25日、茨城県坂東市で開催されたばんどうホコテン内のイベント「東京直結鉄道建設・誘致促進大会茨城ブロック大会」にてDDTが記念特別試合をおこなった(試合結果)。秋晴れのもと、歩行者天国の一角に設けられたマットに鶴見亜門GMと井上マイクリングアナが登場して前説へ。“超ビッグなゲスト”として東京直結鉄道8号線建設・誘致促進イメージキャラクターのOTTO(オット)くんが紹介され、一緒にオープニングコール。
第1試合は大石真翔&佐々木大輔&伊橋剛太vs石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬の6人タッグマッチ。大石が高尾を捕まえ、替わった伊橋もキャメルクラッチで捕獲。伊橋のサミングにコーナーの石井が「デブ!」と伊橋へ怒りを露わにしたが、その横にいた入江が「デブ!」という言葉に傷つくという展開に。高尾は大石に延髄斬りからランニング・フォアアームで逆転。スイッチした石井が大石に猛攻。救出せんとした佐々木ともども、入江の背中からトペ・コンヒーロでぶつかっていく。苦しい大石は石井をホイップし、伊橋がエルボーでアシスト。このまま伊橋に替わるとその場跳びムーンサルトを投下。これは入江がカット。石井はジャンピング・ニーから高角度DDTでやり返すと、入江が出てきてテディベア。これを佐々木が顔面ドロップキックでカット。大石が入江を羽交い絞めにして佐々木がトラースキックを繰り出す。しかし交わされて大石に誤爆。今度は伊橋が入江を羽交い絞めにして佐々木のトラースキックを呼び込んだが、またしても回避されて誤爆。石井が佐々木を羽交い絞めにすると高尾のトラースキックがズバリと決まった。ダウンした大石、伊橋、佐々木目掛けてドリフのフラップジャック式ボディープレスがさく裂。3人まとめてペシャンコにしたあと、入江が伊橋にダメ押しのビーストボンバーを振るって勝利した。
第2試合はHARASHIMA&ヤス・ウラノvs高木三四郎&平田一喜vsアントーニオ本多&遠藤哲哉vs中澤マイケル&松永智充の4WAYタッグマッチ。まずは高木がOTTOくんの着ぐるみの頭部だけを着用して登場。頭部はすぐさま関係者に返却されたが、後入場のマイケルもOTTOくんの着ぐるみの頭部を着用して現われてもろ被り。
「絶対外にはいくなよ!」という松井レフェリーの大号令のもと、序盤こそマット上で闘いを繰り広げていた4チームだが、数珠つなぎのブレーンバスターから混戦へ。ここで我慢できなくなった高木が「外行くぞー!」と規制線をまたいでしまう。
数珠つなぎ首4の字ではマイケルが最後に決められていた平田の脚を自らの首に巻きつける。余った高木がマイケルを逆片エビでひっくり返し、首4の字の先頭にいたHARASHIMAがお客さんにタッチしてエスケープ。
再び路上戦に移るとHARASHIMAが平田にロメロスペシャルを決めたり、滅多に見れない高木の卍固めがマイケルに決まったりする。
高木は商店街の商売繁盛を願い、各店舗・ブースで「不況を跳ね返す」と言う意味でマイケルをカバーしてはカウント2でクリアさせ続けていた。
ヤスは平田をアルゼンチン・バックブリーカーで担いで猛ダッシュ。アントンは野菜の販売所でカブとカボチャを購入する。ヤスがマイケルを羽交い絞めに。ばんどうホコテン内の他のイベントで来場していた自衛官の方に高木がチョップを要請。マイケルの胸板に見事に決まったばかりか、しっかりフォールも奪いにいった(カウント2)。
カボチャはその後、取り合いに。HARASHIMAが遠藤のお腹に落下させて苦しめた。カブはアントンがきっちりキープ。ヤスをそれでぶん殴り、茎の部分をマイケルの口に突っ込んだりしていたが、松永にカブを奪われて逆に叩かれてしまった。
遠藤がカボチャを手に高台からのムーンサルト・アタックを見舞い、なかなか割れなかったカボチャが真っ二つになる中、高木はひとり、築城に励んでいた。不思議そうにその光景を見つめるちびっ子に「おじさんは城を作っているんだ」と説明。松永の攻撃を阻止してなんとか完成させた高木。再び向かってきた松永を城へとぶん投げて落城。テーブルの上に松永を寝かせた高木はラダーに登ってダイビング・ボディープレスを発射。これでテーブルクラッシュ!
このカバーをカットに入ったアントンがラダーを自分の首に差し込んで大回転。攻撃せんとした高木、ヤス、HARASHIMAだけでなく、味方の遠藤をも倒してしまった。マイケルは低空ドロップキックでアントンの動きを止めると、たくさんのちびっ子が見つめる中でアンダータイツを右手に装着。アルティメット・ベノムアームをアントンが堪えるも近づいた高木、アントンを救出せんとした遠藤、「ちびっ子が見ているでしょうが!」と注意しようとした平田に次々と被弾してしまう事態に。アントンはマイケルの顔面にアンダータイツを接触させるとバイオニックエルボー。そのアントンへヤスが延髄斬り。
イスをセットするHARASHIMAにマイケルがローブローで動きを止めてベノムメーカーポーズ。HARASHIMAはベノムメーカーをかわしてハイキック一閃。イスに着席したマイケルへ長く助走をつけた蒼魔刀をブチ込み、熱戦を制した。
試合後、HARASHIMAがマイク。「今日は坂東市の鉄道誘致イベントに呼んでいただき、ありがとうございます! 僕たちがDDTプロレスでーす! 社長、せっかくなんで一言お願いします」高木「みなさん、こんにちは! 真昼間からどうもありがとうございます! 今回、坂東市の鉄道誘致イベントに呼んでいただいたわけですけど、30年間このイベントをやっているということで、なんとしてでも東京に直結する、東京にいく鉄道を誘致してほしい! それがこの市のみんなの思いです! 何が何でもいいから鉄道を誘致してほしい。そうすれば街がもっともっと発展するし、みんなの生活も安定するわけです!」すると「この鉄道誘致を祈願しまして、東京に直結する鉄道、つまり東京へ行く鉄道ということで」(高木)、あの曲が流れて平田がダンス! ちびっ子との集合写真のあとは選手とファンがサイン会、写真撮影などで交流を深め、イベント試合は大盛況で終了した。
【高木大社長の総括】
高木 プロレスが人を元気づける、勇気づけるものということで、今回こういったイベントに呼んでいただいたわけですけど、商店街のみなさんに楽しそうに見ていただいて、お役に立っているという実感があったし、やってよかったなと思います。30年間、坂東市で鉄道誘致の運動をされていて、なかなか誘致されないという事情があるんですけれども、こういう一つ一つの動きの中で我々プロレスが起用されたというのは大きかったと思います。
――DDTが認知されて、こういったイベントに呼ばれたと思います。
高木 何気にこういう形のイベントに起用されたのは初めてだと思います。こういう中で、プロレスというジャンルがもっと認知されればいいかなと思います。



