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【後楽園リポート】子泣きじじいと化した男色&ササダンゴを岡林が子泣き式ゴーレムスプラッシュで粉砕しKO-DタッグV1、4・29後

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    • 29日、東京・後楽園ホールにて「Judgment2015」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から(初代王者の伊橋剛太はゴージャス松野を相手に3度目の防衛戦)。伊橋はベルトをリングに投げ入れ、それを鶴見亜門GMにぶつけたりと敬意がまったくない。ロックアップからロープに押し込んだ伊橋だが余裕のクリーンブレイク。伊橋のリストロックを松野はハンマーロックに切り返す。松野がバックを取るが持ち上がらない。腕を取られた松野だが、トリッキーな動きで脱出するとフライング・クロスチョップ。さらに619からゴージャススターエルボーを狙うが、倒立の段階で失敗してしまったためレッグドロップから腕十字にスイッチ。これを持ち上げてマットに叩きつけた伊橋はスリーパーへ。ロープエスケープされると伊橋はファイアーマンキャリーからジャンピング・ボディープレス。辛くもカウント2で返した松野は正面から飛び付き腕十字を決めて伊橋からタップを奪った。この結果、伊橋は3度目の防衛に成功。笑顔の松野からベルトを受け取った伊橋に亜門GMは「絶対王者の風格が出てきたな」と声をかけると、松野には「ちょっとヒヤヒヤした部分もあったんですけど、それもすべて松野さんの手の平の上で僕らが転がされてたってことなんですね」。

      【試合後のコメント】
      伊橋 ベルトが、戻ってきました。何度も言うけど、こんなの防衛して戻ってきて……いらないベルトないです。早く、早く次の挑戦者に勝って、渡したいと思います。あー! チキショー!

      亜門GMの前説ではDDTグッズがビレッジヴァンガードで取り扱われることが発表された。まずは渋谷の宇田川店と京都の新京極店の2店舗から。取り扱い店舗も今後増えていく模様。続いて4月25日&26日、千葉・幕張メッセで行われるニコニコ超会議での超プロレスリングにDDTが全面協力することが改めて発表された(1日6~7試合を予定)。この超プロレスリングにauが協賛している関係で、auビデオパスでDDTの試合が配信されていることもアナウンスされた。さらに先日の春日部大会で発表された4月8日にエビスコ酒場で黒豚を振る舞うイベントを開催する大石真翔と旭志織が登場。大石「もともと旭に与えられたものなんですけど、何かね千葉の道場でちゃんこにされるのももったいないないじゃないですか」亜門「まあシャクですよね(苦笑)」大石「せっかくのいい肉をさ、あんな汚い道場でさ(苦笑)。俺はそんなこと思わないけどね。なので、皆さんに振る舞いたいと思います。たぶん豚汁なんぞを作って。あと何かスペシャルメニューを作っていくらかで食べていただけたらなと(笑)。今日勝って防衛記念としたいので、旭選手頑張ってください」旭「僕のアレは喜びの味だと思っていますので、喜びの味を皆さんと分かち合えたらと思っています」

      大石が旭だけを先に帰すと、亜門GMにいつものXの応援をやろうと提案。亜門GMは「バカヤロウ!」と大石を鉄拳制裁すると「お前、ちょっと天狗になってんじゃねぇか? お前らがお客さんを盛り上げたと思ってんのか? お客さんがお前らのことを盛り上げてくれたんだよ! 調子に乗ってんじゃねぇぞ! 大体よ旭志織は外敵だろ? 何で外敵のために声援を送ってあげなきゃいけないんだよ! 普通ブーイングだろ!」と完全に手の平を返してブーイングの練習をすることに。観客のブーイングに亜門GMは「全然ダメだよ、お前ら! 憎しみが全然足りねえよ! もっとイメージをしてください! 女性の皆さん、大石真翔に弄ばれて捨てられた。男性の皆さん、自分の彼女が、自分の奥さんが大石真翔に寝取られた。自分の娘が大石真翔と結婚したのに浮気された、それぐらいのイメージを持って、憎しみを込めてブーイングをしてください!」と力説。「で…できねぇっす」と落ち込む大石に再び「バカヤロウ!」と鉄拳制裁した亜門GMは「甘んじて受け止めろ! やれ!」と強権発動。泣く泣く大石が「Xはコイツだ、カモーン!」と呼び込むと、超満員の観客が一斉に大ブーイングを起こす。旭はこの異変を察知して入場ゲートの前まで出てくると「はぁ?」と納得いかない表情で場内を見回していた。

      また、今から4年前の2011年3月、東日本大震災の影響でスクリーンを使わずに後楽園大会を開催して以来、毎年3月はあのときの気持ちを忘れないように、スクリーンを使わずに対戦カード発表をおこなっており、今年もリングアナが読み上げたカードごとに選手たちがリング上に走り込んで睨み合う。旭が登場すると早くも大ブーイングが会場に鳴り響いた。

      第1試合は大鷲透&星誕期vsMIKAMI&勝俣瞬馬のタッグマッチ。大鷲に紙テープが飛ぶと場内からどよめきが起こる。それぞれ握手を交わす中、大鷲はMIKAMIに握手を求めておいてスカす。その大鷲とMIKAMIの先発で試合開始。ロープに飛んだMIKAMIをリープフロッグでかわそうとした大鷲だが、明らかにジャンプが足らない。「チャーシュー!」とMIKAMIが罵倒すると、観客も「チャーシュー」コール。怒った大鷲はショルダーアタックでなぎ倒すと「今チャーシューって言った奴、顔覚えておくからな!」と観客に向かって叫ぶ。続いて誕期と勝俣がリングイン。高い位置での力比べを要求した誕期は必死に手を伸ばす勝俣にチョップ。しかし勝俣も足を踏んづけてショルダーアタックでぶつかっていく。ビクともしない誕期は勝俣を肩に担ぐと、飛び込んできたMIKAMIも反対の肩に担いで叩きつける。大鷲は「チャーシュー」と言われた怒りを勝俣に逆水平チョップとサッカーボールキックでぶつけると、「お前のせいじゃねぇけど」と言いながら勝俣の腹の上に乗って踏みつける。さらに誕期が首を捻りあげていくが、勝俣はロープエスケープ。突っ張っていった誕期だが、ロープに飛び乗った勝俣はミサイルキック。タッチを受けたMIKAMIはダイブするが、キャッチした誕期はそのままアバランシュホールド。しかし、MIKAMIの串刺し攻撃をかわしてミッキーブーメランを決めるとブレーンバスターを狙う。勝俣も入ってきてダブルのブレーンバスターで投げるとMIKAMIはリキラリアットを狙うが、誕期はフラップジャックで迎撃。勝俣が大鷲に延髄斬りを叩き込んでから走り込むが、ビッグブーツで迎撃した大鷲は誕期とダブルのショルダーアタック。さらに同時にジャンピング・ボディープレスを浴びせる。辛くもMIKAMIがカットすると、大鷲は2人まとめてのど輪落としで投げようとするが、逃れたMIKAMIと勝俣はヒザへの低空ドロップキックを同時発射して、2人してフィッシャーマンの体勢で押さえ込む。これは誕期がカウント2でカット。誕期のコーナースプラッシュを大鷲に誤爆させたMIKAMIは場外に追いやってプランチャ。その間に勝俣は大鷲に向かっていくが、サマーソルトキックを狙ったところをのど輪で捕まえた大鷲がランニング・のど輪落とし。さらに延髄斬りからブレーンバスター。カウント2で返す意地を見せた勝俣を豪快なノド輪落としで3カウント。

      第2試合は次期KO-Dタッグ王座次期挑戦者決定戦で石井慧介&入江茂弘vsKUDO&坂口征夫。坂口と石井の先発で試合開始。ワキ固めを狙った坂口だが、前転して逃れた石井は脇を差していって入江にタッチ。坂口もくKUDOにタッチすると、入江がヘッドロックで捕まえる。ロープエスケープされると入江はショルダーアタック。これを受け止めたKUDOは走り込む入江をミドルキックからニーリフトで迎撃。場外に出た入江に坂口がエプロンPK。坂口は入江をリングに戻して蹴っていき、KUDOもスリングショット式エルボードロップで続く。ダブルのミドルキックを食らった入江は走り込んできたKUDOをブラックホールスラムで叩きつけて、ようやく石井にタッチ。スライディングキックからニードロップを落とした石井はオーバーハンド・チョップ。KUDOは蹴りとヒザでやり返すと8×4からコーナーダイブ。これを石井はドロップキックで迎撃。KUDOも串刺し攻撃を狙った石井をかわしてコーナーに乗せると、坂口が走り込んで串刺しのヒザ。逆さ吊りになった石井へKUDOが地獄の断頭台。酒呑童子はサンドイッチ・ランニングローを放つが、入江が飛び込んできて「勝負だ!}と叫ぶとエルボーで向かっていき、2人の蹴りと打ち合う。坂口のミドルキックでダウンした入江だが、石井が蘇生してニーリフトで坂口を突き上げる。坂口もスリーパーからPK狙い。回避した石井はフィッシャーマンバスター。続いて入江がブレーンバスターからテディベアを投下。串刺しラリアットをかわした坂口は串刺しジャンピングニー。顔面に食らった入江だが、カバーは石井がカウント2でカット。KUDOが石井を場外に連れ出すと、坂口はスリーパーで入江を捕獲。入江はファイアーマンキャリーから坂口を肩車。そこに石井がダブルインパクト式ミサイルキック。これはKUDOがカウント2でカット。入江はフライングソーセージを投下。坂口はカウント2で返し、入江のビーストボンバーと石井にニールキックもかわしたが、入江の後頭部ラリアットを食らってしまう。石井は救出せんと飛び込んできたKUDOを延髄斬りで黙らせ、入江が坂口にビーストボンバーをブチ込んで決着。この結果、石井&入江がメインの関本&岡林vsディーノ&ササダンゴの勝者が持つKO-Dタッグ王座への挑戦権を獲得した。

      第3試合は高木三四郎デビュー20周年エニウェアフォールタッグマッチ。高木三四郎は葛西純とのクレイジー大社長で飯伏幸太&宮武俊と対戦。試合前に選手の希望によりスクランブルバンクハウスルールが追加されたことがアナウンスされる。リング上には金ダライ、有刺鉄線バット、アコースティックギター、大量のイスが置かれ、まずは飯伏&宮武が入場。続いて葛西が入場すると、最後に高木が登場して自ら20周年を祝うように超満員の観客と一緒にファイアーポーズ。いったんリングを降りて南側客席の通路まで下がっていった選手たち。カウントダウンの途中で宮武がコケて階段が落ちていったが、飯伏がリングインしてきたクレイジー大社長にスワンダイブ式ミサイルキック。しかし高木も飯伏を記者席のテーブルに叩きつける。リング上では葛西がイスで殴りかかるが、宮武はジャンピング・バックエルボーで吹っ飛ばす。今度は高木と飯伏がリングに入ってきて飯伏がミドルキックからオーバーヘッドキック。そこから再び場外に出ると、葛西が飯伏を鉄柱にぶつける。高木はギターで宮武を殴打。さらに南側客席の通路まで連れていくと、通路でのダッシュ・ラリアットをお見舞い。葛西はテーブルを持って南側客席の通路までいくと、出入り口の前にテーブルをセット。そして飯伏をそのテーブルの上に寝かせた葛西は、出入り口のへりに登るとボディープレスを投下してテーブルクラッシュ。その間にバックステージに下がった高木は戦闘用自転車「ドラマティックドリーム号」に乗って再登場し、宮武に自転車ラリアット。テーブルの破片で葛西を殴打していた飯伏はそのままバルコニー席へ。葛西は飯伏をバルコニーから落とそうとする。体のほとんどがバルコニーの外に出て危うく落ちそうになった飯伏は辛くも回避。リング上では高木が宮武に619を決めていくが、宮武もジャンピング・フロントハイキックを返す。さらに葛西は「俺はイケメンが大嫌いだ!」と叫んでペットボトルで飯伏を殴打すると、肩車してからコーナーポストに投げつける。しかし飯伏もソバットを返すと、その場跳びムーンサルトからその場跳びシューティングスター。葛西も急所蹴りを返すが、飯伏はラリアット。葛西もラリアットを返すが、ウラカンホイップで葛西を場外に投げた飯伏はエプロンに立った宮武のタイツを吊り上げてTバック状態にさせると、その宮武の上に飛び乗ってのケブラーダを発射。宮武もコーナーに登っていくが、高木がスペース・ローリング・ロケットパンチでエプロンに落としてから雪崩式ぶっこ抜きブレーンバスター。飯伏も高木にフットスタンプを落としていく。葛西が戻ってきて飯伏とエルボー合戦。飯伏はミドルキックを打っていくが、蹴り脚をキャッチした葛西はエルボーをヒザに落としてからヘッドバットを連打。さらに垂直落下式ブレーンバスターから金ダライで殴打するとコーナーへ。続けてパールハーバー・スプラッシュを投下するが、飯伏は剣山で迎撃。宮武は「飯伏さん、その強そうなバットを!」と指示して葛西を羽交い絞めに。有刺鉄線バットを手にした飯伏はフルスイングするが、葛西がかわして宮武に誤爆。ならばと葛西にもフルスイングして殴打するが、葛西は効いてないというジェスチャーから飯伏にリバース・タイガードライバーを決める。クレイジー大社長は場外でテーブルをセットすると、その上に宮武を寝かせ、テーブルごともう一つのテーブルの上に乗せる。そしてコーナーに登った高木がプランチャでダイブして2段重ねになったテーブルをクラッシュ。しかし、飯伏がコーナーからダイブし、フットスタンプを落としてカット。高木は巨大テーブルをリングに持ち込むと、フットスタンプの下敷きになりグロッキー状態の宮武を引き起こして肩車。そして「20周年おめでとう!」と自ら叫ぶとシットダウン・ひまわりボムでテーブルクラッシュして勝利した。

      試合後、葛西と飯伏は額を付けて睨み合う。飯伏がミドルキックを放ったため一気に緊張感が漂ったが、高木がファイアーポーズでひとまず締めくくった。

      【試合後のコメント】
      高木 えー、20周年、20週年ね。長くやるもんじゃないね、ホントにね。
      葛西 何言ってんの!?
      高木 いやいやいやいや、20年か。長いね。でもホントね、今日はこういう形で20周年記念試合、迎えてよかったですよ。葛西純ちゃんと、対戦相手の飯伏、宮武とね、やっぱりなんか頭のおかしな試合をしなくちゃなというのはあったんで。十分おかしかったと思います。
      葛西 たかが20年、されど20年。三ちゃん、俺っちはいつ辞めてもいい人間だけども、三ちゃんはまだまだなんだよ。日本中のプヲタ、どこに夢を見ればいいんだよ? まだまだ日本中のプヲタ、プ女子、プ男子、プジジイ、プババア、プ子供、プベビー、なんでもありだよ。そいつらによ、もっともっとドラマチック・ドリームを見せてあげなきゃ。
      高木 そうだね。
      葛西 それは三ちゃんじゃなきゃできないんだよ。三ちゃんしかできないんだから。
      高木 じゃあ、ちょっと20周年記念試合も今日終わったんで。またね次は25周年、30周年記念試合、また一緒にやりましょう。ね?
      葛西 いや~。
      高木 え!? いやちょっとちょっと、プ女子とプ男子、プジジイ、プババア、プベビーに夢与えましょうよ一緒に。
      葛西 そりゃ三ちゃんの仕事だから……。
      高木 お互いにね。
      葛西 俺っちカツカツだからよ。家族養うだけでいっぱいいっぱいだから。とりあえずお前オイ、飯伏の野郎だよ。
      高木 そうだよ。
      葛西(伊豆)ぐらんぱる。お前よ、あいつも出るんでしょ?
      高木 出る出る。4・15伊豆ぐらんぱる公園でね。エニウェアフォール4WAYで思う存分やってやればいいよ。
      葛西 もちろんもちろん。おい、飯伏幸太、聞いとけよ。お前がな、伊豆の地でな、熱川バナナワニ園のワニの餌になるんだからなこの野郎。新日本、DDTダブル所属とか関係ねーよ。俺っちは天龍の頭に蛍光灯くらわした男だぞ。本当にやっちゃうぞ、コノヤロー。
      高木 以上だ。わかったか、コノヤロー。
      葛西 とりあえずおめでとう!
      高木 ありがとう。サンキュー!


      第4試合はDDT EXTREME級選手権トータルカウントマッチ。第31代王者のX=旭志織は彰人を相手に2度目の防衛戦。煽りVの中で彰人は「僕の手でベルトを流出させてしまったから、僕の手で取り戻さないと」と語る。一方の王者・旭が提案したルールは、通常のプロレスルールに加えて10分間終了時点でのフォールカウントの多さを競う「トータルカウントマッチ」。彰人が入場したあと、大石が「さーて皆さんお待ちかね! DDT EXTREME級チャンピオン、Xはコイツだ! カモーン!」と呼び込むが、現れた旭にはいつもの大歓声ではなく大ブーイングが浴びせられ、さらに「帰れ」コールの大合唱。さすがに落ち込む旭に追い撃ちをかけるように「彰人」コール。旭が握手を求めてもブーイングが飛ぶ大アウェー状態。逆に彰人から握手を求めていくと、旭は応じた瞬間にスクールボーイ。これで1ポイント先取。さらに首固めで丸め込んで2カウントまで奪ったためトータル3ポイント。エルボー合戦から鶴の拳を見舞った旭だが、彰人もヒザへの低空ドロップキックからネックブリーカー。しかし、カバーしても旭はすぐに肩をあげる。彰人は河津落としから十字固めで丸め込みカウントポイント1。旭の左脚を集中攻撃していった彰人はサソリ固めの体勢から肩をマットについて1カウント取ると、肩をあげた勢いを利用してステップオーバー。ロープに逃れた旭はエルボー合戦から再び鶴の拳。しかしキャッチした彰人は逆に鶴の拳。旭もニールキックを返すと、卍固めと見せかけて回転エビ固めで2カウント取ってからひとりサボテンの花で蹴り上げてから阿吽からカバー。これでポイントは旭の7-2となったが、彰人はアンクルホールドで捕獲するとそこからバックドロップ。旭はロープを掴んでカバーさせない。逆にモダンタイムスで4ポイント追加したが、逆さ押さえ込みの体勢からシットダウンしてニークラッシャーを決めた彰人は、逆さ押さえ込みから旭の両腕と両ヒザを決めるカンガルークラッチを決めて、うまいこと両肩をマットにつけてカウントポイントを稼ぐ。さらに後方のそのまま投げてカバーしたことで、12ポイントとなり1ポイント差で彰人がリード。旭は後方回転エビ固めからジャックナイフ式エビ固め。彰人もエビ固めで切り返すが、旭が17で彰人は14。彰人はアンクルホールドで捕まえると足横須賀を決めるが、旭は阿吽でやり返す。残り1分で17-14のまま。彰人は再びアンクルホールドで捕獲すると反転してエビ固めでカバー。これで17-16と彰人が1ポイント差まで迫る。俵返しからマウントポジションを奪ってどうにかカバーするが、旭の肩が1カウントだけついたところで10分時間切れ。17-17で時間切れとなったため、1カウントフォールのサドンデスマッチに突入。

      水を欲しがる旭だが、セコンドの大石が持ってこなかったため、ノドはカラカラ状態。ヒザへの低空ドロップキックを連発する彰人に対し、旭はどうにか丸め込んでいくが、カウントが入る前に彰人はクリア。ヘッドシザースでエプロンに彰人を出した旭は阿吽からさいたまSA大会でも見せたロープを利用したシーソー式DDT。これも彰人はカウント1が入る前に返す。旭は彰人の串刺し攻撃を蹴りで迎撃し延髄斬りをヒットさせると、ビクトル投げから阿吽を狙う。彰人は一瞬早く飛行機投げ固めで丸め込んで1カウント奪い勝利した。


      試合後、王座奪還した彰人をセコンドのHARASHIMAとヤスが祝福。彰人がマイクを取る。「ああ、キツかった! けどこの試合を通じて、たかが1ポイント、されど1ポイントだなと思いました。1ポイント、1カウントの大事さをすごい感じることができて、すごくよかったです。これは僕のベルトなんです。やっとこのベルトが僕の腰に戻ってきました。ちょっとみんなからしたら出遅れたかももしれないですけど、これでやっと両国に向いてスタートを着ることができます。改めて言います。このベルトは俺のもんだ!」

      【試合後のコメント】
      彰人 やっと僕のベルトが、僕の腰に戻ってきたなって思います。そうですね、さいたま終わってから、僕ベルト落としたショックが大きくて。今のDDTの中で自分というものはEXTREMEのベルトだと思ってたんですよ。だから、こう失った後はずっとDDTに居場所がないと思ってしまった時もあって。これでやっと、みんなと同じように両国に向いて走りだすことができます。そうですね。今日試合してEXTREMEのベルト、DDTの個性の象徴のベルトって言ったと思うんですよ。けど今日試合をしていて、そうじゃないのかなって。なんだろうな? EXTREMEってKO-D無差別級にはない、ひらめきのベルトだと思うんですよ。ルールがあってチャンプオンがひらめかないと何も起きないベルト。チャンピオンのひらめきが多くないとベルトの価値が落ちる一方なんですよ。EXTREMEのベルトって、ひらめきのベルトだなって今日改めて思いました。そうですね。ここからこのベルト使って…そうですね。さいたまからの1ヵ月の間、シングルで負けた相手もいますし、借りを返さなきゃいけない相手もいる。そして僕がやりたい対戦相手も、もちろんたくさんいるし。そういうのを1つずつクリアしていこうかなと思います。このベルトはそうですね、エブリシング・イズ・インスピレーションなベルトだと思います。
      ――両国に向けて動き出すと思いますが、両国でやってみたい相手はいますか?
      彰人 ん~、そうですね。今この人と両国でやってみたいなという相手はもちろんいます。何人かいます。けど、それは僕が両国までベルト…もちろん守りますけど、守れて両国が近くなった時に(言います)。はい。

      旭 お見事としか言いようがないですよね。1カウントの最後の勝負って完全に僕の土俵ですよ。僕の土俵で、狙ってたのかな? 狙ってたのかわからないけど、僕の最大の得意技をああいう形で切り返されて負けたんですから文句ありません。お見事ですよ。まあ僕は取り返された形になりました。でも、彼にこういう短いスパンでリターンマッチのチャンスがきたんだったら、僕にもいつしかリターンマッチの可能性あるんじゃないかなと。僕はそれを望みますんで。その間、彰人選手にはもう一回王者としてベルトの価値を高めてもらいたいです。その高まった最高のタイミングでもう一回、僕のリターンマッチをやらせてもらいたいです。今日は完敗です。

      セミファイナルはKO-D無差別級王座次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル。天井からニコちゃんマーク、クローバー、ハート、ダイヤ、スペードが各1枚、そしてドクロ2枚の封筒が吊り下げられる。オーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)採用の時間差バトルロイヤルは8人目の先取が登場した時点でラダーが投入される。まず最初に登場したのは竹下幸之介。その対戦相手として登場したのはタッグパートナーの遠藤哲哉。新世代コンビ対決で試合が始まると、まずはロープに押し込んだ竹下が離れ際にチョップ。遠藤も竹下をロープに押し込んでチョップ。チョップとエルボーを打ち合っているところに3番手のヤス・ウラノが登場。遠藤に握手を求めるがスカされ、竹下にもスカされた落ち込むヤスだが、竹下のエルボーを遠藤に誤爆させると、遠藤のエルボードロップを竹下に誤爆させ、さらに遠藤の脚をすくって竹下に激突させる。そこに4番手の大石真翔が登場して遠藤にエルボーを連打。スイングDDTを狙った大石だが、遠藤は下からドロップキック。辛くもエプロンに着地した大石だが、そこに5番手の松永智充が登場。竹下&遠藤と共闘してヤスと大石を蹴散らした松永は遠藤をエプロンに出すと、竹下のエルボーを誤爆させるが、辛くも遠藤のOTRは竹下がキャッチして防いだ。そこに6番手のDJニラが登場するが、対戦カード発表のときにやられたダメージが大きく、尻を押さえながら引き上げてしまう。そこに7番手の岩崎孝樹が入ってきてヤスにランニング・エルボーからバックドロップ。さらに大石と協力してヤスをトップロープの上から落とそうとするが、ヤスは岩崎の手に噛みついて阻止。そこに8番手の福田洋が星条旗を振りながら登場。国旗を持ったままのラリアットで次々になぎ倒した。「USA」コールの中、大石とハイタッチ。しかし、大石がサミングを見舞うと、怒った福田がOYRで大石を失格させる。9番手のマサ高梨が入ってきて早速ラダーをセットして登っていくが、松永が引きずり落とす。揉み合う2人の背後から遠藤がドロップキック。そのままラダーに登っていく遠藤だが、ヤスも反対側から登ってヤスはドクロ、遠藤はスペードの封筒をゲット。しかし次の瞬間、ヤスが遠藤にパンチを見舞って封筒をすり替える。その結果、ヤスはいつでもどこでも挑戦権を、遠藤はキング・オブ・ダークの挑戦権を獲得した。

      10番手のHARASHIMAが入ってくると、岩崎が猛然と向かっていく。これをフロント・ハイキックで迎撃したHARASHIMAは拷問式キャメルクラッチでギブアップを奪った。さらに高梨にもキャメルクラッチを決めていると、11番手の佐々木大輔が入ってきて高梨を救出。福田が佐々木にアッパーカットで殴りかかり、パーフェクトプレックスを狙うがクロス・フェースロックで切り返される。そこに12番手の高尾蒼馬が登場し、ラダーに登っていく佐々木に向かってミサイルキックを発射。さらにラダーを高梨に叩きつけると、福田の腕を取ってオールドスクール。その間に高梨がラダーをセットして登っていき、ニコちゃんマークの封筒をゲット。高梨はいつでもどこでも興行権を獲得した。

      13番手の樋口和貞はHARASHIMAをドロップキックで吹っ飛ばすと、松永と相撲を取り始めるが、松永を持ち上げた樋口はトップロープの上から落として失格にさせる。さらにいつの間にか戻ってきていたニラをカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げてギブアップを奪った。そこに14番手の平田一喜が登場して『●O●●O ●O!』でダンス。その後ろで福田がラダーに登ってダイヤの封筒をゲット。入っていたのはいつでもどこでも挑戦権だった。

      平田が踊っているところに最後の15番手としてアントーニオ本多が登場して平田に殴りかかるが、平田はドロップキックを返す。ラダーに登る平田だが、背後から樋口が肩車してトップロープの上から落とす。エプロンに着地した平田を樋口がショルダーアタックで落として失格にさせる。佐々木が樋口をコルバタで投げていくが、アントンがナックルパンチ。その間に高尾がラダーに登る。これは樋口が阻止。さらに佐々木をキャッチしてラダーにぶつけていく。高尾はそのまま落ちてOTRで失格。さらに佐々木も場外に転落して失格。樋口はハートの封筒をゲット。入っていたのはいつでもどこでも挑戦権だった。

      残りの封筒は2枚。HARASHIMAのエルボーにアッパーカットで対抗したアントンだが、蹴り飛ばしていったHARASHIMAはブレーンバスターの体勢。しかし竹下が入ってきてアントンとダブルのブレーンバスターで投げると2人でナックルパンチからバイオニックエルボー。そしてアントンがラダーに登っていきクローバーの封筒をゲット。中にはいつでもどこでも挑戦権が入っていた。

      残ったのはドクロの封筒1枚。ラダーを「使わないです」とドカした竹下はゼロ戦キックからブルーサンダー。竹下の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したHARASHIMAはジョン・ウー。串刺しフロント・ハイキックから竹下をコーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスター。そのままロコモーション式で起き上がってファルコンアローを決めると、竹下とエルボー合戦。口の中を切って出血しながら渾身のエルボーを放つ竹下にHARASHIMAはフロント・ハイキックでやり返す。竹下はHARASHIMAをロープに飛ばしてラリアット。さらにドラゴン・スープレックスでぶん投げる。HARASHIMAはソバットからハイキックでやり返し、リバースフランケンから蒼魔刀狙い。これをかわした竹下はロープを掴むHARASHIMAをロールスルー・ジャーマンで投げようとする。HARASHIMAはサクソンクラッチで切り返し、そのまま立ち上がってバズソーキック。そしてダメ押しの蒼魔刀で勝利した。

      試合後、亜門GMがリングに入ってきてそれぞれの権利を獲得した選手にインタビューすることに。まずはいつでもどこでも興行権を取った高梨に「いつどこでやりたいみたいなプランはありますか?」と尋ねるが、高梨は「いや、今言われてあるわけねぇだろ(苦笑)よく考えろよ」と最もな返答。なお、興行権は負けても移動しないとのこと。

      続いていつでもどこでもキング・オブ・ダーク王座挑戦権を獲得した遠藤は「よく考えたんですけど、これ返却しようかなと思うんですけど」と言うが、亜門GMは「何言ってんだ、お前。男らしくないこと言うんじゃないよ。甘んじて受け入れろ」と一喝すると「これダークでしか使えないから。もう今決めちゃおうか? こっちで決めちゃおう」と、4・19春日部大会で伊橋vs遠藤のキング・オブ・ダーク戦をおこなうことをアナウンス。

      続いて、いつでもどこでも挑戦権を獲得した4選手に、その証であるアームカバーが手渡された。ヤス「突然のことなのでよくわからないですが、正々堂々と挑戦権を行使するときは宣言をして、突然襲ったりはしないようにしたいと思います。そして今日は宣言は致しません」福田「非常にデリケートな問題ですので、合衆国のオバマ大統領と相談させていただきたいと思います」樋口「使います!」亜門GM「それは今ですか?」樋口「いや、今じゃないんですけど。5月の札幌テイセンホール、自分の地元・北海道で。そこでこれ使わせてください! そこまで絶対守り通します!」アントン「自分は! 不器用ですから! 今のは関係ないですけど。今日は使いません。なぜならまだまだ花粉の季節だからですから。花粉の季節が終わったら! あのチャンピオンベルトは、そして俺の鼻の通りは俺のものです! 不器用ですから!」

      最後に本部席で見ていた飯伏を呼び込むと、バトルロイヤルに優勝して4・29後楽園大会で飯伏に挑戦することが決定したHARASHIMAと並び立つ。さいたまSA大会から約2か月半という短いスパンでリターンマッチが組まれることになったが、HARASHIMAが「5年半かけるとは言わなかったたけど、2ヵ月半、チャンスを手に入れたから……KO-Dのベルト返してもらいます」と言うと、飯伏は「返しません。また僕が勝ちます」と言って握手を求めると、HARASHIMAもその手をガッチリ握って睨み合った。なお、最後に残っていたドクロの封筒の中を確認したところ、入っていたのはいつでもどこでも挑戦権。このため、4・29後楽園で最後の一枚争奪バトルロイヤルが開催されることに。

      【試合後のコメント】
      HARASHIMA 今日の試合で、上の挑戦権を取るって手もあったんだけど、自分が勝ち残れば次挑戦できるというのは知ってたんで。まあ上のものは取らずに勝ち残る事だけを狙って、今日の試合闘って勝ち残る事ができました。次の後楽園で、飯伏のタイトルに挑戦できるんで、預けたベルトを必ず取り返します。

      ――北海道での挑戦を表明しました。
      樋口 ひとつね、北海道で挑戦したいのはやっぱ自分の地元ですからね。地元でこうやってチャンスができたので、是非テイセンホールをやってみたいと思って、今回こういうことになりました。
      ――こういう形ではありますが、デビューして間もない形でKO-Dの挑戦権が巡ってきたということはどう思われてますか?
      樋口 そうですね、正直できすぎてるなってのは思うんですけど、もうここまで来たら突き抜けるしかないかなと。今も負けないの状態なので、こんまま一気にてっぺんまで行ってやろうかなと思います。
      ――今日のバトルロイヤルの中でもHARASHIMA選手と当たりましたが、今の期待感やトップの人達とやる上で思うことは?
      樋口 トップの人達が強いのはわかってるんですけど、今の自分がどこらへんまで通用するかと見てみたいと思って。
      ――いつでもどこでも挑戦権を守りぬくだけでも大変だと思います。
      樋口 守りぬくのも大変だと思うんですけど、取った以上は絶対守りぬいて北海道行きますんで。

      メインイベントはKO-Dタッグ選手権試合。第51代王者組の関本大介&岡林裕二は男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンを相手に初防衛戦。井上マイクリングアナは「今から入場してくる男色ディーノ選手、スーパーササダンゴマシン選手はホモです」とアナウンス。合体テーマ曲で入場してきたディーノもササダンゴマスクを被り、ササダンゴは子泣きじじいの格好をして登場し、そのまま本部席へ。

      今回の煽りパワポのテーマは「37歳コンビによるタッグ王座挑戦とワークライフバランスの考察について」。ワークライフバランスとは仕事と生活の調和のことで、国民一人一人がやり甲斐や充実感を持ちながら働いて、仕事上の責任感を果たしながら子育て期やプロレス期といった人生の各段階において多用な生き方を選択できるというもの。ササダンゴのワークライフバランスは「金型」「家庭」「大学院」「ローカルタレント業」「ローカルレスラー業」。ディーノは「ゲイ」「ゲイムライター」「警備員」「ゲイ能活動」「ゲイレスラー」。プロレスラーだけじゃ食っていけないというディーノとササダンゴは「筋トレ」「プロレス」「筋トレ」「プロレス」「ポセイドン」というワークライフバランスをしている関本&岡林に勝てるわけがないとの結論を導き出す。比較的DDTの中で「筋トレ」「プロレス」の生活をしている竹下&遠藤でも敵わなかったわけだが、ではなぜ竹下&遠藤が負けたのか分析した結果、彼らに足らなかったのは「体重」だという。関本&岡林は直近10組のKO-Dタッグ歴代王者の平均体重より60キロ以上も重いという。DDTの中で貴重なヘビー級タッグのディーノとササダンゴだが、それでも王者組よりも20キロも軽い。ササダンゴは「一度は離れたDDTにこうして戻してくれて、俺どうしてもDDTにタッグベルトを戻したいんですよ! 今回の勝利のためだったら悪魔と契約してもいいんですよ! 体重が増えるんだったら妖怪になってもいい! 37歳にして妖怪になることを決意しました!」と言うと、妖怪になるための方法として関西にある妖竹芸能なる怪しげな芸能事務所に所属したとのこと。妖竹芸能に入ったことでササダンゴが手に入れた妖怪スキルは子泣きじじい。おぎゃーと泣いたら体重が25キロ~2トンになるという子泣きじじい。そのため作戦としては男色ドライバーを鬼面とする105キロのディーノに2000キロのササダンゴが飛び乗ることで相手の首に2105キロのダメージを与える「子泣き式男色ドライバー」を決めれば勝てるという結論に。しかし弱点としてディーノの腰がヘルニアのため、この技は1度しか決められない。

      ササダンゴのプレゼンが終わったところで王者組が入場。すると挑戦者組は奇襲攻撃を仕掛け、早くも子泣き式男色ドライバーを狙うが、岡林はどうにか回避。しかしディーノは岡林のタイツを引っ張ってTバック状態にすると男色クロー。さらにナイトメアーを見舞って行くと、関本が入ってきて逆水平チョップ。しかしディーノはそのまま岡林の顔の上に座り込む。続いてササダンゴが杖で岡林を殴打していくが、岡林は逆水平チョップを返して関本にタッチ。逆水平チョップを叩き込んでいった関本がボディースラムを狙った瞬間、ササダンゴが「おぎゃー」と泣くと重さに耐えられなくなり関本が押し潰される。今度は岡林がボディースラムを狙うが、ササダンゴはまたも「おぎゃー」と泣いて押し潰す。関本&岡林は2人がかりでストンピングを落としていくと、関本が逆片エビ固めへ。ディーノが入ってきて尻にソフトタッチしてカットするが、岡林がまたも逆水平チョップ。しかしササダンゴはテーズプレスで重さをかけていくと、ディーノにタッチ。ディーノはラリアットを放つ。なかなか倒れない岡林に勢いをつけての一発で何とか倒したディーノは、救出せんとした関本もまとめてコンプリート♂ショット。しかしファイト一発!を狙ったところで岡林が逆水平チョップを叩き込むと、関本が串刺しラリアットからブレーンバスターで逆転。サソリ固めを決めた関本だが、そこにササダンゴマスクを被らされたセコンドがリング内に放り込まれる。反射的に岡林がアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、その間にササダンゴが杖攻撃でディーノを救出。ディーノがササダンゴマスクを被った大石とともに関本に3Dを決めると、ササダンゴも関本とラリアットの相打ちを連発。そこから垂直落下式リーマンショックを決めてみせる。ディーノは岡林の逆水平チョップをもらいながらもアッパーカットから急所へタッチ。しかし岡林も逆水平チョップを返していく。10分経過、またもササダンゴマスクを被ったセコンドが入ってきて思わずアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた岡林だが、ディーノがシャイニングあてがいをお見舞い。ファイト一発!から男色ドライバーの体勢に入ると、ササダンゴが飛び乗って子泣き式男色ドライバーをついに決めたが、カウント2で関本にカットされてしまった。ササダンゴは「1回しかできないんだよ! アルゼンチンで担いでみろ!」と挑発。関本がアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎあげると、ササダンゴは「おぎゃー」と泣いて重みで押し潰す。その間にディーノはファイト一発!から男色ドライバーを狙ったが、岡林はアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。しかしディーノはマスクをめくってリップロック。

      するとササダンゴが子泣きじじいの前掛けをディーノに付けて「もう一回いけるか?」。ディーノが頷くとササダンゴは「お前もつくづくプロレス馬鹿よのぉ」とマスクを脱ぐ。すると2人ともまさかのスキンヘッド! 完全に子泣きじじいと化したディーノとササダンゴは、もう一度子泣き式男色ドライバーを決めたが、またもカウント2で関本にカットされてしまう。悔しがるディーノは「ぶっ殺す!」と叫ぶと、岡林にスワンダイブで飛び付いてからのウラカンラナ。カウント2で返されるとコーナーに登ったディーノだが、背後から捕まえた関本はジャーマンで投げ捨てた。このカバーはカウント2。15分経過、岡林はラリアットでなぎ倒すが、ササダンゴがカット。ササダンゴは関本に垂直落下式リーマンショックを狙う。これをリバースで切り返した関本は、子泣きじじいの衣装を岡林に渡して「いけー!」。子泣きじじいの格好をした岡林は「おぎゃー!」と絶叫してからコーナーに登ると、最大2トンの重さによる子泣き式ゴーレムスプラッシュで押し潰して勝利した。

      試合後、亜門GMが王者組に「登坂さんに怒られないですか?」と心配しながら、4・29後楽園で挑戦する権利を手に入れた石井&入江を呼び込む。奇しくも元アジアタッグ対決となったが、石井が「4月29日……2014年4月29日後楽園ホール、第94代アジアタッグ王者に輝いた日です。そして2015年4月29日後楽園ホール、第52代KO-Dタッグ王者になる!」と言うと、関本は「お前らすべて全力でかかってこいコラ! 真正面から受け止めてやる!」と言って睨み合う。最後に岡林が「このベルトは絶対渡さん! 俺は勝つためなら手段は選ばん! いいか! これからのDDTプロレス楽しみにしてろよ! ピッサリーッ!」と叫んで締めくくった。

      【試合後のコメント】
      関本 まあ相手はね、変化球ばかりなチームだったですけど、なんとか力でもっていきました。大丈夫か、岡林?
      岡林 ホントにさっきも言いましたけど、リング上で。自分は勝つためだったら手段は選びません。相手がどんな戦法でこようが、相手の土俵で闘ってやりますよ。それが勝つための方法じゃないですか?
      関本 次は、石井選手と入江選手。非常にタフな二人なんで。なんとか4月も防衛して、このまま全チームを制覇しましょう。
      岡林 そうですね。

      ――子泣き式男色ドライバーをくらった首のダメージはいかがですか?
      岡林 いや、もう結構キツイっすけど、もう負けるわけにはいかないんで、全力で返しました。首のダメージは相当ですけど。
      ――新たな妖怪の力は今後も使用していくつもりはありますか?
      岡林 いや、もう使わないっすよ(苦笑)。いや、それは今日の試合で、向こうがたまたま出してきたから、それで返しただけです。その試合試合によって、わかんないっすよ。今回はこれで返しただけです。

      石井 予想通りあのチームがきて、もちろんすごく強いのはわかってますけど、今日子泣きじじいでも敵わなかったんで、相当な覚悟を挑まないといけない。そういう覚悟をすでに持っています。
      入江 やっぱリングで向かい合った時に、体の大きさとか、とにかく怖かったっていう印象はあるんですけど、僕はずーっとプロレスやってきて、ずっとタチムカウっていう気持ちでやってきてるので。その怯えに関してはもう…デカくて強い人にはガンガン立ち向かっていくだけだと思う。妖怪でも勝てない、でも超人に人間が勝ったっていう、(マンガ「キン肉マン」の)ジェロニモが勝ってるんですね? サンシャインから。だから人間でも勝てるんじゃないかと。子泣きじじいは勝てなかったけど、人間でも勝てるという所を見せたいですね。


      ササダンゴ 別に、僕らもうこの歳になってこのぐらいのキャリアになりまして、DDTではだいぶお爺さんですよね?
      ディーノ そうね。
      ササダンゴ 別に誰にこういうことやれって言われるわけでもなく、勝手にやって、勝手に負けて、何も言うことないですよね?
      ディーノ そうね。髪の毛一本も残んなかったって話ですよ。
      ササダンゴ すんませんとしか……。
      ディーノ この挑戦には……。
      ササダンゴ 竹下と遠藤にすいませんとしか。なんか一瞬でも……なんかふわ~って、一瞬でも勝ちそうな雰囲気になって逆に申し訳ないというか。

      ――頭を丸めたのはどういう気持ちで?
      ディーノ 妖怪として。
      ササダンゴ 子泣きじじいがこういう頭だったんで。逆にそれが伝わってないって時点でもう、アウトっていうか(苦笑)。
      ディーノ ホントに我々何も残んなかったって事になっちゃうかな。
      ササダンゴ 子泣きじじい感を出しただけだったんですけど。
      ディーノ これを着ても子泣きじじいと気づかれなかったという。
      ササダンゴ そう、最終的に俺らなんか一朝一夕で俺ら剃ってるけど、結局、岡林さんが一番子泣きじじいとして正しくて、ホントに2000キロクラスの子泣き式ゴーレムスプラッシュで完全に(やられた)。ディーノの腰治ったぐらいじゃない? 逆に。
      ディーノ あれでハマったんだ? カチッと(苦笑)。
      ササダンゴ 逆にヘルニアとれたんじゃない?
      ディーノ マジか!? ありがたいですね。
      ササダンゴ 普通に階段降りてたし。
      ディーノ そうだ。ホントにね。
      ササダンゴ 逆にヘルニア治った的な感じですかね。まあ、どうせね、どうせわかりますよこれ。週刊プロレス(が大きく載せるの)もあの岡林さんがおぎゃーって言ってるところか、(ゴーレムスプラッシュで)飛んでるところなんで、俺はちっちゃい感じでね。ニューススクランブルでね。インディーのお仕事だからね、俺は。
      ディーノ 何がですか?(苦笑)
      ササダンゴ ここの。
      週刊プロレス・加藤朝太記者 妖怪の契約書はどれぐらい続いてくんですか?
      ササダンゴ え!?
      ディーノ それ知りたいですか?
      ササダンゴ 妖竹の?
      ディーノ それ知って、本当に記事にしてくれるんですか? したらしたですごいし、しなかったらしなかったで、何か意味わかんないし。え? 答えたほうがいいですか?
      加藤 いや、いいです……。
      ディーノ すごいな。

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