23日、神奈川・ラジアントホールにてDDT「横浜たそがれ2013~秋~」がおこなわれた。大会前の前説では鶴見亜門GMからDDTが全面協力する10・12新宿FACEでのGERU-C閣下プレゼンツ「友情×努力×勝利=∞」の開催がアナウンスされた。これはプロレス、アイドル、ダンスのコラボイベントで「DDTの主力選手も投入して全5試合組まれる」(亜門GM)とのこと。リングには演出のGERU-CさんとHIP HOP戦隊Bボイジャーの赤ボイジャーがリングに呼び込まれる。GERU-Cさんは「普通の試合もさることながら舞台に絡めた試合も用意してますのでお楽しみください」とコメント。赤ボイジャーは「体で表現させていただきます」とブレイクダンスを披露した。続いてDDT48総選挙を途中辞退することになった火野裕士が登場し「みなさん、すいません。本当にすいません。ファンをやめないで。好きです。復帰した時には宇宙一の匍匐前進を見せます」と亜門GMへの耳打ちで挨拶。10・6後楽園での自主興行の告知ばかりか「DDT横浜大会、スタートであります!」の掛け声も亜門GMへの耳打ちだった。
第1試合は彰人vs平田一喜のシングルマッチ。彰人のショルダーアタックにめげずに平田がドロップキックを決めてモンゴリアンチョップで攻めたてるも直後の頭突きでダウン。追い込まれた平田だがコルバタを決めて逆転。ブレーンバスターで投げるとハーフダウンにしての後頭部へのトラースキックを決める。5分経過、彰人が俵返しの体勢からドクターボムで叩きつけて逆転。変形のコブラツイストからフェースロックでギブアップを迫る。ロープに逃げた平田はエースクラッシャーで逆転。しかしスライディングキックをかわされるや急所蹴りから変形俵返しでフォール負け。
第2試合は大鷲透&MIKAMIvsDJニラ&中澤マイケルのタッグマッチ。ニラは「なんだ、この戦力差は! これは戦力差を考えながら試合をしないといけない」とマイケルとともに向かっていったがマイケルは大鷲のノド輪落としで叩きつけられ、ニラはMIKAMIのスク~ルボ~イで丸め込まれて同時フォールで瞬殺。どうにか戦力差を埋めなければいけないと考えるニラにマイケルは「その心配いりませんよ、ザーボンさん。このワタクシが完全体になれば…」とアンダータイツ一丁になろうとするも、ニラは「そういうことじゃないから」とやめさせる。ニラ「いったんアイデアをしまっていただいて、その上で我々はどう立ち向かっていけばいいかじゃねえのか?」マイケル「その心配はない。俺はアイツらにない物を持っているじゃないか!」ニラ「なんだよ」マイケル「友情だよ! 友情! 友情があればどんな強大な敵にも立ち向かえる!」こうして2人は再試合をスタートさせたが、マイケルはいきなり大鷲のビッグブーツやブレーンバスターで攻め込まれてしまう。なんとかカウント2で返したマイケル。自コーナー傍で大鷲にフェースロックを決められたマイケルは「助けてくれ! 友情パワーだ!」と訴えたが、ニラは微動だにしない。その後もマイケルは攻められ続け、ニラがマイケルのタッチを無視する展開が続く。マイケルは大鷲をブレーンバスターで投げて、ようやくタッチが成立。「今回だけだぞ!」とニラが向かっていくも待っていたのは大鷲のビッグブーツ。集中砲火を浴びたニラにマイケルがカットに入ると自陣コーナーに引っ張って自らタッチ。「止めんじゃねえよ!」(ニラ)「友達だろ!」(マイケル)「友達なんかじゃねえよ!」(ニラ)「そうやって人を拒絶して一人で何ができんだよ!」(マイケル)「一人でやってやるよ!」(ニラ)ここでマイケルは「バカヤロー!」とニラにアルティメット・ベノムアーム。「2人でも勝てないなら、みんなで力を合わせれば誰でも勝てるんだよ!」(マイケル)「みんなってどうすんだよ!」(ニラ)するとマイケルは「口笛吹いて~♪ 空き地へ行った~♪」と『みんななかよし』を歌いだす。すると亜門GM、新藤リングアナも歌に加わり、セコンド陣、MIKAMIも含めてバックステージへ移動。各自がアンダータイツを手にリングに戻ってくるとマイケルの右腕に重ねていく。大量のアンダータイツを右腕に装着したマイケルは「みんな、ありがとう! みんなの元気玉でコイツを倒す! いくぞ、フリーザー!」と大鷲にアルティメット・ベノムアームで向かっていったが、逆にその腕を顔面に付けられてしまうと直後のノド輪落としで試合終了。
第3試合はマサ高梨vs松永智充のシングルマッチ。松永は高梨を場外に投げると、リングに戻ろうとする高梨を何度もリング下に投げる。リングに戻った高梨に松永はキーロックで絞り、さらに松ちゃんカッターから「もう一丁!」の黒田哲広ムーブで攻めたてる。高梨はショルダーネックブリーカーで逆転。松永をエプロンに出すとコーナーポストにぶつけ、セカンドロープに引っ掛けてのDDTへ。高梨のSTFを腕を取って逃れた松永はハンマーロックで捕獲する。さらに雪崩式アームホイップで高梨を投げるとチキンウイング・アームロックへ。ロープに逃げた高梨はトラースキックからタカタニック狙い。これをかわした松永が腕を極めにかかるが、高梨が丸め込みで凌いで勝利した。
第4試合は矢郷良明&坂口征夫&高木三四郎vs火野裕士&佐々木大輔&星誕期の6人タッグマッチ。高木は坂口、矢郷とともに久しぶりにnWJのTシャツをファンにアピール。マイクを手にした高木は「俺たちは猛烈に怒っている! またしてもチンされたんだよ! 矢郷さんが富山に帰る新幹線のチケットがないんだよ! このまま矢郷さんを横浜に残してしまうと横浜が解散してしまう! 横浜が解散してもいいのか? オマエらがやったんだろ!」と迫ったが、モンスターアーミーは「違う!」と否定。すると高木は「こうなったら力づくで!」と言って旧nWJ軍が襲い掛かって試合スタート。高木、坂口、火野、誕期、佐々木はさっそく館内の外へ移動して路上で闘いを繰り広げる。この間、リング内に残ってしまった矢郷が「この間をどうやってつなごうか…。俺も行けばよかったよ。何か質問があれば」とファンに質問コーナーをアピールしたところで、誕期が「何一人舞台やってんだよ!」とリングインしチョップを見舞う。その後、リング内では「何も取ってない」という佐々木を旧nWJ軍がいたぶる展開が続く。佐々木が矢郷にドロップキックを見舞うと、火野とタッチ。火野が矢郷にショルダーアタック。さらにカンチョー攻撃を放つと敬礼式セントーンへ。さらに矢郷との匍匐前進競走へ。あっさり矢郷に勝たれてしまった火野は意気消沈。高木は誕期にラリアットを決めると坂口がニーアタックへ。誕期がこれをキャッチして回避すると佐々木とタッチ。坂口は佐々木にドロップキック。佐々木はスリーパーを回避してトップロープに引っ掛けて低空ドロップキックを放つ。カウント2で返されるとクロス・フェースロックへ。これは高木と矢郷がカット。モ軍の集中砲火をなんとか凌いだ坂口が誕期のイマチ投下をかわして自爆させると、今度は旧nWJ軍のトレイン攻撃へ。矢郷が佐々木にミサイルキック。坂口のスワンダイブ・ナックルが決まるも矢郷の殺人コブラツイストはかわされて高木に誤爆。それでも坂口が佐々木に変形コブラクラッチを決めて勝利した。
高木「こんなヤツをはやく富山に返したいから新幹線のチケットをよこせ!」佐々木「だから俺たちは取ってないよ!」亜門「高木さん、新幹線のチケットってなんですか?」高木「コイツらが富山に帰る矢郷さんの新幹線のチケットを取ったから…」亜門「え!? まだ渡してないですよ。大会終わってから渡そうと思っていたんですけど…」高木「じぇじぇじぇ! オマエらゴメンよ。日頃、疑われるようなことをしているからこうなるんだぞ! じゃあ、じぇじぇじぇつながりで矢郷さん、最後に締めてください」するとリングに矢郷のみを残して5人はさっさと退場。リングに一人になった矢郷は「久しぶりに来たのにこんな試合ですいませんでした。締めろと言われても次の試合の後が休憩らしいです。ご挨拶ということで…富山から来ました! ロシアで中古車売ってました! 密輸のアキちゃんこと矢郷良明です!」と言って締めた。
第5試合は飯伏幸太&伊橋剛太vs高尾蒼馬&福田洋のタッグマッチ。試合前に福田がマイクを取り「僕を見るためにDDT横浜大会にお越しいただいてセンキュー・ソーマッチ。飯伏幸太、風の噂によるとこの僕に興味があるという。なぜなら、この芸能界でもっともブレイクしたプロレスラーだからだ。その点、君はどうだい? 活躍したといっても、このプロレス界という小さな村社会の出来事でしかない。ユーに芸能界の厳しさをビシッと教えてやる」とアピール。福田の要求に飯伏が先発を買って出て試合スタート。しかし福田は飯伏のミドルキックを食らうと慌てて高尾とタッチをかわす。飯伏から替わった伊橋がローンバトル。苦戦の伊橋はレッグラリアットでようやくピンチを脱出。替わった飯伏は2人まとめてドロップキックを決める。高尾も飯伏にランニングエルボーを見舞うと、背中へのフットスタンプからその場跳びのスイングDDTへ。飯伏は高尾にソバットからその場跳びムーンサルトを放つも、高尾も剣山でこれを返してみせる。戦況は伊橋vs福田に。伊橋はコーナー2段目からのミサイルキックを福田に決めると、替わった飯伏とともに連係攻撃。飯伏が伊橋の補助でムーンサルト・プレスを福田に決めるとすぐさま伊橋が飯伏の上にボディープレス。これは高尾は伊橋へのフットスタンプでカット。2人は高尾と福田をキャンバスに寝かせてコーナーに登った伊橋が飯伏を肩車せんとしたが、これは高尾がヘッドシザースで飯伏を落とし、コーナーに残された伊橋もドロップキックでダウンしてしまう。キャンバスでダウンした飯伏だが福田のパーフェクト・プレックスをすぐさまクリアするとタンバリンを持ち出さんとする福田をシットダウン式ラストライドで落として試合を終わらせた。
休憩前、リング上にテーブルが設置されてメインイベントでのDDT EXTREME級選手権試合の調印式が行なわれた。ルールに関して王者の男色ディーノは「完膚なきまでに、この2人にアタシがチャンピオンであることをわからせるために3つ用意してきたわ。3ラウンドで勝負する。1本目はケニーちゃんあたりが得意なオンリー・オーバー・ザ・トップロープ・ルールね。2本目はサイレントマッチ。音を出した人が負けね。そして3本目は私が得意なフィールドであるkiss my cockルール。プロレスリングは肩をつけて3秒間だけど、こちらはコックに3秒間キスしなければいけないルールよ」と提案。これに挑戦者のアントーニオ本多、ケニー・オメガが了承し、調印書に3人がサインを済ませた。なお、ラウンドごとにポイントを稼ぎ、最終的にポイントの高い選手が勝利となる。



