3日、長野・佐久創造館にて「信州チャーシュー皆の衆2016」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から(第18代王者の島谷常寛は下村大樹を相手に3度目の防衛戦)。島谷がゴングが鳴るなり、ドロップキック。下村もエルボーの打ち合いからエルボースマッシュ、バックエルボーでやり返す。下村のキャメルクラッチはなんとかロープに逃げた島谷はドロップキックで反撃に出る。しかし、その場跳びシューティングスターはかわされ、バックスライドも決まらないとダイビング・ボディーアタックもドロップキックで迎撃されてしまった。最後は下村がアサイDDTでフォール勝ち。
第3試合は彰人&ヤス・ウラノvs樋口和貞&渡瀬瑞基のタッグマッチ。樋口のパワー殺法に続きたかった長野出身の渡瀬だが、ウラノに場外から足を掬われてしまうと、さらにリング内でもウラノのインサイドワーク、さらに彰人のテクニックに捕まってしまう。渡瀬はランニングエルボーでこのピンチを打開。替わった樋口がウラノにショルダーアタック。さらに逆水平で追い詰める。串刺しラリアットからのオクラホマスタンピードはカウント2止まり。ウラノは樋口に低空ドロップキック。タッチを受けた彰人は樋口に俵返し。樋口もストマックバスターでやり返して渡瀬に託す。彰人にカーフブランディンを決めた渡瀬。ミサイルキックも放つが、これはウラノが身代わりに。樋口のぶちかましのアシストから延髄斬りからバックドロップを決めてみせたが、カウントを取る木曽レフェリーの足をウラノが引っ張って幻に終わった。最後は彰人の突き上げニーからハナマサを食らっては渡瀬に返す力は残ってなかった。
第5試合は男色ディーノ&石井慧介vs高尾蒼馬&岩崎孝樹のタッグマッチ。試合前にディーノがマイクを取ると佐久市は大鷲透がゲイレスラーなので、すでにゲイタウンとし、大鷲の実家の相撲料理ちゃんこ大鷲をディーノ組が勝てば「相撲料理ち●こ大鷲」にすると宣言。これに岩崎が「ちゃんこ大鷲をち●こ大鷲にさせない。俺たちがちゃんこ大鷲を守る」と反発して試合スタート。岩崎がディーノの男色スクリュー、石井のドロップキック、さらにディーノの男色殺法で捕まってしまう。ファンタスティックメモリーズの連係に攻め込まれる岩崎。コックボトムからのナイトメアで大ピンチに陥ったが、ブレーンバスター狙いを踏ん張って逆に投げ返してようやくピンチを脱出。替わった高尾がディーノにその場跳びのスイングDDT。スライディングキックからのカバーはカウント2。ディーノもトラースキックをかわして男色クロー、さらに男色スープレックスで逆転。高尾もドロップキックでやり返したが替わった岩崎がエプロンのディーノのリップロックに遭ってしまう。ディーノがコーナーで尻出し。高尾がエルボーを石井に狙うが、かわされてディーノのケツへ。石井も野球チョップを高尾に狙ったが、かわされてディーノのケツへ。石井は高尾を地獄門へ吸い込ませてダウンさせる。孤立した岩崎が奮闘するもバックドロップは着地されてしまうとケツタイガーの体勢に持ち込まれ、フォール負け。試合後、ディーノはちゃんこ大鷲がち●こ大鷲になったことを誇らしげにアナウンスして休憩へ。
セミファイナルはKO-Dタッグ選手権試合。第57代王者組の佐々木大輔&遠藤哲哉はKUDO&坂口征夫を相手に初防衛戦。遠藤とKUDOの先発で試合スタート。左足を攻められた坂口だが、スワンダイブ狙いの遠藤を場外に落とすと、KUDOも佐々木を捕まえて激しい場外戦。坂口が遠藤、KUDOが佐々木にエプロンPKを決めてみせる。リングに戻った遠藤に坂口は鋭いミドルキック。坂口のブレーンバスターからKUDOがトップロープ越えのダブルニーで続く。ローンバトルを強いられた遠藤だったが、KUDOの串刺し攻撃を止めてコーナー2段目からミサイルキックで逆転。佐々木がダイビング・ラリアットで飛び込む。KUDOのローキックをかわして丸め込み、さらにクロスフェースを仕掛ける佐々木。これは坂口がカット。ベトドラ狙いはKUDOが踏ん張ってキチンシンク。タッチを受けた坂口がジャンピングミドル。10分経過、鋭いミドル連打からのカバーはカウント2。向かってきた坂口に佐々木はドロップキック。替わった遠藤がその場跳びシューティングを浴びせ、さらに垂直落下式ブレーンバスター。トーチャーラックは坂口がかわしてスリーパー。遠藤はスタナーで解除。坂口も払い腰 → PKを決めるもカウント2。ジャンピングミドルとハイキックが交錯してダブルダウン。戦況は佐々木vsKUDOに。地獄の断頭台を狙ったKUDOを遠藤が飛びつき雪崩式フランケンで落とし、さらに坂口にジャンピングハイ。場外に送り出すと遠藤がブエノデアギラ。イスに2人を座らせて佐々木が鉄柱からスーパーダイブのエルボーを投下。KUDOをリングに戻してダイビング・エルボーを投下。クロスフェースで勝負に出るも坂口がカット。遠藤のスワンダイブエルボーは佐々木に誤爆。KUDOのバックスピンキックから坂口とのサンドイッチPK、さらにKUDOがダイビング・ダブルニードロップを投下したが、これは遠藤が木曽レフェリーのカウントを阻止。その遠藤を坂口が神の右膝で排除する。大ピンチの佐々木だったがバズソーキックをかわすとトラースキックから佐々木式ウラカンラナで大逆転勝利を収めた。DAMNATIONには勝利者賞としてお酒が贈呈された。
試合後、佐々木がマイクを取って「俺たちDAMNATIONから発表があります」と言うと「もう二度と防衛戦をやらない。二度とやりたくない。俺たちが永久にチャンピオンだ!」と続ける。するとメインで控えていた竹下&アントンが現れる。アントン「カリスマよ、永遠に防衛戦をしないってことかい? 永遠なんてことはないんだよ。お天道様だっていつかは死んでしまう。次にハッピーモーテルが挑戦した時のような、オマエらのようにな!」佐々木「テメエら何しに来た?」アントン「オマエらのベルトに挑戦表明しに来たんだよ」佐々木「(リングには竹下のみ)タッグベルトだぞ。2対1じゃねえか」アントン「いやいや。こうしてしゃべっているのは誰だ?」佐々木「オマエなんか頭数に入らないだろ」アントン「バカヤロー! 今は生え変わる時期だから頭数はちょっとないけど…そういう話じゃなかった? バカだな、オマエら! 最初から頭数に入ってないよ。そんな腹づもりは毛頭ないだと…毛頭だと!? そういうことじゃないんだ! 毛頭ないだと!? つねに負けそうな俺が挑戦するわけないでしょうが! ハッピーモーテルで挑戦するのは竹下幸之介と最近、とても仲良くさせていただいてます。マイク・ベイリー選手です。GMどうなんだ?」亜門「元KO-D無差別級チャンピオンの竹下幸之介、そしてDNA-GP2016優勝者のマイク・ベイリー、実力的にも実績的にも挑戦者として申し分ないと思いますが」佐々木「俺たちは防衛戦をやらない」すると亜門GMは「わかりました!」と言って12・4大阪でのKO-Dタッグ選手権試合、佐々木&遠藤vs竹下&ベイリーの一戦をアナウンス。竹下は遠藤に対して「ベイリーはDAMNATIONにリベンジするために日本にもう一回戻ってくる。でもなあ、リベンジするのはこの俺やぞ。遠藤、DAMNATIONにいったことを後悔させてやるからな!」と告げて引き揚げた。残された佐々木は「俺たちDAMNATIONはいつ・何時・誰の挑戦でも受けない。しかし! これは会社の決定だ…。従う…。いいか! 竹下&ベイリー、アイツらが来ても俺らの時代は永遠だ。俺たちDAMNATIONは群れない・媚びない・結婚しない! このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ! 覚えておけ!」と締めた。
【試合後のコメント】
坂口 相変わらず汚ねえマネばっかしやがってよぉ。でも兄貴が帰ってきてくれたから安心している部分もあるけど、次だ…。
KUDO 今日の負けは認めます。でも久しぶりにタイトル戦線に戻ってきて、まだいけるって確信したし、まだ復帰して3ヵ月。デビュー3ヵ月ぐらいに思っているから。ここから6人でもいいし、タッグでもいいし、シングルでもいい。俺も坂口も高梨も狙っていくから。今日は酒飲んで忘れましょう。いきましょう。
佐々木 坂口、KUDO、大した事ねえな。病み上がりだろ? ケガして休んで居酒屋やって社長になって、そんなんで俺たちに勝てると思っているのか? 俺たちは今、地球を制圧しようとしてんだ。オマエらとは規模が違うんだ。
週刊プロレス誌・加藤朝太記者 防衛戦が決まりました。
佐々木 会社が決めたことだ。やるに決まってんだろ。したくないよ、俺たちだって。でも会社の決定は絶対だ。次は誰だ?
加藤記者 竹下&ベイリーです。
佐々木 誰だ、ベイリーって。
加藤記者 マイク・ベイリー…。DNA-GPを優勝したマイク・ベイリー。
佐々木 DNA…ヤングボーイか?
小谷地(サムライTVスタッフ)両国で当たったヤングボーイです。
佐々木 サムライTVの小谷地、オマエは黙ってろ。竹下も何回も俺たちが葬ってんだろ。俺たちの敵じゃない。
加藤記者(竹下は)遠藤選手にリベンジを。
遠藤 リベンジとか、そんなの言う前に全部出し切ればいいのにっていつも思うんですよ。あとあとになって次は覚えていろ。今出せばいいじゃん。そんなリベンジなんか言ってるヤツが勝てるわけじゃないでしょ。どう思います、加藤さん。
加藤記者 やる意味はないということですか?
遠藤 やるよ!
佐々木 会社の決定だろ!
遠藤 やるって言ってんだろ。やって勝つんだよ!
メインイベントはHARASHIMA&高山善廣&大鷲透vs竹下幸之介&越中詩郎&アントーニオ本多の6人タッグマッチ。先発の大鷲と竹下が激しいチョップ合戦。ショルダーアタックの打ち合いは大鷲が制した。続いてアントンがHARASHIMAに躓いてしまうとギブアップする前に「昨日徹夜で練習してきたバレエ」を披露すると言い出し「白鳥の湖」を踊り出す。アントンは不意打ちのサミングから越中が出てきてヒップトス、ヒップアタックを決めて高山を挑発。竹下がダブルのショルダーアタックで続く。HARASHIMAもアントンの串刺し攻撃をかわして、コーナーで突き刺しの踏みつけ。しかし、替わった大鷲が捕まってしまう。越中が河津落としからコーナーの高山に攻撃して挑発。竹下がジャンピングニーで続く。10分経過、越中が大鷲にヒップアタック。さらに場外に落ちた大鷲にエプロンからヒップアタックを投下。客席へと雪崩れ込むとイスにぶつけていく。リングに戻った大鷲は越中のブレーンバスター狙いを逆に投げ返して高山とタッチ。高山は越中にダブルアーム・スープレックス。越中もヒップアタックでやり返してHARASHIMAvs竹下の局面。HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスター。竹下がクラッチを切らないとブレーンバスターで投げた。HARASHIMAがミドルキックで反撃して替わった大鷲と連係。スワンダイブ式ボディープレスを狙うが竹下がドロップキックで迎撃する。大鷲とのチョップ合戦から竹下がラリアット。替わったアントンが昨日の試合にインスパイアされた低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。さらにシャイニング・ごんぎつねを予告したが、これは大鷲に阻止された。するとHARASHIMA、高山と「ババババババッ!」と串刺し攻撃。大鷲も続かんとしたがかわされてしまって竹下が串刺しビッグブーツからブルーサンダー。アントンがニードロップを投下する。合体バイオニックエルボーから竹下が大鷲のバックを取るも、越中のミサイルヒップはかわされて誤爆。HARASHIMAのハイキックから大鷲がノド輪。さらにダイビング・ボディープレスを投下して勝利した。
試合後、勝者チームにはリンゴ、チョコバー、さらに相撲料理大鷲のおかみ・徳子さんから白鵬と日馬富士の手形の入った額が大鷲ではなくHARASHIMAと高山に手渡された。大鷲「今日はたくさんのご来場ありがとうございました。勝利者賞の贈呈…いろいろ引っかかるところはありますが、ウチから出した商品ということで、これ普通にウチに戻るんじゃないですか? DDT佐久大会面白かったですか? DDTプロレスは今年6月に長野県に初上陸しました。そして今日長野県2回目、それが私の地元・佐久市なんです。これからも長野県のプロレス熱をもっともっと熱くするために頑張っていきます。私今まで営業部長というありがたい役職をいただきましたが、今日で最後ということで誰かが引き継いで熱をつなげてくれると思うので、その時も皆さん見に来てください。今日のパートナー2人、本当にありがとうございます。僕と高山選手には人には言えない秘密の関係があります。実は高山さんと僕、幼稚園の先輩と後輩なんです。いつもの呼び方で呼んでいいですか? 善廣お兄ちゃん、ありがとう!」高山「DDTで透ちゃんと再会して、同じ幼稚園ということが発覚して。お互い錦糸町で佐久は関係ないけど、久々に佐久に呼んでもらったので、営業頑張って、これからもどんどん佐久で興行やりましょう!」最後はHARASHIMAにマイクが託される。「ムチャぶりされても、いつものやつやってやるさー!(観客『なんで~?』)またDDT佐久で試合やるさー!(観客『なんで~?』)そしてその時もまた勝ってやるさー!(観客『なんで~?』)なんでかって? それは…」大鷲「鍛えているからだー!」
【試合後のコメント】
大鷲 ありがとうございました。HARASHIMAさんとは切っても切れない仲。ここ一番の時に頼りになるのはHARASHIMAさん。これからも…。
HARASHIMA よろしくお願いします!
大鷲 そして物心つかない時から(高山とは)知り合いだったかもしれない。DDTで出会ったのは運命。先輩・後輩で「お兄ちゃん」「弟」と呼び合う仲になったので、これからも面白いことをやっていきたい。佐久はどうでしたか?
HARASHIMA 会場の雰囲気も温かくて、お客さんもいっぱい入って、楽しく試合できました。
高山 佐久で試合するのは最高だよ。
大鷲 そして疲れた体を癒すために、ここから車で5分ぐらいいったところに相撲料理大鷲があって栄養満点の鍋があるので。テレビ見てる人、いかなくていいです。通販があるのでFAXしてください。ウチはFAXでしか受け付けないので。
高山 すげえうまい!
HARASHIMA すごくおいしいよ!
アントン 越中さん、今日はありがとうございました。
越中 ありがとうございました。今日は残念だったけど、次いくからな。いくぞ!(退席)
アントン ……越中さんがせっかく参戦してくださったのに、ワタクシがちょっと…。昨日学んだ武藤敬司選手の武藤殺法。昨日の今日なんで機が熟しきれず、相手にダメージを与えることができませんでした。
竹下 そうですね。越中さんとは以前、天龍プロジェクトで闘わせていただいて、今日組ませていただいて。監督が今日、ドロップダウン…け躓いてしまいましたよね。あの時、コーナーで控えていた越中さんが驚いていました。唖然としていました。
アントン ほとんどの選手が跳び越えられるからね。身体能力的に。
竹下 そのへんが誤算だったと思うので、このメンバーでまた組む機会があれば、どんな相手がきても勝てるようにしましょう。僕たちのことをわかってもらえたと思うので。
アントン 越中さんとの距離が縮まったことで、より力強いものが3人で出せるかもしれない。
竹下 あとビートルズの話もして。
アントン 越中さん、ビートルズ好きということで、なかなかその話を恥ずかしくて触れられないんですけど。
竹下 でもそこで仲を深めましょう。
アントン ジョンとポールで。ジョンとヨーコだと性的な関係が出てきちゃうので。竹ちゃん、次のタッグ選手権。
竹下 いきなり何を言い始めるかと思ったら。
アントン 俺は裏で手ぐすね引いてるからさ。ハッピーモーテルにベルトを持ってくるには、竹ちゃんとベイリーを組ませて。俺はセコンドでちょっかいを出して、ヒロシは歌を唄って。そういう感じで取れればいいんじゃないかな。取れると思いますよ、実力的には。
竹下 ベイリーはDNA-GPで実力は見せつけてますからね。あの勢いのある中津に勝って、樋口にも勝って優勝してますから。すごい心強いですし、僕と真逆でトリッキーなんで。僕の足りてない部分をベイリーに補ってもらって。パワーとスピードは僕に任せてもらってね。一発で、大阪オクトパス、僕の地元なんで一発でタッグのベルトを巻きたいと思います。
――地元で遠藤選手にシングルで負けているので、そのリベンジにもなる。
竹下 そうなんですよ。あれは苦い思い出です。でもあれから僕、合戸孝二さんに教わって体がメチャメチャ、でかなっているんで。細なっているでしょ、遠藤選手。ボコボコにしてやりますよ。
http://ddtpro.jp** )では全試合の詳報と、大量の写真をアップ! ぜひご覧ください!



