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【横浜リポート】KO-Dタッグ前哨戦は入江が橋本を粉砕! ベルト奪還を誓う!!/坂口がHIRATA GOサングラスを装着して…

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    • 4日、神奈川・横浜ラジアントホールにて「ふりむけばヨコハマ2015春」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から。初代王者・伊橋剛太は福田洋を相手に4度目の防衛戦。「USA」コールの中、星条旗を振り回しながら登場した福田は、ハルク・ホーガンばりに耳に手をあてるポーズから筋肉アピール。伊橋の目の前でそれをやっていると、怒った伊橋が張り手をお見舞い。さらにストンピングからレッグラリアットを叩き込むが、福田もボディースラムを狙う。これを押し潰した伊橋は首をかっ斬るポーズからえびす落としを予告。しかし背後に逃れた福田は背中を引っ掻いてからロープに飛ぶが、伊橋はカウンターのラリアットからボディプレス。かわした福田はボディスラムで叩き付けるとレッグドロップ。これをかわして自爆させた伊橋は串刺し攻撃を狙うが、かわした福田は横入り式エビ固めで丸め込んだ上に両足をロープにかけてズル勝ち。伊橋はキングオブダークを、福田はいつどこ挑戦権をそれぞれ防衛した。

      鶴見亜門GMが福田にいつどこ挑戦権について合衆国のオバマ大統領と相談したか尋ねる。福田は「シャラーップ! ビークワイエット! 気を付けて。デリケートな問題だから」と多くは語らず「(いつ使うかは)言えないって言ってるでしょ! ただ、しかるべきタイミングで使いたいと思いますので、皆さんは楽しみにしておいてください。ドーンミスイット!」と叫んで退場した。

      前説では亜門GMと井上マイクリングアナが高尾蒼馬の負傷欠場を謝罪して、この日のカードと見どころを発表。そしてオープニングコールの担当としてこの日欠場となった高尾を呼び込む。高尾「今日、本当は出場する予定だったんですけど、足のケガで。まあそんなに(欠場期間は)長くはないと思うんですけど、今日は欠場になりまして、一応次10日の大分大会には間に合えば出るということなので、頑張って間に合うようにしたいと思います」オープニングコールを任されると「どうやればいいでしたっけ?」と苦笑い。亜門GMから「何年DDTにいるんだよ!」と言われた高尾は「今日はメインでドリフの2人がタッグチャンピオンと試合をするので、絶対に勝ってもらいたいとお願いしたいと思います?」としどろもどろに。「どうすれば……勝てるように応援よろしくお願いします! DDT横浜大会スタート!」とコールした。

      第1試合はHARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノvs飯伏幸太&佐々木大輔&宮武俊の6人タッグマッチ。飯伏とHARASHIMAは4・29後楽園で組まれたKO-D無差別級選手権試合の前哨戦。両ユニットが慎重に握手を交わすと佐々木vsヤスで開始。リストロックに捉えた佐々木だが、ヤスはレッグロックで切り返す。ヘッドシザースで逃れた佐々木だが、首を抜いたヤスは立ち上がる。飛行機投げで投げたヤスだが、佐々木はヘッドシザース。佐々木はそこからヘッドロックに捉えるが、ヤスがヘッドシザースで脱出したところで、彰人と宮武がリングイン。「うおーーーー! 俺が一番マッチョだー!」とアピールする宮武に彰人はショルダータックルでぶつかっていく。倒れないだけじゃなく、無駄に筋肉アピールする宮武に唾を吐きかけた彰人。怒った宮武はショルダータックルでなぎ倒すと、ボディースラムから筋肉アピール。すると下から足をすくった彰人がアンクルホールドを決めてHARASHIMAにタッチ。サッカーボールキックから倒れている宮武を蹴りまくるHARASHIMA。宮武もHARASHIMAのエルボーに逆水平チョップで対抗するが、HARASHIMAはサッカーボールキック。ヤスも脇腹を蹴り上げると張り手で挑発。笑いながら立ち上がった宮武は「イエス!」と叫んで反撃しようとするが、ヤスはボディブロー。だが、エプロンから佐々木がヒザを叩き込むと、宮武はその隙に飯伏にタッチ。ストンピングを落としていった飯伏にヤスはバンダナで殴っていく。すると飯伏はそのバンダナを奪い取ってヤスをタコ殴りにしていく。思わず松井レフェリーが「何かあったのか? ストレスをぶつけるな!」と言うほど。さらに佐々木もそのバンダナでヤスを殴ると、続けてドロップキック。さらに宮武がエルボードロップからキャメルクラッチを狙ったが、股下をくぐって脱出したヤスはサミング。宮武もジャンピング・バックエルボーを返すと今度こそキャメルクラッチ。HARASHIMAが入ってきてカットすると、飯伏が入ってきてHARASHIMAに向かって外を指差しリングろ降りる。しかし松井レフェリーが「ガンプロで外に出て警察に怒られたんだよ!」と叫びながら必死に飯伏を外に出すまいとする。すると売店前でHARASHIMAが飯伏を蹴っていく。飯伏も蹴りに応じて、壮絶な蹴り合いに。その間にリング上では佐々木が彰人が捕まえていたが、そこにヤスが戻ってくると、佐々木はトップロープの上にヤスを乗せて逆さ吊りにしておいてのドロップキック。ヤスもドロップキックを返して彰人にタッチ。彰人は串刺し式ショルダーからダブルアーム・スープレックスで投げる。佐々木がアッパーカットを返すと、彰人は上空にトスしてニーリフト。バックの取り合いになると、佐々木がサムソンクラッチで丸め込んでからクロスフェースへ。しかし彰人も回転してアンクルホールドで切り返す。だが、同じようにアンクルホールドで切り返した佐々木は、さらに変形の裏足4の字固め。そこに飯伏がスワンダイブ式フットスタンプを投下。彰人は反撃しようとするが、パワースラムで叩き付けた飯伏はコーナーに飛び乗ってのムーンサルトプレスからバックを取る。10分が経過し、踏ん張った彰人だが高速ジャーマンで投げた飯伏は宮武にタッチ。タイツを食い込ませてTバック状態の宮武を肩口に担いだ飯伏は彰人に槍投げで宮武を投げるが、彰人がかわして宮武は自爆。すかさずHARASHIMAが入ってきて宮武に串刺しフロントキックから雪崩式ブレーンバスター。しかし佐々木がダイビング・ラリアットで飛び込んできて宮武を救出すると、「宮武、アレだ!」と謎の指示。するとまず宮武がHARASHIMAをスパインバスターで叩き付けると、そこに佐々木がモンキーフリップで宮武を投げて叩き付けようとしたが、飛びすぎて宮武は自爆。場内がざわめく中、今度は飯伏が宮武をパイルドライバーの体勢で持ち上げると、何とAJスタイルズの必殺技スタイルズクラッシュでHARASHIMAの上に宮武を叩き付ける。諸刃の剣で朦朧とする宮武だが、HARASHIMAに突進。しかしニーリフトで迎撃したHARASHIMAは蒼魔刀を発射して勝利。

      試合後、HARASHIMAがマイク。「飯伏、あのスタイルズクラッシュ、明日絶対勝つっていうメッセージだろ? しっかり受け取ったよ。必ず明日勝てよ! 頑張れよ!」飯伏「ありがとうございます。明日は必ず勝って(IWGPヘビー級の)ベルトを持って帰ってきます。それより4月29日後楽園ホールは、僕らにしかできない試合をして楽しみましょう。いい試合をしましょう」HARASHIMAが笑顔で握手をしようとしたが、飯伏はその前に足早にリングを降りてさっさと退場。手を差し出したまま呆然とするHARASHIMAだったが、気を取り直し「あの……えー……何かちょっと腕のストレッチ。あー、伸びる伸びる。……クソー、やられた。また先手取られたよ。えー、皆さん今日はたくさんのご来場ありがとうございました。飯伏が明日必ず両国でIWGPのベルトを獲ってくると思っています。飯伏は必ず明日はベルトを獲るさー」と握手をスカされたのをもみ消すように締めようとする。ヤス「第1試合なのにもう(興行が)終わりそうだよ! 第1試合っていうのを心に置いてしゃべってね」HARASHIMA「はい。えーと、はい。まだまだ試合、最後まで続きますので、最後まで楽しむさー!(観客「なんでー?」)飯伏は明日必ずベルトを巻くさー!(観客「なんでー?」)4月29日後楽園ホール大会はベルトを2本巻いてくるさー!(観客「なんでー?」)でもね、そんな飯伏に必ず僕が勝ってやるさー!(観客「なんでー?」)なんでかって? それは鍛えているからだー!」

      【試合後のコメント】
      ――飯伏選手との前哨戦、いかがでしたか?
      HARASHIMA まあ、やっぱり外に行こうとしたりとか、予想外のことをしてきて。幸い今日は……前にガンプロで外にいって警察が来たらしいんでね。必死で止められていましたけど(苦笑)。やっぱやっちゃいけないことを平気でやってくるんだなって思いながら。でもまぁ飯伏はとりあえず明日ね、新日本の両国でIWGP挑戦するんで、そこは全力で勝ってベルトをぜひ巻いてきて、それで4月29日闘いたいですね。
      ――二冠王の飯伏選手からKO-Dを取り戻すほうがいい?
      HARASHIMA はい。絶対そのほうがいいじゃないですか。とりあえず明日は頑張ってほしいですね。その上で僕は4月29日は必ずベルトを獲り返します!

      宮武(新日本4・5両国でのIWGPヘビー級王座挑戦に備えて帰宅したため、本人からの言づけを代読)今日は早く帰ってたくさん寝ます。100%回復して明日必ず勝って、2本のベルトを持って帰ってきます。後楽園も勝ちます。飯伏より。

      第2試合は高木三四郎&MIKAMIvs男色ディーノ&DJニラタッグマッチ。ディーノ&ニラは新崎人生のテーマ曲で登場。お遍路スタイルで現れたディーノは、まず拝んでから男性客の唇を奪うと、再び拝んでから次の男性客へとリップロック巡礼。ホウキを杖にしてリングサイドを一周してからリングに上がったディーノは脱いだ三度笠の中に白装束を入れて拝み、人生を完コピしてみせた。高木はそんなディーノを指差して「いつもこんな顔じゃねぇだろ! おかしいだろ!」と訴えるが、ディーノは拝みながら腕を捻りあげると、その手を自身の股間に押し付ける。さらに念仏拝み渡りまで披露したディーノはニラにタッチ。リングに寝転がり「無抵抗な俺を攻撃してみろ!」と挑発するニラを容赦なく攻撃した高木。すぐに抵抗したニラだが、MIKAMIがコーナーで馬乗りナックル。するとニラは「久しぶりだな、MIKAMI。この私が新崎人生であるぞ! やめてたもれ!」と訴える。MIKAMIはやや戸惑いながらも攻撃していくが、カウント2で返したと思って立ち上がるが、ニラは肩をあげていない。思わず笑ってしまったMIKAMIがミッキーブーメランを狙ったところにニラがロケットパンチを発射。ディーノが入ってきてナイトメアを狙うが、高木が入ってきてカットすると、ニラにダブルのフライング・クロスチョップ。さらに高木とMIKAMIは同時にミッキーブーメランを発射。高木がニラを場外に連れ出すと、その間にMIKAMIがディーノに襲いかかるが、ディーノはソバットから念仏パワーボムの体勢に。高木がカットに入ると、ディーノは男色クローから男色スクリュー。MIKAMIはコーナーに登っていくが、ニラが下から垂直上昇ロケットパンチを発射。コーナーから転落したMIKAMIにディーノが念仏男色ドライバーを決めて3カウント。最後まで人生ばりの険しい表情でひと言も発せず、拝んでからディーノはリングから降りた。

      第3試合は大鷲透&大石真翔vs樋口和貞&勝俣瞬馬のタッグマッチ。いつどこ挑戦権を持っている樋口が勝俣とのDNAコンビで大鷲&大石と対戦。大鷲と樋口はお互いに仁王立ちで睨み合う。すると大鷲が大石を前に出して樋口とやらせようとする。「まこりん」コールを送る大鷲。大石は力比べを要求する樋口に対し、ジャンプして手四つに持ち込むが、あっさり腕を捻りあげた樋口。ならばと飛び付いて投げようとした大石だが、樋口はお姫様抱っこ状態で持ち上げると、そのまま大石をマットに落とす。続いて勝俣がアームドラッグからドロップキック。そこに大鷲が飛び込んできてリープフロッグをやろうとするが、勝俣の横でちょっとだけジャンプ。「今、見たか? 新技だ、新技」とうそぶきながら大石にタッチすると、大石はパーだと主張しながらナックルでアッパーカット。大鷲は敢えて勝俣のチョップを受け止めるとハンマーで殴り倒してからサッカーボールキック。続いて大石がボディースラム2連発。大鷲は控えの樋口に逆水平チョップを叩き込んでから勝俣をブレーンバスターで投げ、さらにジャンピング・ボディプレス。逆水平チョップから勝俣を踏みつけた大鷲は勝俣をロープに飛ばすが、ロープに飛び乗って勝俣はミサイルキックを返して樋口にタッチ。大石を肩に担いだ樋口はコーナーに投げつけるとビッグブーツ。大鷲がノド輪で捕まえるが、樋口ものど輪を掴むと、両者ロープに飛んでラリアットの相打ち3連発。先にタッチを受けた大石だが、肩口に抱えた樋口はコーナーに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。さらに勝俣を肩の上に立たせた樋口は、倒れた大石に上に勝俣を落としてフットスタンプ。そこからカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げた樋口だが、大鷲が入ってくると樋口はビッグブーツ。大鷲もビッグブーツを返すと、逆水平チョップ合戦に。樋口がドロップキックを叩き込んで勝俣にタッチすると、勝俣はダイビング・ボディーアタックから三角跳び式串刺しドロップキック。大鷲が樋口に襲いかかっていき、場外で揉み合っている間に勝俣はムーンサルトプレスを投下。これをかわして自爆させた大石はミラクルエクスタシーを狙ったが、勝俣はウラカンラナで切り返す。しかしカウント2で返した勝俣はロープに飛ぶ。そこをノド輪で捕まえた大石は今度こそミラクルエクスタシーで叩き付けて3カウント。

      第4試合は竹下幸之介vs梅田公太のシングルマッチ。 竹下と梅田のDDTの未来を感じさせる19歳対決。竹下が握手を求めるが、梅田はその手を払って拒否。まずは竹下がヘッドロックに捉えていくが、梅田は腕を取って捻り上げる。足をすくって倒した竹下はレッグロック。梅田は腕十字で切り返そうとするが、竹下は回転するとキャメルクラッチに捉える。ロープに逃れた梅田にニーリフトを叩き込んでヘッドロックに捉えた竹下だが、梅田はロープに振って脱出。ショルダータックルでなぎ倒した竹下はストンピングからダッシュ。しかしミドルキックで迎撃した梅田は蹴りで場外に追いやるとスライディングキック。竹下は梅田の両足をキャッチすると、そのまま持ち上げてエプロンに叩き付ける。リングに戻った竹下は執拗にカバーするが、梅田も必死にキックアウト。竹下は弓矢固めを決めると、そのまま前転してもう一度弓矢固め。さらに立ち上がれない梅田の背中に両足で乗っかって踏みつけると、「どうした?」と挑発。エルボーを打っていく梅田だが、走り込んだところをサイドバスターで叩き付けた竹下。梅田も竹下の串刺し攻撃を蹴りで迎撃するとドロップキックで場外に追いやってからトペ・コンヒーロを発射。竹下をリングに戻した梅田はスワンダイブ式ミサイルキック。フィシャーマンの体勢から前に落とした梅田はそこにミドルキック。さらに串刺しランニングキックを放っていくが、蹴り脚をキャッチした竹下はパワーボムの体勢から自分のヒザの上に梅田を叩き付けると、ウォール・オブ・タケシタへ。かなりシャチホコ式で決めたが、梅田は何とかロープに脱出。梅田のミドルキックに竹下も逆水平チョップで応戦すると、蹴り脚をキャッチしてエルボー。10分が’経過してロープに飛んだ竹下を追走した梅田はドロップキック。さらにハンドスプリング・レッグラリアットからソバット。続くハイキックをかわした竹下はバックを取るが、サムソンクラッチで切り返した梅田は逆打ちでカウント2まで追い込むと、そこからバズソーキック、カカト落とし。カウント2で返した竹下はトラースキック2連発からエルボー合戦へ。「梅田ー!」と叫びながらエルボーを叩き込んでいった竹下に対し、朦朧としながらも打ち返していった梅田だが、竹下は片膝をついた梅田に渾身のエルボーを叩き込む。完全にダウンした梅田だが、これもカウント2で返して意地を見せる。だが、竹下は串刺しフロントキックを叩き込むと、19歳(垂直落下式ブレーンバスター)を決めて3カウント。

      試合後、マイクを持った竹下は「昨日、自分自身初の他団体に参戦しました。それで天龍(源一郎)さんと越中(詩郎)さんと闘って得たものは大きくて、今日のフィニッシュは19歳という名前にしておいてください。来月で僕も梅田選手もハタチになります。これがDDTの10代の闘いです。梅ちゃん、俺らでDDT、いやプロレス界をもっと面白くしていこうや。ありがとう!」とアピールすると梅田と健闘を称え合った。

      【試合後のコメント】
      竹下 僕が来月誕生日で、梅田選手も来月が誕生日ってことで、ハタチに僕らなるんですけど、19歳同士の対決ってなかなか男子のプロレスで見せられるのって、たぶん僕らだけだと思うんで。今の現段階では。「十代がこんな試合できるのか、DDTの十代はこんな試合ができるのか」、それを試合を通して見せたかったので。でも今日は自分が勝ちましたけど、そこまで余裕で完勝ってことでもなくて、追い込まれる場面もあって、そこは梅田選手の努力している部分が(出た)。体も大きくなってるし、すごく感じました。僕らが20歳になったときにまた対戦したら、また一つランク上の試合が見せられるかと思うんですけど、でもまず十代として、19歳として現段階の今の僕たちをシングルで見せられて(よかった)。タッグマッチでも次、梅ちゃんの地元の熊本で僕らの19歳タッグが組まれているみたいなんで、そこでもしっかり僕たちの未来を見せたいと思います。
      梅田 今日19歳同士の対決ってことで、大方の予想では竹下さんが余裕で勝つだろうって感じだったんですけど、それでも負けずに食いしばって僕も負けないところを見せられてよかったと思います。そして同じ19歳として、熊本・地元でタッグを組むので19歳の恐ろしさっていうのを熊本の人に見せて、ほかの人にも見せて頑張っていきたいです。

      ――フィニッシュの技は19歳?
      竹下 そうです。結構、自分、昨日天龍さんと試合したあとに自分の中ではアイデアというか、思いついていたんですけど、そこを出すまでいかないかなと正直思っていたんで。でもしっかり食い付いて来てくれたんで、しっかり昨日自分が感じた天龍源一郎イズムを今日、垣間見せれたかな? まあ19歳という名前で使うんで、これからも大切に、ここぞという時に出してやります。
      ――遠藤(哲哉)選手とのタッグとはまた違うDDTの未来を感じさせるタッグになりそうですか?
      竹下 たぶん全然違うと思います。やっぱり遠藤選手とタッグ組んで、結構見ている人は分からないですけど、組んでいる僕としては結構年上のお兄さんと組んでいるっていうイメージなので。やっぱり梅ちゃんとは本当に同い年で、誕生日も近いんで。もうね、もっとまた違うことを、哲っちゃんとのタッグとは違うところを見せたいなと思います。
      ――このタッグは熊本限定?
      竹下 いや、(タッグを組むのが)決まっているのが熊本なので。でも今後も組んでいきたいですね。ドンドン組んで……一応所属はDDTとDNAで違いますけど、でも機会があればドンドン組んで、また対戦して、もっと面白いものを見せられたらいいかなと思います。
      梅田 僕も熊本だけじゃなくて、これからずっと同じ歳ってことなので組んで、DDTの未来とDNAをもっと売り出していきたいなと思います。


      休憩明け、亜門GMと共にEXTREME級王者の彰人がリング上へ。亜門GMによると彰人からEXTREME級王座初防衛戦の相手として、ある選手と闘いたいという要望があったという。実績充分ということで認めたという。そして「その選手とはこの人です!」と言うと、佐々木が登場。彰人は「先月の大阪大会で自分のフィールドである足関節で完敗を喫してしまったので、それのリベンジをこのベルトをかけてしたいなと思いまして。それで佐々木選手を指名しました」と佐々木を挑戦者に指名した理由を説明。佐々木は「彰人君がまだグリーンボーイで、東京に初めて出てきたときくらいから知ってますけど、まぁすごい成長しているなとは思います。でも負ける要素はありません」とEXTREME王座奪取に自信を覗かせた。そこで亜門GMは4・19春日部大会のメインで彰人vs佐々木のEXTREME級選手権試合を決定した。ルールに関しては決まり次第発表されるという。そして後半戦が始まるかと思われた瞬間、タンバリンを鳴らし雄叫びをあげながら福田が乱入。亜門GMが「な、何?」と尋ねると福田は「どうしたもこうしたもないですよ! 私、ミスターパーフェクト福田洋、この場を持ちましていつでもどこでも挑戦権を行使させていただきます!」と宣言する。「チャンピオン飯伏幸太、カモン! 出てこい! カモーン!」とやる気満々の福田だが、困り顔の亜門GMは「福田、ごめん。無理だ。できない」と告げる。「なんで?」と尋ねる福田に対し、亜門GMは「飯伏、帰っちゃった。ほら、明日大事な試合だからさ。考えてみろよ、なんで第1試合に(飯伏の試合が)組まれていたかってことだよ。ちょっとでも早く帰られて、休息を取らせて明日に備えさせようっていう会社の気持ちがわからなかったの?」と告げる。福田は「ちょっと待てよ! AJスタイルズとこの福田洋とどっちが大切なんだよ!?」と叫ぶが、亜門GMは「そりゃAJスタイルズだろ」とバッサリ。愕然と崩れ落ちる福田にGMに「本来だったら使えるんだけども今日は無理だよ」と声をかけると、福田は「わかりました。じゃあ明日、両国大会のメイン後に使います!」と言い出すが、DDTの興行以外は使えないと告げる。仕方なく福田が近々DDTが東京近辺で大会があるか尋ねると、亜門GMは19日の春日部大会があることを告げる。福田は「エイプリルの19日ということですね? はぁ~、空いてるな」と何とも思わせぶりなことを呟いて引き揚げた。とりえあず彰人が気を取り直して「やりにくいですね。じゃあDDT横浜大会、後半戦スタート!」とコールした。

      【試合後のコメント】
      ――彰人選手から指名される形でEXTREMEに挑戦ですが、タイミング的なこととかいかがですか?
      佐々木 指名されました! タイミングとしては個人的な話ですけど、今年もうすぐ10周年になるんですよ。デビュー10周年なんで、ベルトから寄ってきたというか、そんな感じですね。
      ――EXTREMEのベルトへはどのような思いがありますか?
      佐々木 EXTREME初挑戦だった気がします。ルールを自分で決められるっていうのがね、私のような賢い人間にはとてもいいベルトだと思いますよ。
      ――ルールは王者が決めるんで不利なルールを要求される可能性もありますが。
      佐々木 いや私はどんな難題でも乗り超えられる自信がありますよ。
      ――100%自信がある?
      佐々木 100%自信がりますね。負ける要素はない。
      ――今までシングルプレイヤーの印象がそんなになかったんですが、やはりここで何か1つ獲ってというのはありますか?
      佐々木 う~ん……シングルプレイヤーとしてDDTではそんなに、最近はもしかしたらないかもしれないけど、シングルのほうが得意なんで。経験で言ったらスーパージュニアにも出てるし、シングルのほうが得意っていうのはありますね。
      ――王者としての彰人選手っていうのはどう評価してますか?
      佐々木 正直な話、王者としてというか彰人君自身が……とくに引っかかってこないというか。なんだろう……昔から見てる選手ではあるし、何回かシングルでもやってる……たぶん3回くらいやってます。……とくにないです!
      ――印象が?
      佐々木 うん。
      ――だからこその自信?
      佐々木 そうですね。

      第5試合はアントーニオ本多&遠藤哲哉vsKUDO&マサ高梨のタッグマッチ。竹下も加わってのハッピーモーテルトレインで登場したアントン&遠藤。酒呑童子は明らかにアントンのいつでもどこでも挑戦権狙い。奇襲攻撃を仕掛けていった酒呑童子だが、遠藤が高梨を場外に連れ出すと、アントンがKUDOを場外に放り投げる。遠藤が2人を抑え付けると、アントンはケブラーダを狙ったが、ロープに飛び乗ったところで足を滑らせて転倒。アントンをリングに戻した高梨はKUDOにタッチ。鼻フックを見舞ったKUDOはストンピングを落とす。続いて高梨が背中を引っ掻いてからコーナーに張り付けにする。そして「マサ高梨70キロ!」と叫びながら串刺しドロップキック。KUDOも倒立からダブルニーを落とすと、高梨はヘアーホイップで投げ飛ばす。遠藤がたまらず入ってくるが、高梨はヘアーホイップ。しかし着地した遠藤は高梨を蹴りで場外に追いやると、KUDOに串刺し攻撃を狙う。ここで高梨が飛び込んできて遠藤は丸め込むと、KUDOがスワンダイブ式ダブルニーアタック。再びアントンを捕まえたKUDOはサーフボードストレッチからスリーパー。アトミックドロップで切り返したアントンだが、高梨が入ってきてタッチを阻止するとトレイン攻撃。硬くもかわしたアントンはKUDOをホイップして高梨に叩き付けると、遠藤にタッチ。遠藤のスワンダイブをかわしたKUDOは高梨との連係攻撃を狙うが、かわした遠藤はKUDOをコルバタで投げてから串刺しジャンピングエルボー。さらにブレーンバスターで投げた遠藤だが、KUDOはエルボー合戦を仕掛ける。そこからソバットを放ってKUDOはミドルキック。これをブロックした遠藤はコンプリートショットからその場跳びムーンサルト。トーチャーラックボムを狙った遠藤だが、うまく逃れたKUDOはキチンシンクからスリングショット式ダブルニー。バズソーキックをかわした遠藤はバックドロップ。着地したKUDOは投げ捨てジャーマン。着地した遠藤は逆にジャーマンを狙ったが、着地したKUDOはバズソーキック。遠藤もカウンターのドロップキックを返すと、アントンにタッチ。ナックルを叩き込んできったアントンだが、バイオニックエルボーをかわしたKUDOは高梨にタッチ。KUDOと高梨はリープフロッグから高梨がスイング式ネックブリーカーを決めると、KUDOがランニングロー。さらに8×4から地獄の断頭台式を投下。遠藤がカットに入ってきてKUDOに延髄斬り。その間にアントンは両手でのナックル攻撃からスコーピオンデスドロップ。だが、ダイビング・フィストドロップを両足をあげて迎撃した高梨はトラースキック。さらに遠藤のスワンダイブ式エルボーアタックをかわしてアントンに誤爆させるとオクラホマロールで丸め込んだが、アントンは反転して逆にエビ固めで3カウント。いつどこ挑戦権をどうにか死守した。

      セミファイナルは平田一喜の東京GO番勝負第2戦。今回の対戦相手は坂口征夫。明らかに嫌そうな表情の平田だが、自らを鼓舞するように気合いを入れると、なるべく目を合わせないようにする。そこにタックルを仕掛けてテイクダウンを奪った坂口だが、ガブっていった平田。うまく立ち上がってロープに押し込んだ坂口に対し、必要以上に「ブレイク! ブレイク!」と叫んだ平田は「これはヤバイぜ」とつぶやいたが、カウンターのドロップキックを決める。すると平田は「昼のハードヒットで疲れているな! いける気がする!」と坂口を挑発。坂口が睨み付けると、急にシュンとなった平田は「違うじゃないですか……」と言い訳しながら後退。腹パンを見舞った坂口は場外に出た平田にエプロンからランニングロー。かわした平田が逃走すると坂口が追いかける。バックステージを通って赤コーナーの入場ゲート前で待ち伏せした平田は坂口が出てきたところに足をかけて倒すと「討ち取ったり!」とストンピング。しかしリングに戻った坂口はニーリフトからミドルキック。さらにサッカーボールキックからチンロックに捉える。どうにかロープに逃れた平田は坂口がブレーンバスターを狙ったところを逆に投げていくが、いざ攻めようとしても坂口に恫喝されるとビックリして後退してしまう。それでも自軍のコーナーからHIRATA GOサイングラスを持ち出した平田は「覚醒だー!」と叫んで装着。DDTからエルボーを連打していったが、坂口がスリーパーに捉えたところでサングラスが落ちてしまう。拾った坂口は「これか?」とカツアゲした不良の如く平田の目の前にサングラスをチラつかせる。平田は必死に奪い返そうとするが、坂口は返してくれない。本部席の亜門GMに泣きつく平田だが、亜門GMは「本人同士で解決してください」とバッサリ。すると坂口はサングラスを平田の目の前に落として場外に蹴り出す。この行為に怒った平田はエルボーで反撃するとランニングエルボーでなぎ倒す。だが、ミサイルキックをかわした坂口はランニングキック。かわした平田はスクールボーイで丸め込むがカウント2。ならばとスライディングキックからもう一度サングラスを持ち出した平田は装着しようとしたが、背後から坂口が取り上げてしまう。すると坂口がHIRATA GOサングラスをまさかの装着。あの曲が鳴り響くと、「GO!」とかけ声に合わせて坂口はパンチを顔面や腹に叩き込む。完全にグロッキー状態となった平田に坂口は串刺しジャンピングニーを叩き込み3カウント。KOされた平田はセコンドたちに大の字になったまま運ばれて退場していった。

      メインイベントは石井慧介&入江茂弘&松永智充vs関本大介&岡林裕二&橋本和樹の6人タッグマッチ。関本&岡林と石井&入江は4・29後楽園で組まれたKO-Dタッグ選手権試合の前哨戦。いきなり岡林vs入江で試合が始まると、まずはロックアップ。ロープに押し込んだ岡林がクリーンブレイクすると、入江はヘッドロック。だが、パワーで首を抜いて押し倒した岡林は関本にタッチ。スリーパーに捉えた関本だが、入江は何とか自軍のコーナーに押し込む。タッチを受けた松永がエルボーを叩き込むが、関本は逆水平チョップを返すと橋本にタッチ。サッカーボールキックを叩き込んだ橋本だが、松永もサッカーボールキックを返す。サッカーボールキックの蹴り合いからエルボー合戦になると、松永がサミングを見舞って石井にタッチ。ブレーンバスターを狙った石井だが、逆に投げた橋本は関本にタッチ。関本と岡林はクイックタッチで代わる代わるボディースラムで叩き付ける。そこから関本が執拗にカバーするが石井も必死にキックアウト。橋本がスリーパーに捉えるが、石井は何とかロープに脱出。だが、岡林がハンマーとストンピングから逆水平チョップ。背中にハンマーを振り下ろした岡林から関本が逆水平チョップ。石井もオーバーハンドチョップを返していくが、歯を食いしばって受け止めた関本は逆水平チョップ一発でなぎ倒す。なおも岡林がハンマーを振り降ろすと橋本にタッチ。張り手で挑発していった橋本に対し、石井も張り手を返すとエルボー合戦へ。打ち勝った橋本が関本にタッチするとブレーンバスターから逆エビ固め。このピンチをどうにか自力でロープに逃れた石井は蹴ってきた橋本に対し、蹴り脚をキャッチしてエルボー。さらにカウンターのドロップキックを返してようやく入江にタッチ。大日本勢をエルボーで蹴散らしていった入江はテディベアを投下。しかし橋本がソバットを返すと、関本が串刺しラリアット。しかし入江もカウンターのエルボーからブレーンバスターを狙う。関本は踏ん張るが、入江がぶっこ抜いて投げてみせる。続いて松永がスモウラリアットで関本をなぎ倒すと、串刺しラリアット。関本ばりに2連続で叩き込んだが、関本は「テメー、この野郎!」とエルボーでなぎ倒す。そこからサソリ固めに捕らえた関本だが、石井が顔面への低空ドロップキックでカット。しかし岡林がなも逆水平チョップ。松永もチョップを返すとキチンシンクをカウンターで決めて石井にタッチ。15分が経過。オーバーハンドチョップから側頭部への低空ドロップキックを叩き込んでコーナーに登った石井だが、追いかけていった岡林。石井はコーナーへのDDTで叩き付けるとミサイルキックを発射。しかし岡林もカウンターのボディスラムから走り込む。かわした石井にニーリフトから延髄斬り。そしてタッチを受けた入江に岡林は「負けるかコラ!」と逆水平チョップ。入江も「負けるか!」とエルボーで応戦。そこからヘッドバットを叩き込んだ入江だが、関本が入ってきて2人がかりの攻撃を狙う。しかし入江は「勝負だ!」と一人で2人を相手にエルボーで向かっていく。しかし、敢えなくエルボーで倒された入江。関本&岡林はサンドイッチ・ラリアットを狙ったが、入江がかわして同士討ちを誘い込む。すかさず石井が入ってきて関本にドロップキック。入江は岡林にエルボー。だが、橋本が入ってきて入江に串刺しランニングキックを叩き込むと、関本&岡林は今度こそサンドイッチ・ラリアットを決めると、ダブルのバックドロップ。そこに橋本がランニングローからのフィッシャーマンバスター。さらにトドメを狙って走り込んだ橋本だが、石井が飛び込んでできて橋本をリフトアップすると、go 2 入江sleep。さらに松永も入ってきてダブルのフラップジャックで入江を橋本の上に落とすが、橋本はカウント2で返す。再び関本&岡林が反撃しようとするが、石井がドロップキックで2人まとめて場外に蹴落とすとトルニージョを投下。そのまま石井と松永が関本&岡林を場外で押さえつけると、入江が橋本にフライング・ソーセージを投下。これはカウント2。ならばとロープに飛んだ入江はビーストボンバーを叩き込んで橋本から3カウント。

      試合後、タッグベルトを受け取り引き揚げようとする関本&岡林に向かって入江が「関本さん、岡林さん、あなたたちは本当にデッカくて、本当に強くて、すごいチャンピオンです。でも、でも! 舐めてんじゃねぇよぉぉ! 僕たちが絶対そのベルト、この2人で取り返すから」と言い放つ。するとリングサイドまで戻ってきた岡林が「オイ、入江、石井。今日の試合でお前の覚悟、十分わかった。だからな! 次のタイトルマッチ、全力で潰しに行くからな。首洗って待っとけよ」と言い返して退場。入江は売店にいた高尾に「3人そろってチーム・ドリフだから」とリングに上がるよう促す。石井「チャンピオンチームが強いのは分かっているけど、俺たちもアジアタッグのベルトを巻いた男だ! あの強いチャンピオンを倒して3年4か月ぶりのKO-Dタッグ奪取するぞ、オラ!」高尾「いま売店で見てたんだけど、すごい……何かこう、入江君より大きな2人ですごい肉弾戦だったけど、絶対ベルト獲ってね」入江は汗だらけの体で私服の高尾に抱きつくと、最後に締めのマイク。「本当に今日当たってみて、本当に、本当にすごいパワーで、すごい強い相手だってことをまた分かりましたけど、でも僕たちはタチムカウだけなんで。僕たちこの2人、チーム・ドリフこの3人で立ち向かってあのベルトをDDTに取り返します」とDDTファンに約束してから「4月29日の後楽園で絶対に僕と石井さんがKO-Dタッグチャンピオンになります。応援よろしくお願いします。あーー、プロレスは絶対に裏切らない! 最後までタチムカウ!」

      【試合後のコメント】
      岡林 今日はね、向こうにやられましたけど、タイトルマッチはそうは行かないぞと。全力で叩き潰しにいきます!
      関本 まぁそうっすね。自分と岡林は全力でぶつかり合うっていうのは得意分野ですから。まぁ絶対負けないっすよ。
      岡林 絶対負けない!

      ――実際、今日手を合わせてみた石井&入江組はいかがでした?
      岡林 やっぱり入江のほうは当たりも強いし、タックルもすごいっすよね。でも自分も、前KO-Dのシングルのタイトルかけて闘って、その時よりパワーアップしているんで絶対負けないっす。
      関本 石井選手はね、体重はそれほど多くないですけど、トリッキーな動きをして。キックなんかも鋭いんで、その辺気をつけて。まあ力でね、ねじ伏せたいと思います。今日は負けましたけどね、タイトルマッチにとっていい参考になりました。

      ――今回、アジアタッグを巻いた者同士の闘いになるんですけど、そういった部分でも負けられないっていう意地はありますか?
      関本 そうですね、はい。……言われてはじめて僕ら気付いたんですけど、やっぱりその辺もタッグでは自分と岡林は結構長い間組んでますから。入江選手と石井選手がいつ組んで、何年組んだかとか知らないですけど、まぁ自分らのタッグの闘い方には勝てないと思います。
      岡林 とにかく自分と関本さんのこのタッグで絶対に負けるわけにはいかないです! 石井&入江組に。このタッグで何年もやってきたんで、もうチームワークも完璧だと思っているし、絶対に負けるわけにいかないです!


      ――前哨戦で関本&岡林と実際に当たってみていかがでした?
      入江 やっぱりすごい体も大きくて、すごいパワーで、めちゃくちゃ強かったなっていう印象があります。
      石井 確かにメチャクチャ強いとは思うんですけど、今日の前哨戦で攻略法が見えた気もしますし、何よりさらにモチベーションっていうのがドンドン上がっていって気合いがすごいことになっています。

      ――入江選手も真っ向から勝負していましたが、パワーで差を感じる部分もあったと思いますが、入江選手は何か攻略法みたいなものは見つかりましたか?
      入江 僕は対戦相手によって闘い方を変えたりとか、そういうことは自分は出来ないので、もう真っ向からぶつかって相手を倒して3カウントを奪う、それぐらいしかもう考えてないです。
      ――向こうは「タッグで負けるわけにはいかない」と言っていたんですけど、お二人もその辺りは……。
      入江 僕たちもこの二人は本当にDDTの中では一番だと思っているし、プロレス界でもかなり上に入るんじゃないかっていう仲の良さなんで、その点の不安はないですね。僕たちはあとこの試合には入ってないですけど高尾蒼馬もいるんで、チームドリフ3人で勝ちにいきたいなと思ってますね。
      石井 すごいこのチームに自信を持っているんで。全然大丈夫です。

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