサミをコーナー下に捕獲。コーナー最上段から高尾がタライを落として場外喝采。リングに戻るとイサミの「愛してま~す」のダイビング・ブレーンチョップが効かず、ヤスとの連係もチグハグのまま。しばらくローンバトルを強いられたイサミ。入江の重いエルボー、串刺しラリアットでピンチになるもブレーンバスターをこらえてグーパンチでようやく逆転。ヤスが出てくるとドロップキック。しかし入江はビクともせず。入江のブラックホールスラムから石井が出てくるもgo 2 入江sleepは分断され、石井が入江の頭突きの餌食となり、流れを変えようとした高尾のタライ攻撃もかわされ入江に命中。ヤスから替わった大石がスイングDDT。石井がローリングエルボーをかわしてチョップを打ち込むとgo 2 sleep式ラリアット。高尾とイサミが対峙すると高尾のトラースキックにイサミがすぐさまトラースキックを放ち串刺し攻撃。しかしトリプルドロップキックは分断されイサミが高尾のドロップキックを食らってしまう。石井が大石にフィッシャーマンバスター、入江がヤスにブレーンバスターを決めてリング下で捕獲。リング内では高尾がジントニックを狙う。これを丸め込みで回避したイサミが四壱九(変形腕固め)で勝利した。
第4試合はアントーニオ本多(19位)vsスーパー・ササダンゴ・マシン(9位)のDDT EXTREME級選手権試合。第24代王者のアントンは初防衛戦。ルールは試合前のスキットで鶴見亜門GMから「リング上に敷かれた布団に入った状態で3秒寝てしまうと敗者となる」という睡眠防止デスマッチと発表された。睡眠欲満載な2人は布団で寝たい思いを断ち切りながらの攻防。ロープワークで思わず布団に入ってしまうアントンだがカウント2でクリア。アントンはアームホイップでササダンゴを布団に入れるがこれもカウント2。するとスクリーンに「Sleeping time」と表示され場内が暗転し「ヒツジが一匹、ヒツジが2匹…」と眠気を誘うアナウンスが。なんとかこらえた両者。ササダンゴがブレーンバスターから布団をかぶせてカバー。これもカウント2。ササダンゴのgo 2 sleepを回避したアントンがスリーパーへ。するとスクリーンに「眠気スッキリ エナジードリンク」との表示が。2人の盟友である藤岡典一さんからエナジードリンクの贈呈とアナウンスされたが、藤岡メガネはなぜか贈呈を拒否。襲い掛かる2人に藤岡は両腕ラリアット。「メガネコール」の中、藤岡は「ブラックアウトー!」とホーガンポーズでぐるぐる回っていると2人に攻撃されてリング下に排除。すると再び場内が暗転し「Sleeping time」へ。アントン、ササダンゴだけでなく木曽レフェリーまでもが睡魔に襲われ3人で布団に入って眠ってしまう。最終的に「お休みなさい」とのアナウンスが。すると「電気をつけろ!」との松井レフェリーの怒号が響き渡る。松井レフェリーが「木曽、起きろ!」というと藤岡の手にしていたブラックアウトを飲ませ「最後まで裁ききれ!」とリングを後にする。眠気スッキリの木曽レフェリーがブラックアウトをササダンゴ、アントンに飲ませる。2人は「なんてカフェインだ!」と起床。ササダンゴが「たぎってきたぜ!」とスーパードロップキックを狙うがかわされ自爆。アントンがナックルパンチからバイオニックエルボー。マスクが取れてしまったササダンゴにダイビング・フィストドロップを狙う。しかしかわされてしまうとタイミングよく布団の上へ。ササダンゴが寝かせようとするもカウント2。ササダンゴはもう一度スーパードロップキックを放つ。これが命中するもササダンゴが布団の上に落下。アントンがやさしく上掛けをかけて就寝。アントンが初防衛に成功した。
【試合後のコメント】
アントン 本日はご来場まことにありがとうございました。プロレスは夢みたいだとよく言ったもので、実際に私も今日リングで起こったことは一抹の夢であったのではないかと。ワタクシがこのベルトを防衛できたのも一つの夢かもしれませんね。このサムライTVをご覧のみなさん、あなたが見ているサムライTVが現実でもないかもしれません。ひょっとしたら視聴料を払わなくてもいいかもしれません。スーパー・ササダンゴ・マシン選手との闘いは、言いかえるなら、我々の夢はまだ終わってないようです。これからも彼と何回会うかわからないですけど、また我々がリング上でまた違う夢を見るのではないでしょうか。ちょっと良いことを言ってしまってすいません。才能が溢れてすいません。というわけで、みなさんまた一緒に夢を見ようではありませんか。
休憩前に亜門GMが「坂井、起きろ! 試合終わったぞ! はけて、はけて!」とササダンゴをドカすと告知として11・4大阪でのデビュー2戦目が組まれている赤井沙希を呼び込む。ミックストタッグマッチが組まれるとのことで赤井のタッグパートナーとして登場したのは坂口。リングに2人が並ぶと「世界の荒鷲2世と浪速のロッキー2世がタッグを組みます! こんなカードが組めるのはDDTだけ!というか僕だけですよ!」とドヤ顔。マイクを渡された2人は以下のコメント。坂口「どんな試合でも自分の試合をまっとうするだけです」赤井「前回のデビュー戦から時間があいて不安だったんですけど、タッグパートナーが心強くて安心しました。どのような化学反応が起こるか楽しみにしてください」
【バックステージのコメント】
――改めてタッグを組む心境を。
坂口 まだ、「あ、組むんだ」という感じしかないです。試合が終わったらおもしろくなりそうな感じがしますけど。
赤井 結構、近々に聞いたのでビックリしたんですけど、名前だけ聞いてもお客さんがすごく喜んでくださりそうな気がしましたし、おもしろいものが生まれればなと思います。
――赤井さんの印象は?
坂口 体が大きいですし、両国のデビュー戦も思い切りやっていたので、こうして組めるのは楽しみです。練習風景も見させていただきましたけど、身体能力自体が高いので、おもしろい選手だなと思います。自分が言うのもあれですけど(苦笑)。
――坂口選手の印象は?
赤井 DDTにお客さんとして何回か見に来ていたんですけど、寡黙で怖いイメージがあったんですけど、タッグになると仲間になるので、ちょっとずつ壁を壊していきたいと思います。蹴りの印象が強いし、私も蹴りをちょっとやるので、せっかくのタッグなので連係で何かできればなと思います。
坂口 いいですね。連係も何かやれるようにしたいです。
――リング上で鶴見亜門GMは「荒鷲2世と浪速のロッキー2世のタッグ」と言っていたが。
坂口 僕は(赤井の)お父様がすごい好きで『どついたるねん』とか…。
赤井 オーッ!
坂口 ファンというか生き方じたいもすごい好きなので、縁を感じましたね。“2世”というのは持って生まれたものなので。
――赤井さんは坂口憲二さんとの共演はある?
赤井 ないですね。
坂口 僕と一回共演しているんですよ。
赤井 そうなんですよ! バラエティーだったと思います。
坂口 2世か何かの企画で、自分の前に赤井さんがいて「デッカいなあ~」と。自分が全然映らないので横から顔を出しながら撮影に臨みました。
赤井 その時、2人ともプロレスはまったく絡んでなかったので。
坂口 すごく縁を感じますね。
赤井 何があるかわからないので、おもしろいなと思いました。
第5試合は竹下幸之介(13位)vs福田洋(16位)のシングルマッチ。竹下がパーフェクトプレックス、福田がタッチダウンを狙おうとするも互いに回避。福田が竹下に握手を求め、呼応したところにガットショット。福田は松井レフェリーのブラインドを突いてタンバリンをコーナーに設置し竹下をぶつけようとするも、竹下がうまくかわしてドロップキック。ショルダーネックブリーカーからカバーするもカウント2。逆エビ固めはロープに逃げられる。コブラツイストを逃れた福田に竹下はスリーパー。これをコーナーに潰した福田は竹下を松井レフェリーに投げ、寸前で止まった竹下にタッチダウン。しかしダイビング・ダブルスレッジハンマーからのパーフェクトプレックスはかちあげエルボーで阻止されてしまう。互いのナックルパンチがヒットし竹下がすかさずドロップキックをブチ込むとブレーンバスターへ。これをこらえた福田はパーフェクトプレックス。しかしカウント2。互いにトラースキックを打ち合い、ラリアットも相打ちに。竹下の串刺しビッグブーツからのカバーはカウント2。福田のバックを取った竹下がジャーマンを決めるもカウント2。福田は竹下をタンバリンのかかったコーナーにぶつけるとエビ固めに丸め込んで3カウント。試合後、福田は「今日は僕の試合を見に来てくれてありがとう! Thank you so much! 竹下、今日はありがとう! 今日の試合でわかったはずだ。オマエはDDT、ユニオン、いやレスリング・エンターテインメント業界に未来は2ついらない。オマエは“ザ・フューチャー”と呼ばれているけど、名付けたのは僕だし、その名は僕がいただきました!」と勝手に宣言。「プロレス界の未来はユニオン非認定USAチャンピオンのミスターーーー」と言いかけた福田に竹下がドロップキック! ダウンしながら福田は「パーフェクト…」。
セミファイナルは飯伏幸太(3位)&ケニー・オメガ(8位)vs佐藤光留(5位)&彰人(17位)のタッグマッチ。先発のケニーと彰人が素早い攻防を繰り広げると続いて飯伏と光留が対峙。ローキックの差し合いから光留がタックルでグラウンドに引き込むとヘッドロックで捕獲する。さらにロープに張りつけブレイクすると見せかけて張り手。飯伏も張り手でやり返す。光留の張り手に飯伏はエルボーを決めると光留はヒザ蹴りからリング下に出す。ケニーと彰人もリング下に雪崩れ込み4者は場外戦へ。飯伏vs光留、ケニーvs彰人で南側客席通路で乱闘。ケニブシはクロスラッシュを入場口のへりを使って決めてみせた。飯伏が光留をリングに戻すと「起きろ、オラ!」とミドルキック。ソバットから向かった飯伏をミドルキックで動きを止めた光留がアキレス腱固め、アンクルホールド、バックドロップで畳み掛ける。ジャーマンを着地した飯伏が光留にラリアットをブチ込み両者が各パートナーとタッチ。ケニーのSTOPエンズイギリをかわした彰人が俵返し。光留も入ってミドルキックのアシストから彰人が水車落としを決める。光留が飯伏をロープを絡めてのヒールホールドを決めていると、彰人はケニーに足4の字固めで捕獲。飯伏が光留から何とか逃れて彰人にその場跳びムーンサルトを決めて解除したが、逆にケニーの脚を痛める結果に。替わった飯伏がオーバーヘッドキックを狙うが、これをキャッチした彰人がドラゴンスクリュー。彰人は足横須賀からテキサス・クローバー・ホールドへ。これを飯伏がロープエスケープするとラリアットでお返し。丸め込みで抵抗する彰人に飯伏がカウンターのハイキックを叩き込むとケニーの波動拳と飯伏のジャーマンの合体技。カットに入った光留をグーパンチで排除した飯伏はコーナー最上段へ。ケニーが抱え上げた彰人を受け取り雪崩式パワーボムで一気に勝負を決めた。試合後、光留が飯伏に襲い掛かって大乱闘を繰り広げた。
メインイベントはHARASHIMAvs男色ディーノのKO‐D無差別級&アイアンマンヘビーメタル級ダブルタイトルマッチ。HARASHIMAは第46代KO-D無差別級王座2度目、ディーノは第976代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛戦。ディーノはレインボー柄の男ガウンで男性客を漁りながら入場。ガウンを脱ぐとアイアンマンヘビーメタル級ベルトを腰に巻き、DDT48総選挙第1位の認定書が差しこまれてあった。HARASHIMAのローキック、ディーノの男色クローを互いにかわす展開からディーノがHARASHIMAを引き込み男色殺法へ。ディーノは男色トーホールドで王者の脚を狙っていく。HARASHIMAはロープエスケープ。ナックルパンチでHARASHIMAをダウンさせてナイトメアを狙うもHARASHIMAはすばやく場外エスケープ。ディーノは高速ブレーンバスターからニースタンプへ。続くナイトメアはHARASHIMAが下からのキックで回避せんとしたがダメージでディーノがHARASHIMAの顔面に尻餅。逆にHARASHIMAがダメージを受ける。コーナーに登るディーノをHARASHIMAがロープを揺らす。コーナーに急所を打ちつけたディーノの背中にドロップキック。さらにミドルキックからカバーするがディーノが股間を掴んでカウントを阻止。HARASHIMAのキャメルクラッチをディーノはロープに逃げる。ハーフダウンのディーノにコブラツイストを仕掛けるが、ディーノの手はHARASHIMAの尻に回る。HARASHIMAが正面跳びドロップキックからディーノをコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターへ。カウント2で返したディーノはブレーンバスター狙いを男色クローで阻止し男色スープレックスへ。股間へのソバットからホモイェを放つがカウント2。ファイト一発!からの棚色ドライバーはHARASHIMAが堪えてコードブレーカー。さらに背中に正面跳びドロップキック、串刺しダブルニーアタックと攻めたる、コーナーに登ったHARASHIMAを股間を掴んで阻止したディーノは飛びつきフランケンからファイト一発!へ。しかし男色ドライバーはHARASHIMAが抱え上げ山折りに切り返す。蒼魔刀はディーノが両脚を突き立て阻止すると、ナックルパンチへ。HARASHIMAのエルボーにディーノは股間タッチで抵抗。HARASHIMAの張り手にディーノは鋭いローキックからヴォルグ・ハンからインスパイアされたという脚攻めを展開。クロス・ヒールホールドを決めて勝負に出るがロープに逃げられる。ディーノはここでリップロック。両脚をクロスさせての男色ドライバーを決めてなおも足関節を取りにいくがロープに逃げられてしまう。HARASHIMAはリバース・ジャーマンから背後への蒼魔刀へ。鋭いローキックで襲い掛かるディーノにHARASHIMAがハイキック。蒼魔刀をディーノがかわしてアンクルホールドを狙うがかわしたHARASHIMAがハーフダウンのディーノの胸にミドルキック。さらにバズソーキックを放っていく。ディーノがダウンするもHARASHIMAも左脚のダメージからダウン。先に起き上がったHARASHIMAがショートレンジの蒼魔刀。起き上がったディーノにエルボーを連打。なおも向かってくるディーノが隙を突いてのゲイ道クラッチからさらにエビ固め。カウント2でクリアしたHARASHIMAがランニング・ニーリフト。さらに打ち込むとディーノが崩れ落ち、KO負けとなった。2冠王となったHARASHIMAは「ディーノ、ありがとう。いつものディーノじゃないよ。みんなの思いを背負っていたんだよね。最後はうれしくて意地を張りあってしまったよ。本当に強いよ。さすが1位。ありがとう!」と呼びかける。ディーノは「私がDDT48総選挙、第1位! 男色ディーノである!!」と言うと頭を抱えて悔しそうに崩れ落ちた。HARASHIMAの握手に応じるもすぐに離して引き揚げた。
亜門GMが「HARASHIMAさん、次の防衛戦は大阪府立でおこなうことが決定しています。次の挑戦者を今から決めます」と言うスクリーンに「第2回KO-D選抜じゃんけん大会」の文字。今回は総選挙1位から20位の中からHARASHIMA、ディーノ、11・4大阪大会をスケジュールの都合で参加できないイサミを除く18名で争われることに。リハーサルが終わるとスクリーンにトーナメント表が映し出され「DDTじゃんけん選抜2013」へ。
▼第1ブロック1回戦 第1試合
○アントーニオ本多vs佐々木大輔×
※勝ち手:グー
▼第2ブロック1回戦 第1試合
○入江茂弘vs石井慧介×
※勝ち手:パー
▼第1ブロック2回戦 第1試合
○アントーニオ本多vs彰人×
※勝ち手;グー
▼第1ブロック2回戦 第2試合
○福田洋vsMIKAMI×
※勝ち手:グー
▼第1ブロック2回戦 第3試合
○KUDOvs竹下幸之介×
※勝ち手:グー
▼第1ブロック2回戦 第4試合
○ヤス・ウラノvsマサ高梨×
※勝ち手;グー
▼第2ブロック2回戦 第1試合
○佐藤光留vs飯伏幸太×
※勝ち手:チョキ
▼第2ブロック2回戦 第2試合
○大石真翔vs高尾蒼馬×
※勝ち手:チョキ
▼第2ブロック2回戦 第3試合
○ケニー・オメガvsスーパー・ササダンゴ・マシン×
※勝ち手:チョキ
▼第2ブロック2回戦 第4試合
○入江茂弘vsチェリー×
※勝ち手:パー
▼第1ブロック準々決勝 第1試合
○アントーニオ本多vs福田洋×
※勝ち手:チョキ
▼第1ブロック準々決勝 第2試合
○KUDOvsヤス・ウラノ×
※勝ち手:パー
▼第2ブロック準々決勝 第1試合
○大石真翔vs佐藤光留×
※勝ち手:パー
▼第2ブロック準々決勝 第2試合
○入江茂弘vsケニー・オメガ×
※勝ち手:パー
準決勝のレフェリーは松井レフェリーからSKE48じゃんけん予選で実際にレフェリーを務めた高木大社長に交替。高木大社長は大ブーイングで迎えられる。
▼準決勝 第1試合
○アントーニオ本多vsKUDO×
※勝ち手:グー
▼準決勝 第2試合
○大石真翔vs入江茂弘×
※勝ち手:チョキ
決勝戦を迎えたところで高木大社長が決勝戦への緊張のため肉離れを起こして裁けない状況に。亜門GMが慌てて松井レフェリーにお願いするも、その松井レフェリーも決勝戦への緊張のせいで倒れてしまう。「どうしたらいいんだ! どなたか! 客席の中でジャンケン大会のレフェリーを務めたことがある方いますか!」と亜門GMが呼びかけると、客席からそーっと腕が上がる。そこには観戦に訪れていた南海キャンディーズの山里亮太さんの姿が。大「山ちゃん」コールの中、恐る恐るリングに上がった山里さんは「大丈夫ですか?」との問いかけに「今年は干されたんですけど、今までやっていたので覚えています」と応え、渡されたレフェリーシャツを着こんだ。アントンが「ここまで来た以上は私が勝ちます」、大石が「勝ちます。こういうのでしかKO-Dに挑戦するチャンスはないので」と意気込みを述べて決勝戦へ。
▼決勝戦
○アントーニオ本多vs大石真翔×
※勝ち手:チョキ
アントンがDDTじゃんけん選抜2013を優勝し、11・4大阪でのKO-D無差別級王座への挑戦権を手にした。亜門「レフェリーを務めたお客さん、どこのどなたか存じませんがありがとうございました!」山里さん「いい思い出ができました!」亜門「お客さんに盛大な拍手をお願いします!」アントン「西側の客席に座っているお子さんに『何出したらいい?』と言ったら『チョキ』と言われました。俺のコスチューム貸すから君が闘うか?」亜門「ダメです」リングにHARASHIMAも呼び込まれる。アントン「私はじゃんけんでこれまでの人生でほとんど勝ったことがないんですよ。こんなに勝つということはたぶん何かがあるんだと思います。プロレスの神様、故フランク・ゴッチさんがワタシの背中を後押ししているのかもしれませんし。またこの勢いを買って私がベルトを獲ることになれば、とってもいい人生のような気がしてきました。私、先ほど坂井…違う、ササダンゴと試合した後にコメントで『今日は本当に眠くて夢を見ているような試合をしてしました。しかしながら、これから私はこのようにササダンゴと新しい夢をつむぐことができて、また何が起こるかわからない人生、だからこれからまた』…あ、長い? あと1分で終わるから」亜門「1分は長いな!」アントン「え、マジで!? あ~何言いたいか忘れちゃったじゃないか! 今日、俺がここで夢見ていたってことは、俺がドラマティック・ドリーム・チームの中心にいるってことだ! 俺が一番夢見てきてんだよ! だから、俺がじゃんけんで優勝して、HARASHIMAのベルトを大阪でひん剥いて、俺のかわいいお腹に巻くことが一番夢があるって言ってんだよ!」亜門「…よろしいですか?」HARASHIMA「アントン、大阪楽しみにしているよ。運とか後押しとかすごく大事で、それが力になると思うし、アントンの実力もすごいから僕は正直不安になっちゃってます。でも運があって後押しあっても、僕は絶対負けないよ(客席『なんで~!?』)大阪でのタイトルマッチ、絶対勝ってやるさー!(客席『なんで~!?』)ベルトをしっかり巻いてやるさー!(客席『なんで~!?』)勝つのはこの僕さー!(客席『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【バックステージのコメント】
アントン KO-Dのベルトに挑戦するのは男色ディーノ戦以来なんですけど、もちろんKO-Dのベルトをちゃんと巻いたことがないですし、HARASHIMA選手にも勝ったことはありません。ですが、じゃんけんも勝ったことがなかったのに勝ったでしょ。HARASHIMAさんにも勝って…ハハハ(笑)。もちろん私たちは負けるためにリングに上がるわけじゃない。私が勝つことによって幸せに感じることができる人が世の中に半ダースほどもしいらっしゃれば、その人の一握りの幸せのために勝たなければならない。それがプロフェッショナルだと思っています。そういう意識を忘れない私が勝つ。それがまっとうなプロレスリングだと思います。2冠王になるということです。プロレス界の3冠王を目指してがんばります。
――HARASHIMA選手がアイアンマンを保持しているので3冠王の可能性もあります。
アントン おっ、本当だ! 今度、HARASHIMAさんに勝つと3冠王になる可能性もあるんだ。私がEXTREMEのベルトを懸けるかどうかはわからないけど。大事なベルトだから。まあ負けないけどね。私の全細胞を振り絞って、残りの人生を頑張っていきたいと思います。私は決してみなさんに応援してくださいとは言いません。見に来てください。以上です。
HARASHIMA ディーノは普段のディーノじゃないというか、ここ一番でいろんな引き出しを開けてくるディーノの強さ、本人は否定するかもしれないけど、みんなの思いを背負っている。やっぱ1位になって、あれだけの票をもらった結果が出ているというのは、それだけのものを背負っているんだろうし、本当に強かったです。最後は意地ですね。意地で闘いました。
――次の挑戦者がじゃんけんでアントーニオ本多選手に決まったが?
HARASHIMA アントンとは昔、後楽園で1回やったことがあるんですけど、その時はアントンと熱い試合をやったと思います。たぶんシングルはその一回で勝ちましたけど、アントンの気持ちがすごく強くて苦戦した記憶があります。今回じゃんけんで勝つというのは(アントンが言っていた)プロレスの神様だなんだっていうのがあると思うし、みんなの後押しもあると思うので、ただ運がいいから勝ったじゃないものがあると思います。アントンとのシングルは久しぶりだけど、DDTで今一番強い僕がチャンピオンらしく絶対勝ちます。
――アイアンマンのベルトも巻いたが?
HARASHIMA 申し訳ないですけどそのことを忘れていました。リング上でこのベルトを見せられた時に「あ、勝ったら2冠になる」と気付きました。HERO!時代以来の、下手したら10年ぶりぐらいにアイアンマンのベルトを取ったと思います。
――24時間休めないですね。
HARASHIMA チャンピオンに休息なんてないですから覚悟はしてます。
ディーノ ワタシがDDT48総選挙2013、1位の男色ディーノである! 男色ディーノである! 男色ディーノである!



