13日、北海道・札幌テイセンホールにて「札幌プロレスフェスタ2013 DDT」がおこなわれた。
セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第48代王者組の木高イサミ&宮本裕向はMIKAMI&斗猛矢を相手に2度目の防衛戦に臨む。序盤は挑戦者組がペースを掴む。イサミも斗猛矢とのブレーンバスターの掛け合いで強引に投げていくも、すぐさま挑戦者が盛り返しペースを譲らない。斗猛矢が宮本をコーナーに押し込みチョップ連打。宮本も体を入れ替え斗猛矢にお返しのチョップを連打する。しかし斗猛矢も打ち返してチョップ合戦を制した。替わったMIKAMIが450°スプラッシュを投下するも、これを察知したイサミが回避。ここから二丁拳銃が連係の串刺し攻撃で逆転に成功。イサミがコーナーに登るも斗猛矢が動きを止めて雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。MIKAMIがイサミに起死回生のスク~ルボ~イへ。これは宮本がカットに成功。イサミはリング下の斗猛矢にトペ・スイシーダを発射し、宮本はリング内でMIKAMIにハンドスプリング・エルボーのお膳立て。リングに戻ったイサミがMIKAMIを仕留めようとするが、MIKAMIはここからスク~ルボ~イを連発。これをカウント2で凌いだイサミは丸め込もうとするMIKAMIにカウンターの勇脚。動きの止まったMIKAMIに勇脚・斬を叩きこんで勝利した。
試合後、MIKAMIの「もう一回」のアピールに応じた二丁拳銃は「あと98回! 俺達は強い!!」と防衛を誓った。
メインイベントはHARASHIMA&KUDOvs男色ディーノ&大石真翔のタッグマッチ。HARASHIMAとディーノは10・20後楽園のKO-D無差別級選手権試合の前哨戦だ。先発のHARASHIMAと大石がグラウンドで腕の取り合い。HARASHIMAがディーノの眼前で大石にリフトアップスラムを決め、パワーを見せつける。続いてKUDOvsディーノ。ディーノがKUDOの股間を攻め、さらにバックに回ると尻に己の股間を突き立てる展開。クイック・タッチワークで捕まったKUDOだが大石にヒザを入れてようやくHARASHIMAと交替する。HARASHIMAとKUDOの打撃で攻め込まれた大石だったが、HARASHIMAにエルボーを決めてディーノとタッチ。HARASHIMAとディーノが対峙。HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローを決めて山折り狙い。抱え上げられた状態のディーノがリップロックで阻止すると尻餅をついたHARASHIMAにホモイェ。替わった大石がミラクルエクスタシーを狙うもHARASHIMAは決めさせず。HARASHIMAは山折りから蒼魔刀を発射せんとしたが、ディーノが割って入り大石とともに3Dで阻止。救出せんとしたKUDOも3Dで蹴散らす。ここで大石はディーノに尻を出すよう指示。「札幌よさこい祭りじゃー!」の掛け声とともに「よさこい! よさこい!」とディーノがコーナー上で尻を出す。HARASHIMAがディーノの尻に吸い込まれるもカウント2。大石は「もうオマエのケツでは勝てない…」と自ら尻を出してコーナー上へ。ディーノはHARASHIMAにファイト一発!。続く男色ドライバーをHARASHIMAがかわしてKUDOとタッチ。KUDOはディーノにバズソーキックをヒットさせたがカウント2止まり。この攻防の間も大石はコーナー上で尻を出したまま。別のコーナーにKUDOが上るもディーノが追いつきリップロック。HARASHIMAがカットしてディーノにリバース・フランケンシュタイナー。満を持して蒼魔刀を狙うもかわされてしまってコーナーの大石の尻へと吸い込まれてしまう。ディーノはKUDOを大石の尻にぶつけようとしたが、切り返されてしまうと自身が接触。しかし、大石の尻ら何かを吸い取ったディーノがパワーアップ。KUDOを大石の尻にぶつけると男色ドライバーへ。ディーノは大石のTバックを下げて生尻状態にさせると、そこへKUDOを送り込む。大石が生尻タランチュラで捕獲すると、弱ったKUDOにディーノが男色デストロイを決めてフォール勝ち。これによりKUDOの保持していたアイアンマンヘビーメタル級王座がディーノに移動した。
試合後、ディーノはマイクを手にすると「これからワタシは自分自身のためにベルトを奪う。このアイアンマンを守り抜いてみせるから2冠戦にしましょうよ! 札幌のお客さんもこの土地から見守っててちょうだい。ワタシがDDT48総選挙2013覇者、男色ディーノである!!」と締めた。